「マモリーノ ウォッチ」がauから新発売。実際に見てこの子供向けスマートウォッチは買いなのか?
子供が1人立ちしてくると、子供の居場所が気になってきませんか?
先日我が家では、子供用にキッズケータイ「mamorino3(マモリーノ3)」を契約して子供に持たせました。
au キッズケータイ「マモリーノ3」を小学校入学前に契約。料金体系から子供が最初に持つケータイとしておすすめ
子供に持たせましたと言っても、お休みの日に遊びに行く時に持っていく程度ですし、これが最適かもよくわかっていません。
色々とキッズケータイを調べていたところ、なんとauから腕時計型のマモリーノである「mamorino Watch(マモリーノウォッチ)」が新しく出たというではないですか!
auのお店に問い合わせてみたところ、実機が置いてあって見せていただけるということで、早速行ってきました。
マモリーノウォッチは、従来の弱点を克服している!
キッズケータイって首から携帯をぶら下げていると、あっちこっちぶつけたりします。
我が家の長女の「GRATINA(グラティーナ)」と次女の「マモリーノ3」なんて、もうすでに画面が傷だらけです(泣)
特にブンブンと振り回して人の車なんかにぶつけると、大人同士でとっても面倒なことになります。
しかもバッグの中に入れておいてね!と言ってバッグに入れておくと、音が鳴っても気がつかないとか、我が家の長女もしょっちゅうありました。
バッグ自体を置いて遊んでいたりして、結局緊急時でも着信に気がつかないこともあります。
せっかく持たせても、子供が身につけていないとまったく意味がないのです。
従来のキッズケータイの「身につけない」弱点を克服したのが、この腕時計型の「mamorino Watch」(マモリーノウォッチ)」なのです。
おそらく親がキッズケータイを持たせる理由の中で多いのが、子供の居場所を知りたいということではないでしょうか?
「マモリーノウォッチ」でも安心ナビの「いますぐサーチ」で居場所を調べることができますが、はずしてしまっては全く意味がありません。
身に付けていることが居場所を確認する上では大事ですので、腕時計型は安心感がさらにアップするために考えられた仕様なのでしょう。
大人でもめずらしい「スマートウォッチ」が、なんと子供向の携帯電話になったのです。
マモリーノウォッチの実機と仕様はこちら!
こちらが2016年3月19日(土)に発売された「mamorino Watch」(マモリーノウォッチ)」の実機です。
横にクリップのようについているのが、充電器です。
子供向けに作られているだけあって、簡単ですね。
重さは約68gで本体サイズは縦横約51mm、最も厚い部分は約17.4mmもあります。
ヒーローに変身できちゃうかと思うぐらい厚みがありますが、金属時計のような重さはありません。
横のボタンは、子供でもポン!っと押しやすい仕様です。
ゴムの突起に穴をはめこんで、腕時計にすることができます。
作りとしては、「Apple Watch」に代表されるいわゆる「スマートウォッチ」ですね。
時計の中に通信チップが搭載されていて、メールや電話、防犯ブザーといった機能が盛り込まれています。
最新スマートフォンと同じく、VoLTEによる音声通話に対応しています。
これはキッズケータイにしては、かなりクオリティが高い機能なのではないでしょうか?
基本的には、タッチパネルで操作することで電話をかけたり、SMSを送受信したりすることができます。
ただし、SMSはさすがに1.4インチの画面では文字入力は難しく、あらかじめ登録されている内容を送信するような形になっています。
これは何ですか?
ペンギンですか?
画面をツータッチすると、かわいいキャラクターが出てきて「はーい!」って話しかけてきます。
キャラクターは2種類あって、ネコのような(?)イヌにも変えることができます。
キャラクターに例えば「ママに電話!」って声をかけると、ママとお話ができるというしくみです。
一定の距離以上離れるとアラームが鳴る「はなれたらアラーム」が搭載されていて、親と子供が離れたらアラームでお知らせしてくれる機能があります。
子供が歩きながらいじることを防止する「歩きウォッチ防止機能」がついています。
壁紙や時計の種類なども、自由に変更することができます。
通話履歴や「ママ」ボタン、通報先なんかもあります。
歩数計もついていて、目標歩数に達すると画面上でメダルを獲得できる楽しい機能がついていて、ゲーム感覚で歩数が計れます。
タイマー/ストップウォッチ機能がついていて、かけっこやドリルの計算をする時にに便利な機能がついています。
「がっこうモード」があって、学校に持って行った時に発信と着信ができない設定をすることができます。
防水・防塵・耐衝撃にも対応していていますので、子供が持つことで考えられるリスクはかなり満たされているのではないでしょうか?
実際に小学校に上がる前の次女がはめてみた
実際に、小学校に上がる直前の次女にはめてもらいました。
「ねぇねぇ、自分ひとりじゃできないよ。」
やはり1人ではめることは難しかったようでして、親が手伝わないとうまくはめることが出来ませんでした。
ボタンの位置も、1番最後のボタンから2番目という位置でして、こんなにボタンの穴って必要なのかな?というぐらいついています。
小学校2〜3年生ぐらいの子だったら、何とか1人ではめることが出来そうですが、低学年の子には難しいかもしれません。
マモリーノウォッチの気になる本体価格はいくら?
最近では残念なことに、総務省の指導によりキャッシュバックや一括0円などの販売ができなくなってきました。
もちろん、この「マモリーノウォッチ」も一括0円とはいかないようです。
その気になる販売価格は、なんと38,772円(税込)です!
メチャクチャ高いです!
この辺りの価格帯になると、「Apple Watch」にも届いちゃうような値段ですよね。
でもそこら辺は、auサイドではうまく考えられています。
「毎月割」というタイプがありまして、新規とMNPでは1,077円の36回となって実質的には0円となります。
機種変更では657円の36回払いとなっていますが、このタイプの場合は機種変更っていうのはあまりないかもしれませんね。
毎月の使用料金は特別プラン
auのキッズケータイであれば、従来「プランEシンプル+EZ WINコース」で1,043円(税別)が通常でした。
小学生以下の場合は、月額料金が12ヶ月無料になります。
「マモリーノウォッチ」の場合は特別プランとなり、月額基本使用料は998円(税別)となります。
「マモリーノ3」の料金プランと比べると、少し安いぐらいですね。
ただし、月額料金の無料プランというものはないみたいです。
この辺りは「毎月割」の有無が関係しているのでしょう。
マモリーノウォッチは、果たして「買い」なのか?
我が家では、ちょうど先月に「マモリーノ3」を契約してしまいましたので、さすがにこの時期から機種変更はしない予定です。
ですが、これから購入するとしたら「マモリーノウォッチ」もキッズケータイの候補となる方もいることでしょう。
色々総合的に考えたら、これは子供のことを考えると「買い」と言えるでしょう。
「マモリーノ3」には毎月割がありませんが、「マモリーノウォッチ」の場合は毎月割で実質ゼロ円にすることができます。
腕時計型にすることによって、首からぶら下げてブンブン振り回して壊したり、バッグの中に入れていて鳴っても気が付かないことが、おそらく軽減されます。
あとはストラップが首に巻き付いて、万が一事故になる恐れを防ぐことができます。
親としては「お金の面」でも「安全面」でも、安心して持たせることができます。
子供向けには意外とウェアラブル端末というのは、相性が良さそうな気がしますし、腕についていれば、バイブレーションや着信音で間違いなく気が付きますからね。
ただし、これから夏になると「暑いからイヤ!」って言って、はずしてしまう可能性があります。
腕時計よりは、付属のストラップをつけてリュックの肩掛け部分に付ける方がいいかもしれません。
こんなにかわいい「マモリーノウォッチ」専用のランドセルポーチもありますからね。
大人でもスマホを家に忘れることなんてしょっちゅうありますから、何とも言えない難しさがあります・・・。
Eメールもさせたいという方なら「マモリーノ3」、防犯重視で身につけさせたい方なら「マモリーノウォッチ」がいいかもしれません。
携帯も大事ですが、自立心も一緒に身につけていって欲しいです。
これから契約されるのであれば、選択肢の一つに入れてみてくださいね。
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