貯金か?繰り上げ返済か?1%の住宅ローン控除を優先させるのは間違いってFPさんホント?
先日我が家では、借換えのシミュレーションを行いました。
悲しいことに元が取れるまでに、7年以上もかかることがわかり断念しました。我が家では住宅ローン控除1%を超えない間は、繰り上げ返済は実施しないと決めておりました。
住宅ローン繰り上げ返済シミュレーションを実行。早めの繰り上げ返済より優先すべきこと
しかし、ネット上に上がっていたFPさんの記事に、「繰り上げ返済した方がお得」という事が書かれていたのです。
やはり繰り上げ返済すべきなのか?と考えさせられてしまいました。
「条件によって、お得かどうかは違うのかしら?」
決めたら、即行動派の私です。いても立ってもられずに、すぐに記事を書いたFPさんに問い合わせをしてみました。
そしたらなんと、ご丁寧にご返信をいただいたのです。
FPさんに問い合わせをしてみました
今回相談をさせていただきましたFP(ファイナンシャルプランナー)の方は、とっても素敵な女性の方です!
今回FPの方に数値までくわしく書いて、ローン借入れ情報を送ったのですが、やはり詳細は有料相談になるとのことでした。
ごもっともです!!
大変失礼致しました。
FPさんの収入源は、「相談業務」ですからね。
しかし、繰り上げかローン控除か、どちらがお得になるかどうかの考え方を丁寧に教えていただきました。
- 今繰り上げ返済をし、いくらの利息軽減効果があるのかシミュレーション
- 繰り上げ返済の金額×1%×残り年数で、繰り上げ返済で受けられなくなる控除額の総額がわかる
- 上記の1と2の金額を比べて、どちらがお得かを考える。
シミュレーションの仕方は、無料サイトや金融機関で出来ます。早速苦手な数値の計算をまた頭を抱えながら計算してみることにしました。
住宅ローンを計算して比較してみたらこうなりました
ローン借入期間が残り32年。 変動金利0.875%で計算します。今から繰り上げ返済を300万円を行うとします。
35年フルローンで支払いをした場合
35年間1度も繰り上げ返済しないパターンです。
繰り上げ返済をすることで減少する利息は、
3,000,000円 × 0.875% × 32年 = 840,000円
これは、35年MAXで払った場合です。
繰り上げ返済することで、受けられなくなる1%の控除額は、
3,000,000円 × 1% × 8年 = 240,000円
35年払った場合、控除額より利息の方が多いため、繰り上げ返済した方が総合的に得になります。
途中で繰り上げ返済をする場合
ただし、10年後に完済など、特殊な条件がある場合は別で、35年間の利息ではなく繰り上げする年の利息で計算しなければなりません。
我が家が目指している8年後に完済を目指すとすると、利息はいくらになるかと言うと、
3,000,000円 × 0.875% × 8年 = 210,000円
支払う利息よりも控除額の方が3万円高いため、繰り上げ返済をしてもメリットはないことがわかりました。
我が家の住宅ローン返済の結論は
詳細な金額は、複利計算になりますので変わると思われます。だいたいこれぐらいかな?と計算してみました。
合っているのかな?間違っていたらまたぜひ教えて下さい。
貯金か?繰り上げ返済か? 我が家が出した結論は、
繰り上げ返済は8年後に全額返済!
です。
それまではひたすら貯金を行うという結果になりました。やっぱり以前行ったシミュレーションと同じ結果になりました。
繰り上げ返済しようかずっとモヤモヤとしていたのですが、不安が1つ解消されました。
不安は解消されましたが、明日、貴重なアドバイス通り、銀行に金利引き下げ交渉に行って来ます!
もうすでにローン相談の予約を取ってきました。
さて、どうなるやら。
とにかく戦ってきます!
ここは交渉あるのみですね。
今回のシミュレーションしたまとめ
今回シミュレーションをしてみて、わかったことをまとめておきます。
- 住宅ローンを1%未満で借りて、10年で全額一括返済出来る人は、10年後に一括がお得
- 住宅ローンが1%以上の人は、常に繰り上げ返済がお得
- 住宅ローン控除が終わっても住宅ローンが残る人は、繰り上げ返済がお得
ということですね。
いやー、頑張った、頑張った。
でも、もっと詳細なことを聞きたければ、やっぱりFPの方に個別相談した方がいいですね。
自分のことは自分で守る。
お金のこと、真剣に考えることは大切です。今回損得だけで検討していました。
手持ち資金を残す。
精神的な安定を持ったほうがいいということです。
繰り上げ返済ビンボーって言葉があるように、やみくもに返済しても、家を売るまでお金は戻ってきません。
それよりも、手元に安心出来るお金を残す。
他にも大事なこと、たくさんありますからね。
おかげで頭の中がスッキリとしました。
これからもバリバリと貯金も頑張りつつ、人生も損得ばかりでものごとを考えずに、今の心地良い暮らしを大事にしていきたいです。
もし本気で住宅ローンの支払いがキツくなったなと感じてきたら、借り換えという方法もあります。
以下のサイトから診断して、家計の節約をしてみましょう。
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