進研ゼミ「ハイブリッドスタイル」はiPadとテキストを組み合わせた学習ができる!受講費を比較してみた
子供の通信教育でもっとも有名なのが、通信教育大手である「進研ゼミ」です。
我が家では紙の教材からはじまって、タブレット教材である「チャレンジタッチ」や「スマイルゼミ」など、色んな通信講座を試してきました。
スマイルゼミとチャレンジタッチを実際に使ってわかったメリット・デメリット-小学生タブレット通信教育比較
今のところですが、小2の長女は「進研ゼミ」で小学講座の紙の教材を受講しています。
「チャレンジタッチ」のタブレットも最初は興味を持って利用していたのですが、結局はやらなくなって、「ニンテンドー3DS」に手を出し始めました。
もちろん紙ベースのチャレンジも、毎回親がやる気を引き出してあげないと全くやりませんけれどね・・・。
「紙とデジタルと、いいとこ取りの教材ってないかな?」
ふとそんなことを思っていたら、なんと「進研ゼミプラス」小学生講座に2016年4月から「ハイブリッドスタイル」が登場したのです。
でも「ハイブリッドスタイル」って、一体どんな学習スタイルなのでしょうか?
タブレット学習と紙のスタイルと何が違うのか、早速ですが比較してみました。
進研ゼミプラス「ハイブリッドスタイル」って一体なに?
「ハイブリッドスタイル」と呼ばれる学習スタイルって、一体どんな内容なのか気になりますよね。
今までは紙だけの「オリジナルスタイル」と、タブレットで学習する「チャレンジタッチ」の2種類がありました。
「ハイブリッドスタイル」は、テキスト教材とiPadを使ったデジタル教材が組み合わさった、新しい学習スタイルなのです。
デジタルを用いたアニメーション授業で教えてくれて、自動採点と解説でスムーズに学習することができます。
1回の学習時間は、約10分。デジタルレッスンで理解を深め、紙教材で「読んで・書いて」確認することで、効果的に学習内容を定着させることができます。
授業から練習まで、子供のレベルに合わせた進め方や苦手対策ができるのです。
赤ペン先生のサービスは継続して行われて、レッスンや提出状況は赤ペン先生による手厚い個人指導を行ってくれます。
まさに「デジタル × テキスト × 赤ペン先生の個人指導」という学習スタイルが、「ハイブリッドスタイル」なのです。
新しい学習スタイルである「ハイブリッドスタイル」ですが、受講費は一体いくらかかるのでしょうか?
「オリジナルスタイル」と「ハイブリッドスタイル」の料金比較
「オリジナルスタイル」と、「ハイブリッドスタイル」の小学生講座の料金を比較してみました。
12ヶ月一括払い(月額あたり)
学年 | オリジナルスタイル | ハイブリッドスタイル | 価格差 |
---|---|---|---|
小1 | ¥2,705 | ¥2,943 | ¥238 |
小2 | ¥2,705 | ¥2,943 | ¥238 |
小3 | ¥3,425 | ¥3,726 | ¥301 |
小4 | ¥4,094 | ¥4,454 | ¥360 |
小5 | ¥4,885 | ¥5,315 | ¥430 |
小6 | ¥4,984 | ¥5,423 | ¥439 |
6ヶ月一括払い(月額あたり)
学年 | オリジナルスタイル | ハイブリッドスタイル | 価格差 |
---|---|---|---|
小1 | ¥3,014 | ¥3,279 | ¥265 |
小2 | ¥3,014 | ¥3,279 | ¥265 |
小3 | ¥3,682 | ¥4,006 | ¥324 |
小4 | ¥4,412 | ¥4,800 | ¥388 |
小5 | ¥5,122 | ¥5,573 | ¥451 |
小6 | ¥5,220 | ¥5,679 | ¥459 |
毎月払い
学年 | オリジナルスタイル | ハイブリッドスタイル | 価格差 |
---|---|---|---|
小1 | ¥3,343 | ¥3,637 | ¥294 |
小2 | ¥3,343 | ¥3,637 | ¥294 |
小3 | ¥4,062 | ¥4,419 | ¥357 |
小4 | ¥4,865 | ¥5,293 | ¥428 |
小5 | ¥5,632 | ¥6,128 | ¥496 |
小6 | ¥5,779 | ¥6,288 | ¥509 |
比較すると、12ヶ月分一括払いが1番安くなるのは「オリジナルスタイル」と一緒です。
「オリジナルスタイル」と比べると、「ハイブリッドスタイル」の方が月額数百円ほど高いのですが、基本的には大きく変わらないようです。
各学年とも約10%の受講費アップで、「ハイブリッドスタイル」を受講出来るしくみになっています。
「ハイブリッドスタイル」に使えるiPadには制限あり!
iPadが必要な教材ですから、当然のごとくおうちにiPadがないと学習することができません。
「我が家にiPadはあるけれど、ハイブリッドスタイルに使えるのかしら?」
家にあるiPadが使えるかどうか、気になりますよね?「ハイブリッドスタイル」で使える端末は、以下の通りです。
- iPad (第4世代)
- iPad Air
- iPad Air 2
- iPad mini 2
- iPad mini 3
- iPad mini 4
- iPad Pro(9.7/12.9インチ)
CPUが「Apple A6X」以上を搭載したiPadということになります。それ以前のiPadでは、残念ながら利用することは出来ません。
「iPad 2」や「iPad mini」あたりを持っている方も多いかと思いますが、比較的新しいiPadが必要になりそうです。
「iPad Pro」は、さすがに子供には大きすぎのような気がします。高いですから、壊したら悲鳴ものですよね。
もちろん今から購入するのであれば、更に高性能な「iPad mini 4」というのも良いかもしれません。
子供がiPadを使うなんて心配。変なサイトとか見ないか心配
iPadを使うことで、「チャレンジタッチ」にはなかった不安がでてきます。それは、有害なサイトなどを勝手に見てしまうのではないかということです。
そんな心配は、iPadの「機能制限(ペアレンタルコントロール)」で利用サイトやアプリの制限をすることができます。
有害サイトのブロック、利用アプリの制限、パスワードによる管理が可能です。
設定 > 一般 >機能制限でパスコードを入れて、設定の変更や機能制限を解除したりできます。
親も一緒に使っている場合、見られなくなってしまいますから、どうするかは家庭の使用状況で変わります。でも子供専用のタブレットがあった方が、子供のやる気もアップするかもしれません。
端末代は決して安くありませんので、ここはしっかりと親子で相談してから、決めた方がいいかもしれませんね。
iPadを持っていない場合は、一体どうしたらいいの?
「我が家にはiPadなんてないわ。どうしたらいいの?」
「ハイブリッドスタイル」を受講する場合iPadが必要ですが、持っていない場合はベネッセから月額ベースでレンタルすることが可能です。
でもレンタルした方がいいのか、購入した方がいいのか、迷ってしまいますよね。
ベネッセで36ヶ月間レンタルした場合と「Apple Store(アップルストア)」で購入した場合と、受講費を比較してみることにしましょう。
製品 | ベネッセ価格 | アップルストア価格 |
---|---|---|
iPad mini 2 (16GB) | 71,280円 | 32,184円 |
iPad Air 2 (32GB) | 89,280円 | 46,224円 |
「iPad mini 2」が月額1,980円、「iPad Air 2」が月額2,480円でレンタルすることができます。
ベネッセでレンタルしたiPadは、故障した場合1年に1度3,240円で修理できますし、途中解約の場合は、返却か残額で購入かの選択ができます。
36ヶ月間のレンタル期間が終了すれば、iPadは自分のものにすることができます。
比較してみた結果、「Apple Store」で購入しても2倍近く価格が違います。家電量販店で買えば、さらに安く購入することができるでしょう。
解約金なしでいつでも解約できたとしても、レンタルにしてはちょっと高すぎじゃないでしょうか?
最初から長く使う前提の方は、特別優待価格で購入することもできます。こちらは比較的安く購入することができます。
分割でローンで買うこともできますし、名前の刻印サービスも行っています。
価格を比較してみた結果、iPad自体は購入した方がお得であることは間違いありません。
「ハイブリッドスタイル」は試してみても良いかも!
総合的に考えると、「ハイブリッドスタイル」は試してみても良いかと思います。
「オリジナルスタイル」と比べると、月額300円程度アップするだけですからね。
すでにiPadやiPad miniを持っている場合や購入する予定があるのでしたら、「チャレンジタッチ」よりは使い勝手がさらに広がります。
ただ、iPadのレンタル価格はちょっと高すぎです。価格を知らない人向けの戦略的な価格設定と思われます。iPad購入料金も、予算に含めておいた方がいいでしょう。
今後タブレット教材である「チャレンジタッチ」の立場は、どうなってしまうのか、もすごい気になりますね。
ベネッセに問い合わせをして聞いてみた所、「チャレンジタッチ」も「ハイブリッドスタイル」も両方とも申し込む人も、多いそうですよ。
教育熱心な方が、非常に多いことにびっくりです。親としては、やっぱり焦ってしまいますね・・。
通信教育は、あくまでも勉強の手段です。
目的は、学ぶ楽しさが身につくことです。
できたら褒めてあげるなど、親が声かけをしてやる気を継続してあげることが大切です。
子供のやる気度によって受講するかしないかは、親子で「進研ゼミ」だけに「真剣」に考えていきたいですね(笑)
新しい学習スタイルである「ハイブリッドスタイル」を受講することによって、お子さんのやる気が、さらにぐんぐんと伸びていくかもしれませんよ?
注意:小学講座「ハイブリッドスタイル」は、2018年度3月号で終了しています。タブレット教材である「チャレンジタッチ」か紙の教材である「オリジナル教材」をお申込みください。
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タブレット通信教材「スマイルゼミ」も比較検討してみよう!
「チャレンジタッチ」と同じように、専用タブレットを使った学習ができるのが”「スマイルゼミ」
”
です。
バージョンアップして画面が割れにくくなったり、専用ペンがとっても書きやすくなって、進化を遂げました。我が家も実際に試してみて、その実力の高さに驚いています。
専用タブレット通信教材である「スマイルゼミ」を比較検討してみたいなと思われた方は、1度資料を取り寄せてみてください。
もし教材が合わなくて気に入らなかったら、申し込んだ方全員に全額返金保証制度がありますのでとっても安心です。まずはじっくりと資料を見て、検討してみてくださいね。
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