働く意味がわからなくなって疲れた時は、人生の答えを見つける旅に出かけてみよう
今の自分の生き方が、よくわからなくなる時があります。
働く意味って、一体何だろうか?
生きる意味って、なんだろうか?
毎日なんとなく会社に行って、仕事があるから仕事をして、帰ってきて眠たいから寝て、また次の日がやってきて・・。
なんとなく過ごしている日々がただ漠然と過ぎていくだけで、この仕事って果たして意味があるのだろうかと、疑問に思ってくることがあるかもしれません。
自問自答を繰り返す毎日に、一体どうやって生きていったらいいのでしょうか?
自分自身もなぜ生きているんだろう?って自問自答の日々
「なぜこんなに毎日遅くまで残業してまで、働く必要があるのだろう?」
私もあなたと同じように、働く意味がよくわからず、疲れきった人達ばかりが乗っている終電の中で、自問自答をよく繰り返していた日々がありました。
20代になって社会人になってから、まったくよかったことなんてなくて、20代前半で日雇いバイトになった時は、解決方法がわからないまま、悶々とした毎日を送っていました。
働いた時間だけお金を得て、そのお金で生活をすることが、働くことの目的なのだだろうか?
働くことが大好きな人って、世の中にどれぐらいいるのだろうか?
考えれば考えるほど、胸がギューギューに締めつけられるような思いがしてきました。
「自分って、どうしてこんな人生を生きていくことになったのだろう?」
周りの友達が、順調に社会人経験を積んでいるのを見るたびに、何度も何度も転職を繰り返している私は、罪悪感いっぱいで生きてきてしまいました。
働く意味とか生きる意味とか、答えは外から教えてくれなかった
転職の攻略方法とか、人生の目的について語っている本とか色々読みあさった時がありました。
働く意味とか生きる意味とか、「答え」を求めていたんですね。
しかし、ほかの人にアドバイスを求めてみても、やっぱり一般論しか返って来ることがなくて、自分自身に適切な「答え」を与えてくれる人はいませんでした。
答えをむさぼるように探した結果、ある答えがわかりました。
それは働く意味や生きる意味などは、自分自身が見つけ出さなければいけないのだと。
毎日同じルート、同じ人達、同じ時間に決まりきったような食事ばかりが、いい人生のわけではない。
親が買った家にいれば家賃は一切かからないけれど、このままでは「人生の意味」がわからない。
「そうだ、人生の旅に出よう。」
曇りガラスのコップの中だけで生きてきた私が、そのガラスのコップをバリン!と打ち破り、ワクワクするような旅に出かけてみることにしたのです。
田舎ムスメが旅に出て、大都会で知らなかったモノと出会う旅
私は東京の田舎を脱して、東京の大都会に人生の旅に出ることにしました。
裸のような女の人。
手招く多くの人達。
24歳になってから、はじめて東京で夜遊びをし、田んぼと山しかなかった田舎から、大都会のギラギラしたネオン街の楽しさと、そして闇の怖さを覚えていきました。
1番びっくりしたことが、たくさんの人たちが道路で寝ていることでした。
東京の田舎でさえ人が道端で寝ていたら、110番通報するほど珍しいことですから、人が道端やゴミ箱の上で倒れていることが当たり前の光景に、ドキドキしていたものです。
でもこれは「人生の冒険」です。
自分も野宿の人達に混ざって、道路で寝転んでみたこともありました。
女子なのに、わたし、変態ですね(笑)
立派なキレイなスーツを来た人が目の前をどんどん過ぎ去っていきましたが、誰もが無視です。
時々お金を差し出てくるサラリーマンにも合いましたが、これが世の中の実態なのかと・・。
多くの人達は何も気にすることなく、無機質な表情で去って行きましたが、「こいつは世の中の底辺な奴らだ」という目線で見下されたような気持ちでいっぱいでした。
自分って、生きる価値ないのか?
この旅を経験したことで、私は「働く意味」や「生きる意味」とは何かを、肌と心でズシッと感じ取ることができたのです。
仕事ができる人は、人からの評価も大事な要素である
自分自身は仕事なんて何でもいいと思っていても、やはり仕事は人にある程度尊敬される立場にいないと、誰も自分を評価してくれないことがわかりました。
悲しい世の中の現実ですが、新宿の高層ビルで働く人と、新宿のゴミ箱の中にいる人では、まったく人からの評価が違うということです。
評価する人も生身の人間ですから、人に好かれる人になることも、働き続けていく上で重要な要素なのだと。
今何気なくしている仕事でも、今の仕事を続けていることで誰かが「忍耐強くて粘り強い人」と評価してくれて、自分自身の価値を見出してくれます。
今ある仕事の価値は、今ある仕事を続けているからこそ得ているものがあり、ただ続けているだけでも「働く意味」ってあるのかと。
お金だけを得ることが意味があるわけではなく、人に自分自身を認めてもらい、人に感謝してもらい、いい人とつながっていくことも「働く意味」ってあるのではないかと。
人それぞれに働く意味って、全然違うと思います。
お金を得ることだけが目的だって、立派な「働く意味」です。
でも視点を変えると、違ったものが見えてくることがあります。
「人生の旅」を思いきってしてみたことで、今まで気づかなかった視点にもハッと気づくことができたのです。
働くことに疲れたら、大自然の中で思いっきり寝転んでみよう
毎日同じことの繰り返しで、単調でヘトヘトに疲れきっていませんか?
働いている中で、思考停止している状態が続いているようでしたら、思い切って「人生の旅」に出かけてみましょう。
何も私みたいに、危険すぎる場所に身を投げ出してまで、旅をすることなんてありません。
平日はビルに囲まれてるような場所にいたら、休日は電波も届かないような草原や山に出かけてみる。
いつも出かけたことがなかった夜に、空に最も近い場所に出かけてみて、夜空にまたたく流星群を見るために、思い切って寝転がってみる。
空の青さ。
海の広さ。
緑の美しさ。
山の険しさ。
体の中から、思いっきり自然を感じとってみてください。
今まで感じられなかったことが、感じられてきませんか?
もともと大自然の中で生きていた人間が、大地に身をゆだねるだけで、イヤな人間関係や仕事など、一切のしがらみから開放されていきます。
感覚を研ぎ澄ましてみることで、自分自身の視野が一気に広がっていきます。
五感さえフル稼働していなかったのに、第六感までが磨かれていくような気持ちになっていきます。
どこかで「働く意味」や「人生の意味」がわからなくなった時は、まずは行動して「答え」を見つける旅に出かけましょう。
「答え」がどこにあるかわからない旅でも、途中険しい山道や谷底があって迷ってしまって心が折れそうになっても、行動して経験することで何かが見えてきます。
旅が遠回りのように見えてきますが、思い切って行動を起こしたことで、経験があなたの人生の肥料となり、いつかキレイな花を咲かせることにつながっていくでしょう。
道に迷った時は、じっくりと焦らずに環境を変えて見ることで、「答え」が見つかることもあるのです。
人生は旅の連続。
私もまだまだ、旅の途中です。
今の人生に迷いに迷っている時は、「人生の答え」を見つける旅に出て、ぜひあなただけの「答え」を探してみてくださいね。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう