2018年9月4日 

パナソニックコードレススティック掃除機「パワーコードレス(MC-SBU820J)」レビュー。国内メーカーの侍魂を感じる

パワーコードレス

今まで数々のコードレススティック掃除機を試してきましたが、個人的にNo.1におすすめのメーカーと言えるのが、パナソニックです。

特にノズルをクルッと回すだけですき間もスイスイ掃除できる「IT(イット)」は、吸引力こそ劣りますが、最高に使い勝手抜群です。

コードレス掃除機を色々比較してきた中でダイソンよりも何よりもパナソニックがNo.1におすすめである理由

軽さや使い勝手の点では最強なのですが、吸引力に関してはやや不満を持っていました。

しかし、そんな不満の声が届いたのか?!

パナソニック史上最強とも言えるコードレススティック掃除機「パワーコードレス(MC-SBU820J)」が誕生したのです。

最強なんて聞くと、どんな点が最強か気になるじゃないですか!

実際に購入して使ってみた感想と、使ってみて「ん?」と思えた点も合わせてご紹介したいと思います。

「パワーコードレス(MC-SBU820J)」の付属品はこちら

コードレス付属品

「パワーコードレス」の本体と共に入っている付属品はこちらです。

  • ペタすき間ノズル
  • すき間用ノズル
  • ふとん用ノズル
  • 床用ノズル
  • ロングホース
  • 延長管
  • 充電台(ホルダー、パイプ、ベース)
  • 充電アダプター
  • 取扱説明書

ノズルに関しては、必要最低限のものはそろっています。

「パワーコードレス」はシルバーの「MC-SBU820J」と「MC-SBU620J」の2種類ありますが、「MC-SBU820J」は、本体がシルバー色で、充電台とロングホースが多くついています。

今までコードレススティック掃除機を使ってきて、充電台があるのとないのとでは、収納力と使い勝手が格段に違いましたので、「MC-SBU820J」を選択。

それでは充電台から組み立てていくことにしましょう。

充電台は驚くほど簡単に組立てることができる!

充電台

「パワーコードレス」の充電台ですが、壁に打ち付ける必要はなく、組み立ては驚くほど簡単です。

充電ベースとパイプもネジ止めすることなく、手で差し込むだけ!

 

ネジ止め

充電ホルダーをネジ止めしたら、アダプターのコードをパイプに通して、プラグカバーをパチンとはめるだけで完成です。

 

充電台

10分もかからないうちに、簡単に組立てることができました。付属品のパイプやホースを全部収納できてスッキリ!

以前、ダイソンV10のために、市販の充電台を組み立てたことがあるのですが、重たいし、ネジ止めが大変だし、汗だくになって作ったのとは大違いです。

ダイソンコードレス掃除機におすすめのスタンドを1人で組み立ててみた。V10とV8別の組み立て方を解説

 

ゴム

ハンドル底部にはゴムグリップがついています。スタンド式充電台を使わずに、掃除途中でも壁に立てかけることも可能です。

実際に部屋の中を掃除してみたら、音も静かでスイスイ走る

パワーコードレス取り外し

実際に何日かに渡って、部屋中を掃除してみることに。充電台から取り出すときも、ササッと片手で持ち上げることができます。

 

パワーコードレス

「ダイソン」のように、本体のレバーをずっと押している必要はなく、手元のスイッチを押すだけでスイスイ走っていきます。

 

パワーコードレス

あぁ、とてもなめらかな動き。これはスゴい掃除しやすい!

自走式ではありませんので、自らヘッドが動いてくれませんが、ノズルの動きがとてもスムーズで、掃除をしたい場所に向けて縦横無尽にスイスイ動いてくれます。

パナソニックの「パワーコードレス」は、運転時間が最強に長いのがポイント!

大容量バッテリーにより、「強」運転で最長約6分、ノズルブラシ回転オン時で最長約50分、オフ時で最長約65分も運転するという、超ロングな運転が可能なのです。

 

パナソニックのパワーコードレス

運転時間も最強なのですが、吸引力も非常に強いです。家電量販店で約7kgのおもりを吸い上げてみましたが、軽々と持ち上げてしまいました。

 

赤いランプ

クリーンセンサーでゴミを検知すると赤く点灯し、キレイになると青く点灯します。とてもわかりやすいですね。

 

パワーコードレス

進行方向とは別のところを掃除したいという意思が通じるかのように、ノズルがきちんと言うことを聞いてくれます。

 

パワーコードレスのノズル

壁ぎわって、なかなか細かいゴミが取れないじゃないですか?

でも、パナソニック独自の仕様で、壁にノズルをあてると前部がガバッと開き、ブラシが壁ギリギリまで届きますので、きちんと吸い取ってくれちゃいます。

 

床用ブラシ

フローリングの”拭き掃除”に適したブラシ(緑)と、じゅうたん・畳の”かき出し掃除”に適したブラシ(白)を合体させているため、様々な床のゴミに対応しています。

 

パワーコードレス

じゅうたんの上ってパワーを「強」に上げたくなりますが、上げるとノズルが張りついて掃除しにくくなりがちです。

しかし、緑の硬い素材のブラシが奥にあるゴミをかきだしてくれますので、パワーを上げることなくスイスイキレイに取れます。

 

パワーコードレス

畳の上も問題なくスムーズに動き、消しゴムのカスや髪の毛、お菓子のカスなど、細かいホコリやゴミもきちんと吸い取ってくれました。

 

パワーコードレス

ダイソンのときは「音が高くてうるさい!」と思っていましたが、標準モードの場合はダイソンに比べたらはるかに静かです。ただ、強モードは結構うるさいですが、許容範囲の音レベルと言えるでしょう。

ダイソンコードレス掃除機V10とV8の違いを徹底比較レビュー。最長60分間動く掃除機はどう進化を遂げたのか?

掃除する場所に合わせてノズルを使い分け&家具のすき間掃除も可能

パワーコードレス

「ふとん用ノズル」をつけてハンディクリーナーのようにし、ダニをたたき出すことができます。

 

パワーコードレス

「MC-SBU820J」についているロングホースをつなげば、車のイスやベッドの上をラクラク掃除することが可能です。

 

パワーコードレス

ソファーのすき間や階段や家具の下には「ペタすき間ノズル」、窓のサッシには「すき間用ノズル」でラクラク掃除が可能です。

 

掃除機と足

「親ノズル」を足で踏み込んでパイプを持ち上げると、「子ノズル」がお目見え。「IT」の時はクルリとノズルを回す必要がありましたが、ポン!と踏むだけですのでとても便利。

サンダル焼けしてある足で大変お見苦しいですが(汗)、冷蔵庫や家具のすき間などには、素足でも簡単にはずすことができました。

ゴミ捨てはワンタッチ!お手入れは水洗いが可能

ダストカップのゴミ捨て

「ダイソンV10」はグイッと引っ張る必要がありますし、「IT」はパカッと中を開けないとゴミを捨てることができませんでした。

しかし、「パワーコードレス」のダストボックスは、ボタン1つで簡単に開けることができるのはとても楽チンです。

 

普段のお手入れは、ダストボックスについているブラシで細かいゴミをササッと取り除けばOKです。

 

ダストボックス水洗い

ダストボックスは分解して、丸ごと水洗いをすることができます。

付属のブラシでは取り切れない細かいゴミも洗うことができ、清潔に保つことができます。

最強のパワーコードレスだけれど、使ってわかった5つの欠点

使い勝手もよくて、音も静かでスイスイ部屋中をパワフルに掃除してくれる「パワーコードレス」ですが、実際に使ってみてここがイマイチだと思える点は、以下の5点です。

欠点1.重心が上にきたので、持っていて重さを感じる

パワーコードレス

「セルロースファイバー樹脂」などの新素材により、本体質量2.5kgと軽量性を実現しましたが、重心が上の方にきたためか、使っているととても重たく感じます。

女性の手ではとてもじゃないですが、CMのように軽々と片手で持っていられません。

「IT」は質量2.2kgで先端からノズルまでストレートなデザインゆえ、比べるととても重たく感じます。

欠点2.ソファーやベッドの下は、かがむ必要がある

パワーコードレス

ソファーやベッドの下などは、床用ノズルをつけたままですと、どうしてもかがむ必要があり、ただでさえ掃除で大変なのに、腰やひざがツラくなってしまうことが・・。

 

掃除機ノズル

その点、シャークのコードレススティック掃除機は、ボタンを押すだけでパイプ部分がグニャリと曲がります。この便利さを知ってしまうと、かがむのがとてもストレスに。

シャーク コードレススティック掃除機「EVOFLEX(エヴォフレックス)」を体験。他と比較してわかったメリット・デメリット

欠点3.ゴミがふわっと周囲に舞い上がる

パワーコードレスのダストボックス周辺部

ゴミをワンタッチで捨てられるのはいいのですが、フワッと舞い上がります。ゴミをせっかく吸い取ったのに、これでは掃除をした意味がありません(泣)

ゴミタンクの開閉蓋の周りにも静電気でホコリがびっしりとつき、ブラシでササッと掃除をしても、なかなかキレイに取れません。

ゴミ圧縮機能があればいいのですが、他のコードレス掃除機と比べても、舞い上がり方はかなり多い気がしました。

欠点4.ダストカップを洗うと乾くまで使えない

ダストカップ

ダストカップが洗える点はとてもいいのですが、1度洗うと完全に乾くまで掃除機を使うことができません。

メインの1台として使っている場合は、かなりの致命傷です。

吸引力が変わらない利点はあるものの、こういうときに「紙パック式の方が便利だな」と思うことが多々あります。

欠点5.デザインがスタイリッシュではない

デザインに関しては好みが分れるところですが、最強のコードレスとうたっている割には、どことなく無難なデザインで、「スタイリッシュでかっこいい!」「部屋に置いて自慢したい!」とまでワクワクしません。

万人受けするデザインを追求したのかもしれませんが、デザインに関してはやはり「ダイソン」の方が洗練さを追求していると言えるでしょう。

新発売だからこそ、もう少し斬新なデザインに冒険してもよかったのでは?と、個人的には思います。(余計なお世話です)

「パワーコードレス」は侍魂がたくさん詰まったコードレス掃除機

充電台

実際に使ってみて、吸引力・スタミナ・使い勝手ともに、絶妙にバランスが取れた掃除機が出てきたなと思いました。

あえて欠点を多数上げてみましたが、完璧な掃除機なんてありませんし、どこかしら不満点はでてくるものです。購入するときは、あなた自身がどこを1番重視して買うかが大切です。

パナソニックの「パワーコードレス」がおすすめな人は、こんな人です。

  • フローリング・じゅうたん・畳とどこの部屋もパワフルに使いたい
  • 部屋の隅まで強力に吸い取りたい
  • できる限り長い時間掃除機を使いたい
  • 家具のすき間は簡単にワンタッチで掃除したい
  • 充電台は壁に穴を開けることなく、純正品を使いたい

「パワーコードレス」は、日本メーカーの「侍魂がいっぱい詰められたコードレススティック掃除機」と言えるでしょう。

ただ、パナソニックのコードレススティック掃除機で「IT」と「パワーコードレス」を比較して、どちらがおすすめかと言われたら、私自身は今のところ「IT」の方がおすすめです。

「IT」にさらに吸引力を追加し、親子ノズルとLEDライトを採用してくれたら、ほぼ完璧なんですけれどね・・。それがなくても「IT」の使い勝手は大変素晴らしいです。

コードレススティック掃除機で迷われていたら、こちらの比較記事も参考にしながら、ぜひあなたにぴったりあった1台を見つけてみてくださいね。

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