2017年4月28日 -PR-

知らないと大金を損する!住宅ローンの期限前完済の手続きをしようと思ったら銀行から電話がかかってきた

「住宅ローンの完済をしたい!」

新築一戸建ての購入に1度失敗したものの、失敗した経験からあらゆる物件を見て回り、自分たちの希望にぴったりの中古マンションを購入したのが5年前です。

我が家が新築一戸建て購入を失敗し、借金500万円を作った理由

日々節約して、大量の借金を一瞬で背負ってしまった悔しさをバネに、無我夢中になって働き続けてきた結果、生活資金を残して何とか住宅ローン返済資金を貯めることができました。

ホッとしたのも束の間、ここで心臓が止まるかと思う事件が発生!

住宅ローンの期限前繰り上げ返済をしようとしていた矢先に、とある1本の電話がかかってきたのです。

住宅ローン返済用資金は、共働き家計で一元管理!

現在の住宅ローンは、夫1人の名義で借りています。

少しでも金利を安くしようと、金利引き下げ交渉をしていましたが、銀行がまったく首を縦に振らなかったばかりに、「こんな銀行、早く離れてやる!」という思いで早期完済を目指していました。

三菱UFJ銀行住宅ローン変動金利引き下げ交渉奮闘記。再び突撃したらとんでもない結果に!

住宅ローン返済用の積立口座を夫名義で作り、共働き我が家の家計収入を一度合算して、支出や他の積立資金を引いて残ったお金を、住宅ローン返済用の口座に入れるようにしていました。

共働きで一度家計を合算するスタイルですので、夫婦どちらのお金なのか完全に区別することができませんが、主に私の収入を多く入れていたと思います。

「もう一括返済しちゃおうか?引き落とし口座にお金移す?」

夫婦で話し合った結果、完済するかどうかはまだ置いておいて、夫名義の住宅ローン積立口座から、夫名義の住宅ローン返済用口座に資金を移動することにしたのです。

大金を返済用口座に移した結果、一本の電話がかかってきた

1回に振込できる金額は、1,000万円。

2回に分けて、住宅ローン返済用口座に振込をすることにしたのです。

「住宅ローンがようやく完済できるね。ここまでよく頑張ったよね・・。」と、ワクワク胸を踊らせていた時のことでした。

「MIKIさんの携帯で、お間違いないでしょうか?」

なんと借りている銀行から、夫の携帯電話にかかってきました。

「総合口座に大きなお金が振り込まれてきましたけれど、これって何か用途があるのでしょうか?」

えぇ?

約2,000万円もの大金が2日間にも渡って振り込まれたために、銀行側に目をつけられてしまったのです。

我が家が人様のモノでも盗むなど、何か悪いことでもしたとでも思ったのでしょうか・・?

夫は最初ビックリしたようでしたが、落ち着いて対応して、

「住宅ローンの返済に使う予定なのです。大金を一気に振り込んでしまい、大変申し訳ないです。」

と、夫は銀行側に謝ったそうです・・。

銀行側も事情を把握したらしく「そうですか。了解しました。今後共当行をよろしくお願い致します。」と・・。

夫の頭の中ははてなマークでいっぱいになっていましたが、「今後共よろしくお願いします。」と言って、電話は終わったそうです。

突然銀行から電話がかかってくるなんて、本当にビックリするじゃないですか!

ここでなぜ我が家に電話がかかってきたのか、冷静になって考えてみることにしました。

大金のお金が移動されると、夫婦間でもみなし贈与に?!

今回のケースで「あ、もしや。」と思った我が家では、税理士さんに相談してみることにしました。

相談してみたところ、親族間で大きな金額の移動があった場合、意図せず「贈与(みなし贈与)」となることがあるようです。

「みなし贈与」とは、贈与を受けていない、つまり財産をタダでもらってないはずなのに、贈与税が取られてしまうケースです。

みなし贈与をした側もしてもらった側も、贈与したつもりがないことが多いのです。

つまり、我が家みたいなケースですね・・。夫名義から夫名義だったので、贈与の意識がまったくありませんでした。

しかも、みなし贈与にされてしまうと、ものすごい高額な税率がかけられてしまうのです。

贈与税は、相続税逃れを防ぐための制度で、もし土地を持っている人が亡くなったら家族が相続税を支払わないといけません。

できることなら、家族に相続税の負担なんて負わせたくないですよね。

そこで、生きているうちに家族や他人に財産をタダで与えること(これが贈与)で、相続税逃れをしようとする人がいたりします。

贈与税は、そういった相続税逃れを防ぐために、生前の贈与に相続税よりも、メッチャクチャ高い税率がかかるのです。

住宅ローン返済資金のような高額な金額になると、なんと50%もの税率がかかる可能性もあるそうです。

2,000万円なんて大金だったら、半分の1,000万円が税金として取られてしまう可能性があるんですよ!

ただし、小口の贈与にまでいちいち贈与税を取るのは理不尽ですので、1年あたり110万円までの贈与は非課税になっています。

1本の銀行からの電話は、まさに我が家の救世主!

大金を失う直前で、我が家は1本のクモの糸ならぬ、1本の電話に救われることになったのです。

夫婦間であってもお金の移動には気をつけよう!

住宅ローン返済用の資金が貯まったことで、気持ちだけ舞い上がってしまい、贈与税の細かい知識までまったく確認しないまま、マネー民族の大移動をしてしまいました。

もし銀行から電話がかかってこなかったら、何も考えることなくネットの手続きだけで、住宅ローンの期限前繰り上げ返済をしていた所でした。

まさに間一髪とは、こういうことを言うのでしょうか・・?

夫婦で財布は1つと言いながらも、実は家の外では2つであるということを、身をもって知ったのでした。

我が家のような2,000万円の家族間のお金の移動でさえ電話がかかってきますから、もっと大金持ちの方達は、頻繁に電話がかかってくるような状態なのでしょうか・・?

おそらくですが、年収600万円しかないのに、2,000万円ものお金どうしたねん!お前、誰かからもらったのか!と思ったからに間違いありません。

銀行さん、恐らく裏で動いていたであろう税務署さん、悪いことしてません、本当に、本当に〜〜!

無知だったでは済まされませんが、無知ほど恐ろしいものはないと思い知らされました。

もし夫婦間で、100万円以上のお金を振り替えようということがありそうな場合、我が家のように銀行から電話がかかってくる恐れがあります。本気で、お気をつけ下さい。

贈与とみなされて、贈与税という恐ろしい税率がかけられてしまう前に、お近くの税務署などに行って、しっかりと相談してみて下さいね。

ふぁ、本当に助かりましたが、もう、今ここで言いたいこと、

ぞうよぜいの税率、高すぎだぞうよ〜!(お後がよろしいようで・・)

我が家では税理士さんとしっかりと相談して、今後の住宅ローン完済をどうするか、さらによく検討を重ねていきたいと思います。

この記事をおそらく読んでいるであろう我が家の税理士さん、よろしくお願いします〜!

住宅ローンは比較してから決めないと何百万円と損するかも?!

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「住宅ローンってどこの銀行で組めばお得なのだろうか?」

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