省エネになる暖房器具のおすすめはこれ!電気代が安くなるために知っておきたいお得な節約ワザ
心の中がぽっかりと寒くなったかと思ったら、外までもブルブルと凍えるように寒くなってきました。
外まで寒いのに、この寒い時期の頭を悩ますのが暖房代の「光熱費」です。
冬に使う暖房器具で使うものといえば、エアコン、こたつ、ガス・石油ファンヒーター、電気ストーブ、オイルヒーターやホットカーペットなどが思い浮かぶと思います。
「こんなに暖房器具があるけれど、1番省エネになってお得になるのはどれかしら?」
1番は何もつけずに、防寒着をグルグルと着て過ごすことだと思いますが、氷点下を超えてくると耐えられなくなってしまうと思います。
一体どの暖房器具が省エネになって、光熱費をお得にすることができるのでしょうか?
まず最初に!家電製品の電気代を簡単に計算する方法
電気代を節約するためには、家電製品にかかる電気代を計算方法を知ることが大切です。
エアコンなどの電気代を計算したいと思った時は、カタログをよく見てみましょう。
「期間消費電力量」や「年間消費電力量」などの表記があると思います。
これらは電化製品を1年間使った場合にかかる電力量の目安となっていて、どのメーカーも同じ基準で算出されています。
電気代を簡単に計算する計算式は、
期間消費電力量(年間消費電力量)× 1kWhあたりの電力量料金
で、計算することができます。
例えば、省エネ型のエアコンで、期間消費電力量が555kWh(キロワットアワー)、1kWhあたりの電力料金を22.5円として計算すると、
555kWh × 22.5円= 12,487円
となり、年間にかかるエアコン代の目安は12,487円、月々約1,041円と計算することが出来ます。
省エネタイプでさえこれだけかかるのですから、古い家電製品だったら何倍も電気代ってかかるのです。
電気料金の簡単な計算方法がわかったところで、省エネになる暖房器具はどういったものがお得なのでしょうか?
暖房器具で最強に省エネな商品は、最新型の省エネ型エアコン
やはり最強にお得な暖房器具と言ったら、エアコンが1番お得です。
しかも最新型の省エネ型のエアコンに買い換えることが大前提です。
例えばですが、15年も前のエアコンの消費電力が1,080W、最新型のエアコンの消費電力が550Wだとしましょう。
1日8時間使うとして、1kWhあたりの電気料金を全国平均である22円として計算してみると、
15年前のエアコンは約142.56円、最新型のエアコンは約72.6円と、なんと2倍もの電気料金が違ってきます。
1日あたり69.96円も違うわけですから、年間にすると2万5,186円も電気代が違ってくるのです。
今6畳クラスの省エネ型のエアコンでも3〜4万円で買えてしまいますから、2年以内に元が取れてしまう計算になります。
消費電力が異様に大きい古いエアコンを使っている方は、ぜひとも最新型の省エネタイプに買い換えることを検討してみましょう。
暖房器具で1番お得になるのは、実は組み合わせパターン!
暖房器具で1番お得になるのって、実はエアコン単体で使うことだけがお得なわけではありません。
実は組み合わせて暖房器具を使うことが、さらなる省エネにつながるのです。
最初にファンヒーターで部屋を温めて、温まったらエアコンを付ける
実はエアコンは起動時にたくさんの電気代がかかりますし、部屋が温まるまでかなりの時間を要します。
最初にすぐに温まるガスファンヒーターや石油ファンヒーターで部屋を温めて、温まったらエアコンに切り替えるという方法です。
ファンヒーターはずっと使っていると電気代がバカ高くなりますし、エアコンは一定の温度に達すると消費電力がグッと安くなります。
両方の特性をうまく組み合わせることで、電気代をグン!と安くすることができるのです。
エアコンと一緒に扇風機やサーキュレーターなどを使うと効率アップ!
エアコンで温められた空気は、部屋の上の方にたまってしまいます。
最新の省エネ型のエアコンは、足元センサーなるものがあって床までポカポカにしてくれますが、最新型なんて買うカネなんてないわー!って方は、扇風機やサーキュレーターがおすすめです。
天井に向けて回すことで空気を循環させれば、足もとまでムラなく暖まることができます。
エアコンなんて使ったらブレーカー落ちちゃうよ!そんな方にはこたつがおすすめ!
エアコンの消費電力は、起動時がハンパなくかかりますので、契約アンペア数が低い1人暮らしの方などは、ブレーカーが落ちてしまうという悩みがあると思います。
そのような方はエアコンよりも、こたつがおすすめです。
密閉した空間で温まることが、何よりも省エネになります。
こたつ単体だけではなく、断熱マットやホットカーペットを併用するとさらにお得になります。
ホットカーペットは床にじかに敷くと、熱が床に逃げてしまって暖房効率が下がってしまいます。
アルミ保温マットを引くことでさらに暖房効率があがり、エアコンなんて使わなくても十分に温まることができるのでおすすめです。
我が家はこたつを買って、家族一緒にぬくぬくと過ごすことで光熱費の効率アップをしていますよ。
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省エネ性を考えて、暖房器具でおすすめできない製品はこの2つ!
省エネ性能を考えると、暖房器具でおすすめできないものは、「石油ストーブ」と「オイルヒーター」の2つです。
石油ストーブはその周辺だけが暖まるだけで、部屋の中までは暖めてくれません。
最近灯油代の値上げ感は収まってきましたが、やはり省エネ性を考えるとエアコンには全然かないません。
オイルヒーターも同じく、省エネにはまったく向かない暖房器具です。
オイルヒーターはずっと同じ電力の勢いが続いて、しかもタイマーを設定するなどかなりめんどくさいです。
消費電力が1,500Wだとすると、8時間も使えば1日で約264円、1ヶ月で約7,920円ととんでもない電気料金になります。
火が出ないから安全ですし、赤ちゃんがいるご家庭におすすめですけれどね。
石油ストーブも実家で大切に使っていて、やかんを乗せて加湿したり、焼きいもを焼いたりして私は大好きなのですけれどね・・・。
乾電池だけで動きますから、災害などの停電時はとっても便利ですが、省エネ性との両立はとっても難しいです。
省エネを考えることも大事なのですが、本当に大事なことって一体何でしょうか?
省エネを考える以上に大切なことは風邪を引かないようにすること
省エネを考えて暖房器具を選ぶことも大事ですが、それ以上に大切なことは風邪を行かないように意識することです。
節約が大事だからと、寒いのを我慢して暖房を入れないと風邪を引いてしまって、家事も子育ても仕事もできなくなってしまいます。
1番省エネになることは、温かい食べ物をたくさん食べて十分に疲れを取ることです。
いつまでも寝ないで起きているとそれだけ暖房費もかかりますし、夜中の寒さゆえに暖房の温度の上げすぎもカラダによくありません。
夜更かしによって、体内時計も狂ってきて風邪を引きやすくなってつらくなるのはあなた自身です。
暖房を使う目的は、いきいきと健康的に過ごすための補助ツールです。
過度の節約をして、健康も幸せも失ったら全く意味がありません。
お得な暖房代の節約術を使って、心の中までポカポカに温まるようにしてくださいね。
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