栗の鬼皮&渋皮を同時に簡単にむくにはどうすればいい?人気の栗むき器「栗くり坊主」を使ってみた結果
「栗を毎年送ってきてくれてうれしいんだけれど、皮むき地獄が待っている・・。」
秋になると、毎年のように実家から大量のツヤツヤの栗が送られてきます。
栗は大好きですので、とてもうれしいのですが、毎年悩むのが栗の皮むきです。
冷凍したり茹でたり、包丁やスプーンなど駆使して皮むきに挑戦するものの、鬼皮はスルリとむけても、渋皮が思うようにむけず3〜4時間もかかってしまい、最後は手がコチコチに。
「鬼皮も渋皮も、同時に簡単にむける魔法のような道具ってないかしら?」
色々調べてみた結果、ネットで大人気の栗むき器「栗くり坊主」を発見!
今年こそは簡単にむきたいと、ハサミのような道具を購入して早速使ってみたところ、驚くほどスピーディにむけてしまったのです!
鬼皮も渋皮も同時に簡単にむける栗むき器「栗くり坊主」はこれ!
こちらが今回「Amazon」で購入した、鬼皮も渋皮も同時に簡単にむけるという、人気の栗むき器「諏訪田製作所 栗くり坊主」です。
重さは約140gとキッチンハサミと同じぐらい軽く、刃先キャップと替刃1枚がついています。
カミソリ並みの刃なので、ギザ刃で押さえて握るだけで切れるのが特徴です。むきにくい里芋や固いかぼちゃの皮、レモンの飾り切りなどもOKで、1年中活用することができます。
「諏訪田製作所」がより使いやすいように改良を重ねていった結果、「Amazon」では、キッチンはさみ部門でランキング1位を獲得しているほど、大人気のヒット商品なのです。
「これで手の痛さと皮むき時間が減ればいいんだけれどな・・。」
わらにもすがる思いですが、「栗くり坊主」の実力を試してみることにしましょう。
「栗くり坊主」で固ゆでした栗の皮むきに挑戦してみた結果
こちらが毎年実家から送られてくるツヤツヤの栗です。1袋1kg入っていますから、合計2kgもあります!
「栗くり坊主」の説明書を見ると、生栗か固ゆでした栗を用意と書いてありますが、何も処理しない生栗で挑戦したところ思うようにむけず・・。
栗の品種にもよりますが、1晩水に浸すか、時間がないときは、栗がかぶるぐらいの水を入れてお湯になるまで沸かし、2〜3分固ゆでしたほうが、はるかに簡単にむくことができます。
ストッパーをはずし、刃が谷になるように持ちます。
説明書では「鬼皮の下の方から繊維に沿ってむく」と書いてあったのですが、あまりうまくむくことができず・・。
色々と試してみた結果、栗の先端部分からはじまり、ぐるりと周りからむいていくパターンに落ち着きました。
周りがむけたら、今度は内側をむいていきます。内側もおもしろいように簡単にむけちゃいます。
「包丁だったら鬼皮だけむけちゃったのに、なにこれ、簡単に同時にむけるわ!」
頑張って力を入れることなく、キッチンはさみを持つぐらいの力で、鬼皮も渋皮も、おもしろいように同時にスルスル〜ッとむけていきます。
見てください!こんなにキレイにむくことができました。感動!!
鬼皮だけをつまみ、引っ張るようにむいていくと、渋皮だけを残して簡単にむくことができます。
栗を傷つけることなく、こんなにキレイに渋皮だけを残してむくことができました。
2kgの栗を「栗くり坊主」でむいていった結果、かかった時間は?
2kgの栗を固ゆでし、包丁で丁寧にむくのにかかった時間は、なんと3時間!
手が疲れてしまいますので、休憩しながらむくと4〜5時間はかかるほど、栗の皮むきってヘトヘトに疲れます。
今回「栗くり坊主」を使ってむいていった結果、かかった時間はなんと1時間半と、包丁と比べて半分の時間という結果に。
力強く握っていると手が痛くなりますが、包丁でむき終わった後の痛さはありません。むしろ、楽しい音楽をかけながらむいていたら、あっという間に終わってしまったぐらいです。
まさに、皮むきの時短便利グッズ!
びっくりするほど時間を短縮することができました。
栗の皮むき時短術で、空いた時間でこんな栗料理が作れちゃう!
いつもは栗の皮むきだけでヘトヘトに疲れ果ててしまい、料理することさえイヤになっていましたが、「栗くり坊主」のおかげで余った時間を使って、色んな料理に挑戦してみました。
栗料理の定番!ホクホクの栗ご飯
こちらは定番の栗ご飯です!
市販品の栗ご飯の素って、ちょっとしか入ってないじゃないですか?
でも自分でむいた栗を使えば、こんなにもたっぷりの栗が入ったホクホクの栗ご飯を作ることができます。
炊飯器で簡単!ホックホク栗ごはんの作り方と生栗の皮のむき方。殿堂入り人気レシピで作ってみた
栗をむいたら1度は作りたい!栗の甘露煮
こちらは栗の甘露煮です。いつもは普通の白砂糖で作るのですが、今回は黒糖を使って作ってみたら、こんなにキレイなアメ色に仕上げることができました。
材料3つで簡単!栗の甘露煮極上ツヤツヤレシピ。最適な保存方法を知って秋の黄金の粒を楽しもう
秋の宝石!渋皮煮
渋皮だけを残すようにむいたら、秋の宝石「渋皮煮」も作れます。まろやかに甘くて、1つ食べたらやめられなくなってしまいますよね。
ツヤツヤ極上!「栗の渋皮煮」の簡単レシピ。圧力鍋を使わずに無水調理で秋の味覚をキラキラ輝く宝石へ
秋に食べたい王道スイーツ!モンブラン
栗の甘露煮、生クリームをフードプロセッサーかミキサーでクリーム状になるまで混ぜたら、裏ごししてホイップ容器の中に入れます。
マフィンの上にグルグル盛り付けて、最後に渋皮煮をのせたらモンブランも作れちゃいます。
2kgの栗を使って、栗ご飯、甘露煮、渋皮煮、モンブランと、4つの栗料理を作ることができました。
テスコムのフードプロセッサーで時短調理のすすめ。玉ねぎのみじん切り、大根おろしやパン粉も作れる
もっと早く買えばよかった!「栗くり坊主」で栗の皮むきを楽しもう
今まで包丁で手が痛くなるほど頑張ってむいていたのは、一体何だったのでしょうか・・?
栗の皮をむいたり、栗料理って作るのがものすごい大変なのに、食べるのは一瞬(泣)
しかし、「栗くり坊主」を使うことで「むく大変さ」が軽減し、栗料理作りが断然楽しくなります。
なんで、もっと早く買わなかったのだろう?
栗を丁寧にむく時間も楽しいかもしれませんが、半日かけて栗を包丁でむいている実家の母に、「栗くり坊主」をぜひプレゼントしたいですね。
「もう栗は送らなくていいよ・・」ではなく、「もっとたくさん送って!」と、母に伝えようと思います(笑)
実は「栗くり坊主II」があり、こちらは高級ステンレス鋼を使用しているため、水洗いが可能です。あぁ、こっちにしておけばよかったかも(泣)
あなたも「栗くり坊主」で時短して、秋に思いっきり楽しめる栗料理作りを大いに楽しんでみてくださいね。
栗の細かい皮もスルスル吸い取っちゃう!テーブルの上の便利な掃除機
テーブルで栗の皮むきをしたときに、このかわいい卓上クリーナーが大活躍してくれました。
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