2015年3月26日 -PR-

退職による恐怖や不安と戦う私。慣れた環境を離れ、自分で選んだ道なら間違いないという確信を持つ

会社員を辞める事について書いたのはつい最近です。でも実は、会社員の退職を決めたのはもう半年以上も前です。

会社員を辞める準備を、私は着々と進めてきました。自分の本能の赴くままに、兼業生活を続けてきました。

今年の3月に吹っ切れて、開業届を出すまでになりました。

もう悩みに悩んで出した結論です。

もうキレイさっぱり悩みも不安もないと思いますか?

いやいや、そんなことはまったくないです。むしろ反対に恐怖と不安で戦う毎日です。

安定収入が途切れるというお金の心配

会社員のメリットは、決まった定期収入です。仕事に行ってその時間を過ごせば、決められた収入が入ります。

半年頑張れば、ボーナスという臨時収入もあります。辞めたらボーナス時期に楽しみがなくなってしまいます。

これから下手したら収入がゼロ円になるかもしれない。住宅ローンが払えなくなってしまうかもしれない。

それ以上にかわいい子供達に、無理を強いることになるかもしれない。

お金の不安は、人生への不安につながります。自由を得る事は不自由の始まりであると実感させられます。

毎日行くところ、会う人がいなくなるという不安

毎日の満員電車、知らない人とのぶつかり合いで、毎日通勤することはとてもストレスだらけです。

イヤな人とも仕事をしなければならない、精神的なつらさもありますが、良いところは毎日行くところがある安心感です。

「毎日自分自身を、空気のように受け入れてくれる所がある。」

これは組織に属しているメリットと言えるでしょう。

すごいイヤな人もいれば良い人もいます。良き人と関われば良き影響をもたらします。

これらの良きメリットがなくなる不安は、とっても大きいです。

自由に行ける楽しさもあり、不安もある。関係の煩わしさがなくなるけれど、寂しい面もある。

いわゆるないものねだりですね。
子供みたいな心境になります。

不安な本日、嬉しく元気になることもあった

でも本日、とってもうれしい電話をいただきました。

アメリカ赴任中の先輩からです。

「MIKIさんは、ほんと色々と会社に貢献してくれたからね。」

「落ち着いたら本気で戻ってきなよ。冗談じゃなくてさ。」

こんな風に真剣に言われたことが、私はとっても嬉しかったです。

先輩は海外赴任が決まった時、奥さんが仕事を辞めてついてきてくれたそうです。

やはりこの決断は、本気で良かったとおっしゃっていました。奥さんがいなかったら、自分がダメになっていたそうです。

子育ては時間ではないと思いますが、やはり接するに比例して愛情も深まるとは感じています。

「決断してその道を信じて、ひたすら歩むことも大切なことだな。」

エピソードを聞いて、心の中がポカポカした日となりました。

失うものもあるけれど、得られるものもある

慣れた職場環境。
慣れた人間関係。

10年間居た場所を失う不安は、非常に計り知れないですが、不安と引き換えに得られるものもあると思います。

学校行事に参加出来る時間。
家事や買い物に行ける時間。
家の中を片付ける時間。

今まで作ることが出来なかった時間を、たくさん作ることが出来るようになります。

サッカー大会、調理実習、保育や授業参観など、有給休暇が足りなくて泣く泣く行くことが出来ませんでした。

これからは子供の行事に参加したりすることが、実はとても楽しみで仕方がありません。

料理もワンパターン化していました。買いっぱなしの料理本をひっくり返して、色んな料理に挑戦していきたいです。

後は家の中のゴミ山を整理して、オフハウスで売ってきたいです。家の中のムダなものを排除して、すっきりした家にしたいです。

色んなやりきれてないものが、たくさん見つかってきました。これからの事考えたら、実はとてもワクワクしてきました。

自分で選んだ道なら間違いないと確信を持つ

先人の方達は、一体どうやって不安を払拭していったのでしょうか?このような恐怖や不安は、やはり同じようにあったのでしょうか?

きっと色んな葛藤を乗り越えて、自分の道を手探り状態で進んでいったのかもしれません。

誰に何を言われようとも、自分で決めた道ですし、この先失敗してもすべての責任は自分にあります。

でもいつまでも不安になっていては、まったく前に進めません。

「やっていけるだろうか?」ではないです。「やっていけるぜ!」に変えていくべきですね。

言葉の最後を変えるだけで、こんなにもポジティブになれます。言葉の力って、本当に威力があるなと考えさせれます。

自分で選んだ道だから間違いない。
もっと自信を持って歩いていこう。

これが一家の大黒柱だったら、もっと不安かもしれません。

数年前までは夫を支える立場だったのに、もう私が大黒柱じゃなくても良くなったのでしょうか・・?

がむしゃらに働き過ぎた人生でしたので、ちょっとだけでいいからゆっくりしたいです。

これが本音です。

この状況を作ってくれた夫に、大変感謝したいです。夫が心の病から回復してくれたことに感謝したいです。

そしてお世話になった会社にも、心から感謝したいです。

人生にムダなことなんてないと思います。色んな道を歩いてきた事が、今につながっていると感じています。

ほんと心から書くことが大好きなのですね。
書いているとあっと言う間に時間が過ぎます。

会社では「あと3時間もある!」とか言っているんですけれどね。

24時間寝なくて良かったら、ずっと書いていそうです、私・・・。

書いていたら、不安や恐怖がどんどん和らいできました。自分の心の中を見えるようにすることって大事ですね。

あまり深く考え過ぎないところが、私の良さかもしれません(笑)

この人生には解決法なんてないんだ。あるのはただ、前進していく力だけだ。その力を創造しなければならない。そうすれば解決策などひとりでに生まれてくる。

サン・テグジュペリ 「夜間飛行 (新潮文庫)」

やるべきことが見つかったのだから、前を向いていくだけでいいかな?

不安になって、後ろを振り向いている場合ではないはずです。

前を向いて進んで行ったら、解決策が見つかってくるはずです。自分自身がイキイキとしていたら、それが見つかった答えなのです

幸せなんて目に見えないじゃないか。
幸せなんて目に見えないからいいのだ。

不安や恐怖を感じている時間がもったいないです。

もっと自分に自信を持って、私はひたすら前に突き進んでいこう。

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