出産育児一時金の申請はいつ?金額はいくら?直接支払制度を利用する時はお得ワザで節約

「子供を産みたいけれど、お金がないから産めなそう。」

結婚して子供が欲しいけれど、お金がないから子育てする自信がなくてとっても不安という方はたくさんいると思います。

「2人暮らしだけでも生活が大変なのに、子供のために出せるお金なんてないわ!」

貯金がないと不安で、子供を産むことをためらってしまいますよね。

私も産む前はお金のことがとっても心配でしたが、「子育て費用何とかなるわよ。」って思いながら出産しましたが、今考えると何とかなりました(笑)

実は子育てってお金がかかるばかりではなく、子育てにかかるお金もいただけるありがたい制度がいっぱいあるのです。

これから子育てしたいけれど、何だか不安という方必見!

出産すると、ボーナス額のようにいただけるお金があることってご存知でしたか?

出産一時金は、出産費用の負担を軽減してくれるありがたい制度

妊娠・出産は病気ではないために、残念ながら健康保険が適用されませんので、通常の病院のように窓口で診察代の3割負担をすることが出来ないのです。

帝王切開などをのぞいて正常分娩の時は「全額自費負担」ですから、相当お金を持っていないと出産出来ないとビビってしまいますよね。

でもこの不安を解消するために、別途国民健康保険や健康保険組合から出るのが「出産育児一時金」です。

健保や国保の種類や加入期間に関係なく、受取ることができる点がうれしいですね。

一時金ですから、一回限りボーナスのように支給される家計にはとってもありがたい制度なのです。

出産育児一時金は、年々もらえる額が増加している!

肝心の出産育児一時金の額が、いくら支給されるのかとっても気になりますよね。

現在の最新の支給額は、なんと42万円も支給されるようです。

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私が長女を出産した2008年1月当時は、出産育児一時金は35万円でしたから、びっくりなぐらい高くなっているのですね。

 

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2009年1月に「産科医療補償制度」の掛金分3万円が上乗せされて、38万円となりました。

「産科医療補償制度」は、出産時の事故で重い脳性まひになったケースに対して補償金を支払う制度です。

 

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私は2009年4月に次女を出産しているのですが、ちょうどこの制度改正後でしたので、実際に38万円分支給されました。

さらに2009年10月に4万円アップして、42万円となりました。

2015年1月には、「産科医療補償制度」の掛け金が1万6,000円に引き下げられましたが、受け取れる42万円の額は変わっていなくて、実質的な出産育児一時金が40万4000円に増額されています。

共働きの場合は、基本的にはママの健康保険組合に申請手続きをするのが通常で、私も自分の会社の方に手続きをしましたよ。

ママがパパの扶養に入っている場合は、パパの健康保険組合の方に申請して手続きをします。

パパにも申請してママの勤務先にも申請して、84万円ダブルでいただき♪ってことはNGのようです・・。

長女の時代から考えると、7万円も一時金がアップしているなんて、出産育児一時金はやっぱりすばらしいお助け制度であることに間違いありません。

出産育児一時金の申請はいつしたらいい?手続き方法は?

出産育児一時金の申請方法には、3つの方法があります。

1.直接支払制度

分娩の予約をしてから退院するまでの間に、医療機関の方で手続きをしてくれる制度が「直接支払制度」です。

申請方法はとっても簡単でして、医療機関から渡される申請書に必要事項を記入するだけで手続きはOKです。

各健康保険から病院に42万円が支払われて、退院時はかかった費用から42万円を引いた額を支払うだけです。

入院・分娩の費用が42万円より安かった場合は、申請すれば差額が後日、指定口座に振り込まれることになっています。

出産2ヶ月前ぐらいからおそらく直前まで手続きをすれば間に合うと思いますが、加入している健康保険組合か医療機関に、直接詳細は確認してみてくださいね。

2.受取代理制度

「直接支払制度」に対応していない医療機関では、「受取代理制度」を利用することができます。

病院に手続きをしてもらうのではなく、加入している健保組合、国保加入者は住民票がある市区町村の役所に申請をする所が、「直接支払制度」と違う点です。

手続きは、出産予定日の2ヶ月前以降に行えばOKです。

手続きをする場所が違うだけで、流れは「直接支払制度」と同じく差額分だけを支払えばOKになります。

3.出産後の申請

その他の申請方法としては、出産後の申請があります。

出産後に申請書を健保組合、または市区町村の役所に提出すると、指定口座に42万円が丸ごと振り込まれます。

だいたい申請してから1〜2ヶ月後に支払われるケースがほとんどのようです。

申請期限があって、出産日の翌日から2年間ですので忘れないようにしましょう。

出産育児一時金を申請するために、必要な書類とは

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出産育児一時金を申請するためには、以下の書類が必要となります。

  • 出産育児一時金支給申請書
  • 申請者(または世帯主)の健康保険証
  • 出産の確認ができるもの(母子手帳など)
  • 医療機関等から発行される領収書・明細書
  • 医療機関との「直接支払制度」を利用する(しない)旨の合意書
  • 申請者の印鑑

一般的にはこれらの書類が必要ですが、詳細はきちんと加入している健保や役所に確認してみてください。

あと書類がそろっていても、国保の方で保険料を滞納している方は、滞納している分の支払いを済ませていないと申請ができないケースがあります。

自治体によっても対応が違うと思いますが、滞納分を引いた差額だけ支給になったりするようですので、あらかじめ役所の方に相談してみてください。

出産育児一時金は、プラスα上乗せしてくれる健保も

実は出産育児一時金って42万円と一律支給ですが、これにプラスα上乗せしてもらえる所があります。

「付加給付金」と言って、加入している健保や会社によって約3〜6万円多くつけて支給してくれるんですよ!

例えば誰もが知っているソニーの健保組合では、保険者及び家族が出産した場合、付加給付金がなんと20万円も支給されます。

に、二十万円って、どれだけ潤っている健保なのでしょうか・・?

大手企業ほど、このように出産時の手当も厚いというのが現在の日本の構造のようで、なんともうらやましい限りです。

出産費用の支払いでちょっとしたお得な節約ワザ

「やっぱり手持ち金があまりないから、直接支払制度を使ってみようかな。」

「直接支払制度」を使って窓口での支払額を安くしたいと思う方は、とっても多いのではないでしょうか?

私も実は「直接支払制度」を、娘の出産の時に2人とも利用しました。

娘2人ともに同じ産院でして、個室ベッドが10個ほどしかなく、田舎のとっても小さな目立たない産院でした。

それでも出産祝いの特別豪華ディナーが出たり、アロマオイルでマッサージしてくれたり、先生も助産師さんもとっても温かい方たちばかりでした。

2人とも入院費すべて入れても約38〜40万円しかかからず、「直接支払制度」を利用したために数万円で済みました。

でも「直接支払制度」を利用する時に注意点がありまして、病院に書類を書いてもらう手数料を支払う必要があります。

「医師による証明」をしてもらう必要があって、数行書くだけで2,000〜3,000円取られてしまうのです。

私も実際3,150円取られてしまいましたから、実は「直接支払制度」は手続きがとってもラクな分お得ではありません。

もし費用を浮かせたい人は、「受取代理制度」が「産後申請」がいいのですが、1番お得なワザは、入院出産費用をクレジットカード払いにすることです。

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例えば、多くの方が使っている「楽天カード」で支払いをすれば、なんと1%のポイントが付きます。

今はママが持ってもとってもかわいい「楽天PINKカード」があります。

テンションもあがって、大事に使おうと思う気持ちが生まれますから、最強の1枚としてとってもおすすめなクレジットカードです。

楽天PINKカードに一般の楽天カードから切り替えてみた。女子のライフスタイルにぴったりなカード間違いなし!

産後申請にして、40万円を楽天カードで支払いをすれば、40万円 ×1% = 4,000円分のポイントが付きます。

その4,000円分のポイントで、育児グッズを「楽天市場」で買うというワザを使った方がお得に違いありません。

「直接支払制度」を使っても、クレカのポイントが付く金額以上の手数料がかかってしまうのであれば得策とは言えません。

気持ちや金銭的な余裕がある方は「産後申請」を選択して、クレジットカードが使える産院を選ぶといいでしょう。

他にも忘れがちなのが、出産後に確定申告による「医療費控除」をすることです。

出産したら確定申告をして、もらいすぎた税金は取り戻すようにしましょう。

共働きの確定申告は医療費控除と住宅ローン控除で取り戻せ!夫と妻とどちらで申告がお得?

産院選びはグレードアップしすぎないように気をつけよう

出産ってお金がとってもかかりますが、ありがたい制度があることも事実です。

我が子のためにとセレブな産院を選びたくなってしまいますが、クレジットカードが使えるような産院って入院代もものすごい高い場合が多いです。

国民健康保険中央委員会の統計によると、妊娠・出産に関わる全国平均は約49万円、東京都は断トツトップで約59万円だそうです。

個室は当たり前で夫婦で豪華フレンチディナーとか、家族全員が泊まれるベッドがあったりとすごいサービスが付いていて、おそらく相場は約60万〜80万円はするはずです。

出産なんてほんの1週間ですから、「大部屋でちょっと我慢するか〜!」って今後の事を考えて踏ん張ることも大切です。

出産後の子育て費用の方が、数倍お金がかかりますからね・・。

でも出産のお金はこうやって公的なお金がありますから、産院で浪費をしなければそれほど心配する必要はありません。

案ずるより産むが易し!

事前にあれこれ心配しすぎないで、新しい命をゆったりとした気持ちで迎えてあげたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

橘 桃音

東京都在住の小学生2人の娘を持つ母。長年の会社員生活を経験したのち独立したお金と不動産のことが大好きなブロガー兼ライター。

このブログでは、人生で大切なお金や家のこと、毎日の生活に役立つことを自分の経験から誰にでもわかりやすくお届けしていきたいです。