節約のために家計簿をつけるのがめんどくさいならつけない。お金をストレスなく貯める方法
節約してお金を貯めたいと思った時に、真っ先に思い浮かぶことって何でしょうか?
私が結婚した時に真っ先に思い浮かんだのが、「家計簿」をつけることでした。
あなたも一緒ですか?
お正月や季節の変わり目になると、山積みにされている家計簿を見て色々と選ぶのが楽しかったです。
家計簿を買っただけで、お金持ちになった気分になるから不思議です(汗)
20代の私は、酒や外食や車を何台もすぐに買い換えてしまうほどのダメな浪費家で、お金を全然貯められない人でした。
手書き家計簿、手帳型の家計簿、Excel家計簿、家計簿ソフトやアプリなど、様々な家計簿を使って試してきました。
家計簿をコツコツ毎日つけて約13年間。
長い間つけてわかったことがあります。
最近は家計簿に対する見方が変わって、あることをしているのです。
家計簿をずっと続けていた私がつけることをやめてしまった
私は家計簿をつけることを、最近になってやめてしまいました。
毎日コツコツ家計簿から卒業しました。
全部やめたわけではないのですが、食費や日用品など費目にわけて細かくつけることをやめてしまいました。
今は自分で作ったExcel家計簿に、月に1度だけ先取り貯金額を出すだけになっています。
毎月の家計簿時間は、たったの10分だけ!
夫の収入から住宅ローンや管理・修繕費、クレジットカード引き落とし額やおこづかい費などを引いて、毎月の貯金額を出します。
出した貯金額を、貯金用口座に振り替えるだけです。
マネー管理 イズ シンプル!
後は次の給料日まで家計簿を開けることはありませんが、この方法ですでに1年が経過していますが、コツコツとお金は貯まっています。
私の収入分に関しては生活費には充てずに、大型の買い物代や年払い費、住宅ローン返済用にと目的別に貯金するようにしています。
妻の収入が生活費でゴチャゴチャにならないことで、とっても管理がラクなのです。
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家計簿を続けることが、とってもめんどくさくなった
家計簿をつけることって、とってもめんどくさくないですか?
私もよく13年間も続けられたなと思ったのですが、やっぱりレシートから卵やティッシュなど費目別にわけて計算して書くことが、とってもめんどくさかったです。
「買い物したから、レシート出してつけなくちゃ!」
「あぁ、つけ忘れてこんなに財布がパンパンになっちゃった!」
買い物で疲れて帰ってきて忘れていると、どんどん財布にたまっていって、出したら机の上がレシートの山になって見ただけでストレスに・・・。
「こんなに頑張ってつけたのだから、コンビニでスイーツでも♪」
なんて自分にご褒美なんて言って、結局浪費しておデブの道まっしぐらに・・。
これでは一体何のために家計簿をつけているのか、さっぱりわからない状態になっていました。
家計簿をキレイにつけただけで、自己満足してしまっていた
キレイに手書きでノートに書いたり、頑張って集計した結果を書き込むと、すごい達成感は得られます。
でもいくらキレイに毎日欠かさず書こうが、「自分ってちゃんとつけている。」という事実に自己満足して終わっているだけだったのです。
家計簿をつけて満足しただけでは、まったく家計簿の意味がないのです。
家計簿の本当の目的って、買った結果を1円単位で細かくつけたり、レシートをうまく読み込んでアプリに吸い取るだけが目的ではありません。
家計簿につけた内容を、前月や3ヶ月前、1年前などと比較してどうしたら改善効果があるかの手段を見つけるためなのです。
「今月は去年と比べて電気代が上がっているから、アンペア数や家電の見直しをしてみようかしら?」
古い冷蔵庫だから電気代が上がっているかもしれない、だったら冷蔵庫を今から比較して電気代をトータルで下げる計画をしようかなとか。
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出費が増えていないか、貯金は確実にできているかを見ることで、お金の流れを把握したり対策を立てられたりします。
家計ををつける労力がかかるわりには、自己満足で終わってしまっていたのですね。
つけたらそれを活かして行動に移さないと、家計の問題点を見つけて改善することができないのです。
決められた金額内で使えば、お金は貯められる
家計簿をつけること自体は、私はまったく否定しません。
私も実際に13年間も家計簿をつけてきたことで、お金を1,000万円以上も貯められましたし、家計簿が人生の日記代わりとなっているからです。
でも家計簿をつけようと思っても、1ヶ月も持たずに放置してしまうような場合は家計簿なんてやめちゃえばいいです。
つけるのがストレスになって、つけた後に見て反省しない人が、家計簿をつけるだけでムダな時間になります。
市販の家計簿だってタダじゃないですし、アプリも有料版にすると毎月家計簿自体にお金がかかります。
お金のしくみはシンプルですから、収入額から貯金額を引いて、残りのお金でやりくりをすれば、お金は簡単に貯まるのです。
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決まったお金の範囲でやりくりすればいいだけで、食費や日用品など細かく1円単位に分ける必要なんてありません。
特に注意したいのが、主婦のおこづかいですよ。
私自身も毎月1万円はきちんと確保しています。
おこづかい0円なんて言わずに、しっかりと自分のおこづかいを取ることで、その範囲内で思い切って自由にお金を使うことができます。
自分がどれぐらい食費に使っているのか知りたい場合は別として、時間がない人には決まった額内でシンプルにやりくりする方法をおすすめいたします。
すごい簡単すぎる方法なのですが、家計簿なんてなくてもお金はコツコツと、そして大きく貯められるようになっていくのです。
イヤイヤ家計簿をつける人は、今すぐにやめてしまいましょう。
家計簿をやめた私が続けているのが、貯蓄簿とカード明細チェック
家計簿をやめてラクしているのかと言えばそうではなく、さらに本気モードでお金のことは考えています。
私が本気でつけているのは家計簿ではなく、「貯金簿」です。
1年間で500万円貯金出来たのはExcel家計簿「貯金簿」がヒケツ。未来のお金を貯めるマインドを強化せよ
お金を使う目的別にわけて1年後にどれぐらい貯金ができるかを、スケジュールを立てて管理しています。
家計簿である程度、収入と支出が管理できるようになってきたら、ぜひ貯金簿だけ管理もチャレンジしてみてください。
他には、クレジットカードの利用明細をフル活用しています。
お金が貯められない体質であった時は「現金主義」だったのですが、貯められるようになってからは「クレジットカード主義」に変わりました。
クレジットカードの利用明細をチェックして、支出を見て夫婦で反省会をしています。
「割引チェック忘れて、外食行っちゃったよね。」
「これは急いでいてついつい買っちゃったよね。」
月に1度は明細を印刷して、食卓テーブルで夫婦で会話しながら眺めたりしています。
お金を払う前に、どう考えて行動をしたらいいのかを話し合います。
お金を使う前の行動や思考が大事なのです。
値段が高い安いじゃなくて、満足する買い物だったらそれはムダ買いじゃありません。
費目もあまり気にしていません。
使った額は一緒ですからね・・・。
月単位じゃなくて、年単位でだいたい大きく支出額がオーバーしていなければ良しとしています。
夫婦でこのように貯まるマインドを共有化していくと、モチベーションがアップして、貯められる体質に変わっていくかもしれませんよ?
家計簿がなくてもマインドを保つことでお金は貯められる
家計簿って、今は色んな種類があると思います。
主婦向け雑誌で流行ったような「袋分け」や、銀行の口座別に分ける管理、スマホの家計簿アプリなど、色んなテクニックがありますよね。
一体どれにしたらいいのか迷ってしまうと思いますが、私はテクニックやツールをどんなに駆使してもお金は貯まらないと思っています。
やはりお金は目的を達成するために、夢を実現するために貯めたいという「マインド」を持っていることが大切です。
「5年後にリビングがゆったりしたおうちを建てたい!」
「100万円貯めて、ヨーロッパ旅行に家族でいきたい。」
私は「お金を◯年後に◯◯円貯めて◯◯したい!」というマインドを強く持つのです。
家計簿のようなツールは、貯めたいマインドを保つためのお助けツールになることでしょう。
1円単位で細かく管理なんてしていったら、よっぽど精神力が強くないかぎりは節約疲れを起こして爆発して続かなくなってしまいます。
ストレスがかかる方法は、ほぼ間違いなく失敗への道をたどります。
半年から1年、1年から3年、5年と、もっと大きなライフプランでお金の流れを見ていきましょう。
お金を正しく貯める方法を1度身につけてしまえば、家計簿なんてなくてもどんどん貯まっていきます。
身につくまでがとってもしんどいですが、私も身につくまでに10年以上かかっていますし、完全になんて身につきませんから焦らないことです。
自分はどんな生き方をしていきたいのか。
どれぐらいお金があれば幸せを感じるのか。
その幸せな生き方を実現するために、長いライススパンでお金の流れを考えてみてくださいね。
貯金は人生と共に歩むフルマラソン。無理せず時々休んでコツコツと。
毎日家計簿は無理しないで、自分が楽しめる方法を見つけてみてください。
人生の夢を突き動かす前向きな夢があれば、家計簿なんてなくてもどんどんお金は貯まっていきますよ。
がんばらず。焦らず。
貯める動機は強く!
お金が貯まった時の自分の姿をしっかりと描ければ、お金が貯まったも同然なのです。
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