お金を稼ぐ方法は人の力に比例する。お金持ちになりたい人はお金にならない仕事を進んでやることが大事
「お金持ちになりたい!お金を稼ぐ方法が知りたい!」
お金持ちになりたいけれど、どうしたらお金持ちになれるのでしょうか?
会社員で毎日働いているだけでは、まったく給料が増える気がしませんし、毎日生きていくだけで精一杯で、どうにかしてお金が欲しいと考えてしまいます。
私も会社員の時に、ものすごい安月給でどうしようもない時期がありましたが、あることがきっかけで、お金が入るようになったのです。
それは一体、どんな方法でお金が入るようになったのでしょうか?
会社のレクレーション委員会の実行委員に立候補してみた
会社の中に行事などを企画・運営する「レクレーション委員会」なるものがありました。
2年に1度はその実行委員が入れ替わるのですが、みんなめんどくさくてなる人がいませんでした。
年に1度の実行委員を決める総会の時のことでした。
「わたし、実行委員に立候補します。」
育児休業復帰したばかりの入社7年目のことでした。
会社に所属していたら必ず1回はめぐってきますので、私は思い切って立候補することにしたのです。
「すごい、MIKIさん、がんばって!」
実行委員はほかにイヤイヤながらも、選ばれた4人で構成されました。
みんなの期待を背負って、会社のレクレーションを盛り上げるために頑張ることにしました。
みんなを楽しませたい!今までにない大型の行事を企画してみた
「そうだ!出来たばかりの東京スカイツリーに行く企画をしよう!」
今まではバーベキューやボウリング大会などが一般的だったのですが、何だか毎年同じじゃ盛り上がりません。
2012年5月22日に開業したスカイツリーに、会社の独自ツアーを組んで思い切って行くことを企画したのです。
「開業した年に行くなんてムチャだよ。チケットなんて取れるわけがない。」
ムチャと言われると、何とかしたいと思いたくないのが私です。
「いや、頑張って60人分のチケットを取ってみます。必ず企画を成功してみせます!」
会社内で男性社員の言われたことだけをサポートしていただけの私としては、これは社内で認められる絶好の大チャンスでした。
チケット予約はFAXの争奪戦!300枚以上必死で送ってみた
「ぜんぜんFAXがつながらないよ。うーん、それでも頑張る!」
天望デッキへの団体予約の申込みは、来場する6ヶ月前の午前10時からの受付で、申し込みはFAX限定です。
10時前から用紙をギュッと握って、FAXの前にじーっと待機です。
FAX用紙を何度も送信するのですが、申し込み殺到で送信エラーとなってしまい、まったく送ることができません。
「なんで?!もう1度送ってみる!」
何日も頑張って送り続けて、300枚ぐらい送ってようやく送信OKとなりました。
「よかったー!予約取れたー!」
手書きで予約済みと書かれた用紙が返送されてきたときには、思わずガッツポーズをして歓喜の声をあげてしまいました。
しおり作りからレストラン予約、下見からバス予約まで必死だった
予約が取れたあとは、6ヶ月前から60名分の「浅草ビューホテル」へのブッフェレストランの団体予約も滞りなく行いました。
団体向きの大型バスの予約なんてしたことないですから、片っ端から電話をして内容を聞いてバス会社を手配しました。
浅草周辺で大型バスの駐停車の規制が激しかったため、とっても不安になってきました。
「そうだ、みんなで下見に行ってみよう。」
実行委員会4人全員で、休日にも関わらずスカイツリー駅周辺やソラマチ、レストラン、バス停の場所までくまなくチェックをしに行きました。
当日一緒に同行して下さる添乗員さんに、仕事が終わってからご挨拶にも行きました。
「いやー、なんかこういうの、とっても楽しいですね。」
最初乗り気じゃなかったメンバーも、すごい楽しそうに下見をして一緒にスカイツリー内でランチをしてきました。
仕事中ではなく、どれだけ休日を潰して動いたことでしょうか?
子供を寝かしつけてから、1つ1つ丁寧に手作りのしおりを作りました。
幼稚園の先生になった気分ですね。
でもとっても楽しかったのです。
当時のタイムスケジュールから、行く人のキャンセルや追加など、就業時間外に半年がかりでイベントの準備をしていきました。
当日のイベントは大成功。本部長や社長までが楽しんだ
「すっごーい!東京都が全部一望出来る!」
なんとイベント当日は、本部長や社長までがいらっしゃって、イベントをすごい楽しんでいられました。
「まさか開業した年に登れるなんて、思ってもみなかった。」
開業して半年後の2012年11月に、出来たてホヤホヤのスカイツリーに登ったということが満足感たっぷりだったようです。
「MIKIさん、ほんとよく予約取れたね。すごい頑張ってくれたよ。」
半年がかりの準備がものすごいしんどくて泣きたいぐらい大変でしたが、本部長に最後にこのように言われて、やりきったという充実感でいっぱいになったのでした。
イベント実行委員会をやってから、私が得たもの
イベントが終わってから不思議なことに、本部長経由でたくさんの仕事依頼が来るようになりました。
実は本部長とレストランやバス内でたくさんお話しをするめったにない機会がありまして、その時に自分のことをたくさんアピールしてきたのです。
実はプログラミングなどが出来ること、システム作りなどが得意なことをお話してきました。
それからどんどん社内システム作りを担当させてもらえるようになって、私はその年に社長賞を受賞しました。
「みきくん、ちょっと会議室に来てください。」
イベントが終わって、3月の査定の時期に呼ばれて、なんと昇給通知もいただきました。
「イベントなどでチームワーク作りを頑張ってくれて、社内にすごい貢献をしてくれましたね。」
今まで1度も昇給をしたことがありませんでしたが、この時に女性で初めて昇給することが出来たのです。
お金を自らの手で呼び寄せることが出来たのです。
やりきった充実感でいっぱいになったことを、今でも忘れていません。
お金を得たければ、周りの人から信頼される人になる
もしあなたがお金を稼げる人になりたいと思ったら、まずは周りの人から信頼される人を目指しましょう。
周りの人から信頼されることで、色んな仕事が入ってくるようになります。
人から信頼されファンを作ることで、困った時に助けれくれるようになります。
周りの人に対して常に謙虚な気持ちを持ち、やるべき時はとことんやることで必ず見てくれている人がいるのです。
時にはイヤな人間もたくさんいてめげそうになりますが、諦めずに努力を続けていれば必ず成功する時がきて稼げるようになります。
周りから信頼される人間になることが、実はとても大事なことなのです。
お金を稼ぎたければお金にならないことをすることも大事
お金を稼ぐことは、どうしても1人で成し遂げることは難しいです。
さまざまな人から応援や支援、協力があってできることです。
周りの人との関係力を磨くことが、お金を稼げる力になります。
「あいつとは、一緒に仕事をしたくない。」
どんな職場でも、人間って好きか嫌いか必ずあります。
相手を好きか嫌いかで、お金を動かす動物なのです。
相手に信頼してもらい、良好な人間関係力を身につけたければ、時にはお金にならない仕事もすることが大事です。
お金のためだけに動いている「カネ儲け主義」の人って、必ずわかりますし、人間ってお金抜きの所でどういう行動をするかでわかってきます。
お金を稼ぎたいと思ったら、金儲け主義に走ってはいけません。
お金では買えないものまで失うことになりかねません。
「こんなことしても1円にもならねーよ!」なんて思わずに、どんなことにもチャレンジしてみてください。
私も最近はお金にならないこともやっています。
わかってくれる人はいると信じて働いています。
カネの亡者になった人なんて、後で誰も助けてくれませんよ?
人も離れていき、社会的信用もなくし、職を失うことになります。
お金持ちになりたければ、人の信頼を稼ぐことも大事なのです。
そんなことを大事にしながら、今日も1日仕事を頑張っていきましょう。
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