2020年5月13日 -PR-

おひとり10万円給付の特別定額給付金は子どもに渡すべきか、親が使うべきか考えてみた

10万円給付

国民1人あたり10万円の給付がもらえる特別定額給付金。2020年5月から全国でようやくオンライン申請が始まりました。

我が家が住む自治体でもオンライン申請が早くも始まり、証明書が失効していたなど、途中で挫折しながらも、なんとか申請をすることができました。あとは振り込まれるのを待つのみです。

今回の注目すべきポイントは、1人1人に支給されるということ、つまり、子どもにもしっかりと10万円が支給される点です。

ここで親が悩むこと、それは子どもにお金を渡すかどうかではないでしょうか?

世帯主に一括で振り込まれる給付金。子どもに渡すべきなのか親が使うべきなのか、じっくりと考えてみることにしました。

子どもに10万円給付について知っているか調査してみた

子どもたちに10万円給付について知らなければいっか..と、まずはとぼける作戦です(笑)

新型コロナに関するニュースが怒涛のように流れてくるなか、テレビを見ていた中学生の長女、

「ねぇねぇ、お母さん。10万円っていつぐらいにもらえるの?」

はい、こちらから聞くまでもなく、普通に知っていました!

小学校高学年ぐらいになると、テレビだけではなくSNSからも自ら情報をチェックし、10万円給付が1人1人にもらえることをすでに理解しておりました。

とぼける作戦は使うことができず、作成は失敗に終わりました。

子どもに現在の家計の状況の厳しさを伝えてみる

10万円給付についてすでに知っていたことで、これをいい機会に子どもたちと家計について話し合ってみることにしました。

実は、コロナの影響で在宅勤務に変わり、残業もできなくなったことで収入が減っていること、毎月の生活費としてかかる金額と貯金額、すべて話してみることにしました。

収入ゼロではないけれど、今後、新型コロナにかかるかもしれないし、外出自粛期間が延びることで、もしかしたら解雇される可能性もあるかもしれないことなど、仕事でお金を得ることの厳しさも話してみました。

当たり前のように食べているご飯も、もしかしたらおかずがなくなるかもしれない。ご飯どころか、住む家さえ失ってしまう可能性もあるかもしれないということを伝えてみたところ、

「えぇ〜、10万円もらっても、Switch買ってもらえないのか。」

世の中と家計の厳しい現状を話したら、お楽しみにお金を使えないのねと落胆した顔に..。

子どもにしょんぼりされたらこっちまでしょんぼりしてしまいますが、ここで油断してしまうことは禁物。収入ダウンがいつまで続くかわからないからこそ、お小遣いという選択肢もないことを伝えることにしました。

「お小遣いもなしか。仕方ないねぇ」

これが我が家だけだったらわがまま言っていたかもしれませんが、世の中的に厳しいことで、お小遣いにもできないことを十分に理解したようでした。

10万円一律給付は貯金することなく、すべて生活費に

10万円の電卓

収入が安定しており、コロナの影響がなければ、給付金はそのまま貯金するのもいいかもしれません。

しかし、実際に収入がダウンしている我が家としては貯金は厳しいのが現実。今回はすべて生活費として使うことに決めました。

生活費と言っても、食費や日用品だけでなく、子どもたちの教材費や制服代、修学旅行積立などに消えていきます。学校が休校でも、教材費はしっかりとかかってしまうがつらいですね。

遊園地やバーベキューなどのレジャー費に充てる余裕など1円もなく、生活に必要なものすべてにお金は消えていってしまうことでしょう。

給付金本来の正しい使い方と言えるかと思いますが、少しでも手の込んだ料理を作り、おいしいものを食べて笑顔は増やしてあげたいと考えております。

10万円をあげるかどうか、子どもたちと話し合った結果

お財布からでた小銭

SNSが発達している現在、子どもたちは世の中の動きにとても敏感であることがよくわかりました。

教えるべきか悩むことなく、すでに知っていたことで反対に質問されてしまいましたが、給付金をきっかけに仕事は突然失うこともあること、経済にも波があることを伝えることができました。

悪いことばかりのようですが、実は子どもへの「生きた金銭教育」ができるいいきっかけだと思います。

もし、コロナが終息し、収入減少も食い止めることができるようになったときに、好きなものを食べたり、楽しいところに連れて行ってあげたいと思っています。

一刻も早く給付金が得られるように、オンライン申請を頑張ってしてみたものの、この10万円給付がいつ支給されるかどうかハッキリしていないのが不安で仕方がないですね..。

それでも、生活費の補填になるありがたい制度。無駄に外出して感染しないために必要なお金です。

感染しないように気を引き締めながらも、気長に給付金を待ってみたいと思います。

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