2016年3月21日 -PR-

お金がない時こそお金に頼らない生き方を身につけよ。親が子供に本当に残しておきたいもの

親が自活出来る子に育てていくことって、本当に大変なことです。

私も2人が赤ちゃんの時は、年子の育児で育児ノイローゼになりながら育ててきましたので、ただ呼吸して生きていただけの記憶しかありません。

私自身が親がいなくなってからお金にはずっと悩まされてきたことで、自分の子供にはお金のことで苦しんで欲しくないと思っています。

これだけ豊かな時代になったはずなのに、いまだにお金がなくて貧困で苦しんでいる子供がたくさんいるのが現実です。

飽食の時代になぜ?
悲しい現実です。

子供が老後になってもお金のことで苦しまないために、親としてどうしてあげていったらいいのでしょうか?

お金がない時こそ、お金に頼らない生き方を身につける

「お金がないから、何も買えないし出来ないわ。」

何かやりたいとか変わろうかと思っている時に、どうしてもお金のせいにしてしまいがちです。

私もこの「お金がないからダメ!」ってずっと口グセで使っていて、子供の前でもついつい言ってしまっていました。

貯金がない、お金がないと言ってはいけない。貯金なしの貧乏生活を脱出したければ自分の思考を変えよ

お金がないからできないって、ものすごい都合のいい言い訳でして、どんなことにも使えてしまうんですね。

それじゃあ反対に、「お金があったら出来るのかよ!」って話になってしまいます。

親が少しでもお金を持っていることを子供が知った時に、「お金あるでしょ。お金ちょうだい!」なんて言われたら、親は何も言えなくなってしまいます。

お金を出せば何でも解決出来ちゃう生き方を子供の時からしていると、大人になってからお金でたっぷり苦労することになります。

「おもちゃを買えなかったら、自分でアイデアを練って作ってみようよ。」

市販の何千円もするおもちゃをすぐに買ってあげるのではなく、公園に行ってどんぐりや葉っぱを使っておもちゃを作ってみる。

お金がない時こそ、頭をグーッと絞り出して「知恵」を出す訓練をしてみるのです。

お金で解決することは、時間もかからず子供にもぐずられずにとっても簡単な方法なのですが、心も頭も体も鍛えることが出来ません。

我が家もよくおもちゃを牛乳パックや空き箱で作ったりして、おもちゃはほとんど買いませんでしたが、多感にすくすくと育ってきました。

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いまだに「この箱使うから、お母さん捨てないで!」って長女に言われるぐらい、工作が大好きな子に育ちました。

お金がないときこそ、知恵を絞り出して自分で工夫してみる力を付けてみることこそ、お金に頼らず生きていけるようになるのです。

親が本当に残すものって、実はお金ではない

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「私が亡くなったら、子どもたちってどうするんだろう?」

自分がいなくなってしまったら、子どもたちはどうやって生きていくのかすごい不安になったことってありませんか?

特に1番の問題って、家などの「遺産」ですよね。

家は資産になるって言われていますが、「資産」にならずに売るに売れなくて「負債」になってしまうことだってあります。

他には預貯金や貴金属、投資物件や株券などでしょうか?

お金って持っていればいるほどうらやましい話なのですが、親が残したお金は肉親同士のトラブルの素になります。

遺産相続ってやつですね。

遺産相続ってプラスの財産だけではなくて、マイナスの財産までもがトラブルになります。

私も兄がいますので、実は他人ごとではないぐらい身近な問題になっていまして、父が残した「負債の家」をどうしていいかわからずにいます。

実家を売却したいのに売ることができない!旗竿地を買うと建て替えができずに30年後に後悔することに

しかし今は高齢の方は、隠れた資産をたくさん持っていることが多いですので、マンションに投資して相続税対策をされていらっしゃる方がとっても多いです。

そんなマンションを兄弟の誰が持つのか、「お金」の骨肉の争いって凄まじく嫌なものになってしまいます。

何の苦労もせずに手に入った大金って、汗水垂らして稼いだお金と違ってお金に羽が生えたかのようにパタパタ〜!って飛んでいってしまうことが多いです。

「親のお金だから」という、甘い考えが働いてしまうのです。

自分で働いて汗水たらして稼いだお金ではないため、親からもらったお金は使っても痛くないばかりに軽く使ってしまうのです。

本当に子供のためを思うのであれば、親が残すべきものって実は「お金」ではないことがわかります。

「それじゃあ、一体何を残せばいいのかしら?」

子供自身が将来お金がなくて困らないために、親が1番残してあげるべきものって、一体どんなものでしょうか?

未来を生き抜くために、子供に親が本当に残しておきたいもの

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私は貧乏どころか借金てんこ盛り家庭に育ったため、知恵熱が出るぐらいお金がない時の生き抜き方を考えざるを得ませんでした。

生きることがとってもつらかったのですが、その時にどうやったらお金を使わない生活が出来るのかという事と同時に学んだことがあります。

未来を生き抜くためにお金をかけずに節約だけでは、貧困に勝つには限界があるということです。

お金を使わないのではなく、どうやってお金を稼げるのかの「行動力」と「知恵」を子供のうちから少しずつ身につけることが大事なのです。

これから増税されてインフレが起きたりした時に、お金を貯めたり増やしたりするには、節約だけではまったく太刀打ちできない時代がやってきます。

今の30〜40代の世帯のお金の常識が、未来の子どもたちにはまったく通用しない手法になっているかもしれません。

私たちの親世代が定期預金だけで金利が7%もついていた時代があったとしたら、私たちの時代なんてマイナス金利です。

子どもたちが大きくなったら、お金を預けることでお金を取られる時代が本当に来るかもしれません。

「金庫のある家」が、不動産の売りになるかもしれません・・。

だからこそ、どんな時代になっても柔軟に生きていけるために、自ら知恵を出してお金を稼げる力を付けてあげることが大事です。

親が子供のことを本当に愛しているのだったら、「お金」そのものではなく「お金を稼ぐ知恵」を残してあげましょう。

仕事を受け身でもらうのではなく、自分から仕事を生み出せる起業力も必要になってくることでしょう。

親がいなくなって子供だけになったとき、人の助けも必要になってくるでしょう。

人への感謝を忘れずに、困った時こそ手を差し伸べてくれるような大人に育てることも大切ですね。

親が好きなことをして楽しくお金を稼いでいる背中を見せてあげることが、子供自身が自分で稼げる子に自然と育っていけばいいかなと考えています。

「お母さんは誰にも雇われずに、自分のアイデアでお金を稼いでいるんだよー!」

私は最近まで自信がなかったのですが、自分でお金を生み出す背中をバッシバシ子供に見せていますよ!

お父さんとお母さんが、私の将来の見本!って呼ばれてみたいですね。

働く喜びとか楽しさを教えてあげることで、生き抜いていくために困らない子に育つのではないでしょうか?

稼ぐ知恵こそは、減らない無形資産。

将来お金で困らない子に育てていくために、親が今から出来ることをしていきたいですね。

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