国営昭和記念公園イチョウ並木の混雑度は想像以上だった!紅葉の見頃時期と見どころスポットはココ
11月に入ると、あちこちの街路樹が赤や黄色に色づいてきます。色づく光景を見ていると、心がポカポカと癒されてきますよね。
都内にもたくさんの紅葉スポットがありますが、東京都立川市・昭島市にある「国営昭和記念公園」でも、イチョウやもみじを思う存分楽しむことができます。
国営昭和記念公園では、毎年11月上旬から下旬にかけて「黄葉・紅葉まつり」を開催しています。
イチョウや紅葉を見に行きたいけれど、休日の混雑度や見頃時期など色々と気になるかと思います。
実際に行く前に、リアルな現場の状況を知りたいあなた!
今回私が実際に公園に行って、駐車場や人の混雑状況、見頃時期やおすすめスポットなどを調査してきましたので、早速ご紹介したいと思います。
国営昭和記念公園の駐車場の混雑状況は?
11月中旬の午前10時30分。外は雲がほとんどない晴天で、とっても気持ちがいいです。
昭和記念公園には立川口、西立川口、砂川口の3ヶ所に駐車場がありますが、今回は立川口から入ってみることにします。
公園入口まであと1つの信号で入れる付近ですが、信号が長いためなかなか前に進みません。この信号で約10分ほど待つことに。
ようやく入れたものの、料金所手前で再度待ちます。ここで約5分経過。
普通車は820円(年間パスポート提示で720円)かかりますが、現金の他に交通系電子マネーも使えます。窓から手を出してタッチするだけで、渋滞緩和にもなります。
午前10時50分。最後の信号待ちから約20分かかったものの、ようやく駐車場に車を停めることができました。
ただし、この後午後2時ぐらいに「駐車場が満車になりましたので、芝生広場を開放することにしました。」と、園内アナウンスが流れていました。
お昼過ぎ辺りから駐車場は大混雑してきますので、車でお越しになる方は午前中から来た方がスムーズに車を停められるでしょう。
公園のチケット売り場前は、想像以上に大混雑だった!
立川口はJR中央線・立川駅より徒歩約15分の地にあります。この道を歩いて行くと、立川口に着きます。
あら、黄金の道の真ん中を歩くウェディング姿のステキな方達が!フォト撮影の現場にも使用されているようです。
時刻は午前11時00分。こちらが立川口です。
この人だかりは、一体何の見物でしょうか?芸能人がいるか大道芸でもしているのでしょうか・・?
いやいや、違うんです!
入園チケットを求めて並ぶ人の行列です!こんなに混んでいるとは!
列が何本もできていて、一体どの列に並んでいるのかわからないぐらいです。無人の券売機で操作方法に戸惑っている人も多いのか、なかなか前に進みません。
列に並んでから約30分以上!!午前11時38分にようやく入園チケットを入手することができました。
想像以上に混雑していて、イチョウを見る前から胃腸がキリキリと痛くなるほどに・・。
並ぶのを避けたいと思ったら、入園10回で元が取れる「年間パスポート」を入手するようにしましょう。
見どころスポット1:カナールイチョウ並木と黄金色トンネル
園内に入ると、園内マップやイベント情報、見どころマップを無料でもらえます。見たいスポットを予めチェックできますので、非常に便利です。
地面の至るところに、人物や動物などデザインされたステキなイラストがありました。温かみがあってステキですね。
立川口から入ってすぐの場所が「カナールイチョウ並木」です。106本のイチョウが4列あり、全長200mあります。
両サイドにイチョウ並木があり、水面に映し出されるイチョウ並木も美しいです。まさに見どころスポットの代表格と言えるでしょう。
カナールイチョウ並木には噴水もあり、見ているだけで癒されます。
松ぼっくりを発見!集めるだけでも楽しそうですね。
松ぼっくりや落ち葉のアートも至る所にありました。色んな形に型取られていて、何が描かれているのか考えながら歩くのも楽しいです。
黄金色に輝くイチョウ並木とブルースカイのコントラストが美しいです。
こちらは黄葉した葉と黄金のジュウタンで出来た「かたらいのイチョウ並木」です。まさに黄金色に輝くトンネル!
両サイドに98本のイチョウが植えられており、全長300mもあります。樹木のトンネルって、どうしてこんなにもワクワクするのでしょう!
見上げると、黄金色でいっぱいに!なんてキレイなんでしょう!
落ち葉をいっぱい拾って、空めがけて投げたりして遊んでいる方もたくさんいらっしゃいました。思わず童心に返ってしまいますね。
見どころスポット2:日本庭園まで向かう道
ふれあい橋の手前付近では、テントを張って楽しんでいたり、子供やペットと遊ぶ家族連れが多く見られました。
レストランも12時前のお昼どきには、長蛇の列ができていました。お弁当を持って来た方がイライラしなくて済むかもしれません。
みんなの原っぱに行く途中のふれあい橋の上からは、ヒマラヤスギの大きな松ぼっくりが見えます。ものすごい大きいですねぇ〜!
サイクリングロードも、たくさん色づいています。
道沿いは黄金のじゅうたんです。この中に座って落ち葉をシャワーのように浴びながら写真撮影している方もちらほらいました。
こんなに鮮やかな黄色い葉っぱもあったり、
カエデの葉でお面を作って、遊ぶこともできます。
世界中で人気の体験型アクティビティである「セグウェイガイドツアー」と遭遇することもあり!
みんなの原っぱに着くまでにたくさんの見どころスポットがありますので、見逃さないようにしましょう。
見どころスポット3:みんなの原っぱの遊具付近
「みんなの原っぱ」にある大人気の巨大なトランポリン「雲の海(ふわふわドーム)」では、黄金の色に囲まれて元気に遊んでいました。
遊具の上にもダイナミックなイチョウの木があり、落ちてくる葉っぱの中で元気に遊んでいました。
個人的な感想ですが、遊具の上のイチョウが1番キレイに色づいていました。
見どころスポット4:日本庭園の紅葉ともみじの盆栽
日本庭園の入り口にも大きなもみじの木があり、入る前からワクワクしてきます。
頭上を見上げると、オレンジから赤へのグラデーションと青空のコラボレーションがとっても美しいです。
真っ赤なもみじの葉が鮮やかで、まさに見ごろを迎えています。
池の中のもみじも、風情いっぱいですね。
赤とオレンジ、緑のグラデーションがたまらなく美しいです。
どこを見上げても赤く染まっていて、心の中に温かい炎がポッと灯りました。
盆栽苑では、盆栽のもみじが多数見られます。
床の間にも、もみじの盆栽がありました。
展示ゾーンの盆栽棚には、ダイナミックなもみじが!どうやったらここまで立派な盆栽ができるのかと、興味津々になってしまいました。
他にも見どころスポットはたくさん。四季を楽しんで!
今回は11月中旬の晴れた日曜日に行ってみましたが、駐車場から入口まで大混雑でヘトヘトになってしまいました。
でも、色鮮やかなイチョウやもみじを見ていたら、そんな疲れなんて一気に吹っ飛んじゃいました。約3時間コースでしたが、十分に楽しめました。
毎年夏の気温に左右されるかと思いますが、11月中旬に今回来ましたが、もう1週早かったらもっと色鮮やかな紅葉が見られたかもしれません。
でも、落ち葉がいっぱいのトンネルを歩くのも四季が感じられます。例年の見頃は11月上旬ですが、イベント期間中は十分に楽しめることでしょう。
紅葉って、どうしてこうも人の心を動かすのでしょうか?
日本には四季があるからこそ、移りゆく鮮やかな色合いを楽しむことができます。
四季の大きな変化を五感で受け止められるのも、日本で暮らしているがゆえに享受できることですね。
夏はプール、1年中バーベキューを楽しめたりと、いつ行っても楽しめるのが昭和記念公園の良さです。
昭和記念公園のBBQは手ぶらで持ち込みOKの駅近バーベキューガーデン。GWや週末は大混雑で予約必須!
昭和記念公園には今回の見どころスポット以外にも「運動広場」のイチョウ並木や「子供の森」も紅葉スポットがあります。
東京ドーム40個分の広さがありますので、ぜひ1日かけて散策してみて下さい。
見どころスポット以外にも、誰も知らないような小さな秋が見つかるかもしれませんよ?
国営昭和記念公園の「黄葉・紅葉まつり」のくわしい情報はこちら
- 住所:東京都立川市緑町3173
- 電話:042-528-1751
- 交通:JR立川駅 北口から徒歩約11分
- 開園時間:9:30~16:30(11/1~2/末日 )
- 休日:年末年始(12月31日・1月1日)2月の第4月曜日とその翌日
- 入園料:大人(15歳以上)450円、小人(6歳以上15歳未満)無料
- 昭和記念公園の公式サイトはこちら
昭和記念公園は桜もキレイ!開花情報と花見スポットはこちら
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