小学校の春休みに宿題がない時はどうやって過ごす?しんどい長期休み中の我が家の乗り越え方
桜が咲き、そして花びらが舞い散る春休み。
保育園の間は、保育園に預けることだけを考えて過ごしていました。
「もう学童になんて行きたくない!やめる!」
小1の壁を何とか乗り越え、小2のラストの時に学童をイヤがるようになり、新年度を前に、我が家の長女は学童を退所することになりました。
保育園や学童保育に頼りきりだった母。
家の中でテレビを見てヒマそうにしていたり、友達が来たりして騒ぎまくって全然落ち着きません(泣)
小学校の春休みが、こんなにもしんどいとは思いませんでした。
しんどい理由、それは夏休みにはあるものがないことが1つの理由にあります。
小学校の春休みって、夏休みと違って宿題が出ない!
小学校の夏休みは、小1の時から宿題が出ました。
学童保育所の中で、宿題と市販のドリルをお友達と一緒にやっていたようです。
他には朝顔の観察日記であるとか、日記を3日分書くぐらいで終わり。
それでも宿題があったことと、学童保育所という預かっていただける場があったことで、とても安心して働けておりました。
小2の夏休みも同じように過ごした後に、今回の春休みがやってきたのです。
「ねぇ、春休みって宿題ないの?」
長女に聞いてみたところ、
「ない!」
そ、そうなの?!
地域によって違うかもしれませんが、我が家の小学校では春休みの宿題は出ないです!
宿題を出しても、進級してクラスが変わってしまったら集めるのも大変ですから、出さないのではないかと。
学童保育もやめてしまったために、毎日定期的に行く場所がありませんし、現在在宅で働いているものの、働く母親にとってみたら春休み対策は死活問題です。
この2週間弱の期間、私はどうしたらいいやら本気で悩みました。
学童保育に行かない代わりに、児童館に行かせたら
学童保育をやめたのが我が家だけかと思ったら、実はそうではありません。
新3年生の約8割が、何らかの理由で退所したそうです。
待機児童で大きい学年の子は入れなかったり、イヤになったり塾だったりと、やっぱり小3前で学童をやめてしまう子が実に多いのです。
学童保育に通っていた子の長期休みのたまり場となるのが、児童館です。
児童館には竹馬やけん玉、縄跳びや一輪車などがあったり、子供が楽しめる遊ぶものがいっぱいあります。
お友達同士でわんぱくになって遊んだり、本をおとなしく読んでいたりするかと親は思うじゃないですか・・。
違うのです。
我が家の行く児童館はわりと規約がゆるいため、ゲーム機の持ち込みがOKでして、ニンテンドー3DS同士で、対戦ゲームを楽しんでいるのです。
「児童館でゲームで協力バトルしてね、鬼武者倒せたの!」
ゲームの話をしている時は、何だかとってもイキイキしていて楽しそうです。
家ではゲームを1日1時間と決められているため、「学童やめたい!」は、児童館でゲームしたいということだったみたいです・・。
保育園と学童保育と家との往復だけでストレスがたまっていた長女
長女の気持ちは、実はすごいよくわかります。
ゲームばっかりやって「コラ!」って怒りたくなってしまいますが、生後2ヶ月からずっと保育園と家、学童と家の往復だけの8年間でした。
子供だって息抜きしたいはずです。
ここに来て、ただ機械的な生活にリバウンドが来てしまったのでしょう。
潜在的に、ストレスがたくさんたまっていたのですね。
ゲーム機を取り上げてしまったら、友達同士との輪にも入れなくなって、ますます性格が曲がっていってしまうことでしょう。
取り上げてしまって「児童館に行きたくない!」と言って、家に引きこまれてしまっても、働く親としては心配で仕方がありません。
私みたいな在宅ワーカーとしては、1日中子供が家にいられることは正直とってもしんどいです。
でも貴重な長期休みに、ずっとゲームをして終わってしまってはもったいないです。
春休みは宿題がないからこそ、親子で楽しめることを計画してやってみることにしました。
親子で楽しめるレジャー施設に行って、五感を使って体験してみた
春休みだからこそ、行楽施設や博物館では子供向けのイベントがたくさん行われています。
学校で学ぶこと以外を、親子で体感して楽しみながら学ぶ絶好のチャンスなのです。
我が家では、東京都江東区にある「がすてなーに ガスの科学館」という無料でガスの色んな体験ができる施設に遊びに行ってきました。
無料とは思えないイベントばかりで、長女は火のしくみを知ったりして目を輝かせて楽しんでいました。
動物園や水族館、博物館、大型ショッピングモールでもいいかもしれません。
無料ではなくかなりバカ高いですが(汗)、よみうりランドの「グッジョバ!!」では、「U.F.0.焼きそば」が作れる体験もできます。
【口コミ】よみうりランド「グッジョバ!!」に行って子どもがモノづくりを体感できる新アトラクションを体験してきた!
子供が普段学校ではできないような、五感を使って楽しんで学べる施設に行くのもとってもおすすめです。
子供と一緒に、自分で持っていくお弁当を作ってみた
忙しい朝だからこそ、どうしてもめんどくさくて親が全部やってしまいがちです。
働く親にとってみたら時間が死活問題ですが、いつまでも親がやっているとまったく忙しさは減りません。
我が家では子供と一緒に、自分で持っていくお弁当を子供自身が作ってみることにしました。
新1年生になる次女の学童保育用のお弁当も、お姉ちゃんが作ります。
「お母さん、黄身がベチャってなっちゃった!」
卵焼きを作るために、卵を自分で割る練習です。
卵を割るのに失敗しながら、覚えていくのですね。
我が家の近くの児童館では、コンビニで買ってきたものは持ってきてはいけないルールがあります。
家庭で作ってくるお弁当が基本ですが、みんなかわいい弁当だったら子供が惨めな思いをしないか心配になりますよね。
「お友達って、キャラ弁とか持ってきているの?」
気になって聞いてみたところ、ご飯の上に目玉焼きだけとか、ご飯に晩ごはんのカレーだけとかそんなお弁当ばかりのようです。
私も実は、母の海苔とかつおぶしだけの「おかか弁当」が、1番好きだったな。
忙しく働くお母さんに、キャラ弁なんて作っている余裕なんてありません。
我が家なんて、おかずのほとんどが冷凍食品です(汗)
でもお弁当の中身ではなく、愛情を持って作ること、子供と一緒に楽しく作れば、どんなお弁当でもおいしいのではないかと・・・。
「お弁当、おいしかったー!また明日作ってみる!」
子供自身が楽しんでいるから、いいかなと。
ほかの家庭と比較することなく、こんな感じで春休みの食育を楽しんでいます。
学童保育がない子は、お花見弁当を一緒に作るのも楽しそうですね。
1人で買い物に行って料理を作ってみることも、料理の勉強になって楽しいですよ。
子供が楽しめるお金の勉強術。大人になってから苦労しない賢いお金の使い方はカレーの食育で身に付ける
実家に行って、1人で電車に乗って泊まる練習をしてみた
子供と一緒に旅行に泊まりに行くことはあっても、1人だけで泊まりに行ったことなんて今までありませんでした。
我が家ではこの春休みを使って、電車で1人で乗り換えて行く練習をすることに。
親がいなくても「PASMO(パスモ)」を使って、改札を通って乗り換えることができるかの練習です。
途中の駅までおばあちゃんにお迎えに来てもらいましたが、駅の名前を書いた紙を握りしめて楽しそうに行っていました。
「次から1人で家からおばあちゃんちに行ってみる!」
最初は1人で乗るなんて怖いよと言っていましたが、経験したことで自信がついたようです。
おばあちゃんちでは、一緒に買い物に行ったりハンバーグを作ったり、色々と年代を超えた話を聞いてきたようです。
何事も経験させて、やってみることが大切ですね。
もしお近くにおじいちゃん、おばあちゃんが住んでいらしたら、ぜひ1人でお泊り経験をさせてみることをおすすめします。
小学校の入学に合わせて、「Suica」か「PASMO」を作っておくといいですよ。
こども用SuicaとPASMO(パスモ)の作り方。小学生になったらマネー教育のために電車にGO!
長女は週2日だけ、近所の塾通いをはじめてみた
ほかのお友達が水泳やピアノ、英語やバレエなどの習い事をふんだんにしている中、我が家の子は習い事をしていません。
子供自身が興味がないので、致し方ありません・・。
自宅では「スマイルゼミ」を楽しそうにやっているものの、やはり気が散ってしまってなかなか集中できないようです。
そこで我が家では、本当は行かせるつもりはなかった塾通いを検討しはじめました。
春休み中に塾の説明会に行って話を聞いてきたところ、塾の経営者の人柄がよくてその場で申し込みをしてきちゃいました。
私立受験を目指すようなすごい大手の塾ではなく、個人経営で自習室完備がしてあり、アットホームでその子の自主性を大事にする塾です。
「塾って楽しい!こんなにたくさんプリントやってきた。」
ゲーム熱心の長女でしたが、やる時はやるようです。
どうやら周りが勉強をしている姿を見ることで、返って刺激になっているようでした。
平日の週2日間で1回90分授業ですが、自習室利用だけでも全然OKのようですので、児童館と塾と交互で我が家は乗り切るようにしました。
新学期も塾も全部が新しいと、子供自身もヘトヘトに疲れちゃいます。
春休みや夏休みなどは入会金0円キャンペーンも行っているなど、お得に入塾できるところもたくさんありますので、子供の様子を見ながら始めてみるといいですよ。
春休みなんて息抜きでOK!新年度のためにエネチャージを
宿題もなく学童保育もない春休みを、どうやって乗り切ったらいいのか正直心配でした。
私がずっと働いてばかりだったことで、子供はただ家と学校と学童の往復で、退屈で疲れきっていたこともわかりました。
塾もまだ始めたばかりですが、塾の宿題も率先してやっていて楽しそうですので、このまま見守りたいと思います。
夏休みには大量のプリント、読書感想文、自由研究。
冬休みには書初めなど、宿題が山のようにあります。
だから宿題のない春休みは、毎日頑張って学校に行っている子供の息抜きでもいいかなと。
児童館でゲームする時間も決めて、家ではお手伝いを積極的にしてみる。
親子でルールを決めて、出来たらうんと褒めてあげて、少しずつ自信をつけさせてあげたいなと思っています。
親は家で騒がれると、メチャクチャしんどいですけれどね。
新学期が始まったらまた忙しいですし、今しかこんなに一緒にいられないと思って楽しんでいます。
何と言っても、春「やすみ」です。
やすむことが、1番の目的です。
新学期まで、心もカラダもエネチャージ!
子供の成長を見守りつつ、休みの間は柔軟に対応できるように、自分自身も母親として成長していきたいです。
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