お金を貯める方法に裏ワザや特別なテクなんてない!貯金2,000万円貯めた主婦が日々実践する10個の習慣
「どうしたら、貯金を1,000万円も貯められるのですか?」
お金がどうしても貯まらなくて悩んでいる方から、よく問い合わせをいただきます。
私も結婚前は借金地獄だったし、25歳で結婚してから5年間ぐらいは貯金なんてゼロだったし、自信を持ってこれだ!なんて言えるコツなんてありません。
魔法をかけるように、パッとお金が貯まる方法があったなら、私が知りたいぐらいです。
お金が貯まる裏ワザや特別なテクニックなんて、試行錯誤しながらコツコツ貯めてきた私からすると、「そんなのねーよ!」って言いたくなります(笑)
結婚してから10数年経ち、100万、300万、浪費でマイナス1,000万?谷越え山越えしながら、何とか2,000万円まで貯めることができました。
「誰かの役に立つかな?」と思い、私が日々実践していることで、10個のお金が貯まる習慣をここでまとめてご紹介したいと思います。
1:基本中の基本!毎月の収支を見える化して把握している
お金を貯めるために、1番基本的なことですが、「収入」と「支出」の額を言えるようにしておくことが大切です。
お金がない、家計が苦しいからどうしよう?とばく然と感じていても、毎月の夫婦の手取り額を言えない人が多いと感じます。
夫婦でお金のことで隠し事をしていると、なかなか思うように貯めることができません。
お金に対する意識を持つことが、貯めるための第一歩です。
かと言って、1円単位まで言える必要はないですので、ざっくりと収入と支出額を言えるようにしておきましょう。
家計簿なんてつけるのがめんどくさいという方には、自動でつけてくれる便利なアプリもありますので、活用してみましょう。
無料の家計簿アプリでおすすめ度No.1はこれ!レシートを撮影するだけなのに自動仕分けでラクラク管理
2:夫婦でお財布は1つにまとめて、管理しやすくする
共働き夫婦ですと、お金が入る入口が2つありますので、色んなやりくりパターンがあるかと思います。
- 夫婦で別々に管理
- 1つにまとめて管理
- 毎月の支出は夫(妻)のみの収入。高額出費は別
共働き生活の10数年間、夫婦ゲンカしながらも全部試してきました。
色々と試行錯誤してみた結果、やっぱり1つにまとめて管理が1番お金が貯まる結果となりました。
1つにまとめることで収支がわかりますし、夫婦で話し合うきっかけが生まれますので、貯まる意識が夫婦で共通化できるのです。
隠し金があると、どうしても意識がゆるんで無駄買いに流れていってしまうといった結果に・・。
色んなライフスタイルがあるので一概には言えませんが、2人で家計をダブルチェックして、お金の流れをまとめるという意識を持つことが大切であることがわかりました。
3:買い物する時に、最初に値段ではなくて価値で考える
買い物をするときに、どうしても値札を先に見てしまうかと思います。
いや、私も今でもしっかりと見ますが、最初に考えることは「値段」ではなく「価値」を考えるようにしています。
「この掃除機を買ったら家事も時短になって、違うことを生み出せるに違いない。」
お金を使う時に、費用対効果を考えるようにしています。
払った金額以上に自分に利益をもたらしてくれれば、たとえ高い金額でも、それは無駄買いでも何でもありません。
選んだモノが金額以上に価値をもたらすかどうかをしっかりと考えてから、最後に値段を見て予算内におさまるようだったら、買うようにしています。
4:全部節約しようとしない。使う所はとことん使う!
お金を貯めようと思うと、どうしても節約!節約!せ・つ・や・く!と、頭の中がグルグルしてしまうかと思います。
無駄買いしないことはとっても大切なのですが、かえってストレスが溜まって爆買い、爆食いに走り、不要なモノと余計な脂肪がたまってしまうことも・・。
お金は、使うためにあります。
買いたいと思ったものがあれば、高くても買えばいいのです。
私の失敗談ですが、安いものがよし!と思って車選びをしていましたが、やっぱり気に入らなくて、何度も買い換えるハメになりました。
今は気に入ったものがあればそれをドドン!と買うようにしたら、笑顔が返って増えました。
30代家族4人暮らしに合う本気の新車選び。色々と検討した結果、我が家が選んだミニバンはこちら!
「これにはお金を使い、これには使わない。」
その代わり、欲しいものを手に入れるために、他を節約するというメリハリ支出をした方が、幸せな買い物ができることがわかりました。
5:「節約」「貯金」を当たり前のように続けて習慣化する
お金を貯めるために、もっとも大切なことって、節約を続けることなのです。
でも無理して節約すると、続かない!もうイヤ!イヤー!!って叫びたくなります。
だから、節約を頭に覚えさせて、無理やりやるのではなく習慣化できるように「節約」を日々トレーニングするのです。
シャワーは出しっぱなしにしない、いない部屋はこまめに電気を消す、外に行くときは水筒を持っていく。
1日1つとはいいませんので、1ヶ月に1つずつ「節約メニュー」のトレーニング目標を立ててみましょう。
メモ帳でもいいですので、書き出してみて、出来たら思いっきり丸をつけて褒めてあげます。
1つ1つの節約を無意識ににできるようになれば、節約が当たり前のようになって、苦ではなくなり、やらないと気持ち悪いぐらいになってきます。
節約を習慣化するためには、「金(きん)」トレ(お金を呼びこむ心のトレーニング)をすることも大切です。
自分軸を持ってストレスない節約習慣を持つことで、お金を呼び寄せる人になっていけることがわかってきました。
貯金もダイエットもできない人が身につけたいこと。お金を貯めて痩せたい人に必要な「金」トレ
6:情報過多社会。ネットやスマホ、SNSに心を乱されない
FacebookやLINE、Twitterなど、SNS全盛期の時代です。
ネットやテレビを開けば、言わなくてもイヤというぐらい情報があふれるほど入ってきます。
例えばママ友が新しいバッグを買った、子供が習い事始めた、料理教室でこんなの作ったなんてLINEで流れてくると、うらやましくて嫉妬心が出てきちゃうことだってあります。
ダラダラとSNSを見ていると、携帯の通信費も膨大な金額になりますし、他人と比較していることで、ストレスがたまって浪費に走ることにつながります。
私も以前はSNSに依存気味だったのですが、今は1日に見る時間を決めて、イライラの元になる人とは付き合わないようにしています。
信頼できる人とはつながりをメチャクチャに大事にしますが、時間を無駄にするような人に自分が嫌われようが、知ったこっちゃありません(笑)
嫉妬心こそが、お金が貯まることに余計な邪念となってしまいます。
他人と比べて落ち込んでメラメラ心を燃やしているぐらいだったら、自分自身としっかりと向き合うこと。
平常心を保つことで心穏やかになって無駄買いが減り、ストレスなく貯められるようになるのです。
メラメラ嫉妬心をいいエネルギーに変えていけると、さらにいいマネーパワーを呼び寄せられる人になっていけます。
あの人はお金持ちでうらやましい。良い妬みと悪い妬みの違いを知って自分の嫉妬心をマネーパワーに変えよ
7:今持っているモノを見直す。いらないならとことん捨てる
結婚生活が長くなってくると、子供のグッズなどで家中がグッチャグチャになってきます。
子供が一生懸命に書いた絵や思い出のグッズ、おもちゃなどで溢れ返ってくると、もう何がどこにあるのかわからなくて、「あ、あった!」と、余計なモノを買うハメに・・。
モノは、お金がカタチを変えただけです。
だからこそモノでグチャグチャになっているということは、お金のことでもグチャグチャになっていることが多いです。
お金の部屋である「財布」には、余計なものを捨てて、ザックリとですが、財布の中にいくら入っているか、何が入っているかを常に把握するようにしました。
お金がない人、貯まらない人、稼げない人の特徴と共通点。あなたの財布は散らかっていませんか?
部屋の中も、思い切って子供グッズや1年以上使っていないものは、バッサリと捨て去りました!
お金が貯まるコツはモノをためないこと。無駄な時間とお金の節約になるスッキリ捨て片付け術
部屋がキレイになって、お気に入りのものだけで囲まれて暮らしていくことで、心がポカポカと温かくなっていきます。
家族にもその気持が伝染するのか、みんなで部屋をキレイにしようという気持ちが芽生えて、家族一丸となってお金が貯まる家へと変身していきました。
8:お金の最新ニュースなどには、常に敏感になっておく
情報過多な時代ではありますが、毎朝「日経新聞」などの電子版や、お得なマネー情報などの最新情報に関しては、結構マメにチェックしています。
児童手当や配偶者控除、年金制度、お得なカードや最新のスマホなど、身近に関わることを知っているか知らないかで、損することもあったりするからです。
為替や株価など、日頃から動きを意識しておくことで、お金に対する意識が日々生まれてきます。
毎日マネー感覚を研ぎ澄ませておくことで、世の中のお金の動きも徐々に把握することが出来てくるのです。
9:お金のことについて、堂々と話すようにする
お金持ちの人に共通すること、それはお金に対する意識に大きな差があります。
今までどこから見てもお金持ちには見えないと思われる人達と色々会ってきましたが、堂々とお金の話をすることが大切だと言っておりました。
家族間、特に子供の前で収入の話や貯金額の話なんて、避けたがる人も多いかと思います。
しかし、我が家の晩ご飯の中での話題で多く出るのは、お金の話です。
「ねぇ、お母さん、うちって、貯金いくらあるの?」
子供の前でも収入額や貯金額はオープンにしていて、子供もその額を聞いて、しっかりとお金の大切さを噛みしめているようです。
家族間に、お金の話でタブーなことなんてないですよ。
どんどん話すことで、習いごとのこと、学費のこと、老後のこと、色んな人生のお金の行き先をオープンに話すことができます。
お金から、目を背けてはいけません。
お金の話をどんどんすることで知識を共有できますし、お金のことに興味津々になることで、お金が貯まりやすくなることがわかってきました。
10:家計のことで完璧を求めない!出来ないことはやらない
12年間、私は毎日家計簿をつけていまして、お会いしたファイナンシャルプランナーの方に「家計簿毎日つけているんですか!」と、驚かれたぐらいです。
いや、好きでつけていたわけじゃなくて、つけているとお金が貯まるような気がして、ただ惰性でつけていただけだったかもしれません。
でもやっぱり毎日義務感ばかりでストレスになっていたため、結婚13年目にやめてみました。
主婦だから家計をがんばらなくちゃ!とか、主婦だからごはんを完璧に作らなきゃ!とか、そういった思い込みをやめました。
自分自身、どこかしら男っぽい大雑把な所がありまして、どうも子供に手作りグッズとかキャラ弁とかが苦手でして作れないんです・・。
罪悪感いっぱいで生きてきましたが、完璧なんてできないわ!と割りきってから、とっても気がラクになりました。
もう苦手なことは、しょうがない!できない!それでいいんだと。
弁当だって料理だって、他人に見せるために作ってないし、家族が「おいしい!」って言ってくれれば、見た目なんて何でもいいかなと。
B型とか性格とかのせいにしたこともありましたが、大雑把でもいいから、ゴーイングマイウェイで貯めていけばいいかなと。
自分らしいお金の貯め方を追求していったら、何だかいつの間にか貯金2,000万円が、10年ぐらいでストレスなく貯めていくことができました。
世間がこうだ!という常識にとらわれなかったことが、お金をどんどん貯められる人に変われていったのだと思います。
貯金には、自分自身が1番心地よいマインドコントロールが大切であることが、とってもよくわかりました。
お金が貯まるワザは自分で作るもの。心地よいと思える習慣を作る
お金を貯める。
もうこんな魅惑的な言葉に、何か秘訣とか裏ワザとかすごいテクニックとかあるに違いないと、ずっと思っていたのです。
好き放題使っていた私が、貯金100万円貯められた時の感動は、今でもすっごい覚えているのですが、高機能な家計簿など使っていた覚えも、誰かに教わった覚えもありません。
どっこいしょ!で貯めてきた覚えしかないのですが、やっぱり人間だもの、完璧になんてできないからこそ、それを受け入れて、自分を認めてあげることも大切かなと。
実は洗濯が大嫌いなほど家事も下手で、まだまだ欲しいものがいっぱいある物欲人間だったりしますが、お金に興味津々だったことが1番貯められた秘訣でした。
うん、ほんとこんなシンプルなことが、お金を貯められた秘訣だったりします・・。
彼氏や彼女に好かれたいと思ったら、どうしても振り向いて欲しいでしょ?
だからお金に振り向いて欲しかったら、お金に好かれるような人になろうとすること!
お金にキュンキュン!と恋してしまうことです。
そのお金に振り向いてもらうために、自分らしさをアピールすることで、少しずつお金に振り向いてもらえるようになります。
お金が貯まる裏ワザは自分らしさを追求して、自分自身で見つけていきましょう。
私が実践している10個の習慣をマネしたって、貯まりませんよ?
貯まるワザなんてない!でも自分で作り出すことはできる!
自分自身の心の声を聞いて、あなたが1番心地よいお金が貯まる習慣を見つけてみてくださいね。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう