おいしいとうもろこしのゆで方と保存方法。水からorお湯から?大量にある場合はどうしたらいい?
暑い夏こそ、プリップリにゆで上がったとうもろこしを頬張りたくないですか?
鮮やかなつぶつぶの黄金色のとうもろこしを丸ごと1本丸かじりするのって、すごい幸せですよね。
私の実家は東京都あきる野市という所で、とうもろこしは市の名産品です。
アユやヤマメやマス釣りなど、東京なのに大自然がいっぱい楽しめる所なのです。
毎年ありがたいことに大量のとうもろこしを送ってくれるのですが、大量ゆえに処理するのがとっても大変です。
「簡単に素早くとうもろこしをおいしくゆでる方法って、ないかしら?」
プリップリにおいしいとうもろこしのゆで方を、「とうもろこし娘」だった私が、早速お教えしたいと思います。
まずはおいしいとうもろこしの選び方から
大量のとうもろこしです!
ダンボールいっぱいに青々としたおいしそうなとうもろこしが、なんと20本も入っていました。
最初に、おいしいとうもろこしの選び方をお教えいたしましょう。
1.外皮の色が濃いものを選びましょう
外の皮が濃い緑色で、新鮮でツヤツヤしているものがよく、色が薄かったり、茶色く変色しているものは避けましょう。
2.切り口が新鮮なものを選びましょう
切った時に切り口が黒ずんでいる場合は、避けましょう。
とうもろこしは、鮮度が命です。
黒ずんでいるモノは収穫してから時間が経過している証拠ですので、切り口が白っぽくてみずみずしいものを選ぶようにしましょう。
切り口が白っぽいものは水分が多く含んでいますので、ジューシーにゆで上がります。
3.実の色が薄いものを選びましょう
中の実の色が薄いほうが、プリプリで新鮮なのです。
色の濃いものは成熟しすぎているため、実の色の薄いものを選びましょう。
4.ヒゲは茶色のものを選びましょう
皮は緑色が重要ですが、先端から出ているヒゲまで緑色だと、中身も黄色くない可能性が高いです。
ヒゲが茶色くて、褐色しているものを選ぶようにしましょう。
5.スーパーで買ったら、皮をむかずにそのまま持ち帰りましょう
新鮮なとうもろこしを選んだら、皮は剥かずにそのまま持ち帰るようにしましょう。
よくスーパーでその場で全部剥いている人を見かけますが、その瞬間から糖度が落ちて鮮度がどんどん失われていきます。
ゴミが出るのがイヤというのもわかりますが、せめてうす皮1枚だけでも残してから帰るようにしてください。
それではおいしいとうもろこしを手に入れたら、早速簡単にパパっとゆでていきましょう!
とうもろこしをゆでる前に、皮のむき方に秘訣あり!
まず最初に、とうもろこしの皮をうす皮1枚だけ残します。実はココが、おいしいとうもろこしになるとっても大事なポイントです!
うす皮のままゆでることで、ぷっくりとジューシーにゆで上がるからです。
茎の部分を、包丁で切り落とします。
茶色いヒゲの部分を切り落とします。
この状態になったら、ゆでていきましょう。
とうもろこしはお湯からゆでる?水からゆでる?
とうもろこしは、沸騰させたお湯からゆでるのか、水からゆでるのか?
実はどちらでもOKです。
お湯か水かで、食感や味に違いが出てきます。
お湯からゆでるとシャキッとした感じに、水から沸騰させてゆでると、ふっくらジューシーに仕上がります。
水からゆでて沸騰させずに、弱火で20分ほどゆでると、甘みが引き出されて、より香り高くゆであがります。
それぞれおいしさのポイントが違うので、自分の好みの仕上がりになるゆで方になるまで研究してみましょう。
私はシャキッとした感じが好きですので、今回はお湯からゆでていきますよ!
とうもろこしをゆでる鍋に、適量の塩を入れてゆでる
とうもろこしをゆでるためには、とうもろこしがすっぽりと入るぐらいの大きさの鍋を選ぶ必要があります。
鍋の中にたっぷりの水を入れて、火をつけましょう。
水と塩の分量ですが、水に対して塩は2〜2.5%が適量です。
とうもろこし3本同時にゆでるとなると、水が約1.5L、その2.5%の塩約37.5g(大さじ2程度)を目安に入れるようにしてみてください。
おいしいとうもろこしのゆで方とゆで時間
塩を入れた水が沸騰したら、とうもろこしを鍋に入れます。
落としぶたがあれば落としぶたを入れて、なければアルミホイルを上にかぶせて、中火から弱火の火加減でゆでます。
ゆで時間は12〜14分を目安に、キッチンタイマーをセットするようにしましょう。
ゆでムラが出ないように、途中で2〜3度鍋の中でグルっと回転させてあげてください。
ゆで上がりました!
しかし、ここですぐにお湯から出してはいけません。
そのまま約10分間はゆで湯につけたまま、放置しておきましょう。
そうすることで、適度に粗熱が取れると同時に、とうもろこしに塩が入っていき、食べた時により甘みを感じられるようになります。
約10分経ったらザルに上げて、うす皮を取りましょう。
ピカピカに輝く、黄金色のゆでとうもろこしが出来上がりました!
早速食べてみることにしましょう。
ゆでたてアツアツのとうもろこしを早速食べてみた!
1粒1粒がぷっくらと丸くて、まるで宝石のようにピカピカと輝いています。
ジューシーでプリプリで、とっても甘いです!
口に入れた途端に甘い汁が口の中でプチプチッとはじけて、シャッキシャキとしています。
甘い汁がジュワ〜!っと口の中に広がって、メチャクチャにおいしかったです。
暑い夏に食べるとうもろこしは、格別なおいしさですね。
せっかくたくさんありますから、もっとアレンジして食べてみることにしましょう。
ゆでたとうもろこしで、焼きとうもろこしも作ってみた
せっかく大量にありますので、今回ガスコンロで焼きとうもろこしにも挑戦してみました。
しょう油をハケで塗って、焦げすぎないように注意しながら、塗って焼いて塗ってを3回ぐらい繰り返して約10分ほど焼きます。
こんなにも香ばしい焼きとうもろこしが完成しました!
もうお祭りなんて行かなくても、十分に家の中でお祭り気分になれちゃいます。
いや、お祭りはやっぱり行きたいです(笑)
もうおいし過ぎて、すでに3本も食べちゃいました。
夏にぴったり!とうもろこし冷製ポタージュの作り方
さて、まだまだたくさんとうもろこしがありますので、ゆでたてのとうもろこしでポタージュを作ることにしましょう。
とうもろこし1本を縦に切って、つぶつぶにしていきます。
鍋に牛乳2カップ、コンソメ1個、とうもろこしを入れて弱火にかけます。
温まったら「コードレスハンディブレンダー」でよく混ぜてさらになめらかにし、最後に塩とこしょうを入れます。
出来上がったら皮とスープをザルに入れてこして、冷蔵庫でよく冷やします。
器に持ってパセリを入れれば、夏にぴったり「冷製とうもろこしポタージュ」の出来あがりです。
いや〜、甘い香りで癒される〜!
ゆでたてのとうもろこしで作ったポタージュは濃厚で、ひんやりしていて栄養がたっぷりと補給されていきます。
つぶつぶに処理することで、1ヶ月間冷凍保存が可能に
ゆでたとうもろこしのままでも約3日ぐらい大丈夫ですが、つぶつぶに処理して冷凍保存すると、色んな調理に使うことが出来ます。
バラバラにほぐしたつぶは、ジップロックなどのフリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう。
サラダに入れても、バターコーンにしても、デミグラスソースにコーンを入れてコーンハンバーグにしてもおいしそうです。
賞味期限の目安は約1ヶ月ですので、しっかりと日付を書いて使い切るようにしましょう。
とうもころしのゆで方は、大量にあるときはゆでた方がいい
とうもろこしって、レンジでチンしたり蒸したりいろんな方法があると思います。
1本だけなら、サランラップに巻いてレンジでチンするのが1番簡単においしく出来上がります。
無水で調理することで、栄養もギュッと閉じ込めて調理をすることができます。
しかし3本以上同時にレンジでチンすると、生の部分が残ってムラになることが多く、何度もレンジにかけなければならず、余計に時間がかかってしまうことが多かったです。
レンジ専用蒸し器も包丁で2本に割らないと入らないしで、やっぱり大量にある時はゆでた方が1番確実においしく出来ることがわかりました。
シャープの電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」でも作ってみました。お湯を沸かす必要なんてなく、水をたった100cc入れただけで作ることができます。
ヘルシオホットクックでとうもろこしをゆでてみた。たった10分で簡単にぷりっぷりに作れちゃう
ホットクックでは、おいしい「とうもろこしご飯」も炊けちゃいます。
メチャクチャおいしくておかわり必須レシピですので、ぜひ作ってみましょう。
激ウマ簡単夏レシピ!とうもろこしご飯は炊飯器ではなく「ヘルシオ ホットクック」でも簡単に作れちゃう
とうもろこしは栄養満点で夏バテ防止にぴったり!
とうもろこしは、実はおいしいだけではありません。
カラダのエネルギーになる炭水化物や豊富なビタミン類、リノール酸、食物繊維、カルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいます。
まさに夏バテ防止にぴったりの栄養豊富な食べ物ですので、子供のおやつにもぴったりですよね。
食物繊維の量は他の野菜や穀類と比べてもたっぷり入っていますので、便秘に悩む女性にもぴったりです。
カロリーは1本約170kcalぐらいありますが、おなかがいっぱいに膨れますので満足感があり、ダイエット効果も期待出来ますよ。
まさにとうもろこしは、栄養満点のヘルシーフードなのです。
こんなに簡単においしいとうもろこしを食べることが出来ますので、ぜひ今年の猛暑は旬のとうもろこしで乗り切ってくださいね。
栄養たっぷりのとうもろこしパワーをいただいて、今年の暑い夏は思いっきりエンジョイしちゃいましょう!
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