2017年4月1日 -PR-

利害関係のない人間関係を築くことの大切さ。心の窓を開けることで新鮮で心地よい関係が築ける

何もかも嫌になって、ずっと逃げてばかりいて「逃げ癖」がついていた私でした。

大事な節目ごとに逃げたい衝動に駆られてしまい、直前になっていっつも逃げてばかりいて、まったく自分に自信が持てない人生でした。

最近になってとっても小さいことですが、やっと逃げずに1つのことを乗り越えられたことで、少しずつ自信を取り戻せるようになってきました。

人生つらいことから逃げてばかりで「逃げ癖」がついていた自分がようやく現実に立ち向かえた話

それでも、やっぱり人間です。

ポジティブな気持ちがいつまでも続くわけではありません。

私は最近、落ち込んで嫌なことから逃げ出しそうになった時に、ふと多くの人に助けられることになったのです。

全然勉強が頭に入ってこなくて、何もかもが嫌になってしまった

40年弱生きてきた人生の中で、今まで本気で勉強をしてこなかったこともあり、無性に勉強がしたくなってきたことで、最近とある専門学校に通い始めました。

現在の仕事に役立てたいこと、自己啓発も兼ねた資格取得を目的として、約8ヶ月間ほど通ってみることにしたのです。

受講費用がとても高く、会社員時代の月収の2倍以上も払ったこともあって、お金を無駄にしないようにと、何とか頑張って通うことにしたのです。

しかし、今まで与えられた仕事ばかりしてきて、脳みそが受動的で薄っぺらいまま生きてきたためでしょうか?

ぜんぜん、頭に入ってきません!

先生の話も脳みそをスーッて素通りし、テキストを3回ぐらい読んでも、昨日やったことが次の日には忘れてしまっている始末です・・。

私、自分の子供以下なんじゃないかと思えるぐらい、脳みそが腐りすぎていて、勉強をしている間はイライラしっぱなしに。

同じクラスの人達は私より年上の人がたくさんいるのに、スルスル覚えてくる方達がいっぱいいて、もう焦りまくりです!!

「私の脳みそ、なんでこんなにダメダメなんだろう・・。」

勉強したい内容だったので、学ぶこと自体は楽しいのです。でも、全然頭に入っていかない。

あまりの自分の脳みそが思考停止していて働かないことにイライラしまくりで、家族にも当たってしまったり、料理も家事もすることが嫌になってしまっていたのです。

劣等感を感じ始めてしまい、授業も修了テストもやめるモードに

「もう授業行くの、やめちゃおうかな・・。」

授業は丸々1日講義があるのですが、聞いても先生の話がまったく入っていかないことで、1日中講義を受けているのが段々と苦痛になってきてしまいました。

周りの方達がすごい出来る人達ばかりで、何の経験も知識もない自分は、周りと比べて劣等感を感じるようになってしまったのです。

結局、子供のイヤイヤ期のように、2〜3回は授業をサボってしまいました(汗)

8ヶ月間のうち中間試験が間にあるのですが、中間試験に通らないと受験資格が得られないため、何とかして通らないといけません。

でも、やっぱり資格は取りたい。

取りたい一心で、早朝と家事や仕事の合間を見つけては、1日2〜3時間は勉強を何とか毎日重ねてきました。

でも、授業はサボりにサボり・・。

「もう、テストを受けるのもやめちゃおうかな・・。」

劣等感に頭が埋め尽くされて、自暴自棄になっていた私に、ふとこんな「助け糸」が頭の上からスルスルと落ちてきたのです。

同じ専門学校に通う人達から心配と励ましの声が届いた

同じ専門学校に通う人達とランチに行ったり、授業の合間に色々とおしゃべりしているうちに、次第に色んな人と仲良くなっていました。

同じ目標を持つ同士、つながっていようということになって、Facebookグループに入れてもらっていたのです。

今までFacebookなんてまったく活用していなかった私ですが、ふと、こんなメッセージをいただくようになったのです。

「MIKIさん、お元気ですか?専門学校に来なくて心配しています。」

「私も同じく全然頭に入ってきませんよ。同じように悩んでいますから元気だして。」

えぇ??

もう忘れてしまっていると思われていた私のことを、こんなにも心配してくれていたなんて、もうビックリ仰天です。

「すみません、逃亡していました・・。次の会から出席します!」

私のことを覚えていてくれたことがメチャクチャうれしくなり、すぐに連絡を取って次の回からすぐに授業に復帰しました。

修了テスト直前になって、やっぱりもうダメだぁ〜!!ってなって、やっぱり逃げ出したくなって前日オロオロしていたのです。

そんな時に、50代の起業している女性の方から連絡をもらい、

「明日、ちゃんと来るのよ!みんなで待っているわよ。」

逃げ癖があることを見抜かれていて(汗)、そんな私に逃げないエネルギーをいただいたことがまたまたうれしかったですね。

逃げようと思っていた私は、次の日も何とかテストに向かいました。

しかし!!

修了テストの結果は散々でした。もし不合格なら、別の日程で受けなければなりません。

結果が返ってくることが恐怖すぎてドキドキ状態なのですが、頑張って受けたことが自信となり、テストが終わった後は爽快感でいっぱいになったのでした。

利害関係のない飲み会って、こんなにも心地よいものなのか?

修了試験を頑張ったことで、「試験おつかれさま会」をクラスのみんなで開くことになりました。

先生も前半と後半の授業で変わってしまうため、みんなで色紙を書いて花束を渡すことに。

会社員の時は、飲み会に行くことが義務感でいっぱいで、心の底からまったく楽しめなかったことで、飲み会に対して嫌悪感をいだいていました。

でも、利害関係のない飲み会って、こんなにも楽しいものだったでしょうか?

社会人同士でも同じ組織にいないことで、フラットな立場で話すことができるのです。

会社だと課長だの部長だの、同僚や後輩にだって気にして気軽に自分のことなんて話すことがほとんどできません。うっかりしゃべると、人事考課に響いてしまったり・・。

でも、学校という同じ目標を持った者同士の飲み会は、まったく雰囲気が違いました。

利害関係のある人達には、まったく話せないこと。
家族や仕事上の悩みが、気兼ねなく話せること。

学生の人、フリーランスの人、会社員の人、会社を持っている人、定年を迎えた人、レジ打ちのパートの人、働きたくても働けない子育て中の主婦の人。

まったく違う組織と世界の人達が集まっているのに、目標が同じだからこそ会話が途切れません。

たまたま入ったクラスの人達との人間関係がよかったからかもしれませんが、こんなに心地よい飲み会は、生まれて初めての経験だったかもしれません。

そして、最後に先生に・・、

「MIKIさん、もう、サボっちゃだめよ!」

は、はい!!先生〜!

みんなに大爆笑されながらも、私ってなんて幸せ者なんだと心がじわ〜っと熱くなり、先生とギュッと抱擁を最後にして、次の本番の試験に向けて心をみんなで1つにしたのでした。

新しいつながりの人間関係を築くことの大切さがわかった

社会人になってから、ずっとお金や地位、嫉妬がうずまく関係の中で生きてきたこともあって、職場の人間関係にまったく恵まれてきたことがありませんでした。

人間不信に陥っていたこともあり、人付き合いも苦手で、会社員からフリーランスになっても、いつも同じ人達とばかり付き合い、ぬるま湯に浸かりっぱなしでいました。

「このままではいけない。」

心の声がどこかで聞こえてきた私は、ぬるま湯のようで安心しきっていた自分を変えたいと思い、今回学校というフラットな中に入ったのですが、これが大正解でした。

毎日同じ人同士で付き合っているのも楽しいです。しかし、ずっと閉め切った部屋の中にいると空気が汚れてくるように、人間関係も新鮮さがなくなっていきます。

閉め切っていた窓を思いっきり開けることで、新鮮な空気がどんどん入ってきます。

閉め切っていた心の窓を開けることで、気持ちのいい流れが自分の中にどんどん入っていき、元気がでてくるのです。

いきなり全部の窓を開けることはかなり勇気がいりますが、カーテンを開け、次に窓を開け、透明な陽の光を浴びてみる。

心に太陽があたることで、心の中までポカポカに温まってくるから不思議です。

つらいことから逃げようと思った時、落ち込んでしまった時、自信を失いそうになった時・・。

「私には、悩みを聞いてくれる人がいる。」

心の底から信頼して話せる人がいたからこそ、今回は目の前の嫌なことから逃げずに乗り越えることができたのです。

ギュッと心の窓を閉めていましたが、思い切って心の窓を開けてよかったと、心の底からじわじわと感じてしまったのでした。

利害関係のない励まし合う人間関係を築くことの大切さ

家族や友人、職場の人間関係などは利害関係によって縛られています。

毎日会う閉ざされた関係の中では、どんなに親しい家族や友人でも、自分の本当の悩みを打ち明けることは非常に難しいです。

関係性など何も考えたくない時。
自分の気持ちを打ち明けたい時。

そんな時に大事になってくるのが、「利害関係のない励まし合う人達」なのです。

現代社会では、似たような人達と関わりたい意識があります。しかしそうなってしまうと、狭い村社会のローカルルールの元でしか関係性を保てなくなってしまいます。

結果的に狭くて息苦しい関係性の中で生きていくしかなくなり、その中で苦しむことになってしまいます。関係が近すぎて、悩みも打ち明けられなくなってしまうのです。

言いたくても言えないような悩みを打ち明けられるような、枠組みの外にいる人間との付き合いを築いていく事が、実はとっても大切であることがわかりました。

関係がないからこそ、自分はこういう人なんですよ?と、気軽に話すことができます。

狭い殻をやぶり、実はもっと広い世界があることを知るきっかけにもなります。

同じ世界ではネガティブで嫌だと思っていたことが、実は別の世界ではポジティブで前向きでいいことだと思っていることがあります。

人は本来「1人」です。

しかし仏の境地でもならない限り、1人で強く生きていくことはできません。

ちょっとでも外の世界にいる人と励まし合い、支え合う関係を持つことは、価値観を広げながらより良い結果を導き出すことができます。

家族や職場、友人。今、取り巻く人間関係でモヤモヤと悩んでいたら、ぜひ違う世界に飛び込んで、新鮮な空気を吸いに出かけてみて下さい。

もしあなたがモヤモヤとよどんだ空気の中で心が息苦しくなっていたら、思い切って心の窓を開けてみませんか?

意外な利害関係のない人間関係が、自分の新しい可能性や魅力を引き出してくれます。

1人で頑張りすぎず、時には周りと弱さを補い合いながら、一緒に進んでいくことも大切です。そんな大切な事を今回教えていただきました。

気持ちのいい流れと心地よい風が吹いてきて、いつの間にか心が元気になっていきますよ。

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