家選びで後悔しないための重要ポイント!5,000万円超の新築一戸建てを見学して我が家が思ったこと
我が家は今のマンションを買ってから、すでに3年が経過しました。
20代後半で1度新築一戸建ての購入を失敗した経験をしており、家選びに関しては猛勉強の末に今のマンションを購入しました。
とっても気に入っているマンションですし、今のところどうしても引越しをしなければならない理由はありません。
しかし生きている中で、いつどうなるかわからない世の中だからこそ、家の資産価値は定期的に査定をしてチェックするようにしています。
不動産市場には敏感になっている必要があると感じ、およそ3年半ぶりに近くに高級新築一戸建ての分譲地が出来たということで、早速見学に行ってきました。
久しぶりにワクワクしながら見学に行った我が家でしたが、予想外の展開になってしまったのです。
高級新築一戸建ての家は、建売とは比べものにならなかった
今回見学に行った新築一戸建ては200戸以上も集まっていて、新しい街が1つ出来るぐらいの大きな分譲地です。
もともと工場の施設だったのですが、売却後に自治体の街づくり条例によって、土地にゆとりある高級分譲地に生まれ変わりました。
建売住宅なのに、注文住宅のような美しすぎるデザイン住宅なのです。
土地の区画自体もとってもゆとりある造りがされていて、隣接する道幅も6m以上と広く、シンボルツリーもあって見ているだけでうっとりです。
ただ、最寄り駅から徒歩で約20分歩くことを考えると、通勤にはとても利便性ある場所とは言い難いです。
「この分譲地は、ずっと安心して永住出来るような作りにしてあります。」
どのような方が買いに来るのかを営業担当に聞くと、やはり今後転勤などで住み替えリスクがあるような方ではなく、死ぬまで一生住むような方に適した造りになっているとのことでした。
東京郊外で駅距離約15分の地で同じ建売価格を考えると、相場的には約2,000万〜2,500万円は高いです。
すぐ隣の土地で3,000万円の建売があるとしたら、こちらの分譲地では5,000万円超で売られています。
土地から買って決まったハウスメーカーで建てることもできますが、その場合はプラス500万円ぐらいにはなるそうです。
土地価格はほぼ一緒ですから、ウワモノだけで約2,000万円以上乗っているということになります。
そんな高級分譲住宅は一体どんな造りをしているのか気になってきましたので、早速中を見学してみることにしました。
一流ハウスメーカーの建物は、まさにモデルハウス並の造り!
「それではお邪魔しまーす!」
リビングに入ってみて、見ただけでびっくりです。
よく住宅展示場に行くと、造りや内装のすばらしさにびっくりすることがありますが、まさにそんな感じです。
建売住宅って大量生産なので、規格通りに作られていることが多いのです。
しかしここの分譲地は、どこに見学に行っても造りが1つ1つ違う設計がされていて、さすが一流メーカーの設計は違うなぁと。
ずっとマンション住まいをしている我が家としては、トイレが2箇所あったり、すぐに窓から外に出られる点はとても便利でいいなと思いました。
ピカピカのキッチン、広いお風呂や収納、防犯上安心なセキュリティシステム付きなど、ほんとすばらしいものばかりなのです。
しかし、なんだろう?
まったく「買いたい!」って思えるような魅力を感じなかったのです。
これは私だけが感じたのではなく、夫も同じように感じたと言っていたことです。
どうしてそう感じてしまったのでしょうか?
5,000万円超の高級分譲住宅を見て、魅力を感じなかった点
今回5,000万円超もする高級分譲住宅に、どうして我が家は魅力を感じなかったのでしょうか?
1.南道路に面するプライバシーのなさが気になった
大きな南道路に面した家のリビングから見て驚いたのが、あまりにも人通りが透け透けで見え見えであることです。
オープン外構になっていて、高級ゆえに天井が高く取られていて窓の高さがとっても高いのです。
日差しがとっても入ってくる設計になっているのですが、同時に近隣の人の目線もたくさん入ってきます。
我が家はマンションの最上階に住んでいることに慣れすぎてしまったせいか、人が目の前を歩いている感覚を忘れてしまったのかもしれません。
「これは、ボヨンボヨンのお腹出せないわ。」
現在はカーテンを全開していても、真っ裸でウロチョロ出来るのです。
もしここに住んでみた時に、隣のおじさまにハダカを見られたら一生恥ずかしくて目を合わせられなくなりそうだなと・・。
南道路ってこうもプライバシーがないのかと、改めて感じてしまいました。
2.マンション暮らしに慣れてしまったせいか、階段の登り降りが億劫に
これも慣れの問題なのかもしれませんが、階段の登り降りがとってもめんどくさく感じました。
夫も同じ意見でして、「階段ってこんなに大変だったっけ?」って見学後に行っていました。
マンションの平面で何でも完結してしまう暮らしに、我が家は慣れてしまったのかもしれませんが、登り降りって結構めんどくさいです。
水分を吸った重い洗濯物を上に持って行ったり、子供が自分の部屋に入ったら晩ごはんなんて降りて来ないんじゃないかと。
今の平面の暮らしでさえも、忙しい共働きだと間取り1つで時間の使い方が驚くほど違ってきます。
4人家族で暮らすマンションの間取り選びのポイント。3LDKタイプの中で我が家がこだわったこと
年を取ってからこの階段を使う日が果たしてくるのかと思うと、想像することが出来なかったゆえに、階段のメリットを見出すことが出来ませんでした。
3.永住出来るような作りという響きに、魅力を感じなくなった
20代の頃は一生に一度の買い物だって思って、家は永住するために買うものだと思っていました。
しかし、20代から30代にかけてリストラや転職や会社員の退職など色んなライフステージを経験してきた我が家としては、家を固定してしまうことの恐ろしさを痛いほど体感してきました。
永住するってことは、ライフステージも固定してしまうということです。
旦那さんに転勤命令が出たら、単身赴任を余儀なくされます。
子供が生きていけないほどつらい目に学校で遭ったり、受験した結果違う学校に行くことになっても、動きたくても動けなくなってしまうのです。
人生なんてほんとどうなるかわからないからこそ、家を買うリスクを常に考えておくことが大切です。
「永住するような造り」がこの地の売りポイントになっていましたが、ウラを返せば誰も買いたくない一生売りづらい地であったりします。
お金がないけれど家が欲しい。ココに気をつけろ!値段重視で家を選ぶと子供が悲劇に遭うことも
地価の安さや駅から離れている場所であることから、資産価値的には年月が経つごとに落ちていく速度は、周りより早くなっていく可能性がとても高いです。
ウワモノなんて劣化するのなんて当たり前ですから、上だけ見て判断しないことです。
色んな苦い人生を歩いてきた今となっては、我が家は「永住」という言葉にまったく魅力を感じなくなっていました。
それでも一戸建てはマンションにはない良さがある!
我が家がマンション暮らしに慣れているとはいえ、やっぱりマンションにはない一戸建ての魅力は十分にあります。
1.電力自由化で自由に電力会社を選べる
電力自由化がはじまるというのに、我が家のマンションは一括受電をしているためまったく自由に選べません。
一戸建ては業者を自由に選べるからこそ、非常にうらやましいです。
2.大規模修繕を待つことなく、自由に自分でカスタマイズが出来る
マンションで大規模リフォームをしたくても、色んな制約があって自由に変えることができません。
外側も大規模修繕の時期にならないと、いくら汚くても個人で自由に直すことができません。
永住して思い出をいっぱい作って、自分で自由にカスタマイズが出来る意味では、マンションにはないすばらしさがあります。
もしこの高級分譲住宅が、今のマンションの立地にあったらもしかしたら前向きに検討していたかもしれません。
「ここが私のふるさとなんだよ。」
住み替えがフレキシブルに出来るマンションもいいけれど、一戸建ては自分がホッとして帰れる「居場所」が出来ていいなと感じました。
家はお金だけではなく「代えがたい価値」も大切です。
我が家では一戸建てが完全にイヤというわけではありませんので、引き続き一戸建ても視野に入れて色々検討してみたいと思います。
家を買った後に1番後悔する理由。中より外に目を向けよう!
家の外装や内装を見て「ステキ!」と思って、思わず買いたくなってしまうかもしれません。
まして近隣相場からみても、2,000万円以上高いことを考えても、家の造りは別格だからと、安心して快適に暮らせると思ってしまうかもしれません。
でも今まで色々と調べてきた結果、家を買ってから後悔するトップの理由は、断トツで「環境」です。
私も同じ理由で失敗しています。
「実際に住んでみたら、こんなはずじゃなかった!」って思う人は、周辺環境の調査不測であることがとても多いです。
近隣住民が変な人だった、音やニオイの出る施設が近くにあった、夜間あまりにも街灯が少なくて怖かったなどです。
先ほどの南道路のように、外からのぞかれたり目と目が合ったなんて、住んでからじゃないとわからないかもしれません。
最近とっても強く感じることは、「激戦区で保育園に入園できない事実がわかった。」っていう理由です。
家選びはとっても忙しいかもしれませんが、キッチンに目を向ける前に、まずは自治体の子育て支援課に目を向けましょう。
子育てや老人介護をする上での行政サービスがどれぐらい充実していて、子育てや介護しやすい街であるかの方が、快適に安心して暮らしていく上でとても重要なポイントです。
街は人の助けがあるからこそ、温かく育っていくものだからです。
公立小中学校のレベルやイジメの有無や荒れ具合なども、自治体の教育委員会に電話をしたり、学校に連絡をして実際に会って話を聞いてみましょう。
正直に話をしてくれないような自治体や学校だったら、そんな場所に住むことが後悔する元になりますのでやめるべきでしょう。
確かに5,000万円の家で、ウワモノに3,000万円する家だったらすばらしい豪邸かもしれませんが、一生カーテンとシャッター暮らしになるかもしれません。
何となくわかっていても、気持ちが高まっている購入時にこそマイナス部分をしっかりと直視しましょう。
家を買う時は、中より外に目を向けよ!
100%満足出来る家なんてありませんので、70%の希望を満たせるぐらいがちょうどいいです。
人生の中でもっとも高い買い物だからこそ、あなたの目でしっかりとチェックしてみてくださいね。
注文住宅を建てたいと思ったら、カタログを徹底比較しよう!
「注文住宅を建てたいけれど、さっぱりどんな家を建てたらいいかわからない。」
自分だけのおうちを建てるなんて、一生に一度あるかないかのビックイベントです。
みんなと同じ家はイヤ!自分のこだわりをいっぱい詰め込んだ家を建てたい!
オリジナルの家を建てたいと思った時に、漠然としたイメージしか持ってないと、なかなか思い通りに進みません。
そんな時に大切なことは、具体的なイメージを持つことです。
注文住宅に関する色んなカタログはありますので、まずはいくつか取り寄せてみましょう。
「LIFULL HOME’S 注文住宅」なら、注文住宅に関するカタログを一括請求することができます。
「LIFULL HOME’S 注文住宅」の特徴は、以下がポイントです。
- 無料で簡単に複数社の住宅カタログを一括請求可能
- おおよその価格がわかる
- 設計プランの相談ができる
- 予算や人気のテーマや住宅メーカーなど複数の軸から探せる
- 実績のある安心・安全の優良住宅メーカーが豊富
- 月々支払額・世帯人数・建築予定地をいれると条件にあった住宅メーカーが見つかる
カタログを請求すると、無料で「はじめての家づくりブック」がもらえます。
おうちづくりは、本当に高いお金がかかります。おうちづくりで失敗しないポイントは、徹底比較することが大切です。
自分らしい家づくりをするために、カタログできちんと比較しよう!
カタログは無料ですので、一切損しません。むしろ、カタログを請求しないと損するかもしれません。
一生に一度の家づくりだからこそ、楽しくカタログを取り寄せて、後悔しないための家づくりを目指してみてくださいね。
家づくりで失敗したくない!「LIFULL HOME’S 注文住宅」で無料のカタログを取り寄せてみる
未公開物件多数!自分の希望にぴったりの家探しをしませんか?
「家を買いたいけれど、どうやって選んだらいいかわからない。」
家選びは一生に一度あるかないかの大事な高額な買い物なのに、どうやって選んだらいいのかわからない方が多いかと思います。
住みたい街の大切な情報は、心から信頼できる不動産会社から届けてもらいたくありませんか?
そんなあなたにおすすめなのが、信頼できる不動産会社が全国で300社以上も登録されている「タウンライフ不動産売買」です。
ここには、世の中にはまだ出てきていない「未公開物件」が多数掲載されているのです。
実は、広く知られている大手不動産検索サイトは、売れ残りの物件ばかりが公開されています。
本当に売れる物件は、世の中にわざわざ公開なんてしません。
誰もが欲しいと思えるような家は、宣伝なんてしなくてもすぐに売れてしまうからです。
一戸建てやマンション、土地や投資用の収益物件まで、不動産検索サイトにはない物件選びができるのです。
あなたの希望条件にぴったりな物件情報を届けてくれます。
不動産選びに失敗している私は、もっと早くこのサイト知りたかったです!
このサイトは信頼性抜群なのに、ほとんど知られていないサイトですので、本気で家探しをしているなら登録しないと、多額のお金とともに後悔してしまいますよ?
住みたい都道府県を選ぶだけで、あとはたったの60秒で簡単に無料で登録することができます。
誰よりも先に物件情報を知ることが、家選びに成功するコツです。
まだ誰も知らないような新しい未公開物件情報を受け取って、どこの誰よりもいい家探しをしてみてくださいね。
無料会員登録はたったの60秒!信頼できる不動産会社からまだ誰も知らない未公開物件情報を送ってもらう
住宅ローンは比較してから決めないと何百万円と損するかも?!
「住宅ローンってどこの銀行で組めばお得なのだろうか?」
住宅ローンって金融機関の選び方次第で、数百万円単位で変わってきます。
住宅ローンを組みたいけれど、どこの銀行に申し込んだらいいかわからない方は、複数の金融機関を比較してみましょう。
「住宅ローン一括審査申込サービス」を使えば、無料で複数の金融機関と比較することができます。
どうしていいか迷っている間に、あなたはどんどんお金を失うことになります。
たった1%の金利差で、貯金するよりはるかに高い節約効果が出てくるのです。
迷っていたら今すぐ行動して、各銀行同士を比較検討してみましょう。
あなたに最適な借り手が、ここで見つかるかもしれませんよ?
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう