夏休みのお昼ご飯は子供が自ら作ってみよう!超簡単・時短カレーライスならすぐにできて食育に
小学生にとっては、ワクワクしちゃう夏休み!
いや、いや、小学生ママにとっては、もうゲッソリしちゃうような夏休み(泣)
忙しい!
出費がかさむ!
いつものおひとりランチは、冷蔵庫の残り物でパパッと済ませちゃえばよかったのに、子供の分まで考えて用意しなければなりません。
我が家も小2と小4の女の子がいますが、そろそろ全て親がご飯を作るのではなく、自分で料理をすることを覚えて欲しいと思っています。
夏休みなんて関係なく、生きていくために食べることは必要だからです。
今回は最近料理に興味津々である小2の次女が、料理の基本であるカレーライスを1人で作ることに挑戦してみました。
超簡単に時短でパパッと子供でも作れるカレーライスレシピを、今回ご紹介したいと思います。
カレーライスを作る前に、カレーライスの基本の作り方を知ろう!
時短で簡単にできるカレーライスを作る前に、まずは基本的なカレーライスの作り方を覚えます。
子供向けの料理本を見ながら、にんじんやじゃがいも、玉ねぎやお肉など、カレーに必要な材料を知り、作る工程を覚えます。
料理って、どうしても応用から覚えてラクをしようと思ってしまいがちです。
でも、応用は基本を知っているからこそ、アレンジすることができます。
まずはカレーライスとはどういうものかを知らないと、世の中一般的に言われているカレーライスはできません。応用から作るとハヤシライスになっちゃったり・・。
工程で省くことができる所をできる限り改善していくことで、時短・簡単料理を作ることができます。
「カレーライスって、じゃがいもや人参を切るのが大変そう・・。」
カレーライスってとっても簡単そうに見えますが、時間がかかって大変なのが、根菜類の皮をむいて切ることです。この工程を省いてあげれば、かなり時短になります。
次女と色々話し合いながら、考えに考えた結果、玉ねぎだけは入れてじゃがいもと人参は入れない「トマトカレー」を作ることに!
それでは早速作ってみることにしましょう。
根菜類なしの超簡単・時短トマトカレーを作ろう!
じゃがいもと人参を省いた超簡単・時短カレーライスのタイトルはズバリ、
「夏休み!子供でも作れる超特急トマトカレー」です(タイトルは適当です..)
カレーライス4皿分の材料は、以下の通りです。
- トマト:3個 or カットトマト缶1個
- 玉ねぎ:2個
- 豚肉:200g(鶏肉でもひき肉でも牛肉でもぜい肉でも何でもOK!)
- しめじ:1パック(きのこ類だったら何でもOK!)
- にんにく:1かけ(にんにくチューブでもOK!)
- カレールー:1/2個
- しょうゆ:少々
我が家ではトマトが冷蔵庫に1個しかなかったために、トマトは両方使います。
材料は上記の通りですが、だいたい揃っていれば適当でOKです(笑)アレンジ料理なんて、そんなもの〜!
今回は、じゃがいもと人参の代わりに冷凍しておいたしめじを入れることにします。きのこ類は冷凍しておくことでグルタミン酸がたくさん出て、よりおいしくなるのです。
野菜は保存方法を覚えておけば、より長持ちさせることができて食費の節約になりますよ。
野菜高騰で家計が大ピンチ!食費の節約対策として実践してみたい料理レシピと究極の節約ワザ
最初に、トマトを乱切りにします。
もし皮が気になる方は、湯むきをしておきましょう。我が家はめんどくさがり屋なのでしません・・。
子供に包丁を持たせることが不安になってしまうかと思いますが、普段から少しずつ一緒に切る練習をしておくといいですよ。我が家も時間があれば一緒に切るようにしています。
ただ、玉ねぎを切る時はかなり危なかったです。
「かた〜い!」と言いながら切っていましたので、小学校低学年の子にはちょっとキツイかも・・。
「そうだ!」と何を思ったのか、引き出しから取り出したモノ、それは、
スライサー!!(100均で購入したもの〜!)
しかし、なかなか力を入れるバランスがわかりづらかったのか、結局包丁に戻ることに・・。
「お母さん、玉ねぎ切る時って目がイタイ!」
玉ねぎを切ると目から涙が出ることを覚えた次女は、なぜかゴーグルを引っ張り出してきました。
ゴーグル装着完了〜(笑)
ゴーグルをつけて無敵になった次女は、さらにパワーアップして玉ねぎを楽しそうに切っていました。
今回時短で作ることが目的ですので、電子レンジで玉ねぎを加熱する方法を教えます。
玉ねぎの内部にすばやく熱を伝えられる電子レンジを使う方が、玉ねぎの辛み成分である「硫化アリル」が蒸発して消えやすくなるのです。
その結果、玉ねぎが本来持っている甘みだけが残り、甘みが一層感じられるようになります。
鍋で玉ねぎを炒める時間も節約になりますし、より玉ねぎもおいしくなっていいことばかりですね。
鍋にサラダ油とにんにくチューブを入れて、玉ねぎとトマト、しめじと豚肉を入れて色が変わるまで炒めます。
カットトマトを入れて、軽く炒めます。パックを開けるのに戸惑っていましたので、缶のタイプだともっと戸惑うかもしれません。
火を弱火にし、カレールーを入れて弱火でルーが溶けるまで炒めます。トマトの水分があるため、水は入れなくてOK!
最後の仕上げとして、しょう油を大さじ1入れます。
「大さじ1なんて計ってないで、適当に入れていいよ。」という言葉を信じて、醤油さしのまま入れていました。アバウトな母で大変申し訳ございません。
少しかき回してとろみがついたら、超特急トマトカレーの完成です〜!
「みんなの分、お皿に入れるよ〜!」
自分1人でここまで作ることができたからか、まるでおうちの給食当番であるかのように振る舞っています。
材料を切りはじめてから、ここまでの工程はなんとたったの20分!!
お昼12時から作り始めたのですが、ランチの時間にきっちりと間に合いました。
「酸味が効いていて、とってもおいしいぃ〜!」
子供が作ってくれたことに、親として感動してしまいました。
夏らしくトマトの酸味が、夏バテ気味の体にビタミンチャージをしてくれて、とってもおいしくペロリと平らげてしまいました。
やっぱり根菜類がないと、パパッと煮込まず作れちゃう点がいいですね。夏野菜がもっとあれば、夏野菜たっぷりカレーを作っても楽しいですよ。
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電子レンジやガス、調理器具などの使い方も覚えることができる
今回は、カレーライスの簡単で時短になる作り方を覚えただけではありません。
鍋や包丁やスライサー、電子レンジがガスコンロの火加減の仕方なども同時に覚えることができました。
火のそばに子供に近づけないようにしたくなってしまいますが、いつまでも怖がっているといつまで経っても覚えることができません。
火の強弱を反対にして「うぉ〜〜!」と火がボーボーなってびっくりするのを覚えたり、スライサーも反対側でスライスしようとしていたりと、料理は色々と失敗しながら覚えていきます。
料理は作ったら終わりではなく、後片付けまでも勉強です。
食べ終わるとベトベトですが、最後は自分でお皿洗いまでしていました。
カレーライスができ上がるまでに、こんなにも色んなものを使わなければならないことを体で覚えたことで、どんどん自分に自信がついていったようでした。
自ら料理をすることで大変さと面白さがわかる。食育にも!
まだ小学校低学年ぐらいとなると、包丁や火を触らせることに不安や抵抗があるかもしれません。そんな時は、レンジでチンするだけで簡単にできちゃう冷凍のお弁当なども今はたくさんでています。
夏休み期間中は冷凍庫に冷凍食品をたくさん入れておくことで、子供たちだけでも電子レンジがあれば簡単に作ることができますよね。
夏休みは長いからこそ、無理しなくていいんです。
冷凍食品を温めるだけでもいいし、レトルトカレーも活用することが、長い夏休みをストレスなく乗り切るコツです。
恐怖の夏休みお昼ご飯対策。子供だけで留守番の時は電子レンジご飯が簡単・安全で超おすすめ!
「カレーライス、作るの大変だった〜!」
カレーライスを作ることが意外と大変であることがわかったようでしたが、「自分だけで作ったんだよ〜」と自信たっぷりの表情で満ち溢れていました。
今後は焼きそばやスパゲティー、ホットケーキやチャーハンなども作れるようになると、生きていく上での自活力がついて、私もどんどんラクになってくるに違いありません。
自分がラクするために、子供にどんどん料理を教えていこうと思っています。
料理って難しく考えてしまいがちですが、「おもしろい!」って思うことが上達する一歩になるのではないかと思います。あとは人から「おいしそう〜!」って褒められることもコツですね。
夏休みという超長期休暇でママはゲッソリしてしまうかもしれませんが、長い休みだからこそ子供たちと一緒に料理をして、楽しい食育をしてみてくださいね。
失敗しながらもグングン料理が上達していくことで、次の夏休みはグッとラクになっているかもしれませんよ?
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