食費の節約をしたい共働き家庭のムダな買い物術。買いものに行く時間がない人がお金を貯めるために必要なこと
「食費が今月も8万円も使っているわ。どうしよう。」
お金をダブルで稼ぐ共働きの忙しい人でも、家計の中で「食費の節約」は毎日の悩みのタネではないでしょうか?
節約雑誌やテレビの特集を見ると、スーパーのお得な買い物術が特集されていたりして、自分の食費と比較して落ち込むこともあるかと思います。
だって節約雑誌に載っている食費なんて毎月2〜3万円と、びっくりするような金額だったりするからです。
でも頑張って働いている共働き家庭でも、食費を上手に節約することでお金は貯めることができます。
結婚してから貯金を1,000万円以上貯めた私は、一体どんなスーパーの買い物術や食費の節約をしているのでしょうか?
スーパーの買い物のコツみたいなめんどくさいことは一切しない
雑誌やテレビなどで、『スーパーのお得な買い物術』ってよく取り上げられるじゃないですか?
スーパーを1周ぐるりと周るとか、主食→野菜の順にカゴに入れるとか、カートを持つと余計なモノを買うから、カゴは手に持って買い物するとか。
10円安い野菜を買いに違うスーパーに行くとか、争奪戦必須の98円の特売の卵だけを買いに行くとか。
夕方5時以降に、見切り品棚や半額品狙いに出かけるとか。
入り口のチラシを眺めてから買い物をするとか、アメを舐めてからスーパーに行くとか。
私、そんなめんどくさいこと一切していません。
1周するなんて時間がもったいないですし、カゴを手に持つなんて重たくてストレスになってしまい、反対に余計なモノを買ってしまいそうです。
卵も30円ぐらいしか違わなかったら同じ所で買ってしまいますし、途中で割れてしまったら、安い卵を手に入れてもまったく意味がありません。
節約のために夜遅くに行って、油ギトギトのお惣菜とか、血がにじんでいるようなお肉や魚なんて食べたいと思いますか?
確かにたっぷりと時間をかけてスーパーを攻略すれば、1万円ぐらいは節約できるかもしれません。
でも忙しい共働きこそ、時間がかかるような食費の節約なんてしなくても、きちんと節約することができるのです。
献立をある程度決めて、高かったら代替品でお得に買う
献立を決めないでスーパーに行くことが、上手に食費を節約できるコツなんて見たことがありますが、私は昔からバッチリ献立を決めて行く派です。
献立をまったく決めずにスーパーに行って、買い物をしながら献立を立てられる人って、私から見たら「凄腕の料理の達人」にしか見えません・・。
「うーん、何にしよう?」って、スーパーの中で余計に時間がかかってしまったり、試食などに誘惑されて必要のないものまで買ってしまったり・・・。
スーパーでムダ買いしないように、私は必ず買い物メモを持参していき、それ以外のものは極力買わないようにしています。
おいしそうなにおいにつられて、たまに誘惑に負けたりしますけれどね(笑)
特売品のみで献立を作ってお金を節約できても、食べたいものではなかったら、いくら特売品でも食材のムダ買いになってしまいます。
例えば牛肉の炒め物を作ると決めてスーパーに行って、牛肉が高かったとしたら、豚の生姜焼きにするなど「代替品」に変更すればいいのです。
じゃがいもが高かったら、かぼちゃやさつまいもに。
肉が高かったら、肉厚の厚揚げなどでもいいのです。
手が空いている時にチラシアプリで献立をある程度決めて、いざ買い物をする時に食材の「代替品力」を鍛えていくことで、時短で柔軟性ある食費の節約ができるのです。
特に「シュフーチラシアプリ」は、新聞を取っていなくても、近所のチラシが無料で届きますし、明日のチラシが前日の夜に先取りして読むことができます。
チラシを見るだけでポイントがたまりますし、食費をかしこく節約したい人は必須のアプリと言えるでしょう。
料理や献立づくりが苦手な人は献立キットでムダ買いを防ぐ
「献立を作ってから買い物に行きたいけれど、料理も献立も作るの苦手だわ。」
わかります、わかります!
私も料理がすごく苦手で、ドロドロの肉じゃがや焦げ焦げのカッチカチハンバーグを作ったりして、夫にもよく「なんだこれ?!」って呆れられていました(汗)
雑誌に載っているようなカラフルな献立なんて、働いていて忙しいのですから無理ですし、作る方もしんどいですよ。
今はとっても便利な「献立キット」がたくさん出てきていて、手順通りに作るだけでオシャレな料理を作ることができます。
生協の「パルシステム」は、お手頃価格でパパっと10分で作れてしまう料理セットがありまして、私もよく利用しています。
生協の食材宅配「パルシステム東京」の指定便と定期便の違いは何?ネットスーパーと比べたメリットとデメリット
パルシステムよりやや値段が高いですが、「Oisix(オイシックス)」にも献立キットがありまして、濃厚なおいしいお野菜でパパっと2品を20分で作れることができます。
食材宅配「オイシックス」のキットオイシックスをお試し。他と比較してわかったメリット・デメリット
料理セットや献立キットを活用することで、食材をムダ買いせずにおいしくてオシャレな料理を作ることができるのです。
ネットスーパーや食材宅配で食費の上限を決めて1ヶ月分購入
私はそもそも、スーパーにほとんど買い物に行きません。
ほとんどネット注文でスーパーと同じものが買える「ネットスーパー」をめちゃくちゃよく活用しています。
私がもっとも利用しているネットスーパーは「イトーヨーカドー ネットスーパー」で、重たい調味料などをお得に買うようにしています。
イトーヨーカドーネットスーパーでの食費節約&お得な買い物術。私のムダのない食材管理方法はこれ!
働いていることで「イオンの火曜市」に行けなくても、おうちでゆっくりと特売品を買うことができるのです。
自宅で買い物カゴの中身を計算しながら、ムダなく必要なものだけを買うことで、1ヶ月の食費を10万円から5〜6万円に抑えることができるようになりました。
色々見ていると、色んなものを買いたくなってしまうのですけれどね・・。
そこは日々の訓練が必要で、必要なものしか買わない「習慣」こそお金を貯めるコツです。
自宅をスーパーにしてしまうという買い物ワザで、時間がなくても上手く食費をコントロールすることができるのです。
ネットスーパーおすすめ3社を徹底比較!「イトーヨーカドー」「イオン」「楽天西友」の特徴とお得な活用方法
ふるさと納税で、高級食材を自己負担2,000円でもらう
スーパーに行かずに自宅でもっと食費をお得にするワザは、「ふるさと納税」を利用することです。
地方自治体に寄付することでお礼がもらえて、税金が控除されるという制度が「ふるさと納税」です。
自己負担がたったの2,000円で高級肉やお米、新鮮な野菜や果物が送られてきますので、とってもお得な制度なのです。
お肉もお米も果物も色々と試してみましたが、どれもとってもおいしいものばかりでしたよ。
こんなお得に食費を節約できるワザはありませんので、応援したい地方自治体を選んで、楽しくお得に納税して、おいしいお礼品をゲットしてみてくださいね。
ふるさと納税のおすすめお肉は大人気の「とちぎ和牛」。トロトロ霜降り牛肉で自宅が高級焼き肉店に変身!
食費に使うクレジットカードは厳選。高還元率カードを狙う
現金で買い物なんて、クレジットカード派にはもう考えられません。
高還元率のクレジットカードで支払い方法を集約してしまうことで、お得にポイントがためられたり、現金を還元していただくことができます。
同じ食材を買うとしても、1%違うだけで1ヶ月6万円の食費だとしたら、1年間で7,200円、10年間で7万2,000円も違ってくるのです。
支払い方法を変えるだけで、食費をストレスなく節約することができますので、ぜひ高還元率カードを活用するようにしましょう。
ただし、クレジットカード払いは要注意です。
予算からカード利用額をしっかりと決めてから、買い物をすることが大切です。
ちなみに私が超絶におすすめのカードは、街ナカでも1%のポイントがつく「楽天カード」です。
今のところ、これ以上おすすめのクレジットカードはないんじゃないかと思えるぐらい、メチャクチャ便利にお得に使っていますよ。
楽天カードは最強の1枚としておすすめのクレジットカード。ポイントがためやすくて使いやすくてお得!
食費は自分でつけない。家計簿はつけてもらうことがコツ
忙しくて時間がない共働きは、家計簿なんてつけているヒマなんてほとんどないはずです。
スーパーに行って食料品と日用品を、休みの日に一気にまとめ買いする方も多いのではないでしょうか?
私は、自分でレシートから家計簿をつけていません。
家計簿は、「Dr. Wallet(ドクターウォーレット)」という家計簿アプリで、専用オペレーターの方につけてもらっています。
食費と日用品とレシートが一緒でも、99%という高い精度で費目別につけてもらっていますので、正確な食費がでてきます。
ネットスーパーの明細も、生協の明細も全部入力してくれます。
食費にいくら使っているかを把握したい方は、家計簿は人につけてもらっちゃいましょう。
無料の家計簿アプリでおすすめ度No.1はこれ!レシートを撮影するだけなのに自動仕分けでラクラク管理
共働きの食費の節約で大事なことは、時間の余裕を作ること
私は結婚してから十数年経ちますが、子供が寝静まってから見切り品を買いに行ったり、卵の特売に1時間以上も並んだりしてきましたが、見事に挫折しました。
時間ばかりかかる割には、イライラしてストレスばかりで費用対効果を考えたら、徒労に終わることが多かったです。
食費の節約のために、時間をかけて自炊することが1番いいとは限りません。
節約する意識を持つことは、たしかに大事です。
でもある程度お金の使い方がわかってきた子育て共働き世帯だったら、お金のことだけではなく、時間のことまで考えた方がいいです。
時間もお金になります。
ご飯づくりにかけている時間を短縮し、その分仕事などお金を稼ぐ時間に充てる方が、よっぽどお金が貯まるようになっていきます。
時給1,000円と換算したら、1日1時間短縮させるだけで1週間で7,000円、1ヶ月で2万8,000円、1年間で33万6,000円にもなります。
ボーナスに匹敵するぐらい、すごい金額です。
これも1つの立派なすばらしい節約術です。
今は栄養バランスが考えられた、楽チン献立キットがたくさんありますので、少しでも活用して、子供や仕事のためのスキルアップに時間を使ってみてください。
子供も親がお金や時間がなくてイライラしているより、子供と一緒にいる時間をたっぷり増やした方が、家族の中で笑顔がどんどん増えていきますよ。
共働きの食費の節約術は、時間コストを意識することで貯まる
時間の余裕を作って心の余裕までを作っていき、楽しく食費の節約をしていきたいですね。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう