-PR-

青春時代の親友こそが一生の宝物。人生で2度とできないからこそ一生大切にしていきたい

こんなことってあるのでしょうか?
本当に偶然すぎるできごとでした。

「あれ、あれ!!ゆうこじゃない?!なんでこんなところにいるの?」

ゆうこ(仮名)と、駅前のお店を出た瞬間に道ばたでバッタリと出会ったのです。

ゆうことは高校時代に部活が一緒で、青春時代に校庭を走り回ったり、山奥のボロい宿に合宿に行き、汗だくになって朝から晩まで走りながら、青春時代を共に過ごしてきた中です。

あまりにも偶然すぎて、お互い目がまん丸くなって「あー!!」って叫んでしまいましたが、この出会いに関しては、偶然なんかではなかったのかもしれないのです。

25年間定期的に会ってきたけれど、ほとんどバラバラに

高校生のときは硬式テニス部に入っていたのですが、ものすごい厳しい伝統があり、ラケットもろくに握らせてもらえず、ずっと先輩のボール拾いをしているような日々でした。

厳しい伝統のおかげで、横のつながりはものすごい結束が強く、とても仲のよい15人の友達ができました。

高校卒業後も、1年に1度は会うような仲になっていました。すでに25年間の付き合いってすごいですよね。

でも15人もいて時が経てば、ライフスタイルもバラバラになっていきます。子供が小さい人、子供がすでに小学生ぐらいな人、独身の人とでは、なかなか意見も合わなくなっていき・・。

ゆうこは私と同じようなライフスタイルを送っていて、1番身近に住んでいて、波長がぴったりと合うんですね。でもお互い忙しくて、次第に疎遠になっていました。

あんなに仲が良かったのに、住むところも住む世界もみんなバラバラになっていき、気がついたらほとんど会わない状態になっていたのです。

偶然道ばたで出会ってから、1時間以上もしゃべりまくっていった

疎遠になっていたとしても、ゆうこと会うのは1年ぶりぐらいでしょうか?

偶然道ばたでおたがいの目が合って、「あぁ〜〜!」とびっくり。

人通りがとても多かったのですが、道の端に寄って、40代のおばちゃん2人がまるで高校生にタイムスリップしたかのように話が弾む!弾む!

LINEでも近況報告していましたが、グループなので遠慮して本音をあまり言えてない状態だったのです。

今の生活のこと。
今の仕事のこと。
今悩んでいること。

LINEでは言えなかった本音を、何のわだかまりもなく話せるって、こんなにも楽しくて、心地よいのかなと。

『千と千尋の神隠し』じゃないですが、心の中でウミのようにたまっていた「ゴミ」のようなものがポロッと出て、太っていた黒い人間が、ピカピカの真っ白い人間になったかのように。

心が生まれ変わったかのようでした。

気がついたら、あっという間に1時間以上過ぎていて、「次は、みんなで集まってワイワイしたいね。」と約束し、お互いその場を離れることになったのです。

こんなに本音を話せる人って、社会人になってからできただろうか?

人と話すことが、実は大嫌いでした。

女性同士のグループが大の苦手で、社会人になってからも、ママ友同士の集まりも、どうしても苦手で、いつも避けてばっかりで、どちらかというと嫌われまくりで、全然輪に入れませんでした。

気がついたら、女性の友達がいなくなっていて、孤立街道まっしぐらいになっていました。

本音で話をしても、その本音がどこかでウワサのタネとなり、「本音で話しちゃいけない」と、自分の心にフタをするクセがついていました。

社会人になってからもう20年弱だけれど、女同士でこんなに本音で話したことあったけな?と。

うーん、なかったんですね。

だから、こんなにぶっちゃけ何でもトークができたことが、すごい久しぶりすぎて、すごい新鮮すぎて、すごくうれしかったのです。

私にも実は女性の友達いたんじゃんと(笑)

25年もの時が経って、忘れていた「大切なもの」を見つけたような気持ちになってしまったのです。

青春時代の親友こそが一生の宝物。一生大切にしていきたい

ゆうこと、あんなこと、こんなこと、本当にこんなこと話しても怒られないの?と思うようなことも全部わかってくれて、全部受け止めてくれて、一緒に青春時代を過ごした仲はすごいなと。

「あんなに1年前は暗い顔していたのに、今はすごい元気そうな顔しているよ。」

「みきは、だってさ、いつも突っ走るんだもん。でもそれがマネできない、いいところなんだよ。」

私の表情から気持ちを読み取り、私の素の性格から悪さも良さもを引き出し、なんでもわかってくれる友達の存在が、私の「今」を支えているのです。

「今を大切に生きなよ。羨ましがられることもあると思うけれど、自分を大切に生きなよ。」

こんなに脳みそが何も考えることなく話せる親友って、これから2度とできないんだろなと。

おそらく、家族以上に私のことわかっているよなと。

本気でそう思えるぐらい、貴重な友達、いや大親友に間違いありません。

親友だけは、どんなに大金を積んでも手に入りません。

心と時間をかけて、お互い意見をぶつけあって、初めて出来上がっていくものです。

環境が変わっても続いている関係は、間違いなく親友といえる関係です。

今回偶然に出会いましたが、きっと神様が親友に何でも話す機会を与えてくださったのでしょう。偶然のようで偶然じゃない、心の底から打ち解け合える貴重な時間を与えてくださったことに大変感謝しています。

2度とできない貴重な「宝物」だからこそ、私は一生大切にしていきたい。

おばあちゃんになっても、あの世にいっても友達でいたいな(笑)もっと頻繁に連絡取ろうかな?いや取らないからいいんだろうな・・。

年齢を重ねていくと悩みもたまっていきますが、信頼関係も一緒にたまっていきます。

これからも末永くよろしくお願いします。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう