2015年12月15日 -PR-

子供のやる気を出す勉強法。小1、小2の学習は遊び感覚で体感しながら学ぶ楽しさを覚えさせたい

「どうしたら子供が勉強する気になってくれるだろう?」

保育園時代が終わって、小学生になると悩みの種になるのが「子供の勉強法」です。

小学校にあがると、最初に「国語」と「算数」の2つの教科を習います。

やはり子供を持つ親としては、できない子よりできる子に育って欲しいですから、できるならやる気を持って勉強をして欲しいと思っていました。

我が家でも小1から親子で色々と実践してきていますが、やる気を引き出すまではつまずきの連続ばかりでした。

ランドセルはグチャグチャにほったらかしで、忘れ物ばかり

保育園の準備などは一緒にやることが多かったのですが、小学生になってからは自分で学校の準備をさせるようにしました。

「明日の学校の準備できたの?」

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このように聞いても、ランドセルはほったらかしのままで、よく見たらランドセルの中はプリントがグチャグチャに入っています。

宿題は学童保育でやってくることが多いのですが、宿題を見てくれるわけではありません。

学童保育とは何?宿題は?どんなことして過ごすの?共働き世帯は気になる小1長女の放課後の過ごし方

やりきれなかった宿題は、家に持ち帰ってからやります。

しかしマンガやテレビなどの誘惑に負けてしまって、次の日の朝に泣きながらやっていることもしょっちゅうでした・・・。

小2になってからは、国語の音読という教科書を毎日親の前で読む宿題があるのですが、これも3日も忘れて先生に「毎日行ってください。」という注意文が書かれた連絡ノートをいただいたり・・。

「勉強しなさい。」

「片付けなさい。」

毎日のようにガミガミと言って「お母さんってうるさい!」と子供に言われ続けていた私は、子供が寝静まったあとに反省することばかりでした。

「これでは勉強嫌いな子になってしまう。」

親としても反省することがとっても多く、我が家では焦らずある習慣をつけさせることにしました。

子供をやる気にさせるために、我が家で毎日心がけたこと

我が家が子供をやる気にさせるために、小1の後半から小2の前半で心がけてきたことは一体どんなことでしょうか?

毎日決まった時間にやらせる

我が家では、学童保育から帰ってきたら毎日10〜15分でいいので、宿題の確認と学校の用意をさせるようにしました。

夕飯を食べ終わった後には、進研ゼミや読書などを30分だけやる習慣をつけました。

子供って時間の感覚が、まだまだ身についていません。

毎日決まった時間に無理のない量をやらせることが、長続きするヒケツであることがわかりました。

親が付き添うことを面倒くさがらずにやる

やはり働いていますから、料理に洗濯にそうじやら明日の準備やらで、親も忙しいです。

「ちょっと、それは自分で考えてやって!」

ついつい言ってしまいがちですが、家事をしている手を休めて、夜は30分でも一緒に取り組むように心がけました。

そうすると子供は心が安心するのか、進んでやるようになりました。

できたところは褒めて、できなかったらじっと待つ

一緒に勉強をしていくなかで、できたところはすかさず丸をつけて褒めるようにしました。

「よくできたじゃん!」

「すごい100点じゃん!」

丸と同時にメッセージやかわいい動物のイラストなどを書いてあげて、やる気を引き出すようにしました。

間違えると「なんでこんなのもわからないの?」と、とっさに出てしまいがちですが、それもグッとこらえてできるまで待つようにしました。

たったこの3つのことを1年ぐらいかけて実践してきた結果、だいぶ学習習慣がついてきました。

同時に片付ける習慣もつけさせて、部屋の中がスッキリとしていきました。

ちょっとしたことを親の心がけを変えることって、とっても大切だなと感じたのです。

小3からはじまる理科に向けて、楽しく体験しながら学ぶことをはじめた

小1、小2では国語と算数だけですが、小3になったら理科や社会がはじまります。

まだ授業で習ってもないのに始めるのは早過ぎるかと思いましたが、我が家では理科の楽しさを知ってもらいたいと思い、おもしろく学べる教材を買ってみました。

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こちらが今回購入した子供の科学から出ている光と色であそぶLED実験・工作キットです。
青色LEDと言えば、ノーベル賞に輝いたことでもとっても有名ですよね。

我が家の長女、アインシュタインのように頭を爆発させて、試行錯誤しながら抜き差ししています。

 

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子供と一緒にクリスマスイルミネーションを見ているうちに、「この明かりって、どうやってついているの?」という疑問が生まれたことがきっかけです。

 

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私の主は「電気主任技術者」の資格を持っているぐらい、電気のことにくわしいので、子供に電気のことなら任せとけ!というぐらい教えられるみたいです。

 

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「アノードってなに?カソードってカスタード?」

LEDの足の長い方である「アノード」がプラス、「カソード」はマイナスであることを教わりながら、LEDについて勉強していきます。

自分で回路に抵抗器とLEDを挿して、プラスとマイナスを間違えると光らないことを理解しながら差し込んでいきます。

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「わぁ、光った!」

最初に光った途端、うれしすぎて声をあげて喜んでいました。

 

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試行錯誤しながら自分でやってできたことが、とてつもなくうれしかったようです。

 

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「すごい!2つもついて明るくなった!」

並列につなげれば、LEDが複数光らせることも学ぶことができます。

 

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「お母さん、クリスマスの色ができたよ。」

このように自分で工夫しながら、遊びながら体験して学ぶことでとても楽しく学ぶことができます。

抵抗値や電流の計算とかは、まだ小学校低学年には難しいのでできません。

 

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「お母さん、2つは付けられるようになった。次は3つにピカピカ光らせることに挑戦だよ!」

もうこの時点で、実験のように楽しみながら学んでいることがわかります。

 

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3つは簡単ですが、イルミネーションのように点滅させることはかなり難しいですね。

でも、「なぜ光るのか?」「なぜ明るくなるのか?」「なぜ点灯するのか?」など、疑問を持つことがやる気を引き出すのにとっても大切であることがわかりました。

勉強は、遊び感覚で体感しながら学ぶことが大切だとわかった

小学生になってから、成績の悪い子に育たないかと心配で不安なばかりに、ついつい「やれやれ!」と言ってしまいがちです。

ただ我が家では、知識を詰め込むような勉強方法は、全然飽きて続きませんでした。

大人も同じですよね。

一夜漬けの詰め込み勉強って、すごい苦痛でつまらないです。
知識や暗記だけの勉強って、すごい単純で飽きてしまいます。

その勉強に心からワクワクする楽しさがあることで、無意識に知りたい気持ちが湧いてきて、やる気につながっていきます。

「もっとこうやったら光るんじゃない?」

楽しさから教わると「もっと知りたい!」という気持ちが湧いてきて、自分から勉強しようと思ってきます。

我が家では子供には、指示だけを待ってやるような指示待ち人間になって欲しくありません。

子供のうちから考えて、間違ってもいいからやってみて欲しい。
自らの好奇心におもむくまま、何でもチャレンジしていって欲しい。

人から習ったことしかできない人になって欲しくない。

これから高学年に進むにしたがって、また違った悩みも出てくるかもしれません。

その勉強できなくてもいいから、『好き』と言える子に育てたい。

今は知識よりも、子供のやる気が自ら出てくるような体験学習を我が家ではしていきたいです。


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