立川「フロム中武」がリニューアルオープンしたので行ってきた。ももクロの聖地はどう変わったのか?
立川駅周辺の再開発は、目覚ましいほどの進化を遂げています。
その1つである「フロム中武」ですが、アニメグッズを販売している「アニメイト」や目を引く看板を出したりと、立川周辺の中でも個性的な名物ビルとして有名です。
私も子供の頃から「フロム中武」には、何度となく足を運んで楽しませていただきました。
アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が、「フロム中武」の屋上でライブを開催したことで、「ももクロの聖地」としても親しまれてきました。
ももクロと立川好きからこよなく愛され続けてきた「フロム中武」ですが、耐震改装工事のために約1年の休業宣言!
待ちに待った2016年5月26日(木)に、なんとリニューアルオープンされました。
さて、リニューアルされてどう変わったのか?
立川のことなら私に任せておけよ!とばかりに、早速偵察に行ってきましたよ。
54年以上前に建てられたのに、外観はインパクト大な造りに!
やってきました、私がずっと愛してやまないJR「立川駅」です。
「フロム中武」は、JR「立川駅」から徒歩2分、多摩モノレール「立川北駅」から徒歩2分という、メチャクチャアクセス抜群の地にあります。
地上7階地下1階建てのビルで、ビックカメラのすぐ隣にあります。
「中武デパート」として1962年に開業してから、2回目の全面改装をした「フロム中武」です。
以前の外壁はホワイト一色だったのに、ホワイトとグレーのオセロ模様という、オシャレなようで奇抜な外装に変わっておりました。
もう50年以上も経つのにこの特徴的で近代的な外観は、古びた歴史を感じさせません。
今回は外観だけではなく内装もリニューアルされて、地下1階から地上7階まで計31店のテナントが入りました。
「立川には、俺がいる!」
個性的なキャッチコピーを放った「フロム中武」の「俺」の中に、早速潜入してきますよー!
ニトリ、アウトドア、スポーツ用品など初出店が多数あり!
こちらがフロアの全体図ですが、店内には初出展のお店が多数終結しておりました。
入り口を入ってすぐの場所に、格安スマホが買える「楽天モバイル」が入りました。
同じく1Fにはサービスカウンターがあり、かつてとってもよくお世話になった金券シップである「ドリームチケット」も再び入りました。
1Fの新しいお店の横に、なつかしいゲームセンターがそのまま再現されていました。
2Fには、女性にはうれしいエステ「エルセーヌ」が出店です。
2Fのフロアには「フロム中武」らしく、天然石が売っている「クリスタル・ワールド」や「立川占い館」も残っていましたよ。
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3Fには、ニトリの商品の中でも人気の高いベーシックなアイテムがそろう「ニトリデコホーム」が初出店です。
地下1階にあった100円ショップで有名な「ダイソー」が4Fに入り、なんと地域最大級の売り場面積でとっても広いです。
リニューアルオープン前も巨大な面積でしたが、100円のものなら何でも揃うぐらいすごい売り場面積となっていました。
5Fには、大きいサイズのメンズ服を取り扱っている「サカゼン」が入りました。
石ちゃんのにこやかなスマイルの看板が、ステキでいい感じですね。
6Fには、アウトドア専門店「好日山荘(こじつさんそう)」が初出店です。
登山用品やアウトドアウェアなどが、豊富に取り揃えてあります。
同じく6Fには、カードゲームが多数販売されている「ホビーステーション」がオープン!
店内では男性陣が行列を作って、たくさんのカードを買っていました。
カードゲームマニアには、ここはたまらないお店ですね。
アニメショップについては、立川南口に「アニメイト立川」として移転したままでして、今回再び戻ることはなかったみたいです。
フィギュアショップの「ボークス」に関しては、再出店は残念ながらなかったようです。
7Fには、アスリート向けのスポーツ用品をそろえている「GALLERY・2」も、初出店です。
新しいお店もあればリニューアル前のお店もまた戻ってきたりして、新旧がうまくミックスされたようなフロア構成になっていました。
いきなりステーキや富士そばなど、飲食店が1階に大集結!
飲食店は、1階に大集結されました。
ファーストキッチンも、再び復活です。
量り売りステーキ店で有名な「いきなり!ステーキ」もあります。
立って食べるという斬新過ぎるスタイルなのに、今は炭水化物抜きダイエットができるとして、女性客が殺到しているお店です。
「創庵」は、ジューシーな焼き小籠包(ショーロンポー)専門店です。
立ち食いそば屋である「名代 富士そば」もあって、なんと24時間営業です。
「カフェ・ベローチェ」は、電源席はありますがWi-Fiはなく、会計は現金のみ対応です。
ほかにも「築地銀だこ」が、近日中に再オープンするようです。
あれ、とっても大人気だったクレープショップ「サピド」があったはずですが、再出店がないのは残念でした。
立川駅前にはとっても貴重であるスーパー「マルエツ」が出店!
立川にはデパートや個人商店はたくさんあるのですが、スーパーが本当に少ないんですよ。
北口にあった「ダイエー」が撤退した後は、買い物に困っている方も多かったのではないでしょうか?
南口にある「アレアレア」に唯一「東急ストア」がありますが、北口にはほとんどスーパーがないことがデメリットでした。
なんともうれしいことに、関東一円にスーパーマーケットを展開する「マルエツ」が、食品スーパーとして地下1Fに入りました。
「PASMO」や「Suica」などの電子マネーも使えて、Tポイントもたまります。
朝7時から深夜25時まで開店しているため、地域住民だけではなく会社帰りの人にもメリットが大きいのではないでしょうか?
ももクロの聖地である屋上は、どんな感じになったのか?
「いつの日か国立競技場でコンサートをしたい!」
ももクロが国立競技場を目指してライブを行ったことで、「フロム中武」は「国立川(こくりつがわ)」という名前がつけられたことは有名な話です。
行ってきましたフロム中武。
高城先生の教えを受けて夢を書き出してみました。
夢が夢で終わらないように日々精進。 pic.twitter.com/Ahw1aMDUHJ— ちゃんすが@ハマノフ (@Sa611Cshmnf) May 6, 2014
屋上にはももクロのライブが行われた日に、多くのファンの応援メッセージが残されました。
リニューアルされた現在は、この書き込みはなくなってしまったのでしょうか?
ということで、屋上にやってまいりました。
さてさて、どこにあるのかしら?
なんとまだありました!
薄っすらですが、ももクロへの応援の書き込みがまだ残っていました。
さすが、ももクロ聖地、フロム中武の神対応!
サービスカウンターに行って聞いてきたところ、屋上は順次リニューアルされていくようです。
これはまた屋上が再リニューアルオープンしたら、見に行ってみることにしましょう。
競合が多い中、個性的な商業施設としてこれから期待大!
立川って、意外と商業施設がたくさんあります。
駅ビルとして「ルミネ」、「グランデュオ立川」や「エキュート」がありますし、激安の殿堂「ドン・キホーテ」もすぐとなりにあります。
少し歩くと、「IKEA(イケア)」や「ららぽーと立川立飛」もありますので、「フロム中武」の老舗にとってみたら新入りの競合が多数終結しているのです。
でも、まったく心配ありません。
「フロム中武」には、他にはない個性的すぎるほどの異彩を放っていますし、ももクロファンが聖地として崇めるほど愛されています。
リニューアル前ほどのマニアックさが薄まってしまって、ちょっと残念な部分はとってもありました。
生き残るために必要な戦略があるでしょうから、致し方ない部分もあったかもしれません。
でもまだ未リニューアルの部分が残っていますので、新しい色にさらに染まってますます進化をしていってくれることでしょう。
店舗もまだオープンしていないところがたくさんありましたので、これからの「心機一転」をますます期待しておきましょう。
ももクロや立川のファンを大切にしている地元密着精神があふれているからこそ、他と差別化しながら今後も頑張って欲しいと願っています。
愛する「フロム中武」!
立川は喝(かつ)!
立川はこれからも大丈夫!
またこんなに楽しくて斬新なキャッチコピーを出す「フロム中武」を、地元民して心より応援しております。
ちゅうぶいろクローバー、ゼ〜ット!
リニューアルオープンした「フロム中武」のくわしい情報はこちら
- 住所:東京都立川市曙町2-11-2
- 電話:042-524-7111(代表)
- 営業時間:10:00〜20:00(一部店舗をのぞく)
- 電車:JR「立川駅」から徒歩2分、多摩モノレール「立川北駅」から徒歩2分
- フロム中武内の各店、1店舗につき5,000円(税込)以上ごとにフロム中武特約駐車場無料券2時間分のサービスあり
- 駐輪台数:64台(フロム中武利用の方は、2時間無料/1時間ごとに100円)
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