電気圧力鍋「プレッシャーキングプロ」の口コミレビュー。実際に使ってみてわかったメリット・デメリット
分厚い角煮や豆の調理、蒸し野菜や炊飯など、なにかと便利なのが圧力鍋です。すでに持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
でも、圧力鍋を使っている間はつきっきりで見てないといけませんし、シュッシュッシュ、プシュー!という音が怖いという声もよく聞きます。
時短調理可能とはいいながらも、つきっきりで見てないといけないのはとても不便ですよね。
「火を使わずに使える圧力鍋ってないかな?」と探していたところ、ガス火を使わずほったらかしでもOKな「ショップジャパン」の「プレッシャーキングプロ」を発見!
実際に購入して色んな料理を作ってみた結果、使ってみてわかったメリットやデメリットをご紹介したいと思います。
プレッシャーキングプロの構造はとてもシンプルで使い方は簡単
こちらが購入した「プレッシャーキングプロ」が入っている箱です。開ける前からワクワクしてきちゃいますよね。
本体の他に、鍋、しゃもじ、計量カップ、人気のレシピ集がついた取扱説明書が一緒に入っています。
「プレッシャーキングプロを買って使いこなせなかったらどうしよう・・。」と、使う前からプレッシャーを感じる必要はありません(笑)
本体のふたに内ぶたがついており、中に入っているのは内鍋のみという、とてもシンプルな構造をしています。
マイコン炊飯器の中に入っている釜のように軽く、焦げ付き防止加工がされてあります。
サイズは幅28.5cm×奥行き27.3cm×高さ29.5cm、重さは3.6kgと割とラクに持ち運びができます。
圧力鍋と比べてみましたが、高さはややあるものの、サイズは圧力鍋と同じぐらいコンパクトなサイズです。
裏面にはつゆ受けと電源差し込み口だけ!
本体正面についているコントロールパネルには、調理する具材に合わせて5つのメニューボタン(シチュー/スープ、お米、魚、下ごしらえ/肉、パスタ)がついており、イラストが描かれていてとてもわかりやすいです。
ふた上面には「圧力切り替えバルブ」と「圧力表示ピン」がついており、このバルブで蒸気の密閉・排出を切り替えてくれます。
ふたを開けるときも、圧力鍋と同じように本体のマークと合わせてクルッと回すことで、簡単に開けることができます。
プレッシャーキングプロは、意外にもシンプルでとてもわかりやすい構造がポイントです。
実際に圧力鍋の定番「豚の角煮」を作って使ってみよう
構造うんぬんよりも、実際に作ったほうがわかりやすいですね(汗)
圧力鍋で作る料理と言えば、固い肉がホロホロになる「豚の角煮」が定番です。定番料理をプレッシャーキングプロで作ってみることにしましょう。
鍋の中に、5cm幅に切った豚の角煮、長ネギの青い部分、スライスしたしょうが、水200ml、しょうゆ100ml、酒・みりん各50ml、砂糖大2を入れます。
フタをクルッと回して密閉し、圧力をかけるため、圧力切り替えバルブを指で回して「蒸気密閉」の位置にします。
本体に電源コードを奥までしっかりとさし込み、電源プラグをコンセントにさし込みます。
豚の角煮は、「下ごしらえ/肉」ボタンをピッと押し、「+」を押して圧力調理時間を30分に設定します。
圧力がかかると、圧力表示ピンがピコッと出てきます。
この間、シュッシュ〜!と音を立てることはありません。「本当に調理しているの?」と不思議に思うぐらい音は静かです。
電子音が鳴ったら、圧力調理終了のサインです。このときはまだ圧力表示ピンが上がったままですので、圧力が下がるまで待ちましょう。
圧力表示ピンが下がったら調理完了!ふたを開けてみると、味がしっかりと染み込んだ豚の角煮ができあがっていました。
トロトロでとても柔らかい!圧力調理って本当にスゴいですよね。
「プレッシャーキングプロ」の基本的な使い方をおさらいすると、
- 鍋に食材を入れる
- ふたを閉める
- 圧力切り替えバルブをセットする
- コンセントに接続する
- メニューを選び、圧力調理時間を設定してスタート
- 圧力表示ピンが下がるのを待つ
ガス火の場合、3.〜4.の工程で火加減を調整したり時間を測りながら見ている必要がありますが、電気圧力鍋の場合はこの工程がありません。
しかも圧力調理が終わったあとは、24時間自動で保温してくれちゃいますし、お肉や魚、野菜も冷凍のまま調理できちゃう点がポイント!
スタートボタンを押してしまえば、後はほったらかしでいいのです。
プレッシャーキングプロは1台6役。他にもこんなことができる!
プレッシャーキングプロは豚の角煮や煮豆づくりのように、通常の圧力調理ができるのはもちろんですが、ほかにも色んなことができます。
白米はもちろん、玄米や雑穀米も炊けちゃう
炊飯器じゃなく圧力鍋でお米?と思ってしまいますが、実はご飯も簡単に炊くことができます。
白米に玄米、おかゆに赤飯、リゾットにパエリアなどお米に関するあらゆるメニューを炊くことが可能です。
今回は大好きな雑穀米を炊いてみましたが、豆までしっかり柔らかく炊くことができました。
食材が持つ水分だけで調理する無水調理もできちゃう
ガス火を使っていたときは必ず水を入れないといけませんでしたが、プレッシャーキングプロは食材が持つ水分だけで調理することが可能です。
今回はトマト缶を使って無水カレーを作ってみました。
「こんなに水分少なくて大丈夫なの?」とフタを閉める前に不安になってしまいますが、きちんと水分たっぷりのうまみがギュッと濃縮されたカレーが完成しました。
ヘルシーな蒸し料理もできちゃう
キャベツやじゃがいもなどのヘルシーな蒸し料理も、圧力鍋でふかせば簡単に作ることができます。
別売の蒸しプレートを置いてMINの線まで水を入れて圧力をかければOK!
甘くてホクホクのふかし芋ができあがっておりました。野菜の蒸し料理のほかにも、栄養たっぷりの離乳食も作ることができます。
赤ちゃんから目を離すことなく、安心して使うことができます。
加圧せずにじっくり煮込める
圧力鍋でも加圧せずにじっくりと煮込むことができます。今回は手羽元でトマト煮を作り、もう少し煮込んでみたら、トロトロのトマトスープに。
本格的な煮込み料理も簡単に作ることができちゃいます。
冷めたら温め直すこともできる
作った料理を温め直したいと思ったとき、加圧しながら温めることができます。
今回はポトフを大量に作り、再度加圧して温め直したところ、さらにキャベツがトロトロになってうまみたっぷりに。
加圧して温めるので、効率よくいつでもおいしい料理が作れちゃいます!
このように、材料を入れてボタンを押すだけで「圧力」「炊飯」「無水」「煮込み」「温め直し」ができる1台6役ができちゃう点がプレッシャーキングプロのスゴいところ!
圧力調理以外にも、1台でいろんな調理ができる点がうれしいですね。
ショップジャパン「プレッシャーキングプロ」の公式サイトはこちら
プレッシャーキングプロのここがいまいちだと思う5点
圧力調理のほかにも色んなことができるプレッシャーキングプロですが、使ってみてわかったイマイチだなと思ったデメリットは以下の5点です。
1.操作を連続して行わないとすぐに決定してしまう
調理したいメニューを選択したあとに圧力調理時間をするのですが、4〜5秒もたもたしていると初期設定の圧力調理時間で加圧が始まってしまいます。
キャンセルボタンを押して、再びボタンを押して設定しなければならないのです(泣)
もう少し待ってくれたらいいのですが、設定するときは集中して操作を行うようにしましょう。
2.下ごしらえの調理時間が3分しか持たない
プレッシャーキングプロの便利機能として、作った料理が冷めてしまったときに、ふたを開けたまま炒めたり煮たりすることができます。
しかし、この調理時間がたった3分で終了してしまいます!
15分ほどもう少し煮汁を煮詰めたいなと思ったときは、キャンセルボタン→下ごしらえ/肉のボタンを押す動作を、なんと5回も繰り返さなければならないのです。
圧力調理でせっかくほったらかしにできるものの、ふたを開けたままの調理は手間がとてもかかります。
3.フタがないので冷蔵庫に保存できない
鍋は炊飯器の釜と同じ作りで、鍋のようにフタが付属しておりません。「ちょっと作りすぎてしまったかな?」と思ったときに、冷蔵庫で保存しておくことができません。
ぴったり合うフタがあればいいのですが、1度鍋から別の鍋に移し替える手間がかかります。
シャープの無水調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の場合は専用のフタがついているため、よく冷蔵庫に保存される方はこちらを検討してみてください。
シャープ「ヘルシオ ホットクック」で無水&自動調理レシピを作ってみた。ほったらかしでカレーや煮物が簡単に完成!
4.調理時間が意外とかかってしまう
レシピに圧力調理時間5分と書いてあると「5分で完成してしまうなんてスゴい!」と思ってしまいますが、実はこれは圧力をかけている時間だけです。
実際に調理にかかる時間は、予熱時間(約10〜20分) + 圧力調理時間 + 減圧時間(約10〜20分)のトータル時間です。
つまり、レシピに載っている時間+最大40分程度の時間を確保しておく必要があるのです。
調理時間が意外とかかってしまい、超時短にはなりません。
5.ご飯を保温しっぱなしにすると、カチカチになってしまう
ご飯が電気圧力鍋で炊けることは非常にうれしいのですが、ご飯を炊いたあとに保温しっぱなしにしておくと、ご飯がカチカチになってしまいます。
なんかもっといい方法はあるのではないかと、ショップジャパンのカスタマーセンターに問い合わせてみたところ、「ご飯は私もカチカチになります」ということでした(汗)
ご飯に対する保温能力に関しては、炊飯器の方が優れていると言えます。
ご飯を炊いたあとはすぐにラップにくるんで、ジップロックなどの保存容器に入れて冷凍保存するのが望ましいでしょう。
私自身が雑穀米が大好きですので、常に冷凍庫にストックしてありますよ!
【高級炊飯器】最新5機種人気ランキング2020。おいしさやお手入れしやすさなど店員さんに聞いて調べてきた
使った後でも返品OK!安心の39日間返品保証あり
「買ったあとに、気に入らなかったらどうしましょう?」
購入したあとに、やっぱり使いこなせなかった。合わなかったという方でもご安心ください。
「ショップジャパン」では、39日間無料で試すことができ、もし満足できなかった場合は、何回使ったあとでも商品代金が全額返ってきます。
普通は1週間ぐらいが限度だと思いますが、39日間も無料で使えるなんて、ショップジャパンさんってなんて太っ腹な対応なのでしょう!
返金保証があるだけではなく、ショップジャパンの商品は一部を除いて1年間の修理保証がついています。通常使用の範囲内では修理を無償で行っていただけます。
カスタマーセンターも24時間対応してくれますので、ちょっとしたわからないことがあったときに自分が問い合わせたい時間に聞くことができるのがうれしいですね。
ちなみに、カスタマーセンターの方の話によると、午前中は電話回線が激混みがで午後のほうが比較的つながりやすいようです。
プレッシャーキングプロを買うならセットがお得。まずは試してみよう
電気圧力鍋「プレッシャーキングプロ」を使ってみて、プシューッ!という恐怖の音からも開放されるようになり、煮込み料理が楽しくなってきました。
ガス火をずっと見ている必要がなく、キッチンで立っていた時間は自分の時間に当てることができます。
かと言って時間が大幅に短縮されるわけではありませんが、火を使わないことで小さいお子さんが周りでウロチョロしていても、安心して使うことができます。
もう、普通の圧力鍋には戻れないかも?!
プレッシャーキングプロは単体で購入すると結構なお値段がしますが、「ショップジャパン」でセットで購入すると、激安価格で購入することができます。
私もセットで購入したところ、おまかせレシピにハンディーブレンダー、蒸しプレート、スムージーメーカーと、盛りだくさんの商品がついておりました。
おまかせレシピブックは100品も載っており、オールカラーでとてもわかりやすいですよ!
セットで購入するとなんと最大55%OFFに!とてもお得ですので、迷わずセット商品の購入をおすすめいたします。
ガス火で使う圧力鍋をお持ちの方はもちろん、これから圧力鍋レシピに挑戦したいなと思われた方は、「プレッシャーキングプロ」をぜひ試してみてくださいね。
電気圧力鍋があれば、あなたの料理のレパートリーがグッと増えますよ!
ショップジャパン「プレッシャーキングプロ」の公式サイトはこちら
プレッシャーキングプロとホットクックの調理時間を比べてみた
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