シャープ キャニスターコードレス掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」紙パック式を使ってみたレビューと気になる点
コードレススティック型の掃除機は手軽にササッと掃除できますが、キャニスター型の掃除機はしっかり掃除したいときに便利ですよね。
でも、掃除するときにコードが邪魔になったり、コンセントを抜き差しするのがわづらわしくてストレスになってしまうのが、キャニスターの弱点です。
しっかり掃除したい!
手軽に掃除したい!
その2つのいいとこ取りをしたのが、シャープのキャニスターコードレス掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」です。
今までコードレススティック掃除機は何台も試してきましたが、コードがないめちゃ軽タイプのキャニスター掃除機を購入しました。しかも紙パック式!
なぜコードレスキャニスターの紙パック式を選んだのでしょうか?
使い勝手とともにご紹介したいと思います。
スティックタイプと比べてキャニスタータイプのメリットとは?
掃除機にもいろんな種類がありますが、スティックタイプがいいかキャニスタータイプがいいか、迷ってしまいますよね。
スティックタイプのほうが、本体と一体型で手軽に使えるというイメージがあるかと思います。
しかし、今までいろんなスティックタイプを使ってきましたが、重心がスティックの上にあるタイプですと、長時間掃除をしていると結構疲れてしまうことも。
体力に自信があるかたはまったく問題ないかと思いますが、もっとラクに掃除をしたい人にとって、キャニスタータイプのほうが手軽に掃除をすることができます。
本体を置いて手軽に掃除ができる点が、キャニスタータイプのメリットと言えるでしょう。
掃除機の選び方を徹底解説!キャニスター・スティックタイプ、紙パック式・サイクロン式の違い
ラクティブエアーの「サイクロン式」と「紙パック式」の違い
シャープの「ラクティブエア」には「キャニスター」と「スティック」タイプの両方がありますが、どちらもコードレス掃除機という点で共通しています。
スティックタイプは、サイクロン式しか選ぶことができませんが、キャニスタータイプの場合は、「サイクロン式」か「紙パック式」か選ぶことができます。
「ラクティブエアのサイクロン式と紙パック式の違いって、一体どんな点かしら?」
それは、集じん容積とメンテナンス方法です。
集じん容積
ゴミを溜める容量である、集じん容積が2つのタイプでは全然違います。
- 紙パック式:1.0L
- サイクロン式:0.13L
この数値を見てわかる通り、7倍以上も集じん容積が違ってきますので、ゴミを捨てる回数も紙パック式の方が当然少なくなります。
サイクロン式はすぐにゴミが溜まってきますので、こまめにゴミを捨てる必要があります。
紙パック式は取り出して捨てるだけですので、ゴミを見たくない、フィルター掃除をしたくない人におすすめです。
メンテナンスは、紙パック式の方がラク
サイクロン式の場合は、ダストカップ、フィルターを定期的に水洗い等の掃除をする必要があります。掃除しないと目詰まりしたり、ニオイの原因になることも。
紙パック式の場合は、紙パックがフィルターの役割をしているため、紙パックを新しいのに交換すれば、フィルターも交換した事になります。
ホコリが周りに飛び散ることなく、ポイ!と捨てられる点がうれしいですね。
サイクロン式のように定期的に水洗い等する必要がありませんが、紙パック式の場合は紙パックを購入する必要があります。
純正のプレミアム抗菌タイプの紙パックですと、5枚入り1,200円前後です。
紙パック購入のデメリットはありますが、掃除機の掃除をするのがめんどくさい!やりたくない!人は紙パック式を選ぶとよいでしょう。
コードレスタイプのキャニスター掃除機はメチャクチャ軽かった
実際にパワーヘッドをつけて掃除をしてみることに。
「キャニスターの本体の中身、ほんとうに入っているの?」と心配してしまうぐらい、メチャクチャ軽いです!
本体のみの質量は1.8kgしかなく、本体を置いて掃除するためホースの重さしか感じません。
コードレスのため、あらゆる部屋を掃除するときにコンセントを抜き差しする必要がありません。コードがないだけで、こんなにもラクだとは!
自走式ヘッドのおかげで、手が引っ張られる感じ!自ら力強く動いてくれます。
キャニスターの場合、ホースを力強くグッと引き寄せたりしながら動かしていくことが多いですが、ラクティブエアは、スイスイとついてきてくれます。
部屋を曲がるときも、壁やドアにドンドン当たることなく、なめらかな動きです。
特にエアコンの上の掃除は「2段伸縮すき間ノズル」をつければ、本体を片手でラクに持ちながら掃除をすることができました。
プレミアムモデル(EA-AP700)の場合、ふとん掃除パワーヘッドがついており、ふとんについているダニやホコリを吸い取ってくれます。
1つのバッテリーによる最長連続運転時間は、約30分です。何回も使っていると突然バッテリーが切れてしまい、その時点から掃除のやる気がなくなってしまうことが。
しかし、プレミアムパッケージモデルには、バッテリーがもう1つついています。バッテリー切れを心配することなく安心して掃除ができます。
コルクのカスを吸わせてみました。運転音はダイソンの掃除機と比べたら、はるかに静かです。
ウィィーーン!というけたたましい音もなく、ヘッドを動かすだけでラクに掃除をすることができました。
実際の動画はこちら↓
紙パック式のここがちょっと不満だよ!という3点
メンテナンスもラクですし、ゴミを簡単に捨てられてお手入れがラクなのが紙パック式のいいところですが、ここが不満という点が3点あります。
1.すき間掃除のときはヘッドを付け替える必要あり
すき間ノズルがついているため、ノズルをつけ替えることで、パワーヘッドでは取れないような場所のゴミまで取ることができます。
でも、ノズルをつけ替えるのって結構めんどくさくないですか?
サイクロン式なら、足で軽くノズルを押さえることでヘッドを簡単に取ることができ、小さな「スグトルブラシ」で狭いすき間のゴミを取ることができて便利です。
すき間以外にベッドの下のゴミなどは、スティックタイプもキャニスタータイプもなかなか取ることができません。
そんなときに役立つのが、高さがないスリムなロボット掃除機です。
Ankerのロボット掃除機は運転音はびっくりするほど静か。重心が低いのに、狭いベッド下のゴミもスイスイ動いて取ってくれますのでおすすめです。
Ankerとルンバのロボット掃除機比較。2万円台の格安機種が高級機種より優れている5点
段差があるラグマットはやや乗り越えられず
比較的低いマットの場合はスムーズに乗り越えることができますが、段差が高いマットの場合はややよれてしまうことも・・。
ヘッドを持ち上げたりするなど工夫が必要ですが、これが結構腕が疲れてしまうのですよね・・。
しかし、サイクロン式の場合「ラグ超えヘッド」という機能がついており、スムーズに乗り越えることができます。
パイプを立てても自立しない
掃除をしている最中に、イスを動かすために一度掃除機を手放したいときがあるじゃないですか?
紙パック式の場合、掃除機本体だけで自立できないため、立てるときは本体のフック部分にパイプをはめる必要があります。
しかし、サイクロン式は「マジックバランス」という設計により、本体を自立させることができます。しかも、パイプを寝かすと運転を再開するスタンバイ機能も搭載されています。
紙パック式の場合は1度かがんでヘッドを置くか、本体にはめる必要があります。これが結構めんどくさい!
しゃがんだりするのがイヤ!どこかに立てかけたりするのはめんどくさい!というかたは、サイクロン式のほうがおすすめです。
清潔好きでめんどくさがり屋には断然紙パック式がおすすめ!
キャニスター掃除機というと、コードを抜き差ししながら掃除をする大変さがありましたが、コードがないことで、こんなにも余計なことを考えなくてもいいのかと、あまりのラクさに驚いてしまいました。
掃除機本体の持ち運びもとてもラクなことで、キャニスターにはつらかった階段の掃除もラクティブエアなら得意分野といえるでしょう。
紙パック式の大きな利点は、ゴミに触れることなく清潔に、紙パックごと簡単に捨てられる点です。清潔好きでめんどくさがり屋には断然紙パック式をおすすめします。
サイクロン式はどうしてもゴミが舞い散ってしまうことが多いですが、ラクティブエアのサイクロン式はごみを圧縮してくれて舞い上がるのを抑えてくれる機能があります。
機能も充実していますが、紙パック式よりお値段が2万円ほど高いです(汗)
予算と相談しながら、どちらのタイプが自分に合っているかどうか、よく考えながら選んでみてくださいね。
ラクティブエア コードレスキャニスター掃除機のラインナップ
ゴミ捨てがとても簡単!紙パックタイプ
【プレミアムモデル】着脱式バッテリー2個&ふとん掃除パワーヘッド付
今回購入したのがこちらのタイプです。バッテリーが2個ついて安心
【スタンダードモデル】着脱式バッテリー1個の標準タイプ
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