人生の無駄な時間をなくすことばかり考えていませんか?人生の中で少しは無駄があったほうがおもしろい

「仕事は効率的に早くしなさい。」

「無駄な時間を排除しなさい。」

現代社会では、無駄な時間はとことん排除しなさいと言われています。

私もダラダラと無駄な時間を過ごすことは大嫌いですが、無駄な時間を過ごすな、効率よく時間を使えなんて言われても、人間ですから完璧に無くすなんて無理です・・。

今まで散々無駄な時間をいっぱい過ごしてきましたし、数えきれないほど遠回りする人生を送ってきました。

でも最近では、今まで無駄に使ったお金や時間が、決して無駄ではなかったと思えてきたのです。

家を何度も引越しをした経験は、今となっては貴重な経験

ハッキリ言って、20代で家を買って売ってを4サイクルぐらいした方って、どれぐらいいらっしゃるのでしょうか?

人生の中で1度か2度家を買うか売るかぐらいが、普通のことなのでしょう。

引越しに伴う費用も何百万円とかかりましたし、引越しする時間もばく大にかかりました。

それでも色んな不動産取引を身をもって知ることが出来たのは、このような無駄な経験があったからでした。

新築一戸建て購入を失敗したバカ野郎は、私達夫婦しかないと思い込んでいました。

我が家が新築一戸建て購入を失敗し、借金500万円を作った理由

しかし、今から思うに、決して無駄な経験ではありませんでした。

マイホーム購入を失敗した方から「我が家もとても悩んでいます。」というコメントや問い合わせをたくさんいただくことが多いです。

しかし同時に「悩んでいるのは自分だけではないことがわかりました。心が救われました。」というコメントを大変多くいただきます。

こういう時、人の気持ちを救えた気がしてホッとします。

我が家が失敗から立ち直って対処した方法が多くの方の励みとなり、参考にしていただいたことは、決して無駄な経験ではなかったなと今では思えています。

色んな人と無駄話をした事が私を前向きにさせてくれた

20歳前後から「人生はもう終わった」と思って、ふてくされた日々を過ごしていました。

「もう私なんて、誰からも必要とされていない人間なんだ。」

自暴自棄になって家に帰ることがイヤになり、ファミレスのアルバイト仲間と連日連夜遊びまくっていました。

深夜なのに無駄に家から2時間も離れた山奥や湖にドライブに行って、何もかも投げ出してしまいたくなってしまったことも・・。

結婚前に勤めていた会社でも、毎晩のように夜通し呑んだくれていて、気がついたらカラスと目が合って朝を迎えるという日々を送っていました。

「なんて堕落で無駄な人生なんだ。」

ダラダラとたわいもない無駄であろう会話を、色んな方とたくさんしてきました。

「オレも、毎週パチンコに行ってばかりでダメな人間さ。それでも何とか生きている。」

なんだかこの人、とっても面白いことを言う人だな。
パチンコなんて興味ないけれど、生き方がステキだ。

初対面の方なので、一体どんな人かもよくわかってないですし、会話の内容が全く通じあってないことが多いです。

でも、ダメ人間だなんて、上司や同僚に気軽に話せませんよね?

お互い知らないからこそ、まったく気を使うことなく話せることってあります。

何もかも腹を割って話すことで、ストレスがスーッとなくなっていくのを、体中で感じ取ることができました。

意識なんてまったく低すぎる低レベルな会話でしたが、私を前向きにしてくれたことは事実です。

たわいもない無駄だと思えることが、人同士を引きつける力になっていき、意味もないダラダラとしたひとときが、気持ちをとってもラクにしていったのです。

今頃になって、そんな無駄話に付き合ってくれた方達に、心から感謝している次第です。

人って、実は人の心をポカポカに温めてくれるすごいパワーを持っているんだなと感じてしまったのです。

積極的に人に会いに行っているのは、無駄なことをするため

お金や時間の節約のために、仕事上の飲み会は断る風潮にあります。

特に2次会には行かない、イヤな職場の飲み会を断る方法などのノウハウなどが流行っていたりします。

嫌いな上司や同僚と愚痴ばかりを聞かされては、やはりたまったものではありませんし、それこそ時間の無駄になってしまうことでしょう。

 

でも実はこんな一見無駄なように思えることが、これからの自分の仕事人生で活かされてくることがあります。

上司だって「人間」です。

朝まで付き合ってくれて自分を慕ってくれる部下を、真っ向から嫌いになるわけがありません。

同僚や友達とダラダラと過ごす時間は、その人の人間性から色んな感情、生き方を感じる絶好のチャンスなのです。

飲み会などは、普段聞けないようなことを聞ける貴重な時間だからこそ、私は最近では積極的に人に会いに出かけるようにしています。

時には「あぁ、行かなきゃよかった。」というほど、無駄すぎる飲み会もたっくさんありますけれどね・・。

飲み会の席でタバコまみれになった時は気持ち悪くなって、翌日はまったく動けなくなりますから(汗)

 

私は有意義だと思えるような飲み会に行ったら、2次会は出ないとかそんなことまったく気にしない人です。最後までお付き合いします!

終電を逃すこともしょっちゅうあり、深夜タクシーにお世話になることもしばしば・・。

お金は消えてしまいますが、人という「資産」は残ります。

無駄なことも、1つの「経験」です。

「経験」という肥やしから、いつか「花」が咲くこともあります。

どんな人生であれ、その人にしか持っていない経験談を五感で感じながら聞くことで、自分の人生のプラス作用になっていくのです。

出会いを待っているだけの人にいい出会いはない。積極的に会いに行くことでいい出会いがある

心がワクワクしたら、無駄だと思えるような場所にも行ってみる

仕事や習い事で、最近は都内に行くことがしょっちゅうあります。

用事が終わったらすぐに家に帰ればいいのに、少しでも後ろに空き時間があれば、積極的に無駄な時間を使うようにしています。

心がワクワクすると思う場所に、計画もせずに行ってみるのです。

新しい施設がオープンしていたら、とりあえず行ってみる。

 

「すごーい、都心のビルの屋上がこんなに緑でいっぱいだ〜!」

最新の設備ってこうやって出来ているんだとか、流行を肌で感じることで、自分の中に新しい空気が入ってきます。

新しい空気が入ってくることによって自分の細胞が活性化され、新しいアイデアとなって出てくることもあるのです。

 

ハッキリ言って、何も収穫ないこともたくさんあります。「あぁ、無駄な時間過ごしちゃったな。」と反省することもしょっちゅうです・・。

でも、心がワクワクしたら、心の赴くままにとりあえず行動してみる。

「あの時見て感動した情景を、文章にまとめてみよう。」

今の時点で無駄だと思えた経験が実は心に余裕をもたらし、仕事の土台となって現れることだっていっぱいあるのです。

人生の中で少しぐらい無駄な時間があった方がおもしろい

私の20代を振り返ると、丸10年間は無駄と劣等感ばかりの人生でした。

30代前半はそんな自分の人生を否定してばかりいて、自分にまったく自信が持てずに生きてきてしまいました。

30代後半は自信を失ってしまった人生を何とか取り戻したくて、効率重視ばかり考えて生きてきてしまい、ヘトヘトに疲れ果ててしまったこともありました。

でも今になって思うと、無駄なことなんて1つもなかったですし、無駄が完全にない生き方なんてつまらなすぎる人生です。

人に完全にすき間のない人生なんて、窮屈で苦痛以外のなにものでもありません。

パンだって、ギューギューに固かったらおいしくないじゃないですか?穴がボッコボコと空いているぐらいが、おいしかったりします。

今の私が焦らず余裕ある心を持てるようになったのは、無駄なお金を使い、無駄な時間を過ごしてきたからです。

人生は、少しくらい無駄があったほうが余裕のある生き方を送れるのです。

「20代でやさぐれてた人生が、今の私に役立っているんだ。」

その時は無駄だったと思えたことが、時と共に役立つことに生まれ変わったりします。

仕事上のトラブル、リストラや失業、苦しい家計や借金返済、離婚や上手くいかない子育てなどで苦しんでいる方は、決してそれは無駄な時間ではありません。

今苦しんで遠回りしているであろう時が、いつかきっと役に立つ時がきます。

思考停止した無駄な時間は、しっかりと排除しましょう。

でも色んなことを見て感じてきた無駄な時間は、これからの人生で必ず活きていくことでしょう。

無駄があるからこそ、人生はさらに豊かになれる。

人生の中で少しくらい無駄があった方が、実はますます楽しく生きていけるのです。

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