中古マンション購入術。購入年によってマンション住人の質がわかってしまうかも!?
「中古マンションを買いたいけれど、どうしていいかわからない。」
ピカピカの新築マンションが欲しいけれど、どうしても値段が高すぎて手を出すことができない。
値段が手頃な中古マンションが欲しいけれど、設備が古いことで何となく大金を使うことをためらってしまいますよね。
中古マンションをこれから買おうと思っているあなたは、中古マンションの築年数は気にしたことがあるかもしれません。
でも、実はマンションの築年数よりもココをチェックするといいというポイントがあるのです。
我が家も色んな不動産購入の失敗を経験してきて、現在の中古マンション購入でこだわったことがあります。
そのこだわりポイントとは、一体何だったのでしょうか?
中古マンション購入でこだわったポイントとは
マンションを買って悩む事って、たくさんありますよね。
内装とか間取りとか設備とかを変えることは、お金ですぐに解決することができます。頑張って働いてお金を稼いで、好きなように取り替えましょう。
でも、どんなにお金を使っても、周りに住んでいる人はお金で取り替えることができません。
近所の人がイヤだからって、そう簡単に引越しすることができないからです。
我が家が買った現在のマンションは、新築一戸建て購入時に失敗した時のように、ご近所層を重視して選びました。
マンションは一戸建てと違って、共同出資で成り立っています。
積立金を滞納しそうな人が住んでいたり、仕事してなさそうな人が住んでいたり。
マイナスの要素を持っている人が住んでいるだけで、マンションの資産価値がどんどん下がっていきます。
住宅ローンは長期戦です。
だからこそ、安定した仕事を持っている人が多そうなマンションを選ぶことも、選択肢の1つなのです。
自分たちの不安定度は棚に上げて、他人の安定度に乗っかろう作戦です。
これもマイホーム選びの戦略のひとつです。我が家では設備などは後回しにし、「住んでいる人」にこだわって選ぶことにしたのです。
今のマンションが建った年に家を買えた人達とは
今のマンションが売りに出された時の時代に何が起きていたかというと、忘れもしないアメリカの同時多発テロです。
世界経済は大いに荒れていて、日本でも経済は急速に冷え込んでいきました。
ITバブルの崩壊によって、雇用も不安定になったのです。誰もが高い家なんて買えなくなり、不動産業界も冷え込んだ時代です。
そんな時に家を買える人が、真の安定度ばっちりの人達です。要するに、景気に左右されない職業に就いている人達です。
民間企業が涙をジャージャー流している時に、外側から静観していた人達です。
公務員や専門職などに就いている人達や、世の中が不況時でも買いたい家を買えた人達です。
そんな不況に強い人達が、2011年度に家を買えたのです。
要するに、その年に売りに出されたマンションで最初から住んでいる人達は、非常に安定度がある職業の人達が集まっている傾向が強いのです。
我が家で家を買う時は、「2011年」というキーワードに目をつけました。
「ここだったら、住民層の質がいいに違いない。」
実際に売り主さんに聞いてみたら、驚きの回答を得ることができたのです。
住んでいる人達の職業は、やっぱりすごかった
我が家が実際にマンションに見学に行った時に、売り主さんに職業を思い切って聞いてみたのです。
なんと旦那さんは公務員、奥さんは看護師さん。やはり職業の安定度はバッチリな方達でした。
「民間人とは比べものにならないわ。」
マンションコミュニティがしっかりとしていて、色んな方の職業を知っておりましたが、住民層としては警察官、消防士が1番多いとのことでした。
次に公務員や大企業の役員さんなども多いという情報もも得ることができたのです。
なんとも心強い、安心感あふれる住環境!
「これは何かあった時に、助けてくれるかも!?」
犯罪にも火災にも強いマンションだと、勝手に想像しました(笑)
「住民層の安定度」という事が大きな決め手となり、今のマンションの購入を決めたのです。
中古マンションの施行年の経済状況も調べてみよう!
これから中古マンションを買おうと思ったら、当時にタイムスリップしてみてください。
どうしてここを買おうと思ったのか?
この年になぜ販売されていたのか?
その当事者の立場に立ってみることも、マンション選びでとっても大切なポイントです。
住民層だけではなく、この不況の時に建てられたからこそ、施行側は売るために必死だったはずです。
非常に低予算ながらも、必死に売るために、量産型ではなくかなりしっかりとした作りになっています。
「今の時代、こんなにいい素材、壁紙に使わないですよ。」
「玄関の作りが、今の量産型マンションとは比べものにならないですね。」
我が家にリフォームに来た人が、施行の素晴らしさにびっくりしていたぐらいです。
建てられた時代を考えて買うって、とっても大切です。特に2006~2007年ぐらいに家を買った人が、住宅ローンが払えずにヒーヒー言っていると聞きます。
リーマンショック前のプチ不動産バブルで買ってしまった人が、とっても多いからだそうです。
これから給料が右肩上がりと思って買ったら、リーマンショックが来てズドーンと落とされた人が多いのです。
多額に住宅ローンを抱えているためにローンを返しきれず、「住宅ローン破綻」に陥り、家を泣く泣く手放している人も多いです。
住宅ローン破綻は人ごとではない。4,500万円の借入れはゼッタイやめた方がいいとの指摘に感謝した日
そんな理由で売っている物件は、売り主側の値下げが渋いかもしれません・・。値下げしたら資産がマイナスになって、売ることがむずかしいからです。
購入する年によって多くのお金が左右されてしまいますので、家選びはとってもむずかしいです。
特にご近所選びは、ゼッタイに失敗したくないですよね。マンションも一戸建ても同じですが、ご近所トラブルでノイローゼになることだってあります。
一戸建てのご近所嫌がらせトラブルでもう売りたい!子供の声やタバコ問題でノイローゼになりそうな時の対処法
自分でわからなかったら、仲介業者の人や売り主さんに、自分が疑問に思ったことはぜひ遠慮なく聞いてみて下さい。
売り主さんは、マイナスな事はほとんど言わないはずなので、出来る限り自分で納得するまで調べつくしてみましょう。
建てられた年を調べ、その時の経済状況を知る。
ちょっとの手間が、あなたにピッタリ合った暮らしやすい家を選ぶことができます。
これからマンションを買おうと思われていたら、ぜひマイホーム選びの参考にしてみてくださいね。
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