2015年3月22日 -PR-

お金や物、地位などを手に入れるだけでは人は頑張れない。ストレスなく幸せに生きるために大切なこと

「お金さえあれば、幸せに生きていける。」

お金に苦しめられてきた私は、ずっと信じていました。

お金さえあれば、きっと幸せな人生を送れるのではないかと。

いい家や車を手に入れる事が大切であると。
地位や名誉を手に入れることが大切であると。

しかし、最近の私の中で何かが変わってきました。

幸せな生き方って、実はもっと別の所にあるのではないかということです。

人間には2つの違う幸せを得られる感じ方がある

人間には、幸せを感じる部分が2種類あるようです。

1つは、お金や物、地位や名誉などを手に入れるために頑張り、手に入れられた時に感じられる幸せ感です。

もう1つは、人のために何かをしてあげた時に感じられる幸せ感です。

大切な家族のため、大切な友人のため。

親子や夫婦や大切な人達と交わり、心が触れ合った時に感じられる満足感です。

ひと事で言うと「愛」です。
愛情を得られる幸せ感です。

なぜこんなに幸せを感じる部分が、人によって違ってくるのでしょうか?

お金の欲望に駆られるのはこの脳内物質が出るから

実は私の夫がうつ病で苦しんでいる時に、脳内物質について必死で勉強をしたことがあります。

人間の脳からは、神経伝達物質という2つの脳内から分泌される物質が出ています。

1つはセロトニンです。

セロトニンは先ほどの通り、お金やものではなく、人からの愛情などから得られる物質で、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

お金やものがなくても、人からもらう愛情だけで分泌されてくる物質です。

もう1つはドーパミンです。

お金がもっと欲しい。
いい家を手に入れたい。
最新のものが手に入れたい。

いい大学に入りいい会社に入りたい。
会社の中でいい地位に就きたい。

このドーパミンは、快楽を追求することによって出てきます。

夢を叶えるために達成するために必要な物質ですが、実はとても厄介な物質です。

「もっともっとお金が欲しい。」

より大きな快楽を求め始めると、欲望に際限がなくなってしまいます。

この行き過ぎがギャンブルや借金に発展していくのです。

「もっともっと」を手にれないと、幸せを感じられず、満足出来ない人になってしまうのです。

現代の生き方は昔の生き方とはズレてきている

親世代が過ごしてきた高度成長期は、がむしゃらに頑張ればいい大学に入れ、いい企業に入れることが出来ました。

会社の言う通りに働いていれば、必然的に出世して地位が上がり、お金や家を手に入れることが出来ました。

でも今生きている現代社会はどうでしょうか?
頑張ればどうにかなる時代でしょうか?

一生懸命頑張ってもチャンスがつかめない。こんなに働いているのに、欲しいものが手に入らない。

いい大学、いい会社に入れるとは限らない。

一流企業に何とか入れても倒産することもありますし、夫の会社のようにリストラされることもあります。

一寸先は何も見えない、まさに闇なのが今の現代の日本社会です。

快楽物質が出ることで幸せな生き方を得られる生き方は、もう私達の生き方にはまったく合っていません。

この快楽を追求し過ぎるあまりに、うつ病で倒れる人が非常に多くいるのが現実です。

親世代にこうしろああしろと言われ続け、無理に生き続けた結果、病気になる人がとても多いのです。

ストレスを極限に感じることでうつ病になるリスクが高まります。

私の周りにもうつ病で会社に行けなくなってしまった人が何人もいます。身近にこんなにいるのですから、世の中には相当数の患者数がいることでしょう。

どうしたらストレスを感じずに、満足出来る幸せな生き方が出来るのでしょうか?

人と人とのつながりを大切にして生きていく

今の若い世代は、親のような生き方をマネして生きていっても、決して満足のいく幸せを得ることは出来ません。

お金だけを目的にした生き方が続かないからです。
それだけを目的にすると脳が飽きてくるからです。

欲望には際限がありません。

それはお金がいくらあっても足りないと感じることと一緒です。

これから幸せを感じるためには、セロトニンを多く出す生き方が大切です。

私利欲を排除して、幸せを得る生き方です。

自分が生活出来るものだけで暮らしていく生き方、多くのものに囲まれていなくても幸せを感じて生きていくことが大切です。

周りに感謝し、人のために何か出来る事をしていく生き方です。

「何か人が喜ぶことをしてあげられないかな?」

お金が入らなくても得られた満足感があれば、ストレス知らずの幸福度を得られることが出来ます。

そのためには、人と人とのつながりを大切にしていくことが大切です。

私が兼業生活を辞める決意をしたのはこの理由

私は最近になってですが、会社を辞める決意をしました。

会社を辞める決断をいよいよ固めた私。自分の人生にとって1番大切なものに今頃気がついたから

夫婦で共働きで副業も頑張っていれば、それはもうたくさんのお金を手に入れることが出来るでしょう。

しかし、どこかでストレスが過剰に出ていました。誰かにしわ寄せが生じ、生活がまったく上手く回っていませんでした。

家の中もグチャグチャ、子育ても放棄状態でした。

ここでハッと我に返りました。

自分が1番大切なもは何か?
今幸せを感じることって何か?

無理して続けている兼業生活を終えようと決意しました。

それは自分の中の幸せの「価値観」がズレてきたからです。

お金だけの快楽を求めて生きることに疲れ果ててしまいました。

お金のためだけにこんなに両方頑張る必要ってあるのかと。
どちらか自分に最適な働き方を選択するべきではないかと。

ドーパミン的な生き方に疲れてしまったのです。

カネ欲、物欲に基準を置いている限り、達成した途端にまた次の快楽を求めて、いつまでたっても幸せな脳に変われないことがわかったからです。

周りのため、社会のために力を注いでいき、自分自身が幸せを感じる生き方を求めていくセロトニン的な生き方をしていきたい。

そう考えた時に、私は会社を辞める決断をしました。

人間は私利欲だけでは頑張れないから次にやりたいこと

お金でひとつの財産を築くことも大切ですが、何を考えて、どう生きていくかもとっても大切です。

人間誰しも最後は終焉を迎えます。

その時に自分は社会のために何か貢献してきたことあったかな?
いい家族や子供、良き人間に恵まれてきたかな?

人生が終わる時に、幸せで満足な生き方だったと言えるようになりたい。

私がこれから挑戦したいのは、ボランティア活動です。

えぇー、あんなにお金に執着があったのに?って思われますよね・・・。ボランティアを募集しているところは、ネット上にもたくさんありますからね。

家に閉じこもってないで、どんどん外に出ていこうと思います。

でも実際価値観が変わったからこそ会社を辞める決意をしたのです。
働き方を変えようと決断したことが心が変化してきた理由です。

いや、お金は大切ですから、まだまだお金の事はこのブログでバリバリ書いていきますけれどね(汗)

会社を辞めたら積極的に活動に参加したいと思っています。

「海の浜辺で、ゴミ拾いとか汗水垂らして働いてみたい。」

私利欲関係なく一緒に働いた方は、一生の財産になると思っています。

未来の自分のやりたい事に、ワクワクしたエネルギー感で今はいっぱいです。

自分自身がストレスなく幸せな生き方をするために大切なこと、ぜひあなたも考えてみませんか?

もっと大切なものがあることに、あなたは気がつくかもしれませんよ?

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