小学校入学直前!小1の壁に立ち向かうためにワーママ自身が準備しておいた方がいい3つのこと
「小学校入学承諾通知書が届いたわ。いよいよねぇ。」
保育園生活がそろそろ終わりに近づく2月〜3月になると、次は小学校の入学準備がはじまります。
筆箱や防災頭巾やお道具箱など、今まで保育園では使ったことがないようなモノを準備する必要が出てきます。
なんでこんなに色々そろえるものがあるのかとびっくりしますが、子供と一緒にグッズを選びに行くとワクワクして楽しいですよね。
入学前に色々と指定されたモノを準備することも大事なのですが、ママ自体が準備しておいた方がいいことがあります。
フルタイムで働きながらも、何とか小1の壁を乗り越えてきた私が「これはやっておくと役立つと思ったこと」を3つお届けしたいと思います。
1.学童保育やファミサポなど子供の預け先のことをよく考える
子供が小学生になると、保育園とは違って「学童保育」に預けることになると思います。
学童保育とは何?宿題は?どんなことして過ごすの?共働き世帯は気になる小1長女の放課後の過ごし方
でもいきなり家のカギを持たせるのって、すごい不安ですよね。
地域によっては入りやすい所があるようですが、都内などの激戦区では学童保育が足りずに入れないこともあります。
しかもフルタイムで働いていると、帰りが19時〜20時になることも多いのに、学童って18時までしか預かってもらえない所がほとんどです。
今は19時まで預かってもらえる自治体も増えてきてはいるのですが、保育園と違って預かってもらえる時間はとっても短いです。
残業が多めの方は、民間の学童などを検討してみるといいかもしれません。
今は民間企業や塾が参入していて、英会話や水泳や書道なども出来ますし、家まで送迎してくれるサービスまであるんですよ。
その分料金などは、自治体の学童と比べるとかなり高めです。
他にも、19時以降に1人で留守番が心配でしたら、個人宅で預かってもらえる「ファミリーサポート」に依頼もできます。
保育園も慣らし保育が必要であるように、ファミリーサポートも徐々に慣らしていった方がいいですよ?
私は残業少なめの仕事でしたのでファミサポは利用しなかったのですが、私の周りのバリバリ働くワーママは入学の半年前ぐらいから預けている人が多かったです。
「学童保育所承諾通知書」が来てからでも間に合うと思いますが、子供の心の準備のためにも、事前にしっかり準備をしておくことをおすすめします。
2.保育園との違いは弁当ラッシュ!お弁当作りのスキルを磨く
保育園はお願いすれば4月1日から預かってもらえますし、栄養士さんが考えたお給食を休みの日でも作っていただけます。
涙の保育園の卒園式を終えて3月末まで通った後は、4月1日はまだ小学校は春休みでお休みなのです。
入学式は4月7〜8日だけれど、学童保育が始まる4月1日から約2週間は毎日お弁当生活が始まるのです。
これがかなり地獄のような2週間です!
いままで保育園にご飯をずっと頼りきっていると、本当に焦ります。
ただでさえ朝なんてバタバタしているのに、お弁当を作るタスクが1つ増えるのです。
同じように考えている方が多いためか、学童弁当を長期休みの日は民間で作ってくれる業者が増えてきています。
ワーママには、とってもうれしいサービスですよね。
恐怖の夏休みの学童保育弁当づくり!働く親たちを救ってくれるこんな宅配サービスがもっと増えて欲しい
私、お弁当作りがとっても苦手でして、お弁当用のおかずを小分けにして作って丁寧に冷凍保存されている方を心の底から尊敬しております。
私は逆にストレスになってしまいましたので、晩ごはんのおかずを大量につくって「作りおきおかず」を作っていました。
共働き主婦のパパっと時短料理術。晩ごはんは作りおきレシピで家事はがんばらない
他にも圧力鍋やシリコンスチーマーを使って時短ワザで作ったおかずを、翌日のお弁当に入れたりしていました。
共働きの家事でしんどい食事の準備は頑張らずに手を抜こう。私が実践しているパパっと1分時短料理術
もう本当に時間がない時なんて冷凍食品のオンパレードか、おかかが入った日の丸弁当だったこともあり・・。ホント申し訳ない
小学生になると食べる量も増えてきますから、大きなお皿を用意したりレンジで2〜3品同時調理ができるタイプに買い換えたりすると便利です。
お弁当作りに時間が取られちゃう場合は、「ホットクック」などがあると便利でしょう。
朝に材料を入れてセットするだけであとはおまかせで、夜には健康的で本格的な煮込み料理が作れちゃいます。
忙しくてストレスだらけにならないために、ワーママの忙しさを助けてくれる「時短家電」には、ある程度の投資が必要になってくるでしょう。
時短家電3種の神器は忙しいワーキングマザーのお助け神ツール。時間の節約をすることで得られる大切なもの
3.入学前から子供と一緒に我が家のルール作りをしておく
小学校に上がると、子供をずっと預かってくれた保育園と違ってどんどん外に飛び回って遊びだすようになってきます。
保育園との決定的な違いが、この1人歩き行動です。
私も最初はほんと心配し過ぎてしまって、子供のランドセルの背中姿をずっと見守リ過ぎて、会社に遅刻してしまいました(汗)
保育園みたいにずっと子供を預かって欲しいと思ってしまいますが、これも成長なんですね。
成長してきたのですから、子供と一緒に我が家のルールを決めていきましょう。
学童に行かずに塾や習いごとに通いだすと、やはりカギが必要になってきますので、他に寄り道しないでまっすぐに帰るようによく話し合います。
何か連絡が取れないと不安だったら、「キッズケータイ」を持たせておくことをおすすめします。
au キッズケータイ「マモリーノ3」を小学校入学前に契約。料金体系から子供が最初に持つケータイとしておすすめ
我が家の娘2人とも、キッズケータイは持っていてとても便利に使っています。
あとは時間のルール作りですね。
朝何時に起きて自分で用意して学校に行くかを決める、夜は宿題を終わらせてからテレビやゲームを何分やっていいかのルール決めです。
何ページまでやったらゲームとか、入学してからすぐに習慣付けしておくといいですよ。
「学校が始まって厳しすぎるとかわいそう。」って思ってしまいがちですが、ほんと最初が肝心です。
「だって前はすぐにゲーム出来たじゃん!」って、すぐに口答えをして反抗してきますから・・。
最初にビジっと決めておけば、子供自身もきちんと生活が出来て困りませんし、親も今後ラクになっています。
我が家では「スマイルゼミ」というすばらしいタブレット学習のおかげで、ニンテンドー3DSよよりも、娘2人して食いついて学習しておりますよ。
子供に合った通信教育の選び方。スマイルゼミのタブレット教育はニンテンドー3DSより効果テキメンだった
保育園時代と比べて戸惑うけれど、何でも1人で抱え込まないで
「保育園の時の方が、本当にありがたかったよねぇ。」
よく学童保育が一緒のママさんたちと、ハァ〜ってため息付きながら帰ることがあるぐらい、保育園時代のありがたさを身にしみて感じています。
1番は自立することへの不安です。
何でもママがやっていたのに、徐々に自立していって自分1人で外に遊びに行ったり、買い物に行ったり、友達の家に勝手に行っちゃったり・・・。
赤ちゃん時代のベビーカーにいつもママと一緒だったのに、どこへ行ってしまったの〜?とカルチャーショックを受けるかもしれません。
「今頃きちんと先生の話聞いているかな?」
「通学路で車に気をつけて歩いているかな?」
私も仕事中不安でドキドキしっぱなしで、疲労感いっぱいでヘトヘトになっていました。
でも親が神経質になって「宿題しなさい。」「片付けなさい。」って言っていたら、子供もいい気持ちがしませんし、お互いガチガチで疲れ果ててしまいます。
「1人で家事も子育ても無理よ!」
1人で頑張り過ぎて抱え込んでしまわず、たまには夫に爆発して訴えることも大事です。
新しい環境に羽ばたく不安と、働き続けることで子供にしてあげられないもどかしさと戦うことになると思います。
でも大丈夫です。
小学校準備は、親の心の準備。
最初から上手くいかないのが当たり前ですし、子供への導きが大変ですが、あとは意外と子供は自分でやるようになりますよ。
親が頑張り過ぎない、神経質になり過ぎない。
伸び伸びとした気持ちで、子供の成長を見守っていきましょう。
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