ソーラーパネル搭載のおすすめ大容量モバイルバッテリー!3台同時に充電可能で災害時にも役立つ
大地震、火山噴火、津波、台風、竜巻、ゲリラ豪雨、雷・・。
日本は、いかに災害大国であるかということを思い知らされます。
津波や堤防決壊などの水害も恐ろしいですが、ライフラインの1つである電気が止まると、スマホの充電も切れてしまい、いざというときに情報収集やSOSを発せない危険性が!
ライフラインが止まったときに役立つのが、モバイルバッテリーです。しかし、たくさんの種類があり、一体どれを買ったらいいのか不安になりますよね。
いつ襲ってくるかわからない災害時の対策として、おすすめの大容量ソーラーパネル搭載モバイルバッテリーをご紹介します。
今回購入したソーラーパネル搭載モバイルバッテリーはこれ
今回購入したモバイルバッテリーが、こちらのモバイルバッテリーです。
正直なところ、発売元の名前も知りませんでしたし、Amazonでのレビューも高かったのですが、最近はレビューもサクラが多いと聞きますから、あまり期待せずに購入(笑)
実際に届いて箱を開けて持ってみた瞬間、「分厚い!」「重たい!」です。
見た目も真っ黒でゴツゴツしていますし、決して外見を自慢できるようなものではなく、女子力はゼロに近いです。
取扱説明書は英語表記かと思いきや、日本語に対応していてひと安心。
ソーラーパネルも4枚付いており、3,7V、20,000mAhの大容量モバイルバッテリーを搭載しています。
フタを開けないと使えない点がめんどくさいですが、マイクロ入力ポート、USB出力ポート(DC5V 1A/2.1A MAX)が2つ付いています。
iPhone7を約5回、iPhone6を約7回フル充電、その他ほとんどのスマートフォンにも4回以上の充電が可能という、まさに災害時に最適なスペックを持っています。
うーん、でも、やっぱり使うまでは怪しいですよね。
本当に使えるヤツなのかどうか、実際に見ていくことにしましょう。
災害時のモバイルバッテリーとしてチェックしたいポイント4つ
見た目の問題は置いておいて、実際に災害時に使えないと、わざわざお金を出して購入する意味がありません。
災害時のモバイルバッテリーとして適切かどうかのチェックポイントは、以下の4点です。
- ソーラーパネルでバッテリーの充電が本当に可能か
- バッテリー容量が適切かどうか
- 持ち運びしやすいか
- 機能が充実しているか
この4点のポイントに絞って見ていきましょう。
ソーラーパネルでバッテリーの充電が本当に可能か?
バッテリーの充電に時間がかかってしまい、スマホの充電ができなければ意味がありません。
電気が使えなくなる恐れがある災害時こそ、太陽のエネルギーで充電できたら役立つものです。
ということで、モバイルバッテリーの充電をゼロにしてから充電開始!
ソーラーパネルを展開し、太陽の光が当てられる場所に置くと、一番下のライトがグリーンに点灯して充電が開始されます。
9月上旬の外気温30℃、やや曇り空のベランダで、朝8時から充電を開始してみたところ、お昼12時の時点で半分の充電が完了。
「意外と早く充電できるじゃん!」と、あと2時間ぐらいで満充電になるかと思いきや、夕方16時ぐらいになっても充電が完了せず(泣)
その後、日が暮れるまで日の当たる場所に置いておきましたが、半分以上充電されることはありませんでした。
付属のコードにつないで充電を再開したところ、約20分ほどで満充電に。ソーラーパネルの意味は一体?!
ソーラーパネルでの充電は、補助的な機能と捉えた方がいいかもしれません。
バッテリー容量が適切かどうか
20,000mAhの大容量なんて言われても、実際何と比べて大容量なのかわからないもの。
iPhone7を約5回、iPhone6を約7回フル充電と書いてありましたが、実際にiPhone7を充電してみたところ、約6回充電することができました。
普段持ち歩いている「ANKER」の10,000mAhのモバイルバッテリーですと、約2回が限度ですので、比べると約3倍の大容量であることがわかります。
ワイヤレス充電で1台、USBポートにつないで2台充電と、3台同時に充電できる点がうれしい!
不安でたまらない災害時こそ、多くの機種を同時に充電できることが安心感につながります。
Android、iPadのタブレットは約4回、ノートパソコンは約2回充電できたことで、表記には嘘はないみたいです。
家族で3台同時に1日1回充電したとしても、2〜3日停電が続く災害時などでも利用できるぐらい十分なバッテリーの量であることがわかりました。
持ち運びしやすいか
実際に持ってみて「重たい」と感じたことで、スケールに乗せて測ってみたところ、重さは509gでした。手持ちバッグに入れて持ち歩くには、正直重たいです。
しかし、ソーラーパネルも折りたたみ可能ですし、大型のスマホと同じぐらいの大きさで、意外とコンパクトなこともあり、持ち運べないことはありません。
通常のバッグに入れての持ち運びには向きませんが、災害時に大型リュックに入れるなどすれば、問題なく持ち運びしやすい大きさと重さと言えるでしょう。
機能が充実しているか
見た目はとてもゴツいですが、耐衝撃、防水機能は抜群です。
実際にウッドデッキの上に2〜3回落としてみましたが、傷がつくことはありませんでした。しかし、もっと高い場所やコンクリートの上だと傷つく可能性はあります。
水道水を2〜3回かけてみましたが、壊れることはありませんでした。(実験ですのでマネしないように)
ゲリラ豪雨や地震など、災害時は外で雨に濡れることが多いため、耐衝撃性と防水性能を兼ね備えているのはうれしい機能です。
暗くて怖い停電時には、電源ボタンを約3秒押すとLEDライトが点灯し懐中電灯代わりに。もう1回押すとフラッシュ、もう1度押すとさらに速くフラッシュし、SOS緊急ランプとして利用できます。
直視するとまぶしいぐらい明るいのですが、懐中電灯代わりになるのはうれしい機能ですね。
「Iusam Direct」のモバイルバッテリーは災害時に適切なのか?
期待せずに購入したものの、これ1台でiPhoneを約6回も充電できたこと、耐久性もよいこと、LEDライトも明るかったことで、期待以上に優秀でした。
しかし、肝心のソーラーパネルでの充電は半分だったことから、ソーラーの意味は?と疑問に思ってしまいました。
ソーラーパネルでの充電はあまり期待できないものの、何日続くかわからない災害時こそ、電源がなくても追加で充電できる安心度は計り知れません。
災害時は電気だけではなく「光」も重要です。
強烈な光を放つLEDライトが付いていることで、万が一のときにSOSを発信できる点も安心できます。
災害が起こる前から満充電をして備えておけば、「Isuam Direct」のモバイルバッテリーは、災害時に大いに役立つと言えるでしょう。
災害時にもっとも大切なことは「命」であることに変わりありません。
情報収集や連絡手段を確保しておくことは、あなたの大切な命を守ることにつながります。命を守る手段を少しでも多く備えておくことが、日頃の心構えとして大切です。
災害時の大容量モバイルバッテリーを備えて、大切な命を守ろう!
持っていて困らない、多くて困らない、それがモバイルバッテリーです。
自分だけは平気なんてことはありえませんし、起きてからでは遅いからこそ、起きる前に1台でも多く備えておきたいですね。
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