2016年9月6日 -PR-

ツヤツヤ極上!「栗の渋皮煮」の簡単レシピ。圧力鍋を使わずに無水調理で秋の味覚をキラキラ輝く宝石へ

食欲の秋が、いよいよ到来しました!

暑かった!暑すぎて、痩せてスリム体型になってしまった(それはない・・)

秋の味覚と言えばたくさんありますが、ホックホクのおいしい栗は秋にしか楽しめない極上の食べ物です。

私も東京都の田舎育ちでして、この時期になると毎年実家から栗が送られてくるのですが、いつもただ茹でて半分に切ってスプーンで食べるだけでした。

栗のスイーツの中でも、私はまんまるとキラキラ輝いてあま~い「栗の渋皮煮」が大好きなのです。

「食べたいから、頑張って作ってみよう!」

採れたての新鮮で大きな栗を手に入れたことで、早速簡単にできる渋皮煮づくりにチャレンジしてみましたよ。

ツヤツヤ極上!簡単にできる「栗の渋皮煮」のレシピ

今回ツヤッツヤで極上の「栗の渋皮煮」を作るために参考にしたレシピが、クックパッドでなんとつくれぽ1,300件という超人気レシピです。

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極上◇栗の渋皮煮(無水・蜜漬け仕上げ) by ラ・ランド

水を使わずに砂糖だけで煮て蜜漬けにすることで、ねっとりと奥行きがある食感に仕上がるとか!

重たくて扱いが大変な圧力鍋なんてなくても作れますし、これだったら栗が崩れないで簡単に作れてしまいそうです。

今回「栗の渋皮煮」を作るために必要な材料は、以下の通りです。

  • 栗:1kg
  • 重曹(タンサン):大1 × 3回
  • 上白糖(三温糖やてんさい糖でも可):900g(甘さ控えめなら100g減らしても)
  • お酒:大2

元のレシピでは重曹が大1 × 2回となっていたところを大3回に変更し、ブランデーやラム酒となっていた所を、おうちにある料理酒に変更してみました。

重曹(タンサン)は、お菓子やパン作りコーナーに行くと売ってあると思います。

元のレシピを自分流にアレンジして作っていますが、早速「栗の渋皮煮」を作ってみることにしましょう!

ツヤツヤ極上!「栗の渋皮煮」の作り方はこちら

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虫食いがなく、新鮮で大きめのツヤツヤしている生栗を使うことが、おいしい渋皮煮を作るポイントです。

生栗を手に入れたら、出来る限りすぐに調理をはじめましょう。

 

渋皮だけを残してむき終わったところ

包丁で鬼皮をむくこともできますが、鬼皮と渋皮を同時にスルリとむいてしまう栗むき器「諏訪田製作所 新型栗くり坊主」を使うと、あっという間に皮をむくことができます。

渋皮煮用のために、鬼皮だけをむくこともできるスグレモノ時短グッズです。

むきにくい里芋や固いかぼちゃの皮、レモンの飾り切りにも利用できますので、1年中活用することができます。

栗の鬼皮&渋皮を同時に簡単にむくにはどうすればいい?人気の栗むき器「栗くり坊主」を使ってみた結果

 

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渋皮までむいた栗を鍋に入れて、しっかりと被るぐらいの水と重曹大1を入れて火にかけます。

 

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沸騰したら、栗が踊らないように火を弱めて5分ほど煮ます。

 

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こんなに渋皮を茹でる水って、真っ茶色であることにびっくりです!

火から下ろして、ザルにそっと割れないように栗を入れて流し、水を入れ替えます。ここで少しずつ表面の繊維を落としていきます。(無理に取らなくてOK)

また鍋に戻して水と重曹を入れて弱火で10分煮て、そして水で洗ってを、合計3回繰り返します。

3回工程を繰り返したら、4回目は重曹を入れないで栗を弱火で10分煮ます。

 

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栗の表面に残った渋皮の筋や厚めの皮を、つまようじや指でそっと取っていきます。

 

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表面をキレイにすると、私の透き通った肌のように(?)、キラキラ輝く宝石のように生まれ変わります。

 

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鍋にそっと栗を入れたら、砂糖900gをそっと栗の表面に入れて、火を弱火にかけます。

そっと、そっとが大切です。

 

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鍋を持って動かしたりしながら、溶けた砂糖を溶けていない砂糖にかけていくと、このように完全に砂糖を溶かすことができます。

完全に溶けたらすぐに火を消して、常温でひと晩寝かしておき、栗の中までしっかりと蜜を染み込ませます。

 

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翌日に酒大2を入れて、一度沸騰させてアルコール分を飛ばします。

宝石の王様であるダイヤモンドのように、ピカピカに磨きをかけて作ってきましたから、翌日の完成がとっても楽しみですね!

こちらが無水調理で完成した「ツヤツヤ極上!栗の渋皮煮」だ!

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こちらが圧力鍋を使わないで無水調理で作ってみた、「ツヤツヤ極上!栗の渋皮煮」です。

1kgの栗で、こんなに大量に出来上がりました。

 

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秋の味覚のイガイガに入っている原石が、ツヤッツヤでキラキラに輝く宝石に生まれ変わりました。

 

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栗の中までしっかりと蜜が入っていて、栗のおいしさがギュッと閉じ込められています。

甘くてねっとりしていて、中はホックホクで秋の香りでいっぱいです!

「お母さん、これメチャクチャおいしい〜!もっと食べたい!」

さつまいもが大好きな長女が、渋皮煮をたくさん口の中にほおばって食べていました。

渋皮の皮も渋くなく、まさに秋の宝石が口の中にいっぱいに広がっていき、秋の訪れを確実に心と身体で感じ取ることができたのでした。

栗の渋皮煮は、最初のむく工程を乗り超えたら簡単に作れる!

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「栗の渋皮煮」なんて、プロの料理人かお店で高いお金を出して買うものだとばかり思っていました。

今回初めて作ったのですが、栗の鬼皮むきで手が痛くて挫折しそうになったのですが、むく工程さえ乗り越えたら、渋皮煮も70%は終わったも同然でした。

鍋で何回煮ても、まったく崩れることなく簡単にできたのは、最後の工程を砂糖だけで完成させたからだと思います。

外はトゲトゲしい栗でも、中はとってもデリケートなので、煮詰めすぎたり混ぜすぎたりせず大切に作ることがポイントです。

栗にはカリウムやカルシウムなどのミネラルやビタミン、食物繊維が豊富で栄養バランスがとってもいい食材です。

渋皮煮は食物繊維が豊富なことで、便秘改善にもいいそうでして、便秘に悩む人にとって、おいしい渋皮煮は秋のおいしい天然の薬と言えますね。

秋のおいしいキラキラと輝く味覚を、もし採れたての栗を手に入れたら、あなたもぜひ楽しく作ってみてくださいね。

渋皮煮もおいしいけれど、ツヤッツヤの甘露煮も簡単にできる!

材料3つで簡単!栗の甘露煮極上ツヤツヤレシピ。最適な保存方法を知って秋の黄金の粒を楽しもう

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