顎変形症の治療計画を見て入院手術までの期間が決定。歯列矯正が始まっても何とか乗り切っていきたい
アゴが左右非対称と診断されてから、1ヶ月半が経ちました。
アゴが左右非対称の顎変形症【がくへんけいしょう】と診断されて手術と入院を決意！心配な矯正費用は？
12歳の時に変なお医者さんにかかって、上の歯だけ歯科矯正をしたばかりに咬み合わせがすごく悪くなっていました。
アゴがカクカクと言うことも多かったのですが、家庭環境が荒れていたために、医者に通えるような余裕がなくて、38歳になるまでずっとガマンしていました。
子供が大きくなって少しずつ余裕が出てきたため、先日ようやく矯正業界では数少ない名医の歯医者に行き、色々と検査に行ってきました。
顎変形症の検査では歯型から歯の磨き方まで丁寧に指導を受けた
顎変形症（がくへんけいしょう）と診断を受けてから1週間後に、2時間におよぶ検査を受けてきました。
顔写真を何枚か撮影し、歯型を4種類取り、レントゲン検査を10枚以上取りました。
検査だけでも1時間以上の時間がかかって、かなりヘトヘトです。
その後に、歯をピンク色に染めて歯科衛生士さんに歯の磨き方のチェックをしていただきました。
結構磨けていない所があって、口中ピンクだらけでびっくりしましたね。
「歯型が出来上がるまでに時間がかかりますので、1ヶ月以上開けてから来院してください。」
検査結果がとっても気になりましたが、1ヶ月以上ドキドキしながら待って、ようやく先日検査結果を聞いてきました。
検査結果を渡されて、驚がくの治療期間を見てびっくりしてしまったのです。
顎変形症の治療計画書を見て、入院と治療期間の長さにびっくり！
治療計画書を渡されて、診断名はやはり「顎変形症（骨格性下顎前突並びに下顎骨左方偏位）」という病名がつきました。
この瞬間に、「自分って手術が必要な病気なんだ・・・。」と何だか悲しくなってしまいました。
治療計画として、上の歯より下の歯の本数が多いために、下の健康な歯を1本抜いて歯列矯正をして縮めていくという治療です。
これによって、かみ合わせが元通りになります。
術前の矯正の治療期間は、なんと約2年です。
矯正が終わったら終わりではなく、その後に、顔の骨格を正しい位置に治す手術が待っています。
アゴの骨を削るというのですから、まさに美容整形の医学版ですね。
私「先生、入院と手術と期間を合わせてどれぐらい必要なのですか？」
先生「約2週間以上はかかります。ご家族にもそう伝えておいてくださいね。」
に、2週間も？！
2週間以上家を開けて、ベッドの上でおとなしくしなくてはいけない時が2年後にやってくるとは・・・。
子育ては？家事や仕事や夫はどうなるのかしら？
術後にも約1年半の矯正が必要でして、合わせて約3年半の矯正生活が終わったあとに、リテーナーという細い針金を約2年半つけて、元に戻らないように保定する必要があります。
一生付けている人もいるそうです・・・。
色んなことが頭の中でよぎってしまい、何も言葉が出ないまま治療計画書にサインをしたのでした。
紹介された病院にて当日いきなり下の歯を抜歯してきた
治療計画書にサインをしたら、その時点から治療が開始されます。
「近くにいい先生がいますので、そちらでまずは抜歯をしてきてください。」
歯のレントゲン写真と、自分の歯の模型を渡されて、まさに現金輸送ではなく歯型輸送です。
なぜ矯正歯科で歯の抜歯をしないのか、ご存知ですか？
矯正歯科で歯の抜歯をしている光景を見てしまうと、その場に子供がいたら2度と口を開けてくれなくなってしまうのでやらないそうです。
バスで約30分離れた歯医者に行って、紹介状と歯型を渡して早速抜歯です。
「もったいないけれど、治すためには仕方がないですね。」
ずっと私を支えてくれた健康な下の歯を1本ボンッ！とペンチのようなもので抜きました。
痛い！痛すぎる！
2日目の今でもズキズキと痛くて何も食べられないぐらい、治療の痛みと歯を失った悲しみでいっぱいになってしまいました。
これから歯列矯正がはじまる。手術まで楽しく乗り切りたい
「お母さん、歯がない、おもしろい（笑）」
子供に言われて、笑う余裕もありません・・・。
下の前歯が1本ありませんので、まるで私はレレレのおじさんのような感じです（笑）
とても今家族以外の方とお会いして、笑顔になることなんて出来ません！
晩酌なんてもってのほか、運動さえも流血を防ぐために出来ません。
あ、勘違いしないで欲しいのですが、お会いした方々はわかるかもしれませんが、私ひどくアゴが曲がっているわけではないですよ。
医学的に計測すると、アゴがまっすぐ中心にある人の方が断然少ないですからね。
変な矯正をしたばかりに、かみ合わせが通常よりズレてしまっていて、健康上のリスクが高まってしまい、健康保険適用の病気の部類になっただけです。
治療計画を見て、自分の歯とアゴがこれからどうなっていくのか不安でたまりません。
でも38年間ずっと悩んできたからこそ、しっかりとキレイに治していきたいです。
こうなったら、完治目指して目指してがんばります！
手術までまだ2年もありますし、その頃には2人とも小学生ですからそれほど心配はいらないと思っています。
手術までこうなったら、楽しく頑張って乗り切るぞー！
今はとにかく自分の体調とメンタル面も大事にしながら、病気を楽しく克服していきたいです。
早くおいしいもの、食べたーい！
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