箱根彫刻の森美術館のネットの森が閉鎖されていてびっくり!割引クーポン持参して子供と出かけよう
「年末の旅行の前に、箱根彫刻の森美術館でも行こうか?」
年末年始は30倍ぐらいの当選確率中、運良く夫の会社の保養所の抽選に当てることができて、びっくりです。
保養所自体は伊豆にあるのですが、行く前に子供たちと一緒にレジャーに行こうということを計画!
子供たちの遊び場がたくさんある神奈川県にある「箱根彫刻の森美術館」に行くことにしました。
「箱根彫刻の森美術館」は、1969年に開館した国内初の野外美術館(オープンエアーミュージアム)です。
我が家では子供と一緒に行くのは、これで3回目なのですが、行ってみてびっくりしたことがありました。
箱根彫刻の森美術館では、とっても残念なことが起きていたのです。
箱根彫刻の森美術館について受付で気がついたこと
箱根彫刻の森美術館には、今回車で行くことにしました。
12月30日の朝の10時30分に着いたのですが、1Fの駐車場はほぼ埋まっていましたが、立体の方の駐車場はなぜかガラガラに空いていました。
ゴールデンウィークに来た時は車の大行列が出来ておりましたので、今回はかなり空いていてラッキーでした。
澄んだ青空に箱根の山がバックに見えて、目の前に噴水があってすがすがしいです。
大きな荷物がある方は、100円が後で返却されるタイプのロッカーがありますので、預けてから入りましょう。
受付でチケットを購入するときに、受付の横にある館内地図を見て気が付きました。
「あれ、ネットの森が閉鎖されている!」
行ってみて気が付いたのですが、あの楽しいカラフルなボールやネットを登って楽しめる「ネットの森」が閉鎖されておりました。
受付のお姉さんにチケットを購入するときに聞いてみたところ、2015年夏頃より閉鎖しているとのことでした。
何やら安全上の問題で、閉鎖して今改装中とのことです。
「あのネットの森がないから、こんなに空いているのか?」
子供たちに1番人気の遊びがないことと、寒かったことが原因かはわかりませんが、かなり空いている中、彫刻の森美術館の中に入っていったのでした。
入ってすぐの円形広場には、驚きあふれる作品でいっぱい!
彫刻の森美術館は、チケットを入り口で渡した後に、エスカレーターで下に降りていきます。
降りてトンネルを抜けてみると、そこにはたくさんのおもしろい作品が展示されていました。
「人とペガサス」は、空高く人とペガサスが飛んでいる姿が、見ていてとっても気持ちがいいです。
「弓を引くヘラクレス」は、怪鳥を今まさに射止めようとする瞬間を表現したものです。
「あ、パパと同じやつがついている!」
娘達、これは芸術なのです(笑)
泉の中に横たえる「嘆きの天使」は、涙が途絶えることはありません。
ギリシャ神話の青年ナルシスのように、この天使も陶酔した表情で水面に映しだされているとのことです。
確かにとってもキレイな表情で、見ていて飽きません。
「天をのぞく穴」は、地下に入って黒い迷路を行くと球体のホールがあります。
円形のイスに座って上をのぞくと、ステキな空を眺めることができますよ。
彫刻の森美術館の中の子供たちが遊ぶ場に変化あり!
彫刻の森美術館の中では、小さな子供たちが楽しく遊べる場所が随所に工夫されてあります。
入り口から入ってすぐ左に、室内で子供たちが遊べる「アートホール」があります。
「あれ?ここに確かすべり台とかあったよね?」
以前来た時と、室内の様子が違っていることに気が付きました。
こちらは4年前の写真ですが、穴から子供が顔を出して遊ぶような場所があったり、大きなすべり台がありました。
しかし、久しぶりに来てみたら「ジグザグ△ワールド」という、フワフワのブロックを並べて遊べる場に変わっていました。
色々飽きないように施設の中を変えていると思うのですが、以前より遊ぶ場所がちょっと小さくなってしまった感じでした。
円形広場の下の方に向かっていくと、透明のしゃぼん玉が重なったような「しゃぼん玉のお城」があります。
遊べるのは小学生までで、小学生と6歳未満の子が入る入り口が分かれています。
くっついているように見えますが、壁がきちんとできていて、お互いの領域には入れないようになっています。
ここに1度子供たちが入ってしまうと、「もう出てきてー!」と叫んでも遊びに夢中だとなかなか出てきてくれません。
大人は近くのベンチに座って、気長に待つようにしましょう。
ネットの森の閉鎖状況。近くの星の庭で迷路で遊べる!
30分後にようやくしゃぼん玉のお城に飽きてきたので、揺れる吊橋を渡って進んでいきましょう。
下にコイが泳いでいる池があるのですが、すごい揺れますので結構怖くて見ていられません・・。
吊橋を渡ると「マイ・スカイ・ホール(天への道)」という、天に伸びる4本の柱から球体がぶら下がっているのあります。
落ちないのがとっても不思議ですよね。
「あ、ネットの森が全部なくなっている!」
そして見えてきたのが、2015年の夏までにはあった「ネットの森」の無残な姿です。
以前行った時は、こんなに楽しそうな色とりどりの子供が遊べる場所がありました。
「ネットの森、早く復活してほしいねぇ・・・。」
子供たちもネットの森で遊んだことを覚えているだけに、とってもさびしそうな顔をしていました。
すぐ近くには「星の庭」という、大人でもすっぽり隠れてしまうぐらいの星形の迷路があります。
ジグザグになりながら、遊んでみると結構楽しめますよ。
ピカソ館はピカソワールド一色!
箱根彫刻の森美術館に来たら、「ピカソ館」ははずせません。
中は当然撮影禁止ですので写真がないのですが、油絵や素手で書いた絵、版画や彫刻、金や銀のオブジェなどが多数展示されておりました。
まさにピカソの作品のワールドが、いっぱいに広がっています。
ピカソのアトリエ写真も展示してありますので、ピカソの魅力にどっぷりとハマることができますよ。
疲れたらカフェでくつろいだり、足湯でゆっくりと
「もう疲れて歩けないや。」
ピカソ館の隣に展示されている「歩く花」の作品の前辺りで、疲れて歩けなくなります(笑)
入り口からここまで約1時間半近くかかっていて、お腹がペコペコにすいてきました。
するとピカソ館のすぐ近くに、とっても開放的でおしゃれな「カフェ」がありますので、立ち寄ってゆっくり休んでいきましょう。
行った時には、入り口には真っ赤でとってもかっこいい「メルセデス・ベンツ」が飾ってありましたよ。
こんなのに乗ってみたい!
カフェの中はガラス張りの空間で、とってもオシャレで落ち着いた雰囲気です。
こんなにゆったりした席で、カフェメニューをいただくことができますが、お昼どきはかなり混んでいますので覚悟していきましょう。
カフェメニューに使用している食材の商品や、彫刻の森美術館でしか手に入らないオリジナルグッズも販売しています。
木のぬくもりがあふれていて、見ているだけでも落ち着きます。
「こどもクッキー」は、アレルギーがある子でも安心して食べられます。
カフェの隣には、なんと足湯があります。
オリジナルミニタオルが4色あって、1枚100円で販売されています。
今回は「かりんゆず湯」でして、結構熱いぐらいの温かさでした。
疲れたら家族そろって横に並んで、ゆっくりすると気持ちがいいですよ。
幸せを呼ぶシンフォニー彫刻は、圧巻のステンドグラス!
ゆっくりとくつろいだら、目の前にそびえ立っている「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」の中に入ってみましょう。
らせん状の階段をグルグル登っていくのですが、「待ってー!」と言っちゃうぐらい、子供たちはスルスルって登っていっちゃいました。
「ステンドグラスがすっごいキレイだよね。見ていてうっとり!」
一面に広がるステンドグラスが圧巻の美しさで、ずっと眺めていたいぐらいでした。
緑陰広場には、彫刻の森を代表する作品がいっぱい!
続いて歩いて行くと、作品がいたるところに展示してある広場が広がっています。
「ミス・ブラック・パワー」という巨大な女性像が、どっしりとそびえ立っています。
「あぁ、おっぱいだ!」
娘よ、そこだけ見ない・・。
「密着」という手足を思いっきり伸ばして、大地に密着してる人がいます。
「寒い中ケツだして、寒そうだね。」
たしかに冬に見ると、とっても寒そうでした。
広場を抜けると、巨大な目玉焼きのイスが2つありました。
どれもおもしろいものばかりで、ホント見ていて飽きません。
さらに進んでいくと、電気を使ってモーターで回っている「16本の開店する曲がった棒」や、球体が球体を包んでいる「球体をもった球体」という、たくさんの作品が目の前に広がっています。
「交叉する空間構造」という黒い男性像と赤い女性像が各72体、お互いに手足をつないで重なっている姿は、CMなどで見たことがあるのではないでしょうか?
「マルチホール」では企画展示もしておりますので、ぜひゆっくりと入って見てみましょう。
レストランやショッピングモールもあるのでお土産に困らない!
入り口に戻って、再度エスカレーターに登っていきましょう。
「彫刻の森美術館」の中には、カフェの他にビュッフェレストラン「ベラ フォレスタ」が併設されています。
箱根の山が一望できて、すばらしい景観のもと食事を楽しむことができます。
彫刻の森にふさわしく、木のぬくもりあふれるグッズもたくさんありました。
ピカソのマグカップもかわいらしい!
ピカソのロールクッキーも、缶がとってもかわいいです。
インテリアにもなりそうな、子供が遊べそうなおもちゃもあってかわいらしいです。
これはうれしい!私の大好きな「箱根まんじゅう」も売っていました。
おみやげ1番人気は、こちらの彫刻の森オリジナル商品「森のデュエット」です。
中には香ばしいアーモンドが入っていて、ミルクパウダーがとてもやさしいお味でした。
ピカソなど美術館の作品に関するお土産も、こちらにたくさん発売されておりましたので、色々迷いながら楽しく選んでみましょう。
割引クーポンはネット上かコンビニチケットがお得!
やはりレジャーに行くには、お得な割引価格で入りたいですよね。
箱根彫刻の森美術館を、お得に楽しむ方法はいくつかあります。
サイトから割引券をプリントアウトして持っていく
彫刻の森美術館のサイトから、割引チケットをプリントアウトして持って行くと、割引価格で入ることができます。
- 大人:1,600円 → 1,500円
- 大学生・高校生:1,200円 → 1,100円
- 中学生・小学生:800円 → 700円
割引券のページをプリントアウトして会計の際に提出すると各100円引きになり、「毎週土曜日はファミリー優待日」で保護者1名につき小中学生5名まで無料になります。
チケットぴあまたはコンビニで割引チケットを購入
チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクスなどでチケットを購入すると、大人が200円引きで購入できます。
大人:1,600円 → 1,400円
大学生・高校生:1,200円 → 1,100円
中学生・小学生:800円 → 700円
行く時に、セブン-イレブンによってから出かけましょう。
小田急線が発行しているクーポンを購入する
小田急線(発駅~小田原)・箱根登山線(小田原~彫刻の森・強羅間)の往復割引乗車券を購入すると、彫刻の森美術館が割引料金で楽しめます。
小田急線を利用して行かれる方は、ぜひこのクポーンを買ってから出かけましょう。
➜ 小田急線の彫刻の森美術館のクーポンはこちら
伊豆箱根マル得オレンジ割引クーポンを持っていく
伊豆箱根マル得オレンジから彫刻の森美術館の100円の割引クーポンが取得できます。
彫刻の森だけではなく、伊豆や箱根のレジャー施設の割引クーポンも乗っていますので、とってもお得ですよ。
➜ 伊豆箱根マル得オレンジ割引マップはこちら
箱根彫刻の森美術館への周辺宿泊施設は格安に
大涌谷の噴火警戒レベルは1に引き下げされたものの、やはり不安な人がまだ多いためか、宿やホテルの予約がかなり空いているようです。
今なら格安でいける温泉施設がたくさんありますので、彫刻の森美術館の近くの温泉宿を予約して行くのもおすすめです。
彫刻の森美術館近くのホテルを日本最大級の宿・ホテル予約サイト「じゃらん」で予約してみる
ヤフオクで格安チケットを探してみる
格安に購入できるとしたら、ヤフオクで探すことがベストです。
地道に探してみて、オークションに載っていたらぜひ格安チケットをゲットしてから行きましょう。
箱根彫刻の森美術館に行ってきたまとめ
1番楽しみにしていたネットの森が閉鎖していて、かなりショックが大きかったです。
でもそれ以外に、しゃぼん玉のお城やアートホールの遊び場など、小さい子は楽しく遊べますし、美術作品を親子で一緒に眺めるだけでも楽しめる場所です。
ただ、箱根の山の中ですから、寒さと暑さ対策はきちんとしていった方がいいですね。
冬でしたので外に誰もいませんでしたが、過ごしやすい気候の時は外でお弁当を食べている方も多数いらっしゃいました。
ピクニック感覚で行くのも、楽しめる美術館です。
ご家族でもデートでも1人でも、箱根の山でぜひアートにどっぷりと浸ってきてくださいね。
箱根彫刻の森美術館の詳細情報はこちら
- 施設名:彫刻の森美術館 (THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM)
- 場所:〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
- 電話:0460-82-1161(館内)、0460-82-1141(レストラン・ショップ)
- 開館時間:9:00〜17:00 年中無休 *入館は閉館の30分前まで
- 電車:箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
- 車:東京方面から東名厚木IC→小田原厚木道路→国道1号線→宮ノ下交差点左折→強羅方面右折→県道723号線、約500m
- 駐車料金:500円(5時間まで。1H超えるごとに500円)
レジャー・おでかけ代、旅行代を節約したい方はこちら!
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