2016年12月20日 -PR-

子育てか仕事かどっちが優先かなんて考えてやりたい仕事を諦めない。人生で遅すぎることなんてない

先日のことですが、知り合いから教えていただいた「女性の働き方セミナー」なるものに参加してきました。

女性で独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)の方が、どうやって起業するまでかを知りたくて、興味津々で参加してくることにしたのです。

女性って結婚した後に、子育てか仕事か、どちらを優先していったらいいのか、壁にぶち当たることってありませんか?

私も20代から、ずっとフルタイムの正社員で働いてきました。

しかし、保育園時代は何とか乗り切ってきたものの、小1の壁に思いっきりぶち当たってしまい、泣く泣く退職した次第です。

「このまま子供中心の毎日で、私の人生って、終わってしまうのかな?」

在宅で働いているものの、悶々と心の中でわだかまりを持っていた時に、セミナー後にFPの方とお話をする機会をいただくことができたのです。

独立系FPの方の起業した年齢を聞いて、びっくりしたこと

働き方セミナーは、ほんと小人数で行われていて、セミナー講師の方と講演が終わってから1対1で話せる時間がありました。

独立系FPの方は、さぞかし年齢が若いんだろうなぁ?と思って年齢を聞いてみたところ、なんと私より年上の42歳です!

しかもまだお子さんが7ヶ月ということで、またまたびっくりしてしまったのです。

大学を卒業してから金融系の会社に勤めていて、ずっと営業で働いていたということですが、やはりこのまま企業の一員として埋もれてしまうことに疑問を持っていたそうです。

転機は、40歳。

営業回りをしていて出会った人と結婚をし、41歳でお子さんが生まれたそうです。

普通は女性だと「もう仕事を辞めて、家庭で。」となるじゃないですか・・。しかし、ここで旦那さんが育児休業を取得し、起業の準備を始めたのです。

さらなる上のFPの資格であるCFP、不動産系に強い宅建士の資格を取り、今まで培ってきた営業先の人達を顧客にして、見事42歳で独立系FPになったそうです。

ご自身の努力がものすごいのですが、さらに今後の働き方について、もっとタメになる話を聞いてくることができたのです。

人生は80年ではなく100年時代が来るからこそ、考えたいこと

人生80年代と言われていた時代ではもうなくなり、長生きする人が増えてきて、今の子供が大きくなる頃には、老後は100年時代になると言われています。

長生きしたいではなく、老後の生活費や働き方など、長生きリスクを真剣に考える時代がやってきているのです。

「うちの母は、60歳で定年を迎えたのですが、2〜3年で飽きてしまったのですよ。」

学校を出て必死に企業に人生を捧げて、年金がもはや65歳で満足できる額をもらえなくなる時代になっています。

一般的に老後は月23万円ぐらい必要なんて聞きますが、色んな人の相談を聞いていると、田舎暮らしでも月30万円ほどないと、ゆとりのある生活ができないそうです。

定年を無事に迎えて、悠々自適なスローライフだって言っていられるのも2〜3年が限度で、その後は「退屈だ〜!ヒマだ〜!」ってなる人が多く、アルバイトやパートに出て第2の人生を歩む人が本当に増えているのです。

「MIKIさんって、まだ39歳でしょ?お子さんがいるからと諦めるのは、早すぎるわよ。」

まだ39歳?!

もう39歳と思っていた私にとって、「まだ」という言葉が私の中でピキーン!ッと何かを変えていきました。

70歳から大学に行きだして、弁理士の資格を取り、今は年商7,000万円を稼いでいる人の話とか、色んな人生の先輩方の話を聞くことができたのです。

FPの方だけではなく、50代、60代でもずっと働き続けている女性の先輩方達に、肩をポン!と叩かれて、私ってまだまだひよっこじゃないかと・・。

ここで、私自身、子育てを理由に何もかも諦めてはいけないなぁ〜と、心の奥底から考えさせられるきっかけとなっていったのです。

離婚して、ずっと働いていなかった友人も今必死で頑張っている

今回の43歳の子育てをしながら起業して道を切り開いていった人の話を聞いて、そう言えば身近にとっても頑張っている友人の話も思い出しました。

彼女は4年生大学を卒業して、職場で知り合った5歳年上の男性と知り合って、入社1年も満たないうちに退社し、そのまま専業主婦になったのです。

高校時代からずっと見てきましたが、彼女は結構なお嬢様育ちでして、お金に困っている様子を見たことがないんですよね・・。天然系で世の中の厳しさをあまり知らない感じでした。

しかし、子供にずっと恵まれず、「なかなか子供ができないんだよねぇ。」と、悶々と悩んでいたのです。それが原因なのか、旦那さんと38歳で離婚してしまいました。

職歴もほとんどなく、38歳で独身になった彼女は、初めてこの歳で何も武器がないことに焦りだし、「私って、何やっていたんだろう?」となったのです。

そして、なんと39歳から税理士の専門学校に通い始めたのです。「私、絶対税理士になる!」って言って、ものすごい勉強を頑張っています。

38歳から頑張ろうって言っている彼女を見て、私も頑張らないとなぁ〜と。

こんなに人って逆境があると変わるのかって思うぐらい、彼女の闘志は本物でして、私もものすごい刺激を受けているのです。

世の中の先入観に惑わされていると、大切なチャンスを逃す

35歳になるともう転職なんて無理だとか、子供がいると再就職は無理だとか、60〜65歳が来ると、もう下り坂の人生で、年金をもらって細々生活とか・・。

こんなことって、世の中が作りだしている「先入観」に他なりません。

私たちは、テレビや雑誌などメディアに絶え間なくさらされていると、いつの間にか先入観に支配されて生きていってしまいます。

周りの意見の中で生きていくと、とっても疲れます。

様々な情報を得て知識としていけば強力な武器となっていきますが、情報はメリットばかりではありません。

膨大に溢れた一般的な知識は、時には先入観に変わり、生活の妨げに変わることもあります。過度な先入観は偏見や固定概念に変わり、いつの間にか悪影響になったりします。

新しいことに挑戦しよう!やりたい事を実現しよう!

こう思ったとしても、35歳以上や子育て経験しかない人は、どこも雇ってくれないなんて聞くと、挑戦なんてすることが無謀なんだ、余計なことはしないようにしようと、諦めちゃうじゃないですか?

先入観の悪影響で、新しいことに挑む勇気がなくなり、これからの人生の可能性をつぶしてしまうことだってあるのです。

正しい現実を知る機会や、大きなチャンスを逃してしまいます。

偏った人達だけで固まっていることで、もっと実は違う現実があることを知る機会が減っていってしまうのです。

可能性を広げていくため、チャンスをものにするために、周りに惑わされない心と情報選択力が必要なのです。

もっと多くの人と出会い、色んな見解や成功や失敗の経験談を聞き、自分自身の中で考え方をできるかぎりフラットにしていくことが、先入観に支配されないようになっていく秘訣なのです。

自分の心に正直になって、素直に生きていきたい

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子供がいるからやりたい事を諦めなくちゃ、もう40代だから、50代だから無理だわと、きっとこのままの私だったら嘆いていたかと思います。

「女性は子育て優先で、仕事なんてしない方が家庭は上手く回るのよ。」

果たしてそうでしょうか?先入観に支配されていませんか?

自分の心は、今のままで納得して、ワクワクした気持ちになったでしょうか?

子育て優先、仕事なんて二の次なんて言っていては、あっと言う間に人生が終わってしまいます。過ぎ去った時間は、どんなに大金をはたいても、2度と戻ってはきません。

独立系FPの方のように、私より全然小さいお子さんがいても、やりたい事をやるために突き進んでいる人の話を実際に聞くと、私なんてまだまだじゃなか〜!って思ってしまいました。

何かのせいにして諦めるなんて、1番後悔するパターンです。「諦め」を積み重ねていくと、挑戦する心がどんどん弱っていってしまいます。

本当にやりたい仕事があるにも関わらず、何も挑戦しないまま、人生のラストを迎えた時、自信と誇りを持った人生と言えるようになるでしょうか?

「あの時に諦めないで、挑戦しておけばよかった。」

「子供のせいなんかにしないで、行けばよかった。」

おそらくこのまま進んでいくと、諦めただけの穴がどんどん広がり、「後悔」という文字で埋め尽くされた心のぽっかり穴は、ますます大きくなっていくことでしょう。

人生いつまで生きるかわからないけれど、わからないからこそ挑戦する意味があります。わからない不安もありますが、わからないワクワク感がいっぱいあります。

本当にやりたい事があれば、決断と行動は早い方がいいに決まっています。1日早く行動したことで、夢の実現も1日早くなっていきます。

今回実際に実現してきた人、夢に向かって突き進んでいる人の話を聞いて、何を始めるにしても、遅すぎることなんてまったくないということがわかりました。

人生は、自分が作っていきます。

子育てか仕事のどっちが優先か、どちらが大切かなんて回答なんてありません。他の人の意見は素直に参考にはするけれど、決して振り回されてはいけません。

今の私はこれからの人生で、挑戦したいこと、諦めることだけはしたくありません。

諦めて後悔して、人生を終えるのか。
危険な道でも、やりたい事をやるのか。

今日は、もう戻ってきません。
今、1秒、1秒と戻ってきません。

自分の心に正直になって、素直に生きていきましょう。

1度きりの人生の岐路で、自分の心に耳を傾けながら、私は力強く突き進んでいきたい。

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