2016年8月7日 -PR-

【マイホーム購入失敗談】新築一戸建てを買う時に我が家が足りなかった3つのこと

「もう2度と家なんて買うもんか!」

我が家が新築一戸建ての購入を失敗して500万円の借金を背負ってから、死に物狂いでたった1年で借金を完済しました。

借金500万円をたった1年で完済した時の家計簿公開。返済は地獄だったけどお金の失敗はプラスの財産

家を買うことが、こんなにも人生を狂わしてしまうものなのかと・・。

しかし、人間ってイヤなできごとは忘れるように出来ているのでしょうか?

もう新しい家なんて絶対に買わないと誓っていたのですが、社宅の入居期限が迫っていたことで、再度家探しをはじめたのです。

そしたら、さらにとんでもない失敗をしてしまったのです。

はじめにファミリー向けの賃貸物件探しを始めてみたけれど

家は買わないと決めていたので最初は賃貸物件をずっと探していたのですが、都内でファミリーに最適な物件がなかなか見つかりません。

社宅の入居期限が改悪されてしまい、住める期間が短くなったこと、工業地帯ゆえに、小学校通学路の安全面での問題もあり、早く家を探さないといけません。

一生賃貸と決めていた我が家ですが、いざ探すとなると、ファミリー向け3LDK(75~80平米)のいい物件は、都内では家賃が15万~20万円もすることがわかったのです。

「なんでこんなに東京は土地が高いんだー!」

共働きで早期繰り上げ返済が可能であれば、賃貸よりも断然買った方が安く済むシミュレーションが出たことにより、買いたい気持ちが再燃してしまいました。

「もう1度、家探してみる?」

借金500万円から立ち直って節約根性が身についたからか、貯金額もまたメキメキと増えていった我が家だったのです。

「手付金ぐらいは、貯金から現金で払えるかもしれない。」

手付金とは、「この家買いますよ~!そのお約束としてお金をちょっとだけ渡しておきます」という、証拠のためのお金ですね。

あの時の一生賃貸!の決意は、一体どこにいってしまったのでしょうか?

あんなに壮絶に売ることが大変だったのに、「家」への強い憧れが強かった夫婦は、憧れの衝動に駆られるかのように家を買うことにしたのでした。

角地か注文か建売かで、こんなにも価格が違う!

「今度こそは家探しで失敗しないぞ!」

今度こそ家選びで失敗したくないですから、無料の住宅情報雑誌やサイトをくまなくチェックすることにしました。

不動産屋さんにあきらめずに問い合わせを続けてみたところ、なんと自分たちが希望するエリアに、新築一戸建てが建売で建てられることがわかったのです。

よくある売り方ですが、子供が親の土地を相続出来ずにその土地を売って、2分割して建売にして売るというパターンの物件でした。

片方は角地、もう片方は3方に挟まれた北向き道路の家です。

角地の方は、自分たちで建てると言って土地だけ購入し、なんと有名なハウスメーカーである「一条工務店」で注文住宅を建てるということでした。

土地と建物を合わせて価格は2,000万円は違うでしょう!と、不動産担当者は言っておりました。

北向き道路に建てられた建売住宅ですが、玄関が吹き抜けで食洗機などがついたシステムキッチンがついていたのです。

建売だとイメージがつきやすいこともあってか、一気に住んでいるイメージがムクムクと湧いてきてしまったのです。

それでも前みたいに即決したら同じことを繰り返してしまいますので、落ち着いて考える必要があります。

「今日の所は、見学だけにさせていただきたいと思います。」

そう言って、その日は後にすることにしたのです。

不動産担当者が我が家に来て、価格交渉した結果

今回目をつけた建売ですが、家と会社と転園予定の保育園とのトライアングルが、すべて10分以内と絶妙によい場所にあったのです。

働き続けるためには、この3つのトライアングルの距離が1番大事ですし、場所も整形された区画整理の中にあり、緑豊かで素晴らしい環境だったのです。

「こんな社宅の工業地帯とは、まったく比べものにならないわ。」

楽しく暮らしているイメージが膨れ上がってしまい、不動産屋さんと色々と交渉を重ねていった結果、とうとう営業担当者が2人で我が家にやってきたのです。

見学時に最初に提示された値段は、4,100万円でした。

しかし、隣の素敵過ぎる注文住宅と比較すると、どうしても建売の安さが目立ったためか、売れないまま1ヶ月が過ぎて、価格はなんと3,800万円まで下落していたのです。

「売主さんと交渉してきたのですが、今なら3,700万円まで値下げすることが出来ますよ~!」

あのキレイに区画整理された中で、4,000万円を切って売っていた家は過去に1棟も見たことがありません。

3,700万円は、安すぎる・・・。

でも今思えば、ちっとも安くなかったのです。

せまい土地の範囲内で、わずかな価格差を比べていたに過ぎなかったのです。

「手付金も1割が普通ですが、50万円でもいいですよと売主さんが言っていました。」

貯金が200万円ぐらいしかなかった我が家でしたが、手付金がこんなにも安くなるなんて、お買い得かもしれない!

以前の新築一戸建て購入失敗時の土地勘がないというリスクはなく、よく知っている土地という安心感もあります。

これは買わないと損かも?

うーん、どうしよう。

営業担当と、交渉すること2時間。

なかなか営業マンが帰らないのです。

色んな話をしているうちに、今買わないととっても損してしまうような感情に変わってきてしまいました。

「はい、それではハンコ押します。」

金庫から実印を取り出して、勢いで「不動産売買契約書」に実印を押してしまったのでした。

ハンコを押した後、

「賃貸で悩んでいたけれど、購入して良かった。」

売買契約により手付金50万円も渡し、うれしさでいっぱいになっていた我が家でした。

でも1度失敗しているから、やっぱり慎重になるんですよね。

「ほんとうに買ってよかったのかなぁ?」

何度も何度も下見もしたし、周囲の状況も歩いてみたし、のどかで静かで公園がたくさんあって、子育てしやすいことには間違いありません。

うーん、でもまだ心臓がドキドキしてきて、心配が止まらなくなってしまったのです。

「私、ちょっと夜にもう1度行って見てくる!」

夕飯を食べた後に、一人で暑い中、現場に自転車で走って向かってみたのでした。

現地に行ったら、けたたましい「夏の音」を聞いて驚がく!

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現地に着いてみて、隣の家にあるでっかい木から、ものすごいけたたましい鳴き声が聞こえてきたのです。

ミーン!ミンミンミンミーン!

大量のアブラゼミが隣の木にたくさんいて、しかも尋常じゃないぐらいの数だったのです。

5匹ぐらいまでなら許せたかもしれませんが、あの泣き声のセミの数は、おそらく50匹ぐらいはいたはずです。

そう、我が家が買った隣の家に生えている巨大な木に、セミの大群が押し寄せていたのです。

「昼間行ったらいなかったのに、なんでー?」

おそらく昼間でもセミは木に止まっていたと思うのですが、おそらく気がつかなかったのだと思います。

前回の失敗の経験を活かして、今度は近所ではなく周囲を見て回っていたのですが、近所を調査することをすっかり忘れていました。

話によると、老夫婦が住んでいて、なかなかの荒れ放題で、庭の手入れもまったくしていない家なのだとか。

周囲を歩きまわってみましたが、夜でもひっそりと静かな界隈でして、本当にセミの声がうるさいのはこの区画だけなのです。

 

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この木にだけ、セミがいっぱいなのです!

これは住めない。会話が出来ないぐらいのデシベルでしょ?

夏だけ我慢?

家の騒音問題には1度失敗しているだけに相当なトラウマがあり、もしここに住んだら夏がきっと大っ嫌いになるはずです。

「今ならまだ手付解除が間に合うかもよ?」

売買契約をしたばかりの我が家でしたが、もしかしたら手付金が戻ってくるかもしれないという淡い期待を持ちつつ、営業マンに駆け寄ったのでした。

手付解除で、果たして手付金は戻ってきたのか?

「手付解除なんて、今まで経験したことありません。」

担当の営業マンにさんざん文句を言われて、何とか売主さんである小さな不動産会社の方に駆け寄っていただいたのです。

「一度もらったカネは、絶対に返さねーよ!」

はい、ごもっとも~!

手付解除の時は、売主の方に過失などがない限りは返金されません。

手付金を渡した方が契約を解除する時には手付金を放棄し、相手方が解除する時には倍額を返す必要があります。

結局手付金は、残念ながら戻ってきませんでした。

我が家はたった1週間で、なんと50万円の損失を出してしまったのです。

またしても、家の購入で大金の損失を出してしまったのでした・・。

新築一戸建てを買う時に我が家が足りなかった3つのこと

新築一戸建ての購入を、なんと2度も失敗してしまった我が家でしたが、今回の家選びの失敗の原因は、以下の3つが原因でした。

1.  昼間しか調査をしていなかった

寝袋を持ってでも、おまわりさんに補導されそうになっても、「我が家を調査中です!」と割りきって夜でも調査をするべきでした。

昼はよくても朝方に「コケコッコー!」って、ニワトリの鳴き声で起こされるかもしれないのです。

2.  近所に恥ずかしがらずに聞くべきだった

やっぱり近所には聞きづらくて、今回の見学時に聞くことができませんでした。

でも多額のお金が出て行くことを考えたら、恥ずかしがっている場合ではありません!

無理やり聞くと不審者と思われますし、今後の近所付き合いに支障が出ますから、何気なく外に出られていたら、恥ずかしがらずに聞いてみた方がいいでしょう。

3.  不動産屋を家の中に入れるべきじゃなかった

売買交渉が架橋に入ってくると、不動産の営業マンは買ってくれるまで帰ってくれないことが多いです。

営業マンとむずかしい話をしているうちに、頭が疲れてきてしまって、買わなければいけないなという心境になってしまったのです。

店舗に行っていれば自分が帰ればいいのですが、家に来てもらって「帰れー!」と追い返すわけにいきません。

この断る!という勇気が、その時にはなかったのです。

やっぱり日本人の物腰の弱さです。

家を買う時は、不動産屋さんを決して家の中に呼んではならないのです。

失敗したらその理由を考えて、失敗を学びに変える

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500万円の借金プラス50万円の手付金を、2度目の失敗でドボン!してしまった我が家でした。

今頃550万円あったら、住宅ローンの残高が2,000万円ちょっとになっていたはずです。

でもあの時に買おうとしていた家の価格が3,700万円でしたが、隣の家のように注文住宅から建てていたら5,800万円はかかっていたと思います。

いや、金利分を考えたら7,000万円以上になりますから、あの時に失敗しておいたおかげで金銭感覚を改善することができたのです。

人生の失敗が再挑戦するきっかけとなり、失敗を学びに変えていくことができるのです。

人間は不完全な生き物ですから、失敗したら改善していけばいいのです。

何が原因で失敗したのか?
原因を探ることが大切です。

きちんと原因を探って、同じ過ちをおかさないように改善していけば、2度と同じ過ちや失敗を起こしたりしません。

「ものすごい大金があぶく銭のように出て行って、くやしい!」

くやしさを底知れぬバネに変えて失敗から立ち直って改善してきたからこそ、今の幸せなマンション暮らしをすることができています。

大切なことは失敗をしなければ、得ることができません。

我が家がなんとかなっているので、家の購入で失敗したと思ってもなんとかなります。

家選びに失敗したから人生終わりだなんて、決して思わないでください。

本来家探しは、とっても楽しいものです!

失敗したら勉強したことを次につなげて、楽しい家探しをしてみてくださいね。

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