挫折しない!お金が貯まる家計管理シート。先取り貯金をして目標貯金額を達成していこう
家計が赤字になってくると、「家計簿つけなきゃ!」と不安と焦りでいっぱいになってしまうかと思います。
でも、大丈夫です!貯められないと悩んでいるあなたにもできる6つの基本的なステップがあります。お金を貯めようと思ったら、まずはこのステップ通りに進めて行ってみてください。
「マイホームを買いたい!」「海外旅行に行きたい!」など、お金を貯める目的ができたのであれば、貯金が先取りできるシート「家計管理シート」に書き込んでいきましょう。
具体的にどのようにシートを作っていくのか、早速ご紹介したいと思います。
貯金を先取り!「家計管理シート」で最初にやること
家計管理シートを作る時に最初にやること、それは毎月の収入額を把握し、貯金を先取りすることです。
なぜ先取り貯金をするかというと、月末に余ったお金で貯金をしようと思ってもなかなかできないからです。後で残そうと思うと、お金を使えないストレスでいっぱいになってしまいます。
「最初からないもの」と認識した方が、はるかに気持ちよく貯められるようになります。
先取り貯金額を設定する時に大切なことは、無理のない金額を設定することです。目標達成するために、長くストレスなく続けられることがポイントです。
収入から先取り貯金額を引いた値が、支出額になります。例えば、夫婦合わせた収入が38万円、先取り貯金が6万円だとすると、
38万円 − 6万円 = 32万円がやりくりする支出額です。
この支出額の中で、どうやったら先取り貯金額を崩さずにやりくりできるか。それを考えていくトレーニングシートになっていきます。
予算は家族が幸せになれるバランスを考える
無理なく貯められる貯金額を設定したら、次に何にいくら使うかという予算を決めていきます。でも、この予算決めが実はもっとも難しいです。
よく節約雑誌に載っている食費3万円とか、その金額なんてまったく参考になりません。食費は3万円なのに、子どもの習い事に10万円とか使っていたりと、家族構成や年収が同じだとしても、お金の価値観はまったく違うからです。
予算を考える上で大切なことは、自分と家族が何をしたいのかということです。家族の価値観が反映されるのが「支出」です。
レジャー費に5万円なんて設定したら、浪費と思われてしまうかもしれません。でも、私自身、浪費が悪いとはまったく思っていません。
他の人から見たら無駄使いに思われてしまうかもしれませんが、生きる楽しみになっている、暮らしの原動力になっていることもあるからです。自分と家族の気持ちを1番大切にしましょう。
費目はあまり細かくこだわらなくて構いません。好きなように設定してみましょう。誰かの決めた費目に沿って家計管理をするのは、かなりのストレスです。自分で決めた費目であれば、管理も楽しくなります。
将来家計管理シートを振り返ったとき、「自分が知りたい費目」を書き出してみます。
支出の項目と予算を書き出すと、こんな感じのシートが完成します。
予算設定ですが、収入から支出額を引いた収支額をゼロ円にしていくことが大きなポイントです。
支出額は、1番多い月に合わせた方がいいです。余った金額は、後で貯金に回すことができます。「これだけ使えるわ!」と心に余裕が生まれてきます。
最初は収支額がマイナスになったりと、なかなか合わせることは難しいかもしれません。
でも、ここが踏ん張りどころです!
何度も何度も繰り返し電卓を叩きながら、家族全員が幸せになれるような支出割合を考えていきましょう。
「何にお金を使いたいのか」「自分と家族が満足感を得られることは何か」をきちんと定義し、満足度の高い支出を追求していくことが大切です。
予算全体でやめられるもの、減らせるものの検討を繰り返す
予算を見てみると、これから節約しなくてはならない項目がでてきたかもしれません。この予算で果たしてやっていけるのか、当然悩んでしまう部分だと思います。
でも試行錯誤することが、家計管理の中で1番大切なことです。悩まないでお金を貯められたら、今頃いっぱいお金に囲まれているはずです。
「日用品はあと3,000円減らせるかな?」「通信費は格安スマホに変えてあと5,000円減らせるかな?」と数字のパズルをやっているかのように、試行錯誤してみましょう。
「食費を減らしたらイライラするし、満足度が下がるから減らしたくないなぁ〜。」
満足度が減ってしまっては、家計管理も長続きしません。どこかでしわ寄せがきて、爆発して使わなくてもいいところにお金を使ってしまうことでしょう。
予算全体を見渡し、やめられるもの、減らせるものの検討を重ねていきましょう。価値のある支出に重点を置き、価値のないものを取り除いていくのです。
もう1度繰り返しますよ?
家計管理の1番の目的は、自分と家族の満足感を得られることです。
削ってストレスを増やすのではなく、幸せや満足度を増やしていくのです。
まずは1ヶ月やってみて、うまくいかないところがあれば、あとから何度でも修正していきましょう。
家計管理シートで貯金できた!という自信をつけよう
家計管理シートは、とても頭を使う作業であるため、最初はかなり疲れるかもしれません。1度膨らんでしまった支出を小さくするには、人間の脳も拒絶反応するからです。
でも、ほとんどの場合、収入額は変わりません。変わらない収入額の中で、どうやって貯金をしていったらいいかを考えるトレーニングをしていくことが、家計管理には大切です。
まずは先取り貯金をし、貯金したら、忘れてしまってください!手を出さないために、限りあるお金の中でどうやったら減らせるのか、脳トレをしていきましょう。
車なんて実はいらなかった。保険や携帯の不要なオプション、毎月習慣になっているコンビニのコーヒーなど、無意識のうちに使っている支出は結構あるはずです。
できないと思わずに、できるという達成した後のイメージを描きつつ、目標貯金額を達成したとき、大いに自信がついているはずです。
私も挫折しまくりで、はじめからうまく貯められませんでした。でも、「毎月できた!」「私ってできるじゃん!」と褒めながら続けたら、自信もお金も貯めることができました。
自信をつけていくことが、挫折しない家計管理のコツです。
あなたなら大丈夫!自分軸を大切にしていき、もっと自分に自信をもってくださいね。
できたという自信を重ねていき、お金を貯められる人に生まれ変わっていきましょう。
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