2015年2月8日 -PR-

本気で稼ぐ力がある人は人間的な魅力がある人。稼ぎ続けていくためには信頼力が必要

「今度会社作るんだ。一緒に来ないか?」

突然、同僚からの起業宣言!

こんなこと突然言われたら、あなたはどうしますか?

今の会社を辞めてまで、この人に一生ついて行きたいって思える人って、あなたの身近にいますか?

私は今の環境では、残念ながら1人もいません。
でもかつて新卒で入った会社にはいたのです。

新卒半年でリストラされてしまった会社でしたが、心からその方は今でも尊敬出来る方だったのです。

新卒入社後半年間は、人に伝える力を磨くことが仕事

新卒で入ったら、まずどんなことが仕事ですか?

名刺交換や電話応対などのビジネスマナー研修を済ませ、その後に、OJTなどで先輩の足元で仕事をする方が多いのではないでしょうか?

私が新卒で入った会社は、ITベンチャー企業です。日本企業のように体制が整っておらず、新人研修など一切ありませんでした。

新卒半年で会社をリストラされた経験者が告ぐ!第二新卒の転職でも決してあきらめてはいけない

ここの会社の社長、一体何を考え始めたのか?

「みき君、毎朝出社したら3誌の新聞の社説を読むんだ。」

社説を読んだ後に、その社説を読んで感じたことをまとめることをし、だいたい500~1000字で紙に書いて社長に提出する必要があるのです。

これ、毎朝ですよ?
あなたは出来ますか?

社長のモットーは、文章力と読解力をつけることです。

「お金を稼ぐためには、人に伝える力が必要なんだ。」

プレゼン力を養うためには人に伝わらなければなりません。人に伝えるためには、文章を読解して要約し、上手くまとめる力が必要なのです。

その名の通り「プログラマー」という肩書は一切なく、私自身「ITコンサルタント」という肩書きになっておりました。

午前中ずーっと社説を読むことで終わりましたから、もう苦痛で苦痛で仕方がなかったです。

おかげで文章能力がこの半年間でかなり身につきましたし、伝える力を養ったのはこの社長のおかげだったのです。

イヤでイヤで仕方がなかったのですが、実は社長に見てもらうことがとても楽しく、毎朝知らない間に、社説をまとめることにハマっていってしまったのです。

社長のお金の使い方は人にお金を使うこと

「よーし、今日はもんじゃ焼き食べに行くぞー!おごりだ!」

いやー、景気がいい話ですよね。

いやいや、違います。社長の人柄だけ景気がいいのです(笑)

2012~2013年の超就職氷河期の時なんて、そんな時代じゃなかったですよ。

それでも社長は飲みに行く時は、18時30分には仕事を切り上げる潔さです。

月島にある「月島もんじゃストリート」に、私はよく連れて行ってもらいました。

シャカシャカと自らの手さばきでキャベツを切って、ヘラでワイワイ楽しく食べたのは楽しかったです。

他にもお昼にスパゲティーとかごちそうになったりと、上下関係なくざっくばらんに話せたことは、今でも楽しかった記憶がよみがえってきます。

社長は本当によくしゃべるのですが、決して1人で出しゃばることをしません。周囲に話させるのが得意な方でして、MCになりきっているのです。

人を引きつける魅力があった社長でして、最後はドンッ!と自らの財布で現金払いするような方でした。

「ごちそうさまです。来週からも仕事頑張ります!」

人に対してお金を使う人で、とってもステキな社長さんです。こんな社長がいたら、また来週から仕事に行く気になりますよね。

イヤイヤでも新聞をまとめようと言う気になってくるから、人間の魅力って不思議です。

本気で稼ぐ力がある人は、人間的な魅力がたっぷりある

人に最近おごったことって、あなたはありますか?

私は男子の後輩がたくさんいますが、1度もおごったことがないです。頭が痛い・・・。

そして実は、上司にもおごられた経験がないです。

人のためにお金を使わない人が増えたなと、最近は特に感じます。

自分を守るために必死なんですよね。自分の楽しみにお金を使うことは、決して悪いことではありません。

今、目の前に100万円があったら貯金をしてしまう人が多いです。日本人はとくに貯金をすることが大の得意人種と聞きます。

でも人のために使う能力がとっても低いのです。こうなるとどんどん人が離れていってしまいます。

こんな社長のもとで働いて実体験したことは、

「人のために惜しみなくお金を使える人って、とってもステキだな。」

一緒にいて心地よかったですし、一緒にいて胸が熱くなってしまいました。

大企業の安定度を捨ててついていった30人・・。この社長についていった理由が、その時にハッキリとわかったのです。

「人間の信頼って、こうやって厚くなっていくんだなぁ。」

最初は薄っぺらい層でも、積み重なると分厚い層に変わります。本気で稼ごうとしている人は、人間的な魅力がたっぷりとあります。

出費を惜しまないから一緒にいて気持ちがいいですし、ガードがゆるくなるから何でも話し合えるのです。

コミュニケーションの積み重ねが、人の信頼力に変わっていくのです。

お金を稼ぐ方法は人の力に比例する。お金持ちになりたい人はお金にならない仕事を進んでやることが大事

お金を稼ぎ続けていくためには、人からの信頼力が必要

社内にはほとんどいなく、社外を飛び回る日々を送っていた社長でしたが、お金を使う時は、とことん使う社長でした。

人と会うとなるととことん出かけて行きましたし、人と会うためにはお金はまったくケチらない人でした。

お金を稼ぎ続けていくために、社外からの信頼力を得ていくのです。

人間関係力に力を入れたことが稼ぐ結果につながり、独立に必要な資金がすぐに集められたのでしょう。

最近久しぶりに企業HPをのぞいて見たのですが、すでに上場していてすごい企業に成長していました。

もし資金繰りに困っても、あの社長が困ったら何十人と手を差し伸べてくれるでしょう。

「私が困ったら、手を差し伸べてくれる人っているかな?」

人間いつでも順調な人生ではありません。
順調な時ほど上から物事を言いがちです。

でも本当に大切なことは違います。

どんな時でも人から助けられる力があることです。

お金も仕事も人脈も集められる力を養うことが、実はとっても大切なことなのです。

お金を稼ぎ続けるためには、信頼力を身につけることが大事

ほんとあの社長のもとでずっと働きたかったです。こうなったら再度雇ってもらえるか聞いてみようかな・・・。(ムリです)

どんな状況でも人から資金を一瞬で集められるような、そんな人間に私はなっていきたいです。

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