電気会社でおすすめ人気5選を徹底比較
2016年に電気の自由化が始まり、電気会社がたくさん増えました。
新電力会社にして電気料金が安くなったという声を聞くと、変えた方がいいのかなと感じますよね。ただたくさんありすぎて「結局どれがいいの?」と迷う方も多いです。
そこでこの記事では、新電力を検討の方に向けて下記のことをお伝えします。
- 電気会社の選び方
- 新電力と大手電力会社の違い
- おすすめの電気会社の比較
筆者自身の電気料金で比較も行ったので、どれくらい金額が変わるのかわかっていただけます。
最後まで読むことで、今よりも安い電気料金になるなど、自分に合った電力会社を見つけることができると思いますので参考にしてくださいね。
電気会社どうやって決めればいいの?
これまで当然のように大手電力会社を使用していると、いざ新電力会社に変えようと思っても、一体何を基準に選べばいいのか悩みますよね。
でも下記の点をチェックして選んでいただくと、選ぶ範囲はぐっと狭まりご自身にあった電気会社を選んでいただけます。
下記の4点をご自身の優先順位を意識しながら読み進めてくださいね。
- 利用可能地域の確認
- 電気料金のシミュレーション
- 各社特典
- 解約金の確認
利用可能地域の確認
利用可能地域の確認は、必ずしましょう。
新電力会社は、まだ利用可能地域になっていない場合や、数年前には使えていたエリアが使えなくなっていたということがあります。
例えばインターネットのまとめ記事などを見たときは利用できるとなっているけれど、いざ公式ホームページにいくと、住んでいるエリアの表示がないことがあるので注意しましょう。
またエリアの詳細ページを見ると、一部の市や町では対応していないこともあります。
公式ホームページには正確な対応エリアが記載されていますので、気になった電気会社の対応エリアの確認をしておくことで、無駄に悩まなくなります。
電気料金のシミュレーション
電気会社を変える場合、やっぱり今よりも料金を安くしたいと思いますよね。
その時に必ず行っていただくことが、複数社の電気料金のシミュレーションです。
電気料金は、お住まいのエリアの設定プランや、ご自身の電気の使い方で変わります。ですので実際に気になる電気会社のプランに変えると、どれくらい料金が変わるのか確認しましょう。
会社により数千円変わってきます。
また逆に高くなることもまれにあるので、新電力に変えたら安くなるというイメージだけで変更してしまわないように気をつけてくださいね。
各社の特典
いろいろな業種が電力事業に取り組んでいので、元のサービスと組み合わせた特典がある新電力会社はたくさんあります。
下記に一例を挙げますね。
- ガスと一緒に使うことで安くなる
- ガソリンも安くなる
- ポイントカードとの連携でポイントやマイルがたまる
ご自身の利用しているサービスと一緒にすることで、メリットが増える場合は提携している電気会社を選ぶのもいいでしょう。
ただおまけみたいなものなので、まずは電気料金の確認をして、同じくらいの金額の会社が2つ以上ある場合に、参考にするのがおすすめです。
解約金の確認
今後も新しい電力会社の参入があったときや、使ってみると違う電力会社の方がよかったとなった場合、また自由に電気会社を選び変えることができます。
その時に解約金がないに越したことはありませんよね。
解約金がないところもあれば、契約時に解約金のかかる電気会社もありますので、要チェック項目です。
特に2年で安くなるなど長期間の契約が伴う場合は、契約期間内に解約すると解約金がかかります。
新電力と大手電力会社の違い
新電力と大手電力会社の違いは、インフラが整っているかいないかです。
大手電力会社とは、『北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力』の計10の電力会社のことを指します。
新電力会社とは、2016年以降、電気の自由化に伴いできた新しい電力会社のことを指します。
大手電力会社との差別化のため、利用者のニーズに合わせてプランが作られているので、ご自身に合ったプランを選ぶことでお得に電気を使えます。
また新電力会社は、大手電力会社のインフラを使用して無駄を省き、必要最低のコストで運営することで、電気料金が安いのが特徴です。
安いので電気がちゃんと使えるのか不安がある方もいらっしゃいますが、大手電力会社のインフラを利用して、これまでと同じ送電網を使っているので安心して使えます。
電気会社おすすめ比較
たくさんの電気会社がある中で、おすすめできる5社を比較してみました。
今回実際にシミュレーションを行い、どれくらい電気料金が安くなるのか確かめてみました。
住んでいる地域やご家庭の電気の使い方で電気代は大きく変わりますが、わが家の電気代を例に比較表も載せておりますので、参考にして見てくださいね。
わが家は夫・私・小学生の子供2人の4人家族。マンションの広さは72㎡。
年間電気代:92,859円(税込)
*こちらは1ヵ月の電気の使用量をもとに年間の使用電気量を計算し、出してくれたものです。
実際の年間使用量とは若干異なります。
以下同じ条件で各電力会社のシミュレーションを行っております。
シン・エナジー
シン・エナジーは神戸にあるシン・エナジー株式会社が運営しています。地域で作ったエネルギーを地域で使う仕組み作りに取り組まれ、再生可能エネルギーをもっとたくさん創るために、地域とともに開発もしています。
電気料金プランは以下の3つです。
- きほんプラン
- 【夜】生活プラン
- 【昼】生活プラン
基本プランは、1人暮らしや夫婦など電気をあまり使わなかったり、日時関係なく電気を使う方におすすめです。【夜】生活プランは、日中は不在が多く、主に夜に電気を使われる方、オール電化の方が当てはまりますね。【昼】生活プランは、在宅が増えたりペットを飼っているため日中に電気をよく使う方にいいでしょう。自分のライフスタイルに合わせたプランを選べますよ。
さらに初期費用・解約手数料も無料です!またJALマイレージバンク会員は電気代の支払いでマイルもためれます。
利用可能地域:全国(北海道・一部地域を除く)
わが家の場合
年間電気代:88,003円(税込)
差額:−4,856円
年間5,000円の節約は大きいですね!
おすすめの人
- オール電化を利用の方
- 生活スタイルが決まっている方
- マイルをためている方
エルピオでんき
エルピオでんきは都市ガス・LPガスも販売しており、ガスとのセットで月額料金が100円割引です。ガスも一緒に変えようとお考えの方は、キャンペーンを確認してお申し込みするととてもお得です。
地域密着で「安心駆けつけサービス」24時間365日無料で駆けつけてくれますので、電気がつかないなどのトラブルにも安心できますね!
ポイントや特典などはなく、大きな広告もなしにして、無駄な費用を使うことなくその分電気料金を安くシンプルにしているのです。また解約料金も無料です。
利用可能地域:全国(北海道・沖縄・一部地域を除く)
わが家の場合
年間電気代:87,320円(税込)
差額:−5,539円
同じく年間5,000円の節約は大きいですね!
おすすめの人
- ひとり暮らしの方
- ガスとセットで考えている方
- とにかく安くしたい方
ENEOSでんき
ガゾリンでおな染みのENEOS。エネルギーを安定的に供給すること、地球に優しいエネルギーを供給すること、新時代のエネルギーに挑戦することを掲げ、ENEOS株式会社が運営しています。
複雑なセット割はなく、でんきの契約だけでお得になるプランです。またエネオスカードを使った場合、ガゾリンが1円/L安くなります。
にねんとくとく割引を利用で、1kWhあたり0.2円(税込)割引され、3年目からは1kWhあたり0.3円(税込)割引されます。ただ2年に満たない解約は解約料金が1,100円(税込)かかりますのでご注意ください。
利用可能地域:全国(沖縄・一部地域を除く)
わが家の場合
年間電気代:88,602円(税込)
差額:−4,267円
年間4,000円の節約です。2年契約が多少気になりますね。
おすすめの人
- エネオスカードを持ってる方
- 長期で契約前提の方
あしたでんき
※2022年6月30日をもって全エリア・全プランの供給終了のため受付停止中。
あしたでんきの公式サイトへ
あしたでんきは電力事業を起点に再生可能エネルギーで、持続可能な社会を目指した事業や研究を行っている、TRENDEが運営しています。
電気料金は従来のプランよりもシンプルにわかりやすくなっており、基本料金が無料で従量料金も一律です。プランは2種類で、1人〜4人家族くらいの「標準プラン」と大人数の家族用の「たっぷり」があります。700kWhを超えると使えば使うほどお得です。
利用可能地域:東京・東北・中部・中国・関西・九州電力エリア(一部地域を除く)
わが家の場合
年間電気代:86,619円(税込)
差額:−6,240円
年間6,000円の節約!電気会社を変えるだけでこれだけ下がると思っていませんでした。
おすすめの人
- わかりやすい料金プランがいい方
- 大家族で電気を700kWhを超えて使用している方
新日本エネルギー
新日本エネルギーは「地域の皆様にお得な電気を!」をモットーに株式会社NEXT ONEが運営しています。
300kWhを超えると電気料金が安くなるので、使えば使うほどお得になります。大人数で電気をたくさん使うご家庭におすすめです。
注意点は供給エリアが少なく、下記のエリアです。
利用可能地域:東京・北陸・九州電力エリア(一部地域を除く)
我が家は関西エリアなので、比較表はありません。
おすすめの人
- 大人数のご家庭
- 電気を300kWh以上使う家庭
まとめ
電気会社それぞれに特徴があるのと同じように、ご家庭の電気の使い方はそれぞれ違います。
1ヶ月の電気量か電気料金がわかるだけで、簡単にシュミレーションができますので、一度シュミレーションをして、どの電気会社がどれくらい安くなるのか試してみてくださいね!
気になる電気会社のホームページに飛んでいただくとシュミレーションができますよ。
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