有名大学を出て大企業を辞めた私が、学歴がないのに大企業を転職せずに働き続ける夫を見て思うこと

「この会社は私に合わない。」

「仕事内容がつまらない。」

私は過去に、何度転職を繰り返してきたことでしょうか?

就職氷河期で正社員になることができず、アルバイトから必死にもがき苦しんで何とか最終的には正社員になることができました。

私の出身大学や退職した会社名を公表はしておりませんが、私は誰もが聞いたことがある有名大学を出て、海外に支店を持つようなグローバルな企業に勤めておりました。

会社の規模は、資本金や従業員から考えると大企業の分類に入ります。

でも私は、結局大企業が合わなくて辞めてしまいました。

反対に夫は学歴がないのに大企業に這い上がりで転職して、もう13年以上も同じ会社でずっと働き続けています。

やはり大企業で働き続けられる人は、こういった部分が違うのではないかと思うことがあるのです。

大企業に勤めている人は、学歴が高くて気持ちが落ち着いている

私の元会社や夫の会社に勤めている人は、やっぱりなんだかんだと大企業に勤めている人は、学歴が高い人が多いです。

有名大学を出た人は、必然的にスキルが高い人という構図が、日本の会社ではいまだに根強く持ち続けているからです。

どの会社でも有名大学出身者が欲しいと思うかもしれませんが、やはり新卒求人が殺到する大企業ほど、一定の大学名でラインを切っている所が多いのが現実です。

しかし、有名大学に入ってただサークルで遊んでばかりだった人が、今は楽に大企業に入れる時代ではありません。

今の時代、企業もバカではありません。

人間的に優れているなと思う人に、大学名を聞くと「あぁ、やっぱりそうだよな。」と思うことが私は何度もありました。

学歴に誇りを持っているからこそ、人としてとっても落ち着いているんですよね。

夫は学歴がないコンプレックスを持っていますが、いじめもなく落ち着いた良識ある人間関係に恵まれているおかげで、今の会社に居続けられているのです。

夫が転職に失敗せずに成功した理由。中卒から東証1部上場企業に這い上がった夫のハングリーな人生とは

大企業でリストラされずに働き続けている人は、影で努力している

「大企業だから、オレはもう安心!」

こんな気持ちで安心しきっているような人にお金を払う人は、今後会社の存続も危ないでしょう。

「リストラ」という人員削減をしながら、生き残りをかけて戦っている企業は多くあります。

でも大企業で本当にリストラされずに生き残っている人たちは、影でムチャクチャ努力しています。

夫は何十件も開発で特許を取っていますし、朝の始業前、お昼休み、帰ってからと、人一倍努力をして勉強をしています。

ここがやっぱりリストラされずに、会社に必要とされる要素の1つなのではないかと。

私の元部長も日経新聞、工業新聞などを毎朝読んで、他企業の改善策を会議の時の議題にして、人一倍努力していました。

資格の勉強、仕事に役立つスキルを、影で淡々と磨いているからこそ居続けられるのです。

組織で働いていても、自ら発言力がある人がとても多い

組織で働いていると、上から与えられる仕事だけをやればいいやと思うかもしれません。

やはり与えられた仕事をやるほうがその仕事を終えればいいのですから、仕事としてはとっても楽です。

でも大企業で本当に有能で居続けられる人は、決して受け身の仕事をしていません。

自ら考えてプレゼンし、こうした方がいいという改善力が優れているのです。

現状に甘えることなく、新製品を出す頃には次の次のシーズンの新製品の開発に力を入れています。

私達が新製品を目にする頃には、次の時代のニーズの戦略を練っているのです。

現状のダメな部分をさらに改善するには、どうしていったらいいのか?
今の時間がかかっている工程を減らすには、どうしたらいいのか?

大企業ほど世の中に出る影響力がありますから、コケたらさらにダメージが強くなります。

責任感が、人一倍違うんですよね。

でもそれは大きな組織力があるからこそ、チームプレー力を活用して乗り切っていけるのです。

組織に所属しているから安心という気持ちが一切なく、組織を利用して自ら発信できる力、現状を変えていける力がある人が、大きな組織でも生き残っていけるのです。

時間の使い方がとてもうまく、ブログやSNSなどしていない

ブラックではなくホワイティな大企業に勤めている人って、すごい時間の使い方がうまいんですよね。

だいたい仕事を18〜19時には終わらせて、プライベートの時間は人脈を広げるために使っていたり、ジムに行ったりと、自分を磨く時間に多くを充てています。

子育て中の人は夜なんて一人の時間に使えないですから、早朝出勤して早めに仕事を片付けて、パパでも保育園にお迎え行ったり、夕食作っていたり・・・。

時間が余ったからネットやゲームで遊ぼうかなとか、LINEなどSNSにはまってないんですよね。

私の夫も、ブログやSNSなんて毎日やっているヒマなんてないよ、資格や仕事の勉強しなくちゃと。

ネットで堕落している私からしたら、そこの思考がすごいなと・・・。

収入は分散した方がいいなんて聞きますが、そうではなく本業に100%力を入れているのです。

副業に力を入れちゃっている人って、本業にどこか不満があるんじゃないですか?

私がそうだったので、本業100%に力を注げる人ってすごいなぁと。

もしいまの会社がコケても、会社なんて無数にありますから、スキルがあればどこかが拾ってくれるに違いありません。

自分に自信がありますから、不安な気持ちがないんですよ。

時間の使い方をうまく使って、ムダな時間と必要な時間を使い分けられる力がいつもすごいなと感じています。

給料額や待遇に満足。ネット上に口コミがあまり出てこない

「もう会社がつらい、仕事がイヤだ。さぁ、転職しよう。」

こういった言葉って、転職サイトがよく使っています。

これっておわかりですよね?

転職サイトを経由して転職して欲しいから、こういったキャッチコピーを使って転職を誘っているのです。

でも本当に今の仕事に満足している人って、実は社会を見渡すとたくさんいて、本当に現状満足している人の口コミなんて、そう簡単にネット上には出てきません。

大企業ならではの高い給料、高待遇に満足しているから、ネットになんて文句を書き込まないんですよ。

しかも大企業でネットで悪口なんて書いていたら、速攻見つかってクビです。

実際に夫の会社で某巨大掲示板に書き込んでいるのがバレて、クビになりましたからね。

リアルがとっても充実している人は、ネットなんて見ないし興味がない。

これは本当に事実かもしれません。

毎日コツコツと積み重ねることに喜びを感じる人が多い

たしかに大企業って、任せてもらえる仕事が部分的ですから、やりがいを感じられることが少ないかもしれません。

でも大きな組織の中で日々平凡な仕事でも、平凡かどうかなんて関係ありません。

大切なことは、平凡な仕事でも長く続けられるかどうかが大事なのです。

1つ1つの石を積み上げていけば、立派なお城が出来上がるじゃないですか?

スキルも職歴も、毎日積み重ねていけば大きな結果に変わっていけるのです。

大企業で働いている人は、コツコツと平凡なことでもやり遂げることに長けていて、昇給や昇進に大きな喜びを感じる人が多いですね。

上司との付き合い方もうまい人は、どんどん上に上がっていきます。

仕事において平凡かどうかではなく、平凡なことでも長く続けられるかどうかも大切な要素なのです。

1つのことを長く続けられることも、すばらしい才能

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私のようになんとか頑張って有名大学を出て大企業に入っても、辞めてしまったのはやっぱり大企業にいられる才能がないんですよね。

飽きっぽいし、自分の意見の主張が激しいので上司と対立してしまうんです。

何のために有名大学にお金をかけていったのかと、今でも悲しくなってしまいます。

私みたいに会社の組織からはずれてしまった人から見ると、1つの組織にずっと居続けられることも大事なスキルであると感じます。

確かに大企業にいると、好きな仕事ができなかったり、無理やり転勤や出張に行かされてイヤになることもたくさんあります。

それでも辞めていないのは、大企業にいるメリットの方が大きいからです。

中小企業から大企業に転職した夫が大規模リストラと海外出張と戦いながらも、今の会社を辞めない理由

長く続けることって、誰でもできそうなことですが実際は誰でもできません。

「同じ繰り返しでつまらないし、刺激が足りない。」

どんなに楽しい仕事でも、毎日繰り返し言われたことだけをしていると、つまらなくなるしイヤにもなります。

「このままの人生でいいのだろうか。転職した方がいいのだろうか。」

人って同じことを長く続けることができなくて、先のことが不安になって心配になって、辞めていってしまうのです。

どんな仕事にも、不満がない仕事なんてありません。

大企業に不満や不安を感じることなく、地味に没頭できることも1つのすばらしい才能です。

人がもっとも苦手としていることをできる人なんだという、自信を持ちましょう。

1つの会社に居られる自分自身を、たくさん褒めてあげましょう。

私も組織に適応できる能力が欲しかったので、組織に居続けられる人が心底うらやましいです。

才能とは継続する情熱のことである。

モーパッサン(フランスの作家)

継続する力を確かな才能に変えていける力が、その分野において誰にも負けない能力に育っていくのです。

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