4人家族の食費の節約にはレシピのひらめき力が効果的!家計簿を月1万円減らせる楽しいマネー改善術
「なんでそんなに食べるようになったのよ?」
子供が小さい時は全然食べなくて悩んでいたのに、2人の娘が小学生になってから途端に食欲がモリモリと出てきました。
「お母さんの唐揚げ、私にちょうだい!」
成長とともに、私のおかずまで奪われるほどに・・。
当然のごとく、4人家族の食費ともなると月2〜3万円で済むはずがなく、何も考えないでいると6万、7万円とどんどん肥大化していきます。
食費で家計が破産してしまいます(泣)
食費ってなるべくなら減らしたくない項目ですが、工夫次第ではうまくストレスなく減らしていくことができます。
4人家族の食費を、家計簿からあと1万円減らしたいと思っているあなたに、私が行っている楽しくておいしいマネー管理術をお教えしたいと思います。
食費の節約でとっても大事なのが「献立力」
「料理を制するものは、家計を制する!」
この言葉通り、毎日の晩ご飯の献立をうまく工夫していくことで、食費は大きく変わっていきます。
私もこの献立づくりが大の苦手でして、最初から料理なんて出来たわけではありませんし、今もまだ苦手意識はあります。
ただでさえ忙しいのに、3品も4品も作ることなんてできませんので、1品に色とりどりの色を取り入れることで、栄養満点の献立づくりができるようになりました。
献立を作ったら手帳やカレンダーに書き込んでいくことで、ぐんぐん献立力をあげていきました。
今日の晩ご飯でもう悩まない!1週間分の夕食献立を決めるコツとネットカレンダー活用方法
「献立力」の次に磨きたいのが、「レシピ力」と「アレンジ力」
献立を料理本やレシピ本の通りに作れるようになってきたら、次はさらに食費が節約できないかどうかを考えます。
大量に作った料理を次の日に出しても、子供たちが飽きてしまって食べないことってないですか?
そんな時は作った料理をアレンジして作ってみる「リメイク料理」をすると、子供たちはパクパクと食べてくれるようになります。
他には、乾物やもやし、豆腐など1年中安い食材を使って「かさ増し料理」を作ると、見た目はボリューム満点の料理なのに、とっても安く作ることができます。
それでは実例として、どんなものを我が家が作っているのかをお見せすることにしましょう。
リメイク料理のキホン!肉じゃがをコロッケに!
私は以前は圧力鍋で肉じゃがを作っていましたが、最近はシャープの電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」で、ほったらかし調理にはまっています。
シャープ「ヘルシオ ホットクック」で無水&自動調理レシピを作ってみた。ほったらかしでカレーや煮物が簡単に完成!
無水調理なのにこんなにたくさんのおいしい汁ができて、ホックホクの肉じゃがが完成しました。
4人家族でも大量に作ると、こんなに余ってしまうことがあります。
余ってしまった時は、肉じゃがをリメイクして「肉じゃがコロッケ」を作ってみましょう。
余った肉じゃがの汁気をよく取ってから、フードプロセッサーに入れてこれぐらいの状態にしてしまいます。
今回チーズが冷蔵庫にありましたので、子供が食べやすいようにコロッケの中に入れてみます。(なくても全然OKです。)
小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけてコロッケらしく形を整えます。
後はフライパンに少量のサラダ油を入れて、揚げるように両面をきつね色にこんがりと焼き上げます。
「お母さん!もう1つ食べる〜!」
小1の次女は肉じゃがのままだとほとんど食べなかったのに、コロッケにした途端に3つもパクッと平らげてしまいました。
ひじき煮が余ったら「ひじきハンバーグ」に、春雨炒めが余ったら「春巻き」に、切り干し大根煮が余ったら「マヨサラダ」や「切り干し大根入りつくね」」などもよく作ります。
1日目の料理を次の日にも活かすことで、調理の手間も時間も省けて、食費も浮かすことが出来るのです。
テスコムのフードプロセッサーで時短調理のすすめ。玉ねぎのみじん切り、大根おろしやパン粉も作れる
乾物でかさ増しレシピ!高野豆腐でボリュームアップとんかつ
高野豆腐などの乾物を、常備しているおうちも多いかと思います。
お得に売っていた高野豆腐と、生協の「パルシステム」で買ったおいしいロースのお肉で「ボリュームたっぷり!高野豆腐でかさ増し激安とんかつ」を作ってみたいと思います。
高野豆腐はだし汁(中華スープ、チキンスープでも可)で戻して、ゆるく絞っておいてくださいね。
お肉ですが、そのままでは使いません。
節約テクとして、小さいお肉を麺棒で伸ばしてより大きなお肉に伸ばします。
4等分に切った高野豆腐にお肉を巻いて、塩コショウをしておきます。
水溶き小麦粉にくぐらせて、パン粉をつけます。
フライパンに少量のサラダ油を入れて、全体がきつね色になるまで、こんがりと揚げ焼きします。
完成しました〜!
どこから見ても高野豆腐で作ったとは思えないほどの、立派なとんかつのタワーです(笑)
揚げ物じゃなくても、周りに小麦粉をつけて焼いて、醤油、みりん、酒で作った甘からソースで照り焼きにしてもおいしく作れます。
サックサクで肉汁いっぱいで、ヘルシーでおいしい!
とんかつのお肉ってとっても高いですが、高野豆腐なら激安で作ることができてしまうのです。
豆腐やおから、しらたきなどを常備しておくことで、ハンバーグなども全部お肉にすることなく、ボリューム満点でヘルシーな節約料理が作れてしまうのです。
食費は「献立力」と「アイデア力」を磨けば家計は減らせる
家族が増えていくと幸せも増えますが、食費も教育費も同じくどんどん増えていくのが家計の悩みのタネです。
子供が大きくなるに連れて家計が膨大化してくるたびに、食費の節約も考えてしまいます。
食費の節約のために料理作りも頑張りたい所ですが、ヘトヘトに疲れているとお惣菜を買ってきたり、外食に行ってしまうことも多いかもしれません。
たまに疲れたときは買ってきても全然OKですし、私も無理せず便利な「献立キット」などをたまに取り入れるようにしています。
しかし、家計をあと1万円減らしたいと思った時は、料理の腕をメキメキと磨くことが食費を減らせるコツです。
私も最初はべっちょべちょのスープみたいな肉じゃがを作ってしまったり、外は焦げているのに生焼けのハンバーグだったり、何度も失敗ばかりしてきました。
アレンジする前に最初に「料理のキホン」を身につけて、レシピ本の料理を忠実に作れるようにしてみました。
その後に色々試行錯誤を繰り返しながら、自分流のレシピを作れるようになっていきました。
「お母さんの料理って、とってもおいしい!」
このひと言の積み重ねが、「よーし!明日もおいしい料理作りがんばろう!」って気にさせてくれます。
毎月1万円でも家計を浮かすことができたら、年間12万円になりますから、ゆっくりくつろげる温泉旅行に行けてしまいます。
ストレスフルな節約生活をずっと続けていると、それだけで疲れ果ててしまいます。
日々の節約を心がけて、ぜいたくなお楽しみにお金を使ってあげることで、徐々に節約上手に生まれ変わっていきます。
楽しいマネー管理術は、ただひたすらお金を貯めるのではなく、ある目的のためにお金を使ってあげることです。
日々鍛え上げた料理筋肉が、マネー筋肉に変わる!
「献立力」と「アイデア力」を磨いて、日々の食費を浮かし、浮いたお金を家族で楽しい外食や旅行などに使ってみてくださいね。
私が献立力がメキメキと上達したポイントはこちら!
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