こねる時間たったの10秒!肉汁閉じ込めハンバーグの焼き方。フライパンで作る5つのコツ
ハンバーグって、料理の中ではカレーライスと1位か2位を争うほど大好きじゃないですか?あれ、私だけですか?(笑)
外食で食べるハンバーグの中では、大人気のファミレス「ガスト」の肉汁じゅわ〜って出てくるチーズインハンバーグが特に大好きな私です。
「肉汁じゅわ〜って出てくるような、絶品ハンバーグがおうちで作れたらいいのに。」
そんなときにテレビ番組「得する人損する人」を見ていたら、肉汁じゅわ〜っと出るのではなく、肉汁をしっかり閉じ込めるハンバーグの焼き方特集をしていたのです。
ハンバーグの作り方の常識がひっくり返る手順でびっくり!
今まで作っていた手順は一体、何だったのか!
このレシピでも、十分絶品だと思っていたのに・・。
絶品ハンバーグレシピで人気No.1の簡単な作り方。おいしいジューシーな肉汁をしっかりと閉じ込める7つの方法
早速テレビでやっていた作り方を実践して作ってみましたので、作り方の5つのコツをご紹介したいと思います。
肉汁しっかり閉じ込めるハンバーグの材料のポイント
今回は4人分ドド〜ン!と作ります。
材料 分量(4人分)
- 合びき肉(牛7:豚3):600g
- 卵:1個
- 玉ねぎ:1個
- セロリ:10㎝
- 塩:適量
- 黒こしょう:適量
- ナツメグ:適量
- パン粉:大さじ4
- ハンバーグのつなぎは卵だけで十分なので、牛乳を入れる必要ナシ
- 合いびき肉は牛7:豚3の割合がおすすめ
- セロリを入れることで、肉の臭みが消え上品で高級感のある味わいに!
牛肉オンリーですと、縮みやすく焼き上がりが硬くなってしまうので、柔らかな豚肉が3割入ると食感がよくなります。
牛乳は入れるものとずっと思っていた私としては、衝撃の事実です。合いびき肉の割合は気にして買ったことがないですが、スーパーに売っている合いびき肉でOKです。
セロリを入れることで、肉独特の臭みが消え、上品で高級感のある味わいになります。こんな発想、今までなかったですよ!
高級な調味料やスパイスが必要かと思いきや、材料的にはとてもシンプルなのがうれしいですよね。
フライパンで作るおいしいハンバーグの焼き方5つのコツ
材料をすべてそろえたら、早速フライパンでおいしいハンバーグを作ることにしましょう。
1.玉ねぎは1分だけ炒める
玉ねぎってあめ色になるまで炒めると思うじゃないですか?じっくり炒めすぎてしまうと、水分が飛びすぎて甘くなりすぎてしまうのです。
サッと炒めるだけで水分は飛び、甘さも出てきますので、炒めるのは1分だけでOKです。
2.ハンバーグはたったの10秒だけこねて、真ん中は凹ませず
ハンバーグって粘り気が出るまでこねまくっていると、肉の繊維が壊れてしまうのです。
たった10秒だけ、サササッとこねるのがポイントです。
10秒しか混ぜてなくても、きちんと丸めることができます。
肉の繊維が壊れてないため、焼いたときに膨らんで破裂することがありません。そのため、真ん中をくぼませる必要がないのです。
こねなくていい、くぼませなくていい!
うれしすぎるぐらい、時短ワザですね。
3.冷蔵庫で30分、冷凍庫で10分ほど冷やす
せっかく肉の繊維が壊れないようにこねたので、さらに肉汁が流れ出さないようにします。冷蔵庫で30分、冷凍庫なら10分ほど冷やして、肉の繊維を落ち着かせるようにします。
4.フライパンは弱火で焼く
強火で表面を焼き固めないように、弱火でじっくりと焼いていきます。
ハンバーグを焼くときって、どうしてもフタをしちゃうじゃないですか?しかし、フタをする必要はありません。
なぜかというと、フタをすると密閉空間になって温度が急激に上昇してしまい、肉が縮む原因となってしまうからです。
片面を5分程度焼いたら裏返し、さらに10分ハンバーグから出た脂をかけながら焼きます。
脂をかけながら焼くことでパサつきを防いで、ジューシーに仕上げてくれます。
5.最後はアルミホイルをかぶせて5分置く
焼き終わったら、最後にアルミホイルをかけます。アルミホイルは適度なすき間がありますので、温度の急激な上昇を防ぐことができます。
アルミホイルをかぶせた後は、火を止めて5分ほど待ちます。
完成した肉汁閉じ込めハンバーグはこちら
こちらが完成した肉汁閉じ込めハンバーグです。適当に丸めましたが、全部で8個も完成しました。
いつもならフライパンにもっと肉汁があふれかえっているのですが、今回はいつもの2分の1ぐらいの量しか出ていません。
本当に肉汁が閉じ込められているのか、スゴい不安になりますよね・・。ナイフで切ってみることにしましょう。
って、不安になって、なぜかアボカド乗せちゃったり(笑)
最近アボカドのぬか漬けにハマっているもので、ついつい・・。それでは気を取り直して、再度切ってみますよ?
あれ?
切っただけでは、肉汁がじゅわ〜っと出てきません。実はこれが肉汁を閉じ込める焼き方で、とても正常な状態なのです。
ナイフで押してみると、
おぉぉ〜!肉汁がじゅわ〜っと出てきました!
こんなにジュワ〜っと出てきたのは、ハンバーグを作ってきた中では初めてかもしれません。
濃いソースなんてつける必要はありません。おいしい天然塩をつけて食べると、肉の甘みがさらに感じられて、食材の味をグッと実感できます。
いつもより確かにジューシー!
子どもたちが競い合うように食べてしまい、あっという間にお皿がからっぽになってしまいました・・。
こんなにお肉の中に透明のうま味エキスが閉じ込められるとは、すごいぞ、この肉汁閉じ込めレシピ!
肉汁閉じ込めハンバーグが、肉汁を閉じ込めるのは本当だった
ハンバーグってボウルの中で「これでもか!」と言うほどこねまくって、気合を入れて粘り気が出るまで練り上げるとばかり思っていました。
でも、こねる時間はたったの10秒!
卵と合いびき肉が少し合わさっただけで、焼く前からものすごい不安になってしまったぐらいです。でもちゃんとハンバーグのカタチに作れたことに感動!
めんどくさいと思ったのが、弱火でじっくりと焼き上げなくてはならないため、ガスコンロにつきっきりにならなければいけない点でした。暑い日はちょっと避けたいかなと(泣)
焼いている間に真ん中をくぼませてないにもかかわらず、膨らんでこないことにビックリしてしまいました。
ハンバーグを半分に切ると、肉汁がじゅわ〜って出てくるのがおいしいハンバーグと思っていましたが、肉汁を閉じ込めているため、切っても出てこない!
食べているときに肉汁がじゅわ〜っと出てくるので、いつも以上に口の中が幸せいっぱいになってしまいました。
作る工程から食べる工程まで、ずっとびっくりしっぱなしで、まさにびっくり○ンキーハンバーグ(えっ
ポイントをここでおさらいしますよ?
肉汁閉じ込めハンバーグの作り方のポイントまとめ
- 玉ねぎは1分だけ炒める
- ハンバーグをこねる時間は10秒
- タネの真ん中は凹ませず
- 冷蔵庫で30分、冷凍庫で10分ほど冷やす
- フライパンは弱火で焼く
- 最後はアルミホイルをかぶせて5分置く
- ソースは不要!塩だけで味わう
みんなが大好きなハンバーグだからこそ、色々アレンジして、食卓にたくさんの笑顔を作っていきましょう。
「ティファール」のフライパンは食卓にそのまま持って行けて便利!
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