仕事や人間関係や育児で心が疲れた時の対処法。京都の貴重な歴史に触れて心に余裕を作り出してこよう
「もう心がヘトヘトに疲れた・・、もう限界だ。」
気が合わない上司や同僚との付き合い、仕事によるストレス、育児のイライラや悩みなど、生きていると心がヘトヘトに疲れることばかり起きます。
しんどいですよね、生きることさえつらくなってしまうことがあります。
肉体的な疲れは休んだり寝たりすれば治ることが多いですが、精神的な疲れはなかなか取ることができません。
症状が軽いうちはいいのですが、抱えすぎると重症化してしまうこともあります。
私も仕事と育児の両立が上手くいかなかったり、仕事やママ友たちとの関係が上手くいかなくて、精神的なダメージを受けて落ち込んだりすることが多いです。
イライラしすぎて、家族に思いっきり当たってしまうことも・・。
ひどくイライラし過ぎて、心が疲れ果ててしまって、何もかも逃げ出してしまいたい。
ネガティブな感情で心がいっぱいに支配されてしまった時の対処法は、一体どうしたらいいのでしょうか?
心がヘトヘトに疲れ果ててしまった時は、1人になる時間を取る
職場の人やご近所付き合いなど、つらい人間関係で心がヘトヘトに疲れ果ててしまった時は、なるべく人と接しないようにすることがおすすめです。
人と接していれば、色んなためになる情報も入ってくることもありますが、色んな情報が入りすぎても疲れ果ててしまうものです。
今はスマホがあればSNSなどでどこでも人とつながれる時代ですし、お腹いっぱいになってしまうぐらい情報であふれ返っています。聞きたくないことも入ってきますよね。
元気な時はいいのですが、心が疲れているときって「何がいい情報で、何が悪い情報なのか」を判断する力が落ちている状態です。
ささいなことでも人から何か言われる度に一喜一憂して、心がますます落ち込んで疲れ果てていってしまいます。
心が疲れ果てたら、しばらく1人でゆっくり過ごす時間を作りましょう。
仕事なんて、しばらくの間は休んだっていいのです。
無理をするとさらに心が悪化して、最悪の場合は大切な命を失ってしまうことだってあるのです。
赤ちゃんや小さい子がいたら、周りの温かいサポートを得てしばらく預かってもらうなどしてみてください。私も育児に疲れた時は、保育園やファミリーサポートなど、外部機関に頼っていました。
しばらく休んで「人と会ってみようかな?」となるまで心が回復してきたら、また人と会って楽しく過ごせばいいのです。
決して焦らず、ゆっくりと自分だけの時間を過ごしてみるようにしましょう。
仕事がイヤになるほど人間関係がつらい時は、苦しい状況に感謝して人生の修行だと考える
心が疲れた時は、思い切って1人旅に出かけて貴重な歴史に触れる
1人の時間を過ごすために、家でジーッとして休むことも大切なのですが、ただジーッとしていることも疲れませんか?
頭がバーストしそうになってどうしようもなくなりそうになった時は、日本の貴重な歴史建造物に触れる1人旅に出かけることをおすすめいたします。
「そうだ京都、行こう。」
心が疲れ果てた時に、1人旅で行くのにおすすめの場所は「京都」です。
私も、心を癒やすために京都に行ってきました。計画もなく、心がおもむくままにです。
京都駅からタクシーの数がたくさん出ておりまして、タクシーの運転手さんがとっても優しく、京都の観光地をわかりやすく教えていただけます。
「このルートで回ると、行きたい所にスムーズに行けるわよ。」
たまたま乗った女性のタクシーの運転手さんが、寺院が載っているパンフレットと、わざわざ手書きで紙に寺院の周り方を書いてくれました。
とってもうれしかった!
1人旅ってすごいさびしいかと思いますが、現地の温かい人と触れることで、違った世界が広がっていくから不思議です。
「金閣寺(鹿苑寺)」に行って眺めているだけでもうっとりしてしまいますが、なぜ足利義満はこんな立派な建造物を立てたのかな?と、1人で考えてみるのも大切です。
おそらく権力を見せしめたくて、見栄を張りたいために建てたのかな?と。
「三十三間堂」に行くと、1,001体もの仏像がズラリと並んでいて、見ているだけで圧倒されてしまいます。
同じ顔をした仏像は1つもなく、すべてが自分の方を向いているかのように見えて、自分の顔と似た1体や会いたい人の1体を探すだけで、神秘的な運命を感じてしまいます。
「清水寺」に行けば、「清水の舞台から飛び降りる」つもりで覚悟を決めてやるという言葉の意味が、体と心で感じ取ることができます。
こ、怖いよー!
過去にここで何百人と飛び降りた人がいるのですが、ここから飛び降りるぐらいの覚悟を持って生きていくって、相当大変なことだなと・・。
霊を弔うために、伏見城の床をお寺の天井として祭り上げた「血天井」という血のついた天井がある寺院が、京都には複数あります。
戦国時代に武士たちが戦い、城を失った無念の思いで自刃したことを考えると、こんなちっぽけな悩みだけで命を断つことなんてできないなという気持ちにさせてくれます。
歴史は、過去の失敗を教えてくれます。
過去の失敗を繰り返さないようにと、歴史を見ることによって教えてくれるのです。
貴重な歴史から人の生き方や考え方を学び、今の自分に落とし込んでいくことが、心を癒やすために大切なことなのです。
心が疲れているときこそ、美しいと思えるものをジーッと眺める
1人になって貴重な歴史から学ぶことも大切なことですが、心が疲れ果てている時こそ、何も考えたくない時ってありますよね?
そんな時は、芸術性が高いと認められた美しいものを、ただジーッと眺めてみることをおすすめします。
京都に行くと、何千年前に建てられた美しすぎる建造物が、あちらこちらにいっぱい建てられています。
東京にいると、普段はタワーマンションや高層ビルばかり眺めているだけだったり、外を見ているどころかスマホの画面ばかり見ていることが多くないですか?
そんな時こそ、朱色や漆黒の色で塗られた個性あふれる建物を見ているだけで、心が洗われていくのがわかります。建物の美しさから力強さを感じ取ることができます。
建物もすばらしいのですが、歴史あふれる木の下に生えている苔(コケ)などを見ているだけで、大地のパワーを受け取って心がスーッとしてきます。
まさに自然が作った芸術作品ですよね。
日常とは違った世界の美しいものを見て感じることで、大きな気分転換をすることができますし、新しい発見と同時に心を癒やしてくれることでしょう。
心が疲れたときこそ、1人でゆっくりと甘い食べ物に頼ってみる
心が疲れているときって、頭の中が疲れ果てているときです。
脳みそが働きすぎて痛めつけられすぎて、頑張りすぎてヘトヘトに疲れている時こそ、脳に「糖分」というご褒美をあげてみましょう。
京都にはおいしいお菓子や甘い食べ物が至る所で販売されていますし、見ているだけでも癒やされてしまうかと思います。
金閣寺周辺では「金粉ソフト」という、金粉がかかったソフトクリームが販売されていたので買ってみたのですが、食べたらお金持ちになりそうでテンションMAXになってしまいました(笑)
心が疲れたな〜と感じた時は、自分がもっとも食べたいなと思えるものを、心のままに食べてみる。
ゆっくり甘い糖分を脳みそに与えてあげるだけで、心もお腹も満たされていきます。
甘いスイーツに頼ってスイートな心になるように、ゆっくりと癒やしてあげましょう。
忙しくて心が疲れたときこそ、心に余裕を作ってあげよう
満員電車に疲れた、上司に疲れた、電車が遅れてイライラ、友人や家族の発言にブチ切れてイライラ!
世の中には腹が煮えくり返ってしまうほど、イライラしてしまうことがたくさんあります。
人間関係だったり、仕事がうまくいかなかったり、お金がないことだったり、育児がしんどいことだったり、ジャンルは本当に多岐に渡ります。
イライラして余裕がない原因は、実は「余裕不足」が原因です。
時間が足りない、思い通りにいかないとイライラしてしまうときこそ、1人時間を思いきってたくさん取るようにしてみましょう。
出来る限り日常とは違うものに触れることで、新しい気づきを得ることがあります。
昔の人の生き方や古い建造物を見るだけで、現代はこんなにも便利であることに改めて気づかされることがあります。
罪もない人が簡単に殺され、自分の意志とは関係ないのに大切な命を捧げていた歴史の重みを知るだけで、こんな小さなことで悩んでいても、命は奪われないことがわかります。
「実は、私が悩んでいたことなんて、ちっぽけなことだったんだ・・。」
毎日同じことの繰り返し、同じ人と会うことの繰り返しでは、このような大事なことに気づくことさえできないのです。
人から聞いて知るのではなく、自分の手や足を使って実際に五感でフルに感じ取ることが大切です。
気持ちに余裕のある生活スタイルに変えることで、自然と気持ちにも余裕が出てきて、心の疲れを癒やすことができるようになります。
心が疲れ果てたときこそ、1人時間を作って歴史に触れてみよう!
自分の声に耳を傾けて、心の余裕を作り出してあげることが、あなたの心の疲れを解決する方法なのです。
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