いぼ痔の日帰りレーザー手術でかかった驚きの費用。歩けないほどお尻が痛くて病院に駆け込んだ体験記
「出産してから、なんとなく便秘気味だなぁ。」
次女の出産後からなんとなく体質が変わってしまい、なぜか便秘がひどくなってしまいました。
便秘がひどくなってからは、次第にトイレに座っている時間も必然的に長くなってしまいました。
あまりにもトイレに座っている時間が退屈でしたので、スマホを見ながらトイレに毎朝30分ぐらいは座っている日々が続いてしまいました。
ようやく何とかして出るものの、なんとなく残便感がずっとあって、お尻がズキーンとする違和感を感じる日々・・。
次第にお尻の痛さがエスカレートしていき、私は近所の肛門科がある診療所に行って実際に診てもらうことになったのです。
診療所の診察での結果、人生ではじめての病気にかかっていた
「それではベッドに寝て、お尻をこちら側に見せてください。」
病院でお尻を見せるときに、恥ずかしがってはいけません。
私は2度出産を経験しておりますが、やはりお尻を突き出して見せることは正直恥ずかしかったです。
でもお尻を見せないことには、この痛みを治すことはできません。
ズボンを半分脱いでパンツを脱いでベッドに横たわって、ひざを抱えるようにして先生にお尻を見せます。
「ちょっと手を中に入れますよ。」
うぁ〜〜、い、いたい、痛すぎる!
お尻の穴に指を入れられることがこんなにも痛いものなのかと、正直びっくりしながらも、なぜだか激痛が全身に走ってもだえます!
先生、痛いですよ。何なんですか、この痛みは・・。
「痔ですね。まだ小さいですので注入型の軟膏薬を出しておきますね。」
は、はい先生・・。
診察した結果、私は切れ痔といぼ痔をダブルで併発しているようでした。
なんとも、「三十路」にして「三十痔」になるとは(泣)痔になるなんて、私は人生ではじめての大痔件発生です。
100本ぐらいはあるんじゃないかと思うぐらいの大量の注入型の軟膏薬を処方されて、毎日何とかしてごまかして過ごしていたのでした。
痔が急激に悪化!とうとう歩けなくなって至急病院へ
軟膏薬をトイレに行った後に塗ったり入れたりしながら、何とか対処していた1ヶ月後の寒い師走の平日の忙しい朝のできごとでした。
「痛い、何だかもう動けないぐらい痛い!」
歩くごとにお尻がズキズキと痛すぎて、歩くことができないぐらいでした。
保育園に子供を預けに行く時に、汗だくになるほど歩くのが痛すぎて、やっとの思いで子供を預けてから、これはただ事ではないと感じました。
家に帰ってから手でお尻の穴を触ってみたり、大きな洗面台の鏡で自分のお尻を見てチェックです。
な、なんだこれ!
自分の目を疑うほどの、オリーブの実ぐらいの大きないぼ痔が育っておりました。
こんなに大きな実がついていたら、痛くて歩けないのは当たり前です。
「お尻にでっかいのがなんかついてる!」
どうしていいかさっぱりわからずパニック状態になってしまい、会社にいる夫に電話で至急相談です。
すぐに日帰りで痔の手術が可能な近くの病院を調べてくれて、「すぐに行ってこい!」というので、電車を使って何とか行くことに。
予約なしで緊急で行ったものですから、激混みの中で長時間待ちです。
病院のソファーにも痛くて座れず、ただひたすら待つこと1時間半・・。
「MIKIさん、診察室にお入りください。」
やっと呼ばれて先生にお尻に手を入れて診てもらったところ、衝撃の事実が発覚したのです。
診察結果と費用を聞いてびっくり仰天!私が出した結論とは
「これは「外痔核(がいじかく)」と言って、押しても戻らないですね。手術で切るしかありません。」
しゅ、手術ですか?先生!
肛門の中にできる痔が「内痔核(ないじかく)」と言うならば、肛門の外側に血のカタマリとしてできるのが「外痔核(がいじかく)」です。
自分で押しても中に入らず、急に腫れて痛みを感じることがあるそうです。
原因としては、便秘や下痢、立ちっぱなしや座りっぱなし、冷え、重いものを持つ、飲酒などをきっかけになるそうです。
急激に肛門付近の血液の流れが悪くなって流れなくなった血液が、その血管の中で固まって「血栓」となってしまった状態です。
コリコリとした固い腫れたオリーブの実は、想像以上に痛みを伴って襲ってきたのでした。
もう驚きと震えでブルブルしていたのですが、痛すぎて歩くことがままなりません。
「先生、手術費用っておいくらぐらいになるのですか?」
先生に日帰り手術代を聞くと、これほど大きいと保険適応がされず、なんと費用は約25万円もかかるとか!
25万円なんて、高すぎるよー!
なんとも医療費にしては、ばく大過ぎる金額です。
冬のボーナスが軽く吹っ飛んじゃうほどの金額に、その場で頭を抱えて悩んでしまいました。
先生も無理に手術しないで様子を見ても・・、と気を使ってはくれましたが、痔を取らないと歩くことさえできません。
「もうここから1歩も歩けません。先生、至急手術をお願いします。」
もうこの目の前にいる先生に、私のオリーブの実の採取をお任せする方法しか残されていませんでした。
手術の方法としては、できた痔をレーザーで切り落としてしまう最新の方法だから、安心してお任せしてくださいとのことでした。
切った部分を縫いませんので、3〜4時間安静にした後にすぐに退院ができてしまうほど回復が早くて、翌日から仕事もすることが可能だとか。
会社にいる夫にもその場で電話をして確認をしたらすぐに駆けつけてくれることがわかり、緊急日帰りオペが1時間後に始まったのでした。
日帰りレーザー手術は、全身麻酔いらずでまったく痛みを感じず!
手術着に着替えた後に、手術室にベッドに乗ったまま運ばれていきます。お尻を完全に先生の方に向ける状態で、うつ伏せで手術台に移りました。
「それでは手術をはじめる前に、麻酔をしますよ。」
痔の手術に、恐すぎる全身麻酔をする必要なんてありません。
肛門のあたりに麻酔の注射をして、炭酸ガスレーザーによる痔を切り取る手術です。
先生と看護師さんの声はよく聞こえるし、ビービーってレーザーのすごい音がするのですが、手術中はまったく痛みを感じることはありませんでした。
手術が終わった後に、ベッドに寝かされた時は放心状態でした。
激痛にいつ襲われるか本当に怖かったのですが、主人が迎えにきた3時間後ぐらいに一緒に車で帰ることができました。
「全部で3つの痔を切除しましたよ。明日またご来院くださいね。」
先生に、実際に切除した痔を見せてもらってあまりにも大きなオリーブの実にもうびっくりです。
まったく痛みを感じないまま、痛み止めの薬を処方されて、自宅に夫の運転で無事に帰ることができたのです。
術後1週間ぐらいはトイレの便器に怖くて座ることができず、便秘薬で出す日々が続いたものの、1ヶ月後ぐらいには普通に回復することができました。
歩けなくなって本気で人生終わったかと思いましたが、大金がかかったけれど無事に痔の手術ができてほんと安心したのでした。
痔になったり悩んだことのある人は、なんと約75.2%にものぼる!
「こんな風に痔になる人なんて、私だけなんだろうか・・。」
自分だけだったら本当に恥ずかしいし、人のお尻を見たり聞けるような話ではありません。
ちょっとネットを検索して調べてみたら、驚きの結果が!
なんと多くのサイトで、「日本人の3人に1人は痔」と書かれているではないですか。
「痔の治療 大規模調査結果」によると、なんと75%の人が「かつて痔になったことがある」、「今も痔に悩んでいる」という調査結果が・・。
いぼ痔(痔核)は、痔の中でも日本人に1番多いとか!
やだ、私だけじゃないんじゃないの!ホッとした。
多くの人が痔に悩んでいることが、調査結果を見てわかって安心したのです。
痔になる原因のトップの理由は、座りっぱなしのデスクワーク
「先生、私ってどうして痔になってしまったのでしょうか?」
手術していただいた先生に聞いてみたところ、最近はデスクワークで運動不足の人がとっても痔になりやすいそうです。
そういえば思い当たる原因が、私にはたくさんありました。
事務職で1日中PCの前で座りっぱなしで、運動なんて一切していませんでした。
ずっと動かないので肛門周辺がうっ血して、血が停滞して膨らんでしまうことでさらに痔が悪化。
私は当時は育児ストレスがものすごくて、夜はビールの飲酒量が半端なく、子供優先で食事も立って食べたりして偏っていて、ひどい便秘になっていました。
なかなか出ないものですから排便時にいきみすぎて、肛門付近が切れて「切れ痔」になってしまったのです。
血が出て痛いですから、ますますトイレに行かなくなってさらに便秘になってしまい、スマホを持ったまま便座に座って1時間経過することも・・・。
1日に3〜4回もトイレに行くなど、ずっと肛門に圧力をかけっぱなしにしていたことが、「いぼ痔」も併発してしまった原因でした。
この痔の手術をした後からは、デスクワークを1時間したらオフィスを歩くなどしてきちんと運動をすることにしました。
先生のアドバイスどおり、トイレにもスマホを持ち込まずに5分経っても出なかったら、すぐにトイレから立ち去るようにしたのです。
痔にならないために、現在の私が気をつけていること
私が痔の手術をしてから、本気で健康に注意しなければと考える良いきっかけとなりました。
特に食生活は本当に大事でして、栄養バランスのよい食事を3食とも時間をなるべく守ってきちんと取るようにしました。
納豆や漬物、ヨーグルトなどの発酵食品は積極的に取るようにして、アルコールや塩分の多いもの、刺激物は避けるようにしています。
特にオリーブオイルは、とってもいいそうです。
納豆や味噌汁に入れてもいいですし、パンに付ける時もオリーブオイルなど、私もとても意識して活用しています。
オリーブの実には、オリーブオイルが最適なのです!
運動も気をつけるようにして、自宅でストレッチや筋トレをしたり、「ホットヨガ」に通ったりして全身の血行を良くするようにしました。
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「デスクワーク痔」と言われているぐらい、座りっぱなしの人は円座クッションを活用するなどして、肛門に力をずっと与え過ぎないようにした方がいいですよ。
日頃から痔にならない工夫をして、何とか現在は痔が再発しておりませんが、トイレの長さだけはいまだに解消しておりません。
運動が足りないのか。
食事の質がダメなのか。
もはや加齢だからか・・。
2度と痔の手術なんてしたくないからこそ、本気で腸のトレーニングはしていきたいと考えております。
痔は恥ずかしがらなくて大丈夫。気になったらすぐに病院へ
なんでこんなに恥ずかしい実体験を、私がさらけ出すことにしたのか?
それは痔が恥ずかしくて誰にも言えずに悩んでいる人が、実はとても多いのではないかと思ったからです。
でも痔がひどくなると、私みたいに歩けなくなるほどの激痛に突然襲われて、高額な自費による緊急手術をしなければならなくなるかもしれないのです。
費用が高くなるのは、あなたが放置しているからです。
早めの処置であれば保険診療が可能ですし、手術をせずに注射治療だけで治せるかもしれません。
少しでも痛みを感じているのであれば、恥ずかしがらずに迷わず肛門科がある病院に行った方がいいです。
もう1度言います。
3人に1人は「痔」であると言われています。
あなたの隣も、実は隣の隣に座っている人も、お尻にオリーブの実を育てているかもしれないのです。
もっと大事なことは、痔になる前に運動や食事に気をつけて、きちんと痔の予防をしてならない工夫をすることがとっても大事です。
痔はもはや現代病といえるほど、恥ずかしがることなんかじゃありません。
痔持ちなって大痔主にならないためにも、気になったらすぐに相談するようにしましょう。
痔を「痔覚」したら、すぐに病院へ!
痔に悩む人が、1人でもなくなることを元大痔主が心より願っております。
痔が悪化して手術になってしまう前に、健康クッションで対策を!
痔で歩けないほど痛い時は、人間工学に元づいて作られた健康クッション「第三世代ヘルスケア座布団」がおすすめです。
「Amazon」座布団部門でベストセラー1位にもなっているほど大人気のクッションでして、痔が悪化するのを防いでくれます。
私みたいな痛くてつらい思いをする前に、ぜひ痔対策を!
誰にも気づかれずに、脱肛のつらい痛みを解消しよう!
「お尻を触ると、なんか出ていて痛い!」
「病院に行くのが恥ずかしいし怖いから、自分で押し込んでいる!」
肛門内の「いぼ痔(痔核)」が大きくなり、力を入れた時などに肛門外に出てしまう「脱肛(だっこう)」って、本当につらいです。
仕事が忙しくて、なかなか病院に行くことができず、行こうと思っても恥ずかしいですよね。お尻の悩みなんて、誰にも相談できないです・・。
でも、もう心配しないで大丈夫です!
実は誰にも気づかれずに自分でできる「De-nice(デ・ナイス)」という脱肛防止器具があります。
使用方法は紛失防止用シリコンコードを下着などへ結び、キット付属のジェルを塗り、肛門に挿入するだけと、メチャクチャ簡単!
自分で手軽に脱肛防止が可能で、日本製で一般医療機器登録器具で安心して使うことができます。
1回限りの使用で個包装になっている使い捨てタイプで、とっても衛生的で安心・安全です。
私もこんなに高額のレーザー手術で苦しむのだったら、もっと早く知りたかったです・・。歩けないほどガマンするんじゃなかった(泣)
病院に行くのが恥ずかしいけれど、痛みに耐えられないあなたはぜひ自分でできる脱肛防止用器具「De-nice(デ・ナイス)」で、そのつらい痛みからすぐに解放されてくださいね。
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