四谷大塚の全国統一小学生テストを小学1年生の娘が初受験。結果を見て人生で初めて涙の挫折を味わう
「子供たちの未来、どうなっていくのかな?」
子供たちの教育問題に、私はいつも悩んでいます。
共働きで働いているからと言い訳してきましたが、ここに来て子供の教育で考えさせられる事が増えてきました。
親子で朝も夜もバタバタして、風呂メシ寝るだけの生活です。
片道30分もかけて毎日休まず学校に登校し、そのあと学童クラブにも行って宿題を頑張る長女です。
それだけでもすごいことだと思いますが、やっぱり少しでも勉強が出来た方が良いことには変わりありません。
タブレット教育である「スマイルゼミ」だけは、学校から帰ってきた後でも少しずつですが続けております。
夜はちょっとでも勉強しようとは思っていますが、21時に寝るために平日に取れる時間なんて本当にわずかです。
「こんな忙しい生活で勉強大丈夫かな?」
悩んでいた私に、ここで夫からちょっとした提案がありました。
四谷大塚の全国統一小学生テストの受験を決意
「試しにどれぐらいの実力値か、このテスト受けさせてみる?」
紙に印刷してもらったのは、四谷大塚の「全国統一小学生テスト」の概要です。
小学生が全国のライバルとの競争の中で自分自身と向き合って、 努力をする原点として、全国最大規模で受けられている小学生のテストです。
テレビCMでは何度か見たことがあるぐらいで、我が家には関係ないわー!って思っていたのですが、もう小学生だしそんなことはないのですね。
実は私立受験とかまったく興味がない私ですが、テストを受けるのだけは無料です。
保育園時代から習い事や塾にも行かずに、「スマイルゼミ」だけしかやってこなかったことで、あきらかに実力値は足りません。
それでも長女とテストを受けるうかどうかを話し合った結果、
「うん、私、テスト受けてみる!」
子供の意思を尊重して、四谷大塚の全国統一小学生テストを早速受験させてみることにしました。
四谷大塚の全国統一小学生テストの結果が返ってきた
四谷大塚の全国統一小学生テストは、6月と11月の年2回実施されます。
今回は小学校1年生の娘が、一学期の実力値を確かめるために、11月のテストを受けてきました。
「試験どうだった?出来た?」
長女はあまり浮かばない様子で、
「あまり出来なかった・・・。」
通信教育もほとんどやる時間もなかったですから、出来る方がおかしいのですけれどね。
そして試験から2週間ぐらい過ぎた後に、四谷大塚にテストの結果を取りに行きました。
夫と一緒に取りに行ったのですが、帰ってくるなり、
ギャーー!と大泣きです!
長女の顔中が、涙と鼻水でグチャグチャです。
「だって、わかんなかったんだもん。」
その日の午前中はそうとう悔しかったのか、ずっと泣きじゃくっていました。
あまりにもテストが出来なかったことが、小さな子供にもとっても悔しかったのでしょう。
だってね、だってねと言っておりましたが、最後はのどが枯れるぐらい泣き疲れ果てていました。
全国平均レベルと自分の結果を見て、がく然です。
人生で初めての挫折を味わったのです。
テストの結果、国語は偏差値50とまあまあの成績でしたが、算数は偏差値30とボロボロの結果だったのです。
失敗や挫折を繰り返して強くなるのが人間だと思いますが、やっぱり親心がありますから、何とかしてあげたいなぁと。
その日のお昼に母はおいしいジャンボ餃子をラーメン屋でかぶりつきながら、長女のこれからの教育をどのようにしたらいいのか、頭でグルグルと考えていたのでした。
これから子供の教育は塾にするか通信教育にするか考えた
実は夫も私も、小中とずっと勉強ばかりの生活でした。
夫は、小1からずっと塾通いでした。
共働きで育った夫は行くところが塾しかなく、頭はトップの成績だったのに家のカネ問題で進学断念です。
私も小4からずっと塾通いでしたが、何1つとしていい思い出が残っていません。
こんな夫婦だから、塾というものには子供を行かせたくないのです。
通信教育はずっと継続しておりますが、通信教育をしている家庭で共通している悩みと同じでしょうか?
取っているだけでやっている気がしているだけで、本人のやる気がなければ「宝の持ち腐れ」です。
塾か?通信教育か?
どちらもやめて、自宅でプリント学習か?
それぞれの特徴と個性があるからこそ、どちらが正解なんていう答えはどこにもありません。
やはり本人のやる気が、1番大切ですね。
塾か通信教育かは、これから長女とよく話し合って考えていきたいです。
自分から自立しようとするまで待つことも大事
我が家の考えとしては、何が何でも私立中学に行かせたいわけでもありません。
東大とか有名大学に行って欲しいわけでもありません。
他の子と比べず、我が家スタイルで学ばせることがとっても大切です。
子供が自ら塾やピアノや水泳などの習い事に行きたいと言うまで、じっくりと待つことも大切かもしれません。
自ら塾に行きたい!習い事をしたい!って言って行くならいいけれど、無理矢理行かせることだけはしたくありません。
イソップ童話の「北風と太陽」の話と一緒でしょうか?
無理矢理塾に行かせようと、風をビュービュー吹かせても効果がありませんが、ポカポカと温めてあげれば自ら行動を起こします。
あくまでも塾や通信教育は、勉強するための「手段」です。
親が出来る事って、一体なんでしょうか?
お金を出して手段を与えて、あとは愛情をたっぷり与えることでしょうか?
やはり自ら芽が開花出来る環境を、親が整えてあげることが大切です。
自分自身と向き合って、さらに自分自身の能力を高めようとすることが、将来の夢へと近づく第一歩なのです。
自ら芽を出そうと思う時まで、それまでじっくりと待つことも大事ではないかと思うのです。
四谷大塚の全国統一小学生テストを受けたことは無駄じゃなかった
泣きじゃくって自信を失ってしまった長女ですが、傷なき心に初めて傷がついた時は、相当つらかったことでしょう。
失敗を重ねていくうちに免疫がついてきて、痛いと思う感情も段々とやわらいでいきます。
失敗の積み重ねが成長につながっていき、やがて大きな心に育っていくことでしょう。
今回のテストの結果を受けて、少なからず彼女の闘志に火がついたようです。
四谷大塚の全国統一小学生テストを受けたことは、まったく無駄ではなかったです。
勉強とは何か、どうしていったらいいかのきっかけを、長女の心に作ることになったからです。
「今日から私、勉強頑張る!もう負けない!」
昨日から猛烈に「スマイルゼミ」に目覚めた長女ですが、このままほったらかしにせずに頑張って続けてくれることを願っています(笑)
親が「勉強しなさい」と強要せずに、片隅から電気ストーブのように温かく見守ろと思っています。
鉛筆をいつも以上に固く握りしめて、未来の自分像と戦っていた長女。
子供って底知れぬ可能性の塊だ。
夢中になれることを見つけるって、なんだかとっても素敵だな。
真剣になっている表情を見て、親が色んなことを教えられた気がしたできごとでした。
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