2016年1月5日 -PR-

子供を産むタイミングはいつがいい?共働きで両立をしていく上で考えたいメリットとデメリット

「働くことは大好きだけれど、結婚もしたいし子供も産みたい。」

せっかく希望の仕事に就いたのだから、フルタイムのまま正社員で働き続けたいけれど、女性の人生の中にはさまざまなハードルが襲いかかってきます。

最近は結婚してすぐに辞める人は減ってきていますが、やはり子供が出来ると辞めてしまう人が多いのが現実です。

「子供って、いつぐらいに産んだらいいのかしら?」

フルタイムの共働きで仕事と子育てを両立しながら働き続けていくためには、子供をいつ産もうかどうか真剣に悩むと思います。

女性って、いつぐらいに子供を産んだ方がいいのでしょうか?

身近な例から、メリット、デメリットを考えてみました。

早く結婚したけれど、私が子供を早く産むことが出来なかったワケ

私は25歳の時に今の夫と結婚しました。

仲のいい友だちの中でも、結婚したのが1番早かったです。

結婚が早かったのはいいのですが、派遣社員であるという雇用の不安定さから早く産みたくても産むことができませんでした。

子供ができたら契約更新しないという「派遣切り」というものに遭うのが怖かったからです。

現実問題、契約を切られてしまった同じ派遣社員の女の子なんて何人もいましたし、産んだら即仕事がなくなるというような状況でした。

「このままでは、いつまで経っても子供を産めないわ!」

仕事と育児の両立を実現するために、私は正社員に転職することに決めました。
しかし、育児休業を取得する第一号になったときは、手続きがとても大変でした。

25歳で結婚をして、5年経ってようやく仕事と育児と両立していけそうな環境がそろったのが29歳の時で、30歳で第一子である長女を産むことができたのです。

子供を早く産むメリットとデメリット

30歳で子供を産むのって遅いかなと思っていたのですが、そんなことはなくて、10人の友達がいたら、まだ2人しか結婚していない状態でした。

「やだ、私って産むのも早かったんだ。」

意外とキャリアウーマンばかりの友達ばかりだったことに、正直びっくりです。

30歳で産むなんて、世間からみたら全然若くないと思いますが、子供を早く産んだことでよかったことがありました。

若い体力や精神力に助けられた

やっぱり子育てって、何だかんだと体力勝負です。

夜中に起きて授乳したりオムツを変えたり。
子供を抱っこしたまま1日中起きていたり。

子育てって、異様に体力も精神力も消耗します。

おそらく今から産んだら、同じように子育てができる自信がありません。
しんどくてつらいからこそ、人間の若いエネルギーに助けられた気がします。

キャリアがなかったので、休む時もためらいがなかった

私は入社してすぐに妊娠してしまいましたので、キャリアも何もあったものではありません(笑)

キャリアを積んでからだったら、私の場合は仕事人間ですから子供を産むことをどんどん先伸ばしていってしまったことでしょう。

「早く産んじゃって、復帰してからキャリアを付けよう。」

キャリアがなかった分、休む時もためらうことなく休むことができました。ご迷惑をおかけする分、復帰してからは必死になって働きましたけれどね。

精神的にとても楽だったことを、今ではとてもよく覚えています。

子供が成人になってもまだ定年前

私の子供が成人になる頃には、まだ夫婦は50歳です。
まだまだ子供と一緒に仕事を楽しめる年齢なのです。

中学の同級生なんて17歳で産んでいたりしますから、もう子供は成人なんですよ!

夫は一緒に通勤したり、帰りに娘と一杯!というのを、今からとっても楽しみにしているそうです。

子供と共有できる時間も増えることが、早く産むことのメリットであると言えるでしょう。

早く産むことで負うデメリットはやはり「お金」

やはり子育ては、何だかんだとお金がかかります。

オムツ代やミルク代なんてまだかわいい方で、1番肩にのしかかってくるのは保育園代です。

都内の保育園代なんて、公立でも収入によっては月7〜10万円ぐらいはかかります。

「保育園代やベビーシッター代を稼ぐために、私は働いているかしら・・?」

育児休業復帰したての頃は、何のために働いているのかわからなくなって、カラダも頭もグルグルしていました。

若い時に貯金がたっぷり貯められる人なんていない方が多いのですから、働いていてもヒーヒーという生活になることは間違いありません。

友達が続々と高齢出産予定でもイキイキ!

最近になって、友達から続々と妊娠報告が相次ぎました。
親戚のおばちゃんみたいな心境で、とてもうれしいです。

もう38歳〜40歳ですから、れっきとした高齢出産と言われる部類に入ります。

やはり高齢出産となると、若く産むメリットの逆のことがあげられますし、子供が病気になって生まれるリスクもあるかと思います。

女性は動物学的に産める年齢が限られていますから、こればっかりはどうしようもありません。

「子供の障害とか不安だけれど、どんな子供がとっても楽しみでね。」

友達は、高齢出産でもとってもイキイキしているのです。
心のゆとりと経済的なゆとり度が、まったく違うのです。

キャリアを積んでいるからこそ、休んでも復帰してからが楽ですし、だいぶお金も持っていますから、子育て費でヒーヒー言う必要なんてありません。

プライドがあってお金を使い込んでしまって、お金がない人もいますけれどね・・・。

私が思っていた高齢出産のイメージとはかけ離れていて、とってもステキだなと思いました。

新しい命が生まれてくることを、私は心から楽しみにしております。

ただし、好んで高齢出産になったわけではない人もいる

ただ、40歳近くなって子供に恵まれた彼女たちも、決して計画通りに子供が出来たわけではないのです。

「転職して3年はキャリアを積んでから、子供を産もうと思っているんだ。」

「30歳で私は産むんだ!」と結婚式の2次会で友人が言っていたことを覚えていますが、子供って計画通りに出来ることなんてありません。

「子供が欲しいから、仕方なく仕事辞めることにしたんだ。」

キャリアを積んでから産もうと計画していても、なかなかできなくて不妊治療のために泣く泣く退職した友人もいました。

早く産もうか遅く産もうか計画しても、思い通りにいかないのが現実なのです。

不妊治療を受ける割合は、今は7組に1組と言われています。
遅く産む計画をしていても、上手くいかない事もあります。

どんなに勉強しても、コントロール出来ないことがあることは心のどこかで知っておいた方がいいのかもしれません。

仕事と育児と両立したいなら、キャリアデザインを考えよう

早く産むとお金がないし、遅く産むと生命体の衰えがどうしてもつきまといます。

でも早く産んだ人でもミニマムで質素な暮らしをしていれば、お金なんてなくても子育てできますし、遅く産んでも心と金銭的な成熟度で何とかなります。

どちらがいいかなんて不安に思うことなく、最後はあなた自身が決めることです。

案ずるより産むが易し。

我が家も長女を産んだ時は、お金がなくてヒーヒー言っていましたが、生まれたら何とかなるものです(笑)

ただし1番やってはいけないことは、周りが早く産んだから自分も同じようにしなくちゃと焦ることです。

とても焦りますが、それがあなたのベストなタイミングとは限りません。

子供の数は何人欲しいのか。
子供はいつ産みたいのか。

子供が欲しければ、必ず仕事期間の空白が出てくることを覚悟する必要が出てきます。

子供の人数によって、何歳差で産むかも考えることも重要になってきます。

入った会社で育児休業が取れても、残業が多かったり通勤に時間がかかるなど難しそうなど、将来のキャリアデザインを産む前から考えることが大切です。

公務員や大企業なら、育児休業を2〜3年取るのもよし。
続けられなかったら、フリーランスになるのもよし。

その会社で希望が達成できなければ、転職するもよし。
無理してストレスがたまるようなら、辞めてもよし。

フルタイムを辞めて、パートやアルバイトになるのもよし。

産むタイミングを逃してしまい、夫婦で働き詰めになって「子供が欲しかった!」と後悔しないようにしましょう。

何を持って幸せと思うかは、人それぞれです。

自分が納得して選んだ時期が、あなたのベストタイミングなのです。

あなたは、いつ産もうと考えていますか?
夫婦でよく話し合って考えてみましょう。

共働きで働いていくのはしんどいけれど、働き続けてよかったこと

共働きの仕事と子育てと家事の両立は正直しんどくて疲れる。でも仕事だけでは得られなかった幸せもある

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