2017年4月2日 -PR-

顎変形症の手術日と入院期間が決まる。すっごい怖いけれど乗り越えないとはじまらない

中学校の時に八重歯が原因で歯列矯正をしたのですが、ヤブ医者に当たってしまった私。

矯正して八重歯は何とかキレイに治ったのですが、上の歯だけ歯列矯正するという見た目だけを重視したために、アゴがズレて固まってしまったのです。

人間、みんな顔なんて左右非対称でであるとは思うのですが、微妙にズレていることで食生活にも影響が出ていることで、歯列矯正をすることに。

診断結果から、歯の矯正だけではなく、保険適用の手術まですることになりました。

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歯列矯正をしてからすでに1年半以上経過し、抜歯した歯のすき間が約2mmぐらいにまで縮めることができました。

手術する時期が来たことで主治医の元に行き、いよいよ「運命の日」を決める時が訪れたのです。

主治医はもともと私の美容形成外科の担当の先生

私は40代間近になって、自分の顔のシミが気になってきたこともあり、定期的に近所にある美容形成外科専門のクリニックに通って、レーザー治療しています。

シミを消したい!皮膚科でレーザー治療「BBL光治療」と通常より約20倍効果があるイオン導入を受けてきた

美容形成外科の先生、実は半端ないぐらいウデがいい先生でして、シミ取りに来たのに、私のアゴの歪みも指摘してくれたのです。

シミ取り治療に行くたびに、歯列矯正の経過とかも一緒に診ていただいて、ダブルチェックをいつも丁寧にしていただいていました。

「MIKIさん、僕、今度大学病院に非常勤で働くことになったから。そこで手術しよう。

かつていた大学病院に月1回勤務するということで、その大学で手術する体制をしっかりと整えるということでした。

形成外科では名医である先生が大学病院のチームに加わることで、私の治療環境がグッと強力に整えられていったのです。

大学病院に何度か行った後に、いよいよ手術日が決定!

もうすでに3回ほど大学病院に行き、レントゲンやCT検査は受けています。

そして先日、私の主治医が非常勤で勤務する日に行ってみたのです。自分のお城じゃないためか、いつもと違った白衣を着てよそよそしい感じでした。

「手術日、どうしましょうか?」

私は怖いことや不安なことは早めに終わらしたい性格だったために、すぐにでも手術ができるのであればしたいと希望を伝えたのですが、

「うーん、この状態だと、あと3ヶ月は無理だね。」

検査結果やまだ下の歯に約2mmのすき間があることで、手術してもズレてしまい、最悪は再手術が必要になってしまうということでした。

歯列矯正の先生、大学病院の形成外科チーム、主治医の先生、そして私や家族の希望を全部まとめてみたところ、

私の手術日は、

2017年9月上旬に決定しました〜!

「手術日の前日に入院して、約2週間は入院が必要ですね。」

年齢が若いと10日ぐらいで回復するみたいですが、私ぐらいの年齢になると約2週間は入院期間を見ておいてねと。

アゴの神経を寸断しないように骨を切るみたいですが、CT検査の結果から左側の部分にしびれが残ってしまう可能性も否めないとか・・。(いつか消えるらしいですが)

それ以外にも、手術の1ヶ月前に万が一の事を考えて、輸血するための血を3回ほど採ったり、まだまだ色んな検査をする必要があるとか。

手術後に、噛む力が強すぎてアゴの骨が折れてしまう可能性もあること、骨と骨を固定する器具の種類によっては、取り出す再手術が必要ということでした。

固定する器具は手術しないとわからないということで、もう1回入院と手術をするのかと思うと、かなりどんよりモードです。

聞いているだけでドキドキしてしまって心臓が破裂しそうになり、「手術に失敗して、死んだらどうしよう」という恐怖心でいっぱいに・・。

「先生、私、まだ死にたくないです。本気でよろしくお願いします。」

先生は「大丈夫ですよ〜!今まで僕の患者さんで死んだ人はいませんから〜!」って笑顔で言っていましたけれどね・・。

家に帰る時はどうやって帰ったか覚えてないぐらいフラフラで、頭の中が真っ白状態のままで帰路につきました。

自分の手術・入院より、子供のことや家のことが心配

今年で40歳になりますし、今後の健康のことを考えると手術をしない選択肢はもうないのですが、今は自分のことよりも子供や家のことが心配です。

まだ子供達は、わんぱく過ぎる小2と小4。

手術で2週間ぐらい家にいないことを伝えたら、

「お母さん、大丈夫だよ。2人のミニお母さんがいるから!」

ありがとう、本当にありがとう。

なんともいつの間に、こんなにたくましく育っていたとは・・。

不安で押しつぶされそうでしたが、子供の言葉でホッとしたことで涙が止まらなくなってしまい、2人の小さなお母さんをギュッと抱きしめてしまったのでした。

夫の方もサラリーマンであるため、なかなか思うように休みが取れない状況ですが、会社の方でも私の入院期間は考慮して全面的にバックアップしてくれるとのこと。

「家事代行でも頼んで、掃除や夕飯は何とかするわ〜!」

仕事で忙しいのに、ほんと申し訳ないです・・。

でも3人の頼もしい言葉を聞けて、不安がスーッと取れていきました。

今はお惣菜もいっぱいありますし、便利で頼もしい家事代行にお願いして、何とか家族3人で一致団結して乗り切って欲しいなと思っています。

家事代行サービス「CaSy(カジー)」にお掃除代行を依頼。お金を使ってお願いすることは甘えでもなんでもない

手術はとっても怖いけれど、チームで乗り切っていこうと思う

どうしてこんな運命になってしまったのでしょうか?

最初の歯列矯正の時に、きちんと医者選びに失敗していなければこんな目に遭わなかったのにと思うと、やりきれない気持ちでいっぱいになってしまいます。

手術は今までの人生で何度も乗り切ってきてはいますが、さすがにアゴの骨を切るとなると、やっぱり何も不安はないとは言い切れません。

でも、私、1人じゃないです。

連携をきちんと取ってくださる、とっても信頼できる先生達やたくさんの周りからの温かい応援・・。

色んな人達が、すぐそばで見守っていてくれています。

頑張って手術と入院生活終わらせて、私はまた健康に生き続けるぞ〜!

すっごい手術が怖いですが、これを乗り越えないと何も変わらないし、何もはじまらないです。

たくさんの温かい応援を胸に抱きしめて、今回の人生の転機を力強く乗り越えていきたい。

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