2018年5月28日 

お掃除機能付き上位機種は必要?買ってから後悔しないエアコンの選び方

「暑くなってきたから、そろそろエアコンを買わなくきゃ!」

夏が近づき、半そでで過ごすことが多くなってくると、室内の気温もぐんぐん上昇!

汗だくになって寝苦しい夜を迎える前に、エアコンを買おう!買い換えよう!と思われている方も多いかと思います。

「エアコンの掃除はめんどくさいから、お掃除機能付きが欲しい!」

家の中の掃除でさえ大変なのに、エアコンの掃除なんて、しんどくてやってられませんよね。(どうせ見えないし..)

少しでもラクしたいから、エアコンはお掃除機能付きにしようと思ったそこのあなた!

お掃除機能付きだからお掃除不要!なんて、実は誤解なんですよ。

お掃除機能付きのエアコンの中を開けたらとんでもないことに

エアコン

これは、私の恐ろしいお掃除機能付きエアコン体験談です。

エアコンを買い換えようと思い、家電量販店に行ってエアコンコーナーに行ってみたところ、「フィルターのお手入れは5年に1度でOK!」という、フィルター自動お掃除機能を見て、心がワクワク!

お掃除機能付きのエアコンを使い始めて、4年が経過。

「最近全然涼しくならないし、なんとなくカビ臭い。」

5年間お手入れ不要だからと、1度もフタを開けることなくほったらかしにしていたのですが、なんとなくエアコンの効きが悪くてカビ臭さを感じ、恐る恐るフタを開けてみたのです。

そしたら、びっくり!!

 

ホコリがたまったフィルター

フィルターにホコリがびっしり!

同時にカビもたくさん生えており、「何が自動お掃除機能よ〜!」とプンプン!

たまったホコリを自動で清掃してくれる「フィルター自動おそうじ機能」があるフィルターの表面にカビがいるということは、

エアコン内部は、カビが大量発生している可能性大です。

 

エアコン分解クリーニング

エアコン掃除の最安値プランが見つかる「ハウスクリーニング 一括見積もり比較サイト」で自分にぴったりな業者を探し、分解クリーニングをお願いすることに。

すぐにエアコンのお掃除のプロの方に来ていただき、エアコンのクリーニングをしてもらい、ピカピカにしてもらいました。

 

エアコンクリーニング中の様子

「こんなに真っ黒いカビを吸って生活していたのか。」

バケツの中のドロドロした液体を見た時は、ゾゾゾ〜ッと背筋が凍りついてしまいましたが、プロの方に掃除をしていただいたことで、スッキリ!

お掃除機能付きのエアコンだから、掃除しなくて大丈夫〜!とほったらかしにしておくと、実はこんなにおぞましいことになっているのです。

 お掃除機能付きエアコンのクリーニングを業者に依頼。正しいお手入れ方法を知らないと大変なことに!

「フィルター自動おそうじ機能」ほど誤解している人が多い

フィルター掃除

お掃除機機能付きのエアコンの恐ろしさが、これでわかりましたか?

「フィルター自動おそうじ機能」を使ってみてわかったことは、フィルターがホコリでびっしりと埋まってしまうことはないけれど、細かいホコリやカビは付着するということです。

 

フィルター水洗い後の乾燥

シーズン中はフィルターの掃除は月に2度は必須ですし、水洗いして乾かすことも必要です。

「自動」を期待して買ったのに、自動じゃないなんて怒りでプンプンになってしまいますよね・・。

「エアコンの自動フィルターおそうじ機能は、まったくと言っていいほど意味がないんですよ。」

エアコンクリーニングのプロの方が、掃除が終わった後に、掃除機能が付いているばかりに、掃除をしない人が増えて大変なことになっていると、ぼやいていました。

フィルターのお掃除機能だけで、エアコンをキレイに維持することは不可能なんだとか。5年以上使っているエアコンの場合、内部にはほぼ100%ホコリとカビだらけで依頼が殺到しているという。

 

エアコンのカタログに書かれている注意書き

カタログには「お手入れは約5年に1度でOK」と書いてありますが、実は見なければならないのは「*」でカタログの下の方に小さく書かれている部分です。

ホコリの多い環境で使用した場合は、お客様ご自身でお手入れが必要となる場合があります。また熱交換器・送風路・送風ファンのクリーニングが必要となる場合があります。

シーズン前後のお手入れ、点検整備(有料)を行うようおすすめします。

要するに、自分でお手入れは必要であり、大事な内部はエアコンクリーニングのプロにお掃除をお金を払ってお願いしてくださいね、ということです。

お掃除不要と言いながらも、しっかりと言い訳が書いてあります(笑)

 

エアコンのカバーを外した様子

5年以上使用したおそうじ機能付エアコンの熱交換器部分は、ホコリが何層にも積もりに積もり、効率よく部屋を冷やすことはほぼ不可能なのです。

私は4年間もほったらかしにしていたことで、まったく効かなくなっていたことがようやくわかりました。

フィルターお掃除機能付きだからと言って、掃除をしなくても大丈夫というのは、大間違いなのです。

「フィルター自動おそうじ」機能は、言葉をそのまま鵜呑みにしてはならず、万能機能ではまったくないのです。

自分で簡単にできるエアコン掃除の仕方。月2回の頻度でフィルターをキレイに保つ方法とは?

「フィルター自動おそうじ」機能のデメリットはまだある!

「フィルター自動おそうじ」機能がついていても、自分でこまめに掃除をしたり、業者の方に依頼してしっかりと分解掃除する必要があることはわかりましたよね?

でも、考えておきたいことはこれだけではありません。

お掃除機機能がついていることで、さらなるデメリットがあるのです。

熱交換器部分にホコリがどんどんたまる!

エアコン 熱交換器

ひと昔前の標準的なフィルターは比較的目が粗かったことで、気流の流れにのって内部のホコリを外に排出してくれました。

しかし、お掃除機能付きのフィルターは目が細かく、内部に入り込んだホコリが外に逃げずにどんどん蓄積されます。これが熱交換器にホコリがたまる大きな原因に。

ホコリが蓄積されていくことで、エアコンの効きが悪くなり、電気代は増えるし、故障の原因にもなってしまいます。

フィルター以外にダストボックスにたまったホコリの掃除が必要

エアコン内部のダストボックス

以前の標準的なエアコンであれば、ユーザーはフィルターのみ掃除すればよかったのですが、お掃除機能付きになってからは、ダストボックスにたまったホコリを捨てる作業も必要に。

ローラー部分を水洗いすると、なかなか乾きません。

エアコンは高い場所に付いているため、ただでさえ掃除がしにくいのに、さらに掃除する部分が増えて手間まで増えているのです。本末転倒ですね・・。

エアコンクリーニングの所要時間も費用も今まで以上にかかる

清掃用具

エアコンクリーニングをするプロの方によると、お掃除機能付きエアコンは構造が複雑で分解にも手間がかかるそうです。

汚れが激しい熱交換器の洗浄に時間が取られてしまうため、クリーニング時間が非常にかかってしまうとか。

標準のエアコンの掃除時間が約1〜1時間半ぐらいだとしたら、お掃除機能付きは約2〜3時間はかかります。

私が分解クリーニングをお願いしたときも、1台あたり21,800円(税別)かかりました。

ちなみに標準タイプの1台辺りのお値段は9,800円(税別)ですので、お掃除機能付きは約2倍かかることになります。

掃除する時間も費用も今まで以上にかかってしまい、便利でラクになるかと思いきや、私たちの負担ばかりが増えてしまっているのです。

高機能センサーのせいで、カビ胞子が集中攻撃!

エアコンのセンサー

お掃除機能付きエアコンですから、通常より高性能な機能が付いていることが多いです。

最近のエアコンには部屋や温度、人を感知する高性能なカメラが搭載されており、その人に向けて風を送るような機種もあります。

長年ほったらかしにしていたことで、ピンポイントで大量にホコリとカビの胞子を含んだ風を吸い込むことになります。

大人はもちろん、高齢者や小さいお子さんがいる家庭ですと、健康がより不安になってしまいます。

健康を害したくないからお掃除機能付きを買ったのに、エアコンが健康被害になるなんて、考えたくもないですね。

自動お掃除機能つきエアコンにもグレードがあることを知っておこう

自動掃除機能付きエアコン内部

「自動おそうじ」機能といっても、種類はさまざまにあります。主に以下の3種類に分けられることを知っておきましょう。

下位機種:フィルターのみ掃除してくれるタイプ

フィルターのみ自動お掃除してくれる機種で、今最も一般家庭で普及しているタイプです。

ほぼすべてのメーカーから出ていますが、富士通ゼネラルのエアコン「ノクリア」シリーズが、世界で初めてフィルターのお掃除機能を搭載し、業界の話題を集めました。

中位機種:フィルター掃除に、抗菌の熱交換器がついているタイプ

フィルター掃除だけではなく、抗菌処理してある熱交換器が付いているタイプです。

パナソニックのエアコン「Eolia(エオリア)」シリーズの上位機種は、「ホコリレスコーティング」という、熱交換器にナノレベルの凸凹表面処理が施されています。

コーティングが施されている分、カビの原因となるホコリの付着を防ぎ、ある程度の清潔さを保つことが可能です。

上位機種:フィルターに加えて熱交換器も掃除してくれるタイプ

凍結洗浄

「日立」のエアコンは熱交換器を凍らせて霜をつけ、たくわえた霜を一気に溶かして汚れを洗い流してくれる、熱交換器自動お掃除機能「凍結洗浄」が付いている機種があります。

汚れを洗い流した後に乾燥させ、イオンを内部に充満させ、年間を通して内部をキレイに保ちます。

キッチンがあるLDKなどではベトベトの油が飛び散りやすく、エアコン内部に付着する原因に。「凍結洗浄」を2度繰り返すことで、油汚れをしっかり洗い流してくれるとか。

汚れがちな熱交換器のクリーニング機能が付いている機種が、これからどんどん出てくるとうれしいですね。

上位機種はいいけれどお値段高め!本当に必要かどうかよく考えよう

家電量販店エアコンコーナー

掃除嫌いな人にとって、フィルターや熱交換器のお掃除機能が付いているエアコンは、魅力的すぎる機能でしょう。

しかし、お掃除機能が付いていても、エアコンの内部の精密部分をしっかり掃除することはできません。あくまでも補助機能と割り切った方がいいです。

過信しすぎてほったらかしにしすぎるほど、電気代も高くなり、故障の原因、健康被害の拡大につながります。

自分で月2度の掃除、業者の方へは1年に1度、少なくとも2年に1度は依頼し、内部までしっかり掃除するようにしましょう。

上位機種はとても魅力的ですが、本体の値段もケタ違いに高いです。

しかも、お掃除機能が付いていることで、分解クリーニング代も2倍高く、5年間で5万円以上の差がでてきます。こんなお金があったら、私なら焼き肉食べに行きたい(笑)

「今はあえて、お掃除機能が付いていないタイプを買われる方も増えています。」

家電量販店の店員さんが、このように言っていましたよ・・。お掃除機付きをすでに買われた方たちが、役割通りに働かないエアコンにうんざりし、2代目は「機能なし」を買われていくのだとか。

各メーカー様!「自動」と付いているなら、自動で本気で掃除するエアコン作ってくださよー!(心の叫び..)

あえて、お掃除機能がないエアコンを安く買うことで、「掃除しなきゃ!」という意識を保つことができます。エアコン代も掃除代も電気代も節約することができます。

お掃除機能が付いていようと付いてなかろうと共通していること、それは、

「機械」に頼ることなく「自分」で掃除をする必要あるということです。

メチャクチャめんどくさいですけれどね(泣)

めんどくさいことを乗り越えれば、とっても快適でキレイな空気があなたのもとへ舞い降りてきます!家族みんなが健康的で笑顔になれます。

せっかく高いお金を出して買っても、お金も健康も失っては意味がありません。

買ってから後悔しないよう、エアコンに求める目的と予算をしっかり決めてから、あなたにピッタリ合ったエアコン選びをしてみてくださいね。

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