2015年12月30日 -PR-

人生の幸せとは何か。完璧な人間なんていないんだから、人と比較せず今の自分自身をありのままに好きになれ

人間が生きている中で、ときどき感じることって何でしょうか?

私は「人生の幸せとは何か。」ということを、ふと考えてしまう時があります。

不幸な人生より、幸せになりたいと思う気持ちは人間にとって当たり前の気持ちに変わりません。

「なんで自分は、こんなイヤなことだらけの人生なんだろう。」

自分自身に自信が持てなくて、強い劣等感の固まりで生きてきました。
今まで自分自身の人生が、とてつもなく不幸に感じながら生きてきました。

心を真っ黒に閉ざしながら生きてきましたが、考え方を変えたことでとっても明るく生きられるようになりました。

一体どんなことを考えたことで、変われるきっかけとなったのでしょうか?

容姿が美人でキレイで輝いている人がうらやましいと思っていた

やっぱり外見がステキで美人な人は、それだけでモテて周りにチヤホヤされます。

芸能人になれるほどの顔立ちで、スーツ姿がかっこ良くてさっそうと歩くような人に、私はとっても憧れを抱いていました。

私自身、子供の頃から自分が美人だともかわいいとも言われたことなんてないし、1度ぐらい言われてみたいなと思ったことが何度もあります。

美人はトクをするって、内面が大事と言いながらもやっぱり本当です。
否定したいけれど、世の中がそうなっているんだから仕方がないです。

生まれる親によってこんなにも外見が変わってくるのかな?と、親を恨んでしまったこともあります。

整形したいと思ったこともあるぐらい、コンプレックスを抱えている部分もたくさん持っていました。

過去形じゃなくて、今でもコンプレックスのカタマリであることに変わりはありません。

しかし昔の自分は、美人とかかわいいとか言われている人を、心のどこかで煮えたぎるぐらい妬んでいる自分がいました。

憧れを抱く人のモノや洋服をマネていた自分がいた

学校でも会社でも、そして芸能界などのテレビを見ても、「この人憧れだな。」と思う人のマネをしていたことがありました。

身に着けているカバンや洋服、髪型や化粧品、住んでいる所や食べているものまで、見よう見まねで同じようにすれば、きっとこの人のようになれるだろうと思っていました。

私は特に、新卒で入った時にとっても美人でパンツスーツ姿がキレイな女性の先輩に憧れていました。

先輩は正社員のSE職で年収は1,000万円もいくであろう方であるのに、私は時給1,200円の派遣社員です。

同じような生活スタイルをマネていたら、破綻してしまうことは頭の片隅でわかっていました。

でもとにかく劣等感のある自分とはさよならしたい一心で、派遣社員の少ない時給制の給料がつきてなくなってしまうほど、無理していた時代がありました。

他人と比較していることに、どんどん心が疲れ果ててきてしまった

「何だかお金が全然残ってない。生活がまったく楽しくない。」

他人と比べながら見よう見まねで生きている自分に、幸せ感などまったく感じられなくなりました。

むしろお金はどんどんなくなるし、貯金なんてまったくできないし、自分自身ってなんだろう?と疑問に思う毎日でした。

そんなある日、ほぼ同期で入った男性の先輩に、残業前にサバの味噌煮がとってもおいしいお店に一緒に行って、教えていただいたことがあります。

「他人と比較していても、まったく自分は成長しないんだよ。心が疲れるだけ。MIKIさん、最近疲れているでしょ?」

仕事でも同期の子と比べてばかり、容姿も他人と比べてばかりで、確かにヘトヘトに疲れきっていました。

幸せそうな人のマネをして、自分も幸せになろうとしていたはずなのに、実は人と比較をすることで、幸せな気持ちがどんどん不幸せな気持ちでいっぱいになっていきました。

「そうですね、比べてばかりで疲れていました。自分ってものを持たないといけないですね。」

おいしいさばの味噌煮を食べながら話して、また残業をしに会社に戻って行きました。

「もっと自分自身っていうものを、大切にして生きてみよう。」

さばの味噌煮は骨がホロホロだったけれど、キレイに澄んだ夜空を見て歩きながら、自分自身の中の太くてつかえていた骨が、スルッと取れた気分になったのです。

人と比較してもなんにもならない。
比較対象は他人じゃなくて自分だ。

もっと自分自身を大切にしようと思ったら、心がスーッと楽になったのでした。

幸せな生き方をするためには、ありのままの自分を受け入れよう

容姿にも自身がなく、親のせいで借金を背負う人生になって、なんて自分って不幸な人生なんだろうと、ずっと自分の足かせにして生きてきました。

笑顔で歩いている人がうらやましい。

完璧なほど容姿がキレイで、高そうなものを身に着けている人が心底からうらやましかったです。

でも、人と比較して憧れの人になろうしているうちに、本当の自分っていうものがわからなくなってしまいました。

自分自身以外の人になろうとしても、それは自分ではありません。

生まれも育った環境も違います。

そもそもなろうと思ったところで、中途半端な自分が出来上がってしまいます。

いくらその人のコピーのようになりたくても、完璧にその人になれるわけではありません。

でも元来、マネをして完璧になれる存在がいます。

それは「あなた自身」です。

あなたは、あなたにしかなることができません。
誰にもマネができない、完璧な人になれるのです。

そのためには、「ありのままの自分」を愛してあげることが大切です。

他人と比較して憧れをいだいてなりたいエネルギーがあるのなら、自分自身を好きになるエネルギーに変えていくことが大事です。

「自分自身がだいすきだ!」

このように言える人は、心から幸せそうな顔をしています。
完璧そうに見える人だって、実は完璧なんかじゃありません。

容姿がキレイだろうと、どんなにお金を持っていようと、人間はどこか不安なことを考えています。

人生の幸せとは何か?

完璧でもない同士が、比べてヘトヘトになって、ストレスをため込みながら優劣をつけることなのか。

「ありのままの自分」をあなた自身が好きになることが、1番幸せなことに気が付くことが大事です。

自分以外の人になりたいと思うことは、もうやめませんか?

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